日光湯元温泉寺
ツーリング雑誌に「日光にあまり知られていないが温泉寺というのがある」,という読者投稿が載っていたため,その温泉寺に行ってみることにする。
R120から日光湯元への分岐に入り,ホテル・旅館街の中にあるかなり大きい駐車場にバイクを停め,温泉寺を目指す。
はっきり言って温泉寺ってのがどこにあるか知らない。案内板くらいあるだろうと思い,案内に沿って歩き,結構きつい石段を登り,汗だくで辿り着いたのは・・・温泉神社だった。くそ。温泉寺が目標だ。何間違えているやら。
もう一度バイクのところに戻り,案内板をよく見ると温泉寺は日光湯元の入り口から一番奥にあることがわかった。もう一度バイクを動かすのも面倒なので,歩いて向かう。結構疲れながら温泉寺に辿り着く。
到着3時。終わっていたらどうしよう,と思ったが,まだまだ入湯可能なようだ。なんと幸運なことに,風呂から人が皆上がった後だった。温泉独り占めだ〜〜〜。入浴料500円だが,面白いことに,これはお布施扱いらしい。
さっそく浴室へ。ここは混浴ではなく男女別。更衣室と浴室は別れている。木造で雰囲気はなかなか良い。浴室はあまり大きくなく,湯船も3人で満杯になりそうだ。洗い場もあるのでここで体を洗おうとすれば洗えるが,ちびた石鹸がある程度なので,温泉成分を体に付けてそのまま帰るのが良いだろう。
露天風呂はなく,この湯船一つなので眺めを楽しむ温泉ではないが,お湯は最高に良い。入るときに受付のおばさんから「熱すぎるかもしれないよ」と言われていたが,適温で最高だった。体伸ばせるだけ伸ばしてお湯に浸かったり,簀の子の上で涼んだり,十分楽しむことができた。
お湯から上がった後は入り口付近の休憩所でお茶とせんべいを味わって,心地よいそよ風で火照った体を冷まし,温泉の臭いを漂わせながらバイクのもとへ。
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