最後に…。 名前: y-guitar [2007/10/24,01:02:48] No.605
皆さん今晩は。
この掲示板の終了も間近ですので、これを私の「ZARD追悼ライヴ掲示板」への最後の書き込みにしたいと思います。
最後は主旨から逸れた私的なお話になりますこと大変申し訳ありません。どうかお許しください。
そして最後に、皆さん「ZARD追悼ライヴ掲示板」では本当に助けて頂きました。どうも有難うございました。

今日10月23日、慶応病院に今年2回目の検診に行ってきました。秋晴れでカラッとしたすがすがしい秋の空気でしたね。気持ち良かったです。
私は2005年4月に耳下腺腫瘍の摘出手術をしまして、再発予防のため2006年から年2回慶応病院の耳鼻咽喉科に通っています。
今年は4月に1回目の検診に行っていました。泉水さんの訃報後に全容を初めて知り、4月に泉水さんが同じ慶応病院に入院していたこと、
私は2004年冬から通い始め、その度に通っていたあのスロープの前。あの日以降、とても複雑なやりきれない思いを胸にしました。
私の通う耳鼻咽喉科は2階で外来の待合フロアが婦人科と同じ場所でした。今日はそこで2時間半も待たされたのですが、
待っている間、もしかしたらここで泉水さんと一緒になった日があったかもしれないなぁとか、色々な想いを巡らせていました。
まあ、泉水さんほどのビッグアーティストが待合フロアで待つということはあるわけないですけどねぇ。

音楽葬の日、午後3時半頃泉水さんにお別れを言った後、目と鼻の先の、私としては行き慣れたこの病院に足を運んでしまいました。
この目で確かめたかったのです。その時はその場の横にガードマンが一人立っていて、その前には沢山の献花が置かれていました。
私と同じような音楽葬の後に訪れたとみられる若い男性が一人、喪服でしゃがみこんでうつむき泣いていました。
私は何故こんな場所で?という気持ちで、とても命を落とせるような場所には全く思えませんでした。

今日はその音楽葬以来でしたが、その場所は何事もなかったように今まで通りの病院の単なる片隅でしかない感じで、相変わらず車が止まっていました。
ただ、前回献花が置かれていたスロープ脇はパンジーや色とりどりのカワイイ花が咲いた、とても小さな手作りの花壇になっていました。
きっと病院側の配慮なのでしょうが、少し悲しい気持ちになりました。
私は、この場所には泉水さんがいるわけでもなく、命を落とした場所でもない、単なるそのきっかけになった場所にしか思っていません。
だからそこで手を合わせるとかいう気にはなりません。音楽葬の日、私はあの青い空いっぱいに泉水さんの微笑む笑顔を確かに見ていました。
だからこれからも、ここへ来るたびに、この場所を通るたび私は泉水さんを偲んで空を見上げることと思います。
>> 無題 名前: KEN [2007/10/24,02:20:57] No.606
y-guiterさん、サウンド掲示版の方でMFMの件にてお世話になったものです。

y-guiterさんの投稿を読んだら、泉水さんの「死」をあらためて思い出し、大変、悲しくなりました。
自分も7/2に慶応病院のスローブを確認しに行きました。しばらくそこでぼんやり泉水さんのことを考えてました…。
仰向けで倒れた泉水さんは、最後に「空」を見たのかな・・とか、ぼんやりと・・。

多くの人は、あんな低いところから落ちて致命傷になるのかと不信に思ってますが、
自分の経験上、後ろ向きに頭部から倒れた場合、1mくらいの高さからでも、相当な衝撃を頭部に受けます。
前向きに足から飛び降りるなら、3mはたいしたことありませんが、みんな錯覚してると思います・・。
頭部からしかも後ろ向きですと、3mであれば間違いなく多大なダメージを頭部に負います。コンクリートであれば、なおさらです・・。人に肩車をしてもらえば、なんとなくわかります…。

余談でした・・。すみません。

自分も音楽葬には夕方から参席し、最後までいました。最後の合唱は涙で眼頭が熱くなりましたよ。
先日の追悼ライブにも行きました。「グロリアスマインド」が悲しくて、泉水さんのことを思うと涙がこぼれて止まりませんでした。

y-guiterさん、無理せずにお体にご留意ください。自分は、3月に山王病院で声帯肉
芽種の手術をし少しの間入院してました。声も出せず、しばらく話せませんでした。今も、月1で検診に行ってます。
泉水さんやy-guiterさんの苦痛に比べたら全くですが、多少は病気の辛さも解ってるつもりです。

