【11周年(1994年)のエンターテイメント】

アラジンの大冒険(キャッスルフォアコート・ステージ)

11周年の年に前年大ヒットしたディズニー映画「アラジン」キャッスルショーにしたものです。前年に行われた「イッツ・マジカル!」と比較されることもありますが、映画の代表的シーンを現実に目の前で見る事ができました。中でもジーニーの登場・変身シーンにはびっくり。分身の術(?)でジーニーがたくさん出てきたときには、もっとびっくり。エンディングではお決まりの魔法のじゅうたんでアラジンとジャスミンがステージ上を飛びます。このときには「ホールニューワールド」が流れました。男性ダンサーもアグラバーの住人やジャファーの手下として登場。アクロバットを見せてくれます。

メリークリスマス・トゥー・ユー

(キャッスルフォアコート・ステージ)

前年10周年イベントのためでクリスマスキャッスルショーは行われませんでした。そのため2年振りに復活で注目されたショー。結局この1年だけの上演になりました。今までのミュージカル仕立てからストーリー性のある内容に変更無名の白熊のぬいぐるみが中心となりました。その他にアクロバットシーン・ラインダンスシーンもありました。ミッキーミニーを始めキャラクターのコスチュームは今までとほぼ同じでしたが、ストーリー・音楽はこの年だけのオリジナル。エンディングのみサンタクロースがソリに乗って登場したのが印象的でした。

ミッキーのハッピー・ホリデー・パレード(バレードルート)

パレードの内容は前年とほぼ同じでしたが、ショーモードは無く通過のみミッキーミニーが2ショットで登場。昨年ミッキーが乗っていたクリスマスケーキのフロートにはドナルドが乗ることになりました。その後15周年のバースデーケーキのアイデアの原型かも。「ハッピーホリデー」で始まる音楽。歌詞通り今年もクリスマスがやってきたのだと実感するパレードでした。

アリスのワンダーランド・テイルズ

(イッツ・ア・スモールワールド・ステージ)

本格的な冬のイベント第1号となったイベント。スペシャルイベント「アリスのワンダーランド・パーティー」のメインショーとして行われました。「不思議の国のアリス」の代表的なシーンが次々紹介されました。中でもチシャネコなどのマペットを使ったシーン、カードