みなさま、こんばんは。ものすごく久し振りになりますが、投稿をさせていただきます。

昨日、渋谷公会堂で行われた、スクリーン・ハーモニー公演、2公演とも参加してきました。まずは、今年もこうしてスクリーン・ハーモニーを開催していただいた、Beingさんに感謝したいと思います。内容については、人それぞれ違った感想をお持ちになられたかとは思います。「今年も泉水さんの姿を見ることができて感激した」とか、「今年も開催してくれたのはありがたいが、内容はいまいちだった」とか、「見慣れた映像の寄せ集めばかりでつまらなかった」とか。おそらく、大半の方々は、未公開の映像を期待されていたのではと思いますが、まあ中には、命日のこの日にスクリーンの泉水さんに精一杯の気持ちを送りたいという純粋な目的で足を運ばれた方も多くいらっしゃることだと思います。

ZARDのファンも温度差はまちまちでしょう。「ZARDも好きだけど、他にも好きなアーティストはたくさんいる」とか、「ZARDが一番好き、坂井泉水さんの替りはどこにもいない、これからもずーっとZARDを聴き続けるよ！」とか、「昔はよくZARDを聴いていたけど、今現在は別のアーティストに夢中になっていて、でもZARDイベントがあるときは足を運ぶ」など、様々でないでしょうか？また、坂井さんが去られてから今現在に至るまで、結構長い年月が流れており、皆それぞれ、生活環境、関心事、考え方、体の調子などいろいろと変化があったことだと思います。世の中は目まぐるしく動き、街も姿を変えていきます、今回の上演内容に、撮影地が取り上げられていましたが、当時とは姿を変えてしまった所もあり、まさしくその通りでした

ZARDの代表作の一つに『永遠』がありますが、永遠という言葉はすばらしいですが、実際にこの世には永遠に変わらぬ物など何一つ存在しないのが正解でしょう。あの当時の衝撃と悲しみは、もう今はどこにも残ってはいないことでしょう、人の気持ちもだんだんと薄らいでいくのが普通でしょう。そういったことをふまえて、今回の公演に臨みましたが、それでも、いざ会場にたどり着くと、たくさんの方が集まっていて、いまでもこんなにたくさんのファンがいるんだなぁと、私の先入観が吹っ飛んでしまいました。ちょっとうれしい気持ちでした。上演内容については、見慣れた映像が大半でしたが(実は、朝出発前に保存してあるZARDの動画ファイル数本をパソコンで観ていたのでしたが、なんと同じものが上演されて、あれっ？これ朝も観たな、といった感じでした）でも、スクリーンの坂井さんを観ているうちに、亡くなった友達との再会のような錯覚に陥ってしまい、心の中で必死に坂井さんに話しかけていました。

「坂井さん、お久しぶりですね！約束通り、今日ここにやって来ましたよ」「今日はがんばって歌ってくださいね！」と、時折現れる坂井さんの笑顔にこちらも笑顔になってしまい、込み上げてきてしまい、何度も涙がジワリになってしまいました(でも悲しいとかそういう気持ちは全然なく、感激のせいでした)こうしてバーチャル空間での坂井さんとの再会、コンサートは終わりに近づきました、さすがに２公演立て続けに観ると疲れてきてしまい、少し眠気も催ししたりしましたが、エンディングシーンの

「まだまだ走り続けます　泉水」

のメッセージ文字とオルゴールメロディーに触発されて、最後にまた込み上げてしまい、また涙がジワリ、

「坂井さん、これからも一緒に走り続けましょう！」

と心の中でささやき、その場で余韻に浸っていましたが、だんだん人が帰っていき、スタッフの方が、「まもなく場内の清掃を行いますので、ご退場願います」との声にやもなく会場を後にしました。

今現在、こちらのサイトの掲示板はほとんど書き込みもされておらず、また、サイト自体を覗く人も、ほとんどいなくなったかと思いますが、ちょっとこの場をお借りしてメッセージを書かせていただきます。いつか偶然こちらを覗く機会に目にされれば幸いです。

かつて、こちらへ書き込みされていた方々、閲覧されていた方々へ

「今、お元気にお過ごしでしょうか？相変わらずZARDを聴かれていらっしゃいますでしょうか?　みなさんが、どうか、お幸せに過ごされていることを願います」

また、ほんのわずかですが、会場でお会いできた方達、
「また来年もお目にかかれるとよいですね、お元気で！」