伊豆内陸部ツーリング
2007/08/05
出発前久々に晴れた週末。しかし，起床時間が正午近く。それでも行かなければ。伊豆の内陸部を走ろう。
出発12時半。
西伊豆スカイライン
東名高速を沼津までかっとばし，R414を経由して内浦へ。渋滞は標準的。
空は晴れているが，なんとなく霞がかかったような雰囲気で，澄み切った青空ではない。
古宇あたりから県道127に入る。この道は，最初はかなり狭いが，改良工事が進んでいるらしく広く，途中からカーブが緩い高速ワインディングに変化する。気持ちよくグイグイと登っていける。
しかし，徐々に天候が変化し，霧が出始めた。Ｒ18に合流したあたりではそれほどでもなかったが，戸田峠を越えて伊豆スカイラインに入った後は霧で視界が遮られ，全く景色が見えないばかりか，進行方向すらまともに見えない状況になった。
前に来たときもこんな状態だったが，この霧は多分雲であり，雲がかかりやすい場所なんだろう。
天城トンネル
伊豆スカイラインを越えてＲ136を東に。Ｒ414に合流して南下。天城峠旧道を目指す。
天城峠旧道に入っていくと，ツーリング雑誌ではオンロードバイクＯＫと書かれているダートが，実際には結構キツい轍が付いた油断ならないダートであることを思い知らされる。
道は鬱蒼とした森の中で，日が射し込まず暗い。旧天城トンネルに到着するも，暗すぎて写真撮影に難儀する。
旧天城トンネルは車一台だけ通れる幅の狭いトンネルで，中は真っ暗。慎重に出口の光を目指し進む。夜は来たくないなあ。
伊東西伊豆線
県道59号伊東西伊豆線に入って東に進もうとするも，なかなかこの道の入口が見つからない。２回通り過ぎて，３回目でようやく発見。
ホントにこれが県道かよ，と思えるほどの生活道路チックな狭路から始まり，狭い1.5車線が続くクネクネ道が始まった。
しかし，この狭さとカーブの多さはバイクにはこれでちょうど良いくらいで，楽しく走ることができた。
伊豆スカイライン
伊東西伊豆線から伊豆スカイラインに入る。暗くなっていく景色を見ながら長い伊豆スカイラインを走りきった。
しかし，その後待っていたのは強烈な霧だった。 ５メートル先くらいまでしか見えない。しかもシールドに水滴が付くから視界が更に悪くなる。箱根新道に入って標高を下げて，ようやく霧地獄から解放された。
帰途
試練は霧だけではなかった。箱根新道から小田原厚木道路に入り，東名高速を目指していると，前方で何か光った。雷だ。そして，それは私の進行方向で何度も光った。降るなよ，降るなよ，という願いもむなしく大粒の雨が降り出し，東名手前で渋滞している中では合羽に着替えるわけにもいかず，ひたすら濡れながら走ったのであった。
総走行距離380キロ。標準的なツーリングだった。しかし，晴れた西伊豆スカイラインをまだ走れていないのには悔いが残る。次こそは。