どうかご自愛ください・・。
>> 永遠の坂井泉水…。 名前: LIZA [2007/10/24,17:44:06] No.607
管理人Tandoさまをはじめとして、こちらのスレッドの皆さま、本当にありがとうございました。
こちらのZARD Familyの皆さまとこのような形で会話することで、私自身どれだけ救われたことか…。
本当にお礼の申し上げようもありません。

y-guitarさんのお気持ち、とてもよく分かります。
私もビーイング鳥居坂ビルの献花のとき、今まで経験したことのない淋しさでいっぱいでした。
ちょうど六本木ロアビルの前あたりで降り始めた雨が、東洋英和のあたりで本格的な土砂降りとなり、「泉水さんが泣いている…。」と、そのときは思いました…。

事前にフラワーショップで白い薔薇の花束(一本の茎から複数の花が咲いている珍しい薔薇なんです)をアレンジしてもらいました。
「プレゼントですねー。差し上げる相手の方はどのような…。」
「いえ、相手の方は…。もう…。」
とても親切な接客が、このときばかりは悲しかったです…。

5月28日以降、メチャクチャ気は動転していたのですが、泉水さんがいらっしゃらないという現実感があまりにも無くて、この時期は妙な冷静さもありました。
でも、記帳は何を書いたのかあまり憶えていません…。
今思えば、もっと書きたいことがたくさんあったのに。

会場と献花台は、まるで空気が凍りついたような重い静寂さでした…。
あれだけの弔問者がいるのに、全員無言です。
でも皮肉なものですよね。あんなに好きだったARTIST FILEのカメラ目線写真が、泉水さんの「遺影」になってしまうなんて…。

私も音楽葬の帰り、青山一丁目を経由して「あの場所」に行ってしまいました。
2度目でした…。
何かの雑誌で見てショックだったのは、「顔をかばうようにして仰向けに倒れ…。」という文章です。
ああ、泉水さん、貴女って方は最後まで…。

改めて、坂井泉水さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
>> コメント有難うございます。 名前: y-guitar [2007/10/26,01:44:35] No.609
K E Nさん
何か悲しい気持ちにさせてしまったようですみません。やはり同じ気持ちでK E Nさんも訪れていたのですね。
現在は私は至って普通な状態ですが。でも術後5年までの予防検診で、2009年4月までは半年ごとに通いますので、
行けばたとえ忘れていたとしても、(ありえませんが!) その度に思い返してしまうと思います。
お気遣いどうも有難うございます。K E Nさんも手術されたばかりで、まだまだ本調子ではないとお察ししますが
ノドの方もお大事にしてくださいネ!
P.S. MFM10月号、手に入って良かったですね!また、よろしくお願いします。

LIZAさん
いつも有難うございます。弔問記帳の頃は、堪え難い気持ちの頂点でしたね。会場の空気は本当にこの上ない重さだったことでしょう。
LIZAさんが駆けつけられた時の頃の気持ちを私も思い出しました。
私は六本木の献花に行こうとしたのですが仕事の都合でどうしても行けなくて、そんな時に音楽葬が発表されて少しは救われました。
音楽葬の日に、LIZAさんもあの場所に行かれていたのですね。かなりの方が来ているかも知れないと予想しつつ向かったのですが、
意外に私が訪れた時には数人しかいませんでした。LIZAさんとスレ違いになっていたのですね。あの日はとてもとても暑い日でしたね。
その暑さが記憶と共に、今も体に刻まれています。
>> 無題 名前: miyu [2007/10/30,10:24:27] No.610
http://blog.goo.ne.jp/cuatrogats/e/e2af7572b1a56d2b715bf2c194a39dfc

以前、本掲示板のほうに紹介されていたブログです。
2001年の病気療養中の出来事のようですが、この記事によると泉水さんは普通の患者さんと同じように診察を受けていたみたいです。
受付での泉水さんの様子は「きっと忘れない」162ページの退場する方向を間違えてしまったエピソードを彷彿とさせて、とても微笑ましいですネ。
>> あの微笑みを忘れないで…。 名前: LIZA [2007/10/30,18:50:49] No.611
miyuさん、はじめまして。こんばんは。
いつも本家の方では楽しく拝読してマス。

