甲子温泉・北温泉

2002/04/06

Drive&Touring Reportメインへ

<<戻る

ポケナビミニを装着

ポケナビミニをイナズマに装着したところ。

出発前・GPS受信機を装着

 1ヶ月ほどツーリングに出ていない。ようやく週末に暇がとれ、なおかつ天気が良くなりそうだ。

 目的地は甲子温泉にしよう。温泉ガイドブックで見たひなびた雰囲気が良い。

 今回のツーリングの前に、GPS受信機ポケナビミニ用のバイク用ブラケットとパソコンとのデータ通信ケーブルを買っておいた。GPS受信機自体は2年前から持っていたのだが、パソコンとの連携が取れなかったことと、バイクに直接装着できなかったことで余り活用できなかった。GPS受信機ではどこをいつどんな速度で走ったか記録が取れるのだ。今回は使い倒してみる。

 まず、その成果が下の地図。今回の東北自動車道白川インターを下りてから、甲子温泉に行き、北温泉に入って、那須インターに入るまでのルート。

 これはGPS受信機のログを元に、カシミール3Dという地図ソフトと、山旅倶楽部の地図データサービスを使って作成したものだ。

今回のルート

今回のルート

新座〜東北自動車道〜白川IC

 10時10分に新座を出て、R254〜外環と走るが、それほどの渋滞もなく、スムーズに走ることができる。空は薄く雲がかかっていて、爽快な青空の下走るというわけにはいかなかったが、太陽の光はちゃんと射し込んでいて、暖かい中走ることができた。しかし、ウエアは冬用で丁度良く、革パンツの下のハイテクタイツも過剰な装備ということはなく、これも丁度いい具合だ。

 佐野SA近くになると、山が見えてくるが、山が所々白くなっている。何かと思ってよく見ると桜だった。東京では3月中に散ってしまった桜も、この辺ではまだ咲いているらしい。佐野近辺の山々は桜の白、新緑の黄緑、そして枯れ木の茶色が斑模様になって、不思議な色合いになっていた。

 佐野SAで丁度昼になったので、ソースカツ丼を食べる。バイク駐輪場で、VFR乗りのおっさんに「写真撮ってやろうか」と言われたので甘えて写真を撮ってもらう。それが右の写真。

 佐野SAを出発してGPSに目をやると、表示が消えている。電池切れか?早速次の都賀西方PAで確認。電池の残量表示に問題がないため、電源を入れ直して再出発。

 出発してすぐGPSの画面を見ると、もう消えている。電池の残量表示がどうも信用ならないようなので、次のSAで電池を交換することにする。

 上河内SAでGPSの電池を交換し、白川インター目指して出発。よく考えてみたら、高速を走ったときのログなんか取っても最高速がわかって面白いだけなので、今後は高速下りる直前の休憩の時にGPSの電源を入れることにする。

 白川インターを下りると、甲子温泉に向かうにはR289を西に向かわないと行けないのだが、インター出てすぐのR4からどうやってR289に行ったらいいのかよくわからない。今回持ってきたツーリングマップル関東甲信越には丁度白川直前までしか載っていないのだ。GPS受信機はカーナビと違って、どちらへ向かったらいいかは直線の方角しか教えてくれない。

 適当に標識に従って走り、なんとかR289に乗り、標識に「甲子」と書かれている方角に走って、遠回りはしたがなんとか甲子方面へのルートに乗ることができた(だから今回掲載した「今回のルート」で白河市街地を遠回りして走っている)。

佐野SA
佐野SAにて

都賀西方PAの桜
都賀西方PAにて。桜まだまだ咲いています。

R289〜甲子温泉・・・冬季閉鎖中なんて(;_;)

 R289に乗ってしまえば、あとはひたすら真っ直ぐ。甲子温泉はR289の行き止まりの所にある。

 今日は4/6だが、まだ山では残雪があるだろう。甲子温泉は標高1000メートルオーバーの所にあるが、今年は暖かいので、路面の凍結はないだろう。実際、道に何カ所か有る温度計には17度という表示。全然大丈夫そうだ。

 途中、展望台があったので、写真を撮る。良い眺めだが、ちょっと霞んじゃっているなあ。

 新甲子温泉が見えてきた。そろそろ甲子温泉だ・・・・。と思っていたら通行止め。甲子温泉はトンネルと旧道どちらからも行けるので、トンネルの方が通行止めなのかと思ったら、旧道の方も通行止め。良く通行止めの案内を読むと、「冬季閉鎖中」!なんと、もう4月、路面完全にドライの状態でも閉鎖中で、甲子温泉に行くことができない!

甲子温泉方面駐車止め。

 仕方なく撤退。那須甲子道路を走り、当初は時間が有れば行く予定だった北温泉を目標とすることとする。

新甲子温泉手前からの眺め
新甲子温泉手前で東方を眺める

甲子温泉手前で引き返した軌跡
甲子温泉を目前に撤退。まだ冬季閉鎖だったなんて。

那須甲子道路

 那須甲子道路を使って北温泉に向かう。この道路は有料道路で、バイク930円というかなり高い有料道路だ。

 入り口で料金を払い、走り出すと、かなり爽快。オフシーズンだからか、全然車が走っていない。アップダウンが多く、コーナーも多い楽しいワインディングをマイペースで走ることができた。走った道をカシミール3Dで書いてみると次の通り。手前が甲子で、向こう側が那須方面。

那須甲子道路を走った軌跡

 那須甲子道路を出ると、那須岳、茶臼岳方面への分岐。ここから先がまた有料道路、那須高原有料道路で260円取られる。しかし、ここを通らないと北温泉に行けないので、仕方なく通る。

那須高原有料道路

那須甲子道路
那須甲子道路

那須甲子道路からの景色
那須甲子道路途中の駐車場からは下界がぶぅあ〜〜〜っと見下ろせる。

北温泉周辺のルート

北温泉へのルート

北温泉

 ボルケーノハイウエイの途中、旭温泉・北温泉への分岐の看板があるので、それに従って細い脇道に入る。北温泉へはここから1キロちょっと。

 途中旭温泉が左手に見えるが、どう見ても廃墟にしか見えない荒れっぷり、潰れているんだろうか?

