ヤビツ峠～相模湖～奥多摩ツーリング
2005/08/07
近いからかなかなか行かない場所，それが神奈川県の山間部。
おそらくバイクでは初めての訪問。東名自動車道を走り，秦野中井から県道70号を北上し，ヤビツ峠を越え，宮ヶ瀬湖，相模湖と走り最後は奥多摩を走りました。
昼過ぎ出発。バイクを動かそうとするとエンジンがかからない。３週間以上動かしていないからしょうがないのか。セルスタート補助付きのバッテリー充電器の力を借りて何とか始動。
さすがにこの季節はメッシュジャケットでも暑すぎ。風がドライヤーの温風のようだ。
渋滞を嫌って首都高速から東名に向かうが，首都高速が渋滞していて，時間的にも距離的にも意味がなかった可能性が。
東名高速は順調。秦野中井で降りて北上。県道70号に入る。徐々に狭く，急な上り坂になる道。バイクにはちょうど良い。自転車で下りてくる人多数。
菜の花台展望台で湘南方面を見る。確かに眺望は開けているのだけど，ゴチャッと固まった市街地と霞の向こうに薄く見える海岸線だけではいまいち感動が薄かった。
ヤビツ峠で一休みするも，この峠自体は特にドラマチックなものではなく，駐車場と売店があるだけ。眺望が開けているわけではない。
その後森の中の下り坂をひたすら下る。道は狭く，ブラインドコーナー多数。その中をタンデムしたトラッカーにぶち抜かれる。あいつらコーナーの先が怖くないのか？
路上には車が多数駐車しており，道路と平行して流れる川で水遊びをする人多数。
宮ヶ瀬湖が見えてきたが，駐輪するスペースを行き過ぎてしまい，結局なにもしないままそのまま通過してしまった。
宮ヶ瀬湖の後は退屈な県道64号，R413,412を通り相模湖に到着。正直水が汚い湖だが，それなりに人はいた。ただし，売店などは時間が止まっているような雰囲気。
相模湖を後にし中央高速藤野PA付近から県道522号，県道33号を北上，甲武トンネルを越えて奥多摩周遊道路へ。ここは走り屋のメッカ。猛スピードで走ってくるレプリカや峠仕様四輪に道を譲りつつ，自分のペースで峠道を楽しむが，さすがにワンボックスにぶち抜かれて置いて行かれたのにはショックだった。
青梅街道を東京方面に走ると次第に周囲が暗くなり，青梅市街では真っ暗に。しかし，青梅市街に入った途端に気温がぐっと上がったのには驚いた。やはりヒートアイランド現象？
総走行距離271キロ。高速が片道だけだったので，この位がちょうど良い距離だろう。