実はこのブログ探してたんですよー。
以前に本家で見たのに保存する間もなく流れてしまって…。
泉水さまの意外なひょうきんキャラが伝わってきて、とても微笑ましい気持ちになりマス。
でも、泉水さまご自身はおつらかったのでしょうね…。(涙)

情報どうもありがとうございました。
またよろしくお願いしますね。
>> ありがとうございます。 名前: y-guitar [2007/10/30,21:14:12] No.612
miyuさん、こんばんは。
そういえば本家で紹介されていたのを見た記憶がありました。
泉水さんの数ある可愛いらしいエピソードは涙していても微笑んでしまいますよね。このブログのお話の泉水さんもとても可愛らしいです。

泉水さんはスタジオに電車で通っていたぐらいですから、一般の人と変わらぬ日常生活を心がけていた方だと思います。
たぶん、いつも出来るだけ特別扱いされるのを避けて廻りの人達に迷惑などかからないように、心配りをされていたことでしょう。
あの病院なんですが、著名な方が沢山かかるところなので泉水さんが一般患者扱いにと望んだとしても、
実際はマスコミ対策的にはかなり危険なので、病院側で一般と違う対応をしたのではないかと思っていますが…。
でも、2006年4月以前にもこの病院に通院していたとしたら、その頃であれば、
あの待合で泉水さんがお母さんと一緒に待っていたことがあったかも知れませんね…。

あの病院の耳鼻咽喉科の受付は2Fのフロア総合受付で確か婦人科も一緒です。受付の前には長イス等は無く、奥の診察室前に耳鼻科と婦人科の
待合がかなり広いスペースで並んでおり、耳鼻科は看護士さんに呼ばれるのですが、婦人科はマイクアナウンスで呼ばれ診察室に入ります。
そんなことから、たぶん教えていただいたブログの方の病院はきっと違う病院ではないかと思います。
泉水さんは手術以前の治療はどのようにされていたのでしょうかね。少し気になりますが…。どうも有難うございました。
>> 言われてみると・・・ 名前: miyu [2007/10/31,10:09:10] No.613
LIZAさん、y-guitarさん、こんにちは!
そうですね、待合室で待っていると普通は名前を呼ばれますよね。
ブログ主の方の病院も芸能人の場合は病院のSPが・・・と書かれているので、大きい病院なのだと思います。私は大学が世田谷にあったので当時は病院での芸能人目撃談などもチラホラ聞いていたのですが、いまはどこも個人情報の扱いは気を使っているでしょうね。

婦人科系の病気持ちとしては「きっと忘れない」に書かれている範囲では腑に落ちない点も色々あるのですが、情報が少ないのは「そっとしておいて欲しい」というメッセージなのかなと最近では思うようにしています。
>> そうですね。 名前: y-guitar [2007/10/31,20:44:05] No.614
miyuさん、どうもです!
やはり、私も通院中に日本ロック界大御所の○○やつ○ろしさんをお見かけしましたよ。(笑)
病院は不特定多数の人が集まるところですから、有名人が通院していたらスグ噂が広がってしまうでしょうね。
miyuさんも泉水さんと同じように苦しまれていたのですね。女性にしかわからない事なので私には本当はかりかねます。
よく泉水さんの病気についての話題が取りざたされますが、私は詳しい病状などはあまり知りたいとは思いません。
“きっと忘れない”では幾つもの病名が書かれてたので、2001年以降病院にちゃんと行かれていたのかとかが気になりました。
あの、2004ライブの頃も決して体調が良くなかったということですから、治療はあまりしていなかったのかな?とか…。
やはり、miyuさんもきっと同じ気持ちで、あまり他人に知られたくない事だと思いますので、
今となっては、泉水さんについての詳しい病状とかは探らないで欲しいと思っていますよ。
お身体大事にしてくださいね。また、よろしくお願いします!
>> もう少しだけ・・・ 名前: miyu [2007/11/01,11:15:34] No.615
y-guitarさん、こんにちは。
お心遣い頂いてありがとうございます。私は昨年、慶応病院に程近い病院で泉水さんより少し早く手術して今はすっかり元気に過ごしています。
どうもあの本が出てから病気に対する理解が深まるというより、誤解が広がっているような気がしてならないのでもう少し書かせて下さい。