 旭温泉を過ぎてすぐに駐車場があって行き止まり。北温泉はこの駐車場から歩いて行かなければいけない。

北温泉への入り口

 ここから先はかなりきつい下りの道を歩かなければならない。道は崖にそってできていて、石ころサイズの落石が転がっている。

 しばらく歩いて視界が開けると、谷底に北温泉が見える。手前にはプールがあって子供たちが遊んでいる。このプールは丸ごと温泉のようだ。混浴だが親たちは水着を付けているので、尻焼温泉みたいに裸で入れる温泉プールという訳にはいかないような雰囲気だ。

 どこがフロントかちょっとわかりにくい雰囲気だったが、とにかくまっすぐずんずん進んで、ドアを開けたらそこがフロントだった。ばあちゃんと猫が迎えてくれた。建物自体古く、凄いレトロな雰囲気。昭和天皇・皇后の写真が飾ってあり、日露戦争時代の記念品が館内あちこちに飾ってある。

 料金は700円、タオルは付かない。混浴の内湯と男女別の露天があり、どちらにも入れる。さっきの混浴温泉プールにも入れるし、女性専用の内湯もあるようだ。

北温泉
北温泉

天狗の湯

 この北温泉は大きな天狗の面が見守るこの天狗の湯で有名だ。天狗の湯に向かうと、それは廊下から丸見えでそこにあった。女性はかなり入りにくい。湯船のすぐ横に脱衣所があり、洗い場など無い。そもそもこの温泉はアルカリ性で石鹸が効かないらしい。

 誰も入っていないので、本当にここ入って良いのか不安になったが、脱衣所が有るんだら良いんだろう。

 じゃあじゃあ源泉が流れ出ていて、飲泉もできる。廊下側の壁が腰の高さまでしか無く、廊下から風呂が丸見えで、なおかつその廊下自体屋根がかかっているだけみたいな廊下なので、セミ露天風呂みたいな感じ。

 この天狗の湯の奥に打たせ湯もある。こちらには裸のままサンダル履いて歩いていく。打たせ湯から外見たら、崖から湯が滝になって落ちてきている。良い雰囲気だなあ。

 天狗の湯に戻り、しばらく浸かっていると、アベックが通りがかった。結果2組通りがかって、入らなかったのが1組、男だけ入ったのが1組。知らない男が入っている前で堂々と彼女を裸にする男はいなかったか。

 一人湯船に入ってきて、貸し切り状態じゃなくなったので、露天の方に行く。

天狗の湯
天狗の湯

男女別露天風呂

 天狗の湯は崖の方にあるが、こちらの男女別露天風呂は渓流の方にある。この露天風呂は最近できたようで、建物自体が新しい。更衣室も清潔、木の香りがぷんと漂っている。

 この露天風呂にも名前が付いているんだけど、忘れた。男女別になっている更衣室で着替え、湯船の方にはいると、そこには右の写真のようなワイルドな風景が広がっていた。ただし、渓流に砂防ダムがあるのがちょっと興ざめだなあ。もっとも、この砂防ダムが無ければこの露天風呂は大雨の度に流されているかもしれない。

 こちらにも誰もいなくて貸し切り状態。旅館の中には誰も以内というわけではなく、結構賑わっているような雰囲気だったのだけど、泊まり客ばかりで、風呂だけ入りにくる奴が少ないということなんだろうか。

 湯船に入ってびっくり。滑る滑る。ひっくり返りそうになった。湯船のそこにびっしり苔がむしていて、立って前に進めないほど滑る。これはキケンだ。私なんかこういう状態は別に何とも思わないけど、清潔好きの最近の人は苦手な人多いかもね。べつに皇室好きの旅館だからといって、湯船の底にまで苔をむさせることはないだろう。

 しばらく入り、お約束の仁王立ちも決めて、風呂を出た。結局こちらには誰も入ってこなかったが、女湯の方からは声が結構聞こえてきたので、女性は混浴を嫌ってこちらの露天に入りにくるのだろう。

 ロビーでしばらく休んで汗が引くのを待つ。猫がのんびりうろついている。猫には専用の席があるようで、若い女性客があやして遊んでいた。

 旅館を出て駐車場までの坂を登ったが、これがえらく疲れる。駐車場に着く頃にはぜえぜえ息が切れていた。

男女別露天風呂
男女別露天風呂

帰途

 那須高原有料道路の出口で料金を払い、殺生岩を眺めながら那須を抜け、那須インターまで真っ直ぐ走る。

 那須近辺は看板の色を規制しているのか、セブンイレブンなどは落ち着いた色合いの看板にしているが、そういう努力は良いんだけど、看板の数が多い。なんといっても別荘の宣伝看板がうるさすぎる。他にもレストランやテーマパークの看板が一杯出ていて、景色を台無しにしている。どうにかならないものか。

 那須インターから高速に乗り、あとはひたすら走って帰宅だ。途中、ブロイラーを満載したトラックの後ろをずっと走る羽目になり、終始羽根を浴びながら走った。

 帰宅は8時。走行距離は420キロ、日帰りにしては長いツーリングだった。

<<掲示板へ

<<Drive & Toruring Reportメインへ

<<戻る