谷口君のハイキングレポート <陣馬高原〜高尾山>
2002年5月5日

[タイムスケジュール]

 

 7:00 自宅出発

 8:00 京王八王子駅着

 8:15 陣馬高原下行き臨時バス乗車

 9:00 陣馬高原下着

 9:50 和田峠着

10:00 陣馬山着 約20分休息・富士山がきれいだったので写真撮影

      茶店のおばさん曰く「今日は春にしては珍しく富士山がきれい

      に見えるけど5月の連休にこれほどきれいに見えるのは滅多に

      ないよ」とのこと

10:20 陣馬山出発

11:00 明王峠着

12:00 景信山着 約20分休息・昼食

12:20 景信山出発

13:00 小仏峠着

13:20〜13:30 一丁平通過

13:50 紅葉台着 トイレ休息

14:00 高尾山頂 大勢の人でごったがえす。まるで渋谷駅前みたいでした。

14:10〜15:00 稲荷山コースを取り下山

15:10 高尾山口駅着

 

ほとんど6時間ずっと歩き通しだったのでさすがに疲れました。

 

 以下、詳細レポート(今回は写真なし)

 

 ・5月5日、朝6時過ぎに目が覚める。外はいい天気である。

  ラジオの天気予報も好天を告げているし暑くなるようなことを

  言っているので、ここはひとつ山に行こうと思い立ち、昨夜の

  「アドマチック天国」で紹介されていた「高尾山」のハイキン

  グに決めて、ハイキング地図をバッグに押し込み6時50分こ

  ろ自宅を出発する。稲田堤駅前のセブンイレブンでおにぎりと

  お茶を購入し準備完了である。

 

 ・京王線で調布まで出て京王八王子行きの快速に乗る。7時55分

  京王八王子駅到着。バス乗り場に行くと8時9分の「陣馬高原」

  行きが有る。並んでいるとチケットを売る若い女性が来たので

  陣馬高原行きを1枚購入する。700円。バスが来たので乗り

  込もうとすると整理員が「陣馬高原下直通の臨時便はこの後す

  ぐです」と言うので乗車を見送って次のバスを待つ。8時15分

  臨時便が到着する。さっそく乗り込む。始発なので座ることが

  出来た。

 

 ・バスに揺られること45分、午前9時丁度に「陣馬高原下」に

  到着する。トイレに行ってから歩き始める。休日なので結構沢

  山のハイカーのグループが三々五々歩いている。途中小さな男

  の子を連れた家族連れを追い越したが、この子が「行きたくな

  い」とぐずっていた。「陣馬高原下」から「陣馬高原」までの

  登りは地図を見ると約1時間とある。子供にはきついだろうな

  と思いながらひとりポチポチと歩いていく。

 

 ・陣馬高原下の休息所に9時50分到着する。一息入れてから最

  後の登りを歩く。午前10時丁度に陣馬高原に到着する。視界

  が開けた真正面に富士山が雄姿を現す。格好の被写体を得たの

  でカメラを取り出し撮っていると茶店のおばさんが近くで写真

  を撮っていた人に「きょうは珍しく富士山が見えるけど、5月

  にこんなに綺麗に富士山が見えることは滅多にないんですよ。

  昨日も春霞でぜんぜん見えなかった」と言っているのを耳にす

  る。どうやら今日はラッキーらしい。富士山の北へ目を移すと

  南アルプスの山々が見えている。赤石岳のようで有るが他はわ

  からない。茶店の叔母さんが「赤石岳と荒沢岳だね」と教えて

  くれた。

 

 ・一休みして10時20分ころ明王峠への道を歩き出す。木の間

  越しに富士山が見え隠れするがだんだんと霞がかかってくる。

  所々で花を見かけるが群落とはほど遠い。写真はとりあえず

  見合わせる。

 

 ・尾根筋を歩くこと30分程度で明王峠の標識がある地点に到着

  する。ガイドには「茶店有り」と記述があるが見あたらないの

  で小休止の後そのまま歩き続けると10分程度で明王峠の茶店

  が現れた。年輩のハイカー達が小人数で休息をとっている。

  ここでもちょっと写真を撮ってからそのまま歩き始める。

 

 ・12時ちょうどに景信山に到着。休息所は沢山のハイカーで混

  雑している。端の方のベンチに腰掛けて昼食とする。頂上写真

  展をやっていたので少し見学する。昭和初期のころの山頂の写

  真などもあり、なかなか興味深いものがあった。

 

 ・12時20分、昼食を終えて一息ついたので次の目的地「小仏

  峠」へ向かう。この当たりからアップ・ダウンが少なくなり

  ハイキングに絶好のロケーションとなる。サクランボが目に付

  くので桜の木だとわかる。野鳥もたくさんいていろんな鳴き声

  が聞こえるが私には種類の特定ができない。こればかりは図鑑

  を見ていてもわからないので今後の課題とする。

 

 ・13時ちょうどに小仏峠に到着する。中央高速が見下ろせるが

  連休のラッシュで登り方向が大混雑しているのが見える。手前

  からずっと先まで延々と続いているが、少しずつ動いているの

  でまだマシかも知れない。ドライバーの心境を思いやりながら

  一休みしてから高尾山への道を歩き始める。

 

 ・この当たりから桜の木が目立ち始める。地図を見るとどうやら

  「一丁平」と呼ぶあたりらしいことがわかった。途中でランニ

  ングをしている人とすれ違う。とてもまねできないので羨望の

  まなざしで見送る。この方々は30分ほど経って逆方向に追い

  抜かれてしまった。

 

 ・13時50分、紅葉台に到着。トイレ休憩とする。トイレの蛇

  口が壊れていて強く押さえていないと水が出ない。山の上で水

  道の水が出ること自体ありがたいことであるが、これでは使い

  勝手が悪すぎる。私の後の方も四苦八苦していたのでとりあえ

  ず「強く押さえないと出ないですよ」と助言する。

 

 ・14時ちょうど、高尾山山頂に到着する。なんとまあ沢山の人

  でごった返している。まるで渋谷駅前や新宿駅前の様である。

  とても耐えられないのですぐに下山を始める。最初6号路を

  取ったが途中つかえていて前に進まなくなったので稲荷山コー

  スに入り尾根筋を抜けることにした。

 

 ・15時10分、歩くこと約1時間で高尾山口駅前に到着する。

  15時20分の準特急新宿行きが有ったのですぐに乗り込む。

  のどが渇いたので途中乗り換えのために下車した分倍河原駅

  でポカリスエット500mlのペットボトルを購入したが

  一気に飲んでしまった。

 

 ・のどの渇きも落ち着いたので南武線で帰宅する。16時30分

  自宅到着。久しぶりの森林浴と高原の空気を吸ってきた一日

  であった。