>あの、2004ライブの頃も決して体調が良くなかったということですから、治療はあまりしていなかったのかな?とか…。

私もそのあたりはすごく疑問に思いました。
私も毎月痛みの強い日には市販薬では効かず、夜も眠れないので病院の処方薬を使っているのですが、医療の力を借りて健康な人と変わらないペースで生活出来ています。
体調不安を抱えた人ほど普通は病院に行きたくなると思うのですけど・・・

本には2000年以降、泉水さんが抱えていた3つの病気が上げられていましたが、どれも困った症状がなければ経過観察して特に治療する必要のないものなんです。
病気と体調不良の因果関係がはっきり書かれていないので、どの病気が悪さをしていたのかも分からないし・・・どんな不調に悩まされていたのかも分かりません。

良性の婦人科系の病気のおおまかな治療のステップとしては
日常生活に支障があれば、まず薬で症状を抑える→それでもダメなら外科手術で病巣を除去、となります。子宮や卵巣が残っている限り再発する事もありますが、病巣部がなくなればひとまず元気になれます。

入院中、私と同じ日に手術した人も泉水さんと同じ3つの病気を同時に抱えていましたが、手術の1ヵ月後には自転車で外回りする仕事に復帰していました。
これらの病気が原因で1年以上も休業せざるを得なくなるのは、かなりのレアケースだと思いますが・・・詳細が書かれていないのでなんとも言えません。

最も首をかしげてしまったのは228ページの後半部分です。
「足が遠のきがちだったのは事実だろう」故人の名誉の為にもそんな事を憶測で書くべきじゃないと思いましたし、
確かに病院に行く事は誰にとっても楽しい事ではないかもしれませんが、「よほどの状態でない限り・・・女性なら誰もが同感のはずだ」はないでしょ、とも思いました。
1年以上も活動停止したりライブが出来なくなりそうになったりした経験があるのですから、病院に行かないでいたら大変な事になるのは本人が一番よく分かっているはずなんですが・・・

次のページでは泉水さんが精神力で体調不良を乗り切っていた、と思わせるようなまとめ方をしているのですが、これを読んだ若い女性が真似をしたら・・・と心配になりました。
もっともこの本は医師の監修もないようですし、執筆者の人が限られた情報の中で悪戦苦闘しながら書いている様子が窺われるので、編集者を責めるのは酷かもしれません。

取りとめのない文章を長々と書いてしまい、申し訳ありませんでした。
そんな訳で読むほどに色々と疑問が湧いてくるので、私個人としては「泉水さんはこの7年ほど体調が悪い中で活動を続けてきた」という事実だけ胸に留めておこう、と思うに至りました。
男性ファンも多い事ですし、症状や治療について詳しく書かなかったのはそのあたりを配慮しての事かもしれませんね。
私もy-guitarさんの順調なご回復を祈っています。お大事に・・・
>> こんなに愛しても。 名前: y-guitar [2007/11/02,03:58:58] No.618
miyuさん、こんばんは。
貴重なご本人による体験でのお話をしていただき、ありがとうございます。よく分かりましたよ。
婦人科系の病気はmiyuさんのおっしゃるようなプロセスで治療されていくのだと理解できました。

泉水さんの病気については“きっと忘れない”で知ることが出来ましたが、当然詳細には触れられていませんので
あらゆるファンの方が本当の事を知りたがったと思います。2001年頃の休業期から今年の5/27迄には、
泉水さんにとっては、さぞかし辛い闘病生活が続いていたのだと想像するのですが、
泉水さんの事細かな生活を知った訳でもないので、治療をどうしていたかは私達には分かりません。
miyuさんがおっしゃるように2004年ライブの頃の体調不良についてはどうだったのかも分かりませんよね。
前回レスで「治療はあまりしていなかったのかな…?」と書きましたが、今思えば泉水さんは非常に責任感の強い方だと
側近サイドも言われてる事から、音楽そしてファンに対してはしっかり応えるべく万全を期して臨んでいたのではないかと思います。
きっとライブ前には通院とか投薬はちゃんとして、プロとして私達ファンの為に体調を整えてライブに臨んだのではないでしょうか?
しかし、それでも思うように改善できなかった時があったんだと思います。

