大山一周・皆生温泉
2004/05/23
出発前
岡山から日帰りでいける限界の場所，北ならば鳥取県だろう。丁度良い観光地はないか探してみると，大山が良さそうだ。また，近くには皆生温泉がある。米子の奥座敷と呼ばれるこの温泉にも入ってみよう。
11時出発。空はやや曇っていたが，しばらく走ると素晴らしい青空が広がってきた。
今回のルート（クリックすると大きな地図が出ます）
蒜山大山スカイライン
岡山道〜中国道〜米子道と走り，蒜山インターで降りる。ここから県道114号線，蒜山大山スカイラインを北上だ。
スキー場らしき場所や，ホテルの前の芝生の広場などで，晴天の下，皆とても気持ちよさそうに遊んだり寝たりしている。
この道路はそんなに強烈なカーブが続くコースではないので，のんびり走ることができる。
鬼女台の展望台で休憩。ここは人気がある場所らしく，自動車は入りきれずに行列を作っているくらいだった。実際素晴らしい展望が開けていた。
鬼女台を出て，さらに北上。大山にだんだん近づきながら標高を上げる。
蒜山大山スカイライン
県道45号線
県道114号線が県道45号線にぶつかった地点で県道45号線を西に進む。県道45号線はかなりカーブがきつい道で，場所によってはヘアピンの連続がある。かなりいい練習になる，面白いコースだ。ただし，少し疲れる。
文珠堂を越えたあたりから道路の様子が変わり，深い森の中をなだらかにカーブしながら走る道になる。桝水高原スキー場を越えたあたりで，大山放牧場方面に向かう。すると，ストレートの先に海が見えた。これをしばらく走ると，大山まきばみるくの里だ。
大山周辺
県道45号（大山南麓から北を眺める）
大山まきばみるくの里
大山まきばみるくの里は県営大山放牧場の中に作られた観光施設だ。ここのソフトクリームが旨いという評判を聞いてやってきた。ここで昼食と同時にソフトクリームを食べる予定だ。
バイクを停めてレストランに向かう。ソフトクリームコーナーとレストランは別だったが，ソフトクリームコーナーには凄い行列ができていた。ソフトは後回しにして，まずレストランで昼食をとることにする。
レストランも20分位待たないと入れないくらい混雑していた。レストランではママスアンドパパスを注文。牛乳と牛肉にこだわった作り。なかなか旨い。十分満足。
レストランを出て，ソフトクリームコーナーに向かうが，行列は短くなっていない。仕方なく並ぶ。しかし，ソフトを食べて行列に納得。濃厚な味わい，文句なしに旨い。
外には芝生の広場があるが，この広場からは海まで見える。振り返れば大山だ。随分と良い場所を見つけたものだ。芝生の上にしばらく仰向けに寝転がる。
この施設は放牧場の中にあるので，牛がすぐ近くにいる。駐車場から出て，道路を渡ると牛が牧草地の上にゴロゴロ寝ている。観光客にも慣れているのか，近づいてきて自分の頭を触らせている。
大山まきばみるくの里
大山放牧場からの大山の眺め
県道158号線〜大山一周
大山まきばみるくの里を出て，県道158号に入り，大山一周に向かう。しかし，大山寺でミスコース。県道158号線をまっすぐ行ってしまった。しかし，このミスコースして走った道，森の中の直線道路で実に気持ちよく走ることができた。
大山寺まで引き返して，県道30号に入る。最初はかなり心細い道だが，しばらくするとスキー場の真ん中を突っ切る快走路に変わる。しばらく走って香取展望PAで休憩。
その後県道34号線に入るが，この道がえらく心細い道で，林道と区別が付かない位で，一度道なりに走っていたら間違って林道方面に入ってしまった位だ。
心細い県道34号線をようやく抜け，県道44号線に入る。ここから先は比較的ゆとりを持って走ることができる道だ。県道45号に入り，これで大山一周だ。あまり大山一周しようという観光客はいないのか，道路がきちんと整備されていなかったのは意外だった。
県道34号〜県道44号
県道45号線で。沢には水が見えないが，雨が降ると土砂で道路が覆われてしまうようだ。
皆生温泉
大山を離れ，国道181号線に出て，皆生温泉を目指す。米子市街地を突っ切ることになるが，標識や看板に沿って走れば間違いなくたどり着ける。
皆生温泉は海の近くに広がるかなり広い温泉街だ。しかし，いきなり大きなお城のようなホテルが廃墟になっていてびびる。
ツーリングマップルで紹介されているオーシャンという温泉ランドに入ることにする。海岸近くなのでお湯はややしょっぱい。お湯はややぬるめか。内湯と露天があるが，海の近くにありながらも，海が見えるわけでなく，眺めは良くない。しかし，広い露天風呂で足をのばしてゆったりくつろぐことができる。
休憩所でしばらく休み，火照った体をさまし，外に出ると素晴らしい夕焼けだった。
オーシャン
帰途
米子から高速一気走りで自宅22時到着。総走行距離405キロ。日帰りとしては丁度良い距離だった。