そして、いろんなファンが色々憶測でこのことについて言われていますが、
ひとつ私達と大きく違うことが。それは泉水さんはこれだけ多くのファンを抱えたプロクリエイターだという事だと思います。
私達には全く想像を絶するトップクリエイターならではのプレッシャーやストレスがかなりあるはずで、
一般的に私達が普通に感じる“こういうはずでは?”みたいなものに当てはまらない事が沢山あると私は思っています。
泉水さんはとてもシャイで繊細な感性の持ち主だったことからも、和をかけて、そんなことが泉水さんに
肉体的・精神的ダメージをより与えたのではないか?と想像してしまいます。
だから今は、ライブの頃は体調がなかなか良くならなかったのではないかと勝手に思っているんですが…。

“きっと忘れない”は亡くなってから2カ月半で出版されていますから、その時点で確認できる資料・証言等を元に突貫で執筆されたのでしょうね。
まとめ方から執筆者の泉水さんへのイメージとスタッフ回顧録を軸に書かれていますので、
miyuさんのおっしゃるように、泉水さん自身以外の事については正確な検証とかされていないと思いますよ。
でも早かったですよね、出版が…。私はどちらかといえばそっち系の仕事なので、このタイミングで8/15に出すという事は
入稿までは本当大忙しの徹夜三昧だったのではと大変さをお察ししてしまいます。(笑) 

泉水さんが亡くなられてから、今まで表に出なかった情報が一気に出始めて、色々な話題が今もあちこちで論争を呼んだりしていますね。
亡くなられてからもこんなに話題を呼んだ人は他にはあまり居ませんよね。16年間もの長いベールに覆われていたから仕方ないのでしょうが。
私が唯一知りたかったのは“揺れる想い”の頃からなんですが、音楽制作をどのようにして創っているのかを詳しく知りたかった事ですね。
その点では5/28以降、色々な情報が出てきて少しづつ分かってきました。でも、生きている内に知りたかったですよね。

泉水さん亡き後に、どうこう言っても真実なんて誰も知らないのですから、色々言ってみても全く不毛の論議でしかありませんよね。
その後には何も残りません。それでも、泉水さんが生前にどんなだったか?とかZARDの前はこうだった、とか見たりも知ったりもしますが
そういう音楽から離れた事については気にしていませんし、事実であっても無くても“ZARD坂井泉水”の大ファンであることに
気持ちが揺らぐ事など全くありません。ましてエンターテインメントで生きる人に対して、リアリティを求めるのはナンセンスだと思っています。
それは“坂井泉水”はこの地球(世界)の中から選ばれた、私達に夢を与える人だからですよね。
今までの16年間、世に出されたZARDだけで自分の中に“ZARD”を造り上げてきたのですから、こんなに強い想いは他に無いでしょう。
昔からのZARDファンはそういう方がほとんどではないでしょうか?
もし、今も泉水さんが生きていれば今頃ようやくニューアルバムが出て(内々で今年の2nd ツアーは中止になったのでは?)嬉しい反面、
「今回、長かったね〜。ホントのんびり屋さんなんだからぁ!」ときっとブツブツ言ったでしょうね。(笑)
また長々と書いてしまいました。申し訳ありませんでした。
miyuさんお気遣いありがとうございます。私はほぼ完治ですので!miyuさんの方こそ術後1年経つかどうかという時期ですから、
くれぐれもお身体お大事にしてくださいね。ありがとうございました。
>> 息を止めたアルバムには・・・ 名前: miyu [2007/11/02,11:38:05] No.619
>私達には全く想像を絶するトップクリエイターならではのプレッシャーやストレスがかなりあるはずで、
>一般的に私達が普通に感じる“こういうはずでは?”みたいなものに当てはまらない事が沢山あると私は思っています。

そうですね・・・本によると泉水さんは昨年4月に倒れて6月まで手術前にもおよそ2ヶ月入院していたそうです。
ガンそのものは手術によって85%完治すると言われたそうなので、まだ子宮頸部に留まっていて、全身状態を悪くするような段階ではなかったと思うのですが、素人には窺い知れない長年の疲労の蓄積があったのかもしれませんね。

>でも早かったですよね、出版が…。私はどちらかといえばそっち系の仕事なので、このタイミングで8/15に出すという事は
>入稿までは本当大忙しの徹夜三昧だったのではと大変さをお察ししてしまいます。(笑)

葉山たけしさんもブログで「超忙しい時にインタビューをばたばたと受けたので発売日までは知らなかった。」と書かれていましたね。(笑)

昨日、本を読み返していて気付いた事が一つあって、226ページ「promised you」から1年半リリースが途切れてしまう、と書かれていて廃盤になったと言われている「時間の翼」については触れられていませんでした。
おそらく泉水さんは「promised you」リリース直後には療養生活に入ってしまって、「時間の翼」の制作にはその後関わる事が出来なかったのでしょうね。廃盤もやむなし、という事情がなんとなく分かりました。

>ましてエンターテインメントで生きる人に対して、リアリティを求めるのはナンセンスだと思っています。

私も本掲示板のほうの投稿を見ていると、泉水さんは亡くなられてからもエンターテイナーとして生きているのだ、という事を感じさせられます。
クローズアップ現代の放送があった時ZARDが「励ましソング」として扱われていた事に色々と反発があったのですが、あちらを見ているとむしろ皆さんは「励まし」よりもっと強いもの、例えば「救い」を求めているんじゃないだろうか、と思いました。

泉水さん本人が救われていないと、ファンも救われません。
だから亡くなった事や病気についての話題が出るといつも大荒れになってしまうのだと思います。
それは泉水さんと同年代の女性としてはちょっぴり残念な事ですけど、私の主人も私の手術が決まった時は本人よりひどく落ち込んでしまい大変だったので、その気持ちもよくわかるんですよ・・・。

有名人の私生活(特に闘病に関すること)をどこまで明らかにするのかは、難しいものなのだと思います。
中途半端に情報公開するとかえって混乱を招きますし、泉水さんも生前は病気の事は明かしませんでした。
ただもう一つあの本に反論したいのは「通院していたにも関わらず、ガンが発見される事はなかった」という下りです。
通院しているだけではいくら医師でも早期発見は不可能で、定期的にガン検診を受けていたかどうかが問題なんですけど・・・子宮頚ガン検診は簡単な方法で直接細胞を採取出来る数少ないガン検診なので、女性の皆さんは「病院に行っててもダメじゃん」と思わずに、年に一度は検診に行って欲しいですね。

ああ、今日もこんな長文の書き込みをしてしまってすみませんでした。
おわびに違う話題での置き土産です。

泉水さんは事故の起きる前日、映画「約束」の主題歌を歌う事を楽しみにしていたそうです。

「約束」の主題歌、Jessica Folkerの「Goodbye」
http://www.youtube.com/watch?v=ix9xHQ4hvsk
「Goodbye」歌詞
http://www.actionext.com/names_j/jessica_folker_lyrics/goodbye.html

映画の内容はヤクザと女医さんの恋物語のようです。
歌詞はとっても悲しいけど、素敵な曲ですね・・・
>> お土産ありがとうございます。 名前: y-guitar [2007/11/03,02:20:03] No.620
miyuさん、またまた今晩は。
主題歌にデュエットでのオファーがあった映画ですね。悲しい歌詞ですが、曲も切なくてなんかイメージが重なって胸にジーンときました。
泉水さんが歌っていたらと思うと…。(曲は違うのでしょうけど)
今までのお話からmiyuさんは女性ファンの中でもかなりコアなファンの方のようにお見受けしました。
女性ファン視点からのお話しを聞かせていただいてナルホド!と思います。また体験者としての意見には非常に説得力がありますね。

AL「時間の翼」は泉水さんにとってはあまり本意ではなかったのでしょうね。今回の状況を置き換えてみると、
もし泉水さんが生きていて休業中であったら「グロリアスマインド」が未完成で、それ以前にシングルが5〜6曲でもあれば
「時間の翼」のようにニューアルバムが組まれていたパターンだったかも知れませんね。

私も「励ましソング」という括りで総括していたことには違うと思っていました。ファンによっては色々な受け取り方があり、
励ましであったり、癒しであったり、憧れや崇拝だったりZARDファンは多様ですね。
しかし、ZARDを聴くことによって無意識に気持ちが癒されるということは共通するものではないかと思います。

>「励まし」よりもっと強いもの、例えば「救い」を求めているんじゃないだろうか、と思いました。
なるほどと思いました。考えてみると実際、私自身も潜在的にこの「救い」を求めているのではないかと思いました。
生前はあまり意識しなかった事が、亡くなられた事でより強く感じられます。今もこの掲示板でこうやってお話しさせて頂いていること自体、
この世に泉水さんがいない事に、自分自身の泉水さんへの想いの「拠り所」や「救い」を求めているような気がしています。

>泉水さん本人が救われていないと、ファンも救われません。
ご主人のお話を含め本当にそうだと思いました。ファンだからこそ中傷などは聞きたくはありませんし、こと泉水さん自身の病気や亡くなるまでの憶測は
あまり目にしたくはありませんね。しかし中傷や誤解など聞けば、反論したくなるし怒りたくもなります。私もそういった事を目にした時は
反論したいと思った時もありましたが、着地点の無い議論になっていくので静観してしまいます。
それとは別に、見ていて議論以前の問題もかなりあるようですし。言葉選びとか言い回しとかも難しいですよね。

>ただもう一つあの本に反論したいのは「通院していたにも関わらず、ガンが発見される事はなかった」という下りです。
 通院しているだけではいくら医師でも早期発見は不可能で、定期的にガン検診を受けていたかどうかが問題なんですけど・・・
そうですね。こういった所からどんどん誤解が生まれていってしまう事でしょうし、miyuさんのおっしゃる通り間違った情報が一人歩きして
結果、同じような病気を患った女性も皆同様に誤解されるような事にも。病気に対しては本当正しい知識が必要だと思います。
今回、婦人病についてはもっと正しい情報がオープンになって、多くの女性が辛い病気を早く克服できる社会になればといいなと思いました。
そういえば最近、子宮頸癌の放射線治療が可能になったと出たばかりですね。もう少し早くこの技術が確立されていれば、
泉水さんも身体にあまり負担をかけずに治療できたのではないかと…。今となっては少しばかり無念ですね。

miyuさんのおかげで、この病気についての事を少し理解出来て良かったと思っています。お付き合い頂き本当に有難うございました。

※閉店時間になってもなかなか帰らない客に「もう閉店なのに困った客だ!」と奥から睨んでいるマスターの“Tandoさん”ゴメンナサイ!
>> おはようございます 名前: miyu [2007/11/03,09:42:55] No.621
y-guitarさん、いつも丁寧なレスをありがとうございます。

>泉水さんが歌っていたらと思うと…。(曲は違うのでしょうけど)

あっ、そうですよね!日本で公開するにあたり別の曲を用意したのかもしれませんよね。
全然そんな事考えていませんでした・・・(大汗)。

>しかし中傷や誤解など聞けば、反論したくなるし怒りたくもなります。

そうなんですよ。私は自分自身が治療するにあたり、色々調べましたので、煽り投稿は静観出来るのですが、誤った情報を書き込んでいる人を見ると我慢が出来ずに何度かコメントを入れた事があります。
でも一部それすら受け入れ難い状況というのもあって、虚しい気持ちもしました。
だから病気に関する投稿を禁止にした管理人さんのご判断は今の状況では正しいと思います。
ライブの収益金が婦人科のガン研究に寄付されるそうですが、掲示板上で妄想をぶつけ合っていても現在進行形で闘病している人、これから闘病する人のためになりませんから・・・理解への道程は長いです。

ホントにこれではこの掲示板が締められませんね。
管理人さんにも申し訳ありませんでした。
そろそろ退出いたしましょうか・・・
>> 坂井泉水さんへ 名前: Lenon [2007/11/12,22:52:52] No.622
最後に私も少し宜しいでしょうか。
ZARDの曲と出会ってからもう16年ぐらいになるのでしょうか。
はっきり言って記憶がおぼろになるぐらい昔のような気がします。
最近、あの頃の事ばかりが脳裏をよぎります。
あの頃は本当に楽しい事ばかりでしたね。
泉水さんを初めて見たのも、あのTVの生放送番組でした。
あの頃は新しい発見ばかりでした。
生涯かけて聴いていこう、あの時そう決めました。
だから今日まで聴いて来れたんですよね。それは、これからもなんら変わりは有りませんよ。
今想えば、私はあの頃の泉水さんの面影を今までずっと追い求めていたのかもしれませんね。
だから、さよならは言いません。いや、言えないのかもしれません。
いつかまた、別の時代でお会い出来ることがあるかもしれませんから。

最後に管理人Tandoさん、此処にお集まりの皆さん、私の個人的な書き込みで申し訳有りません。
 
ー2007年11月12日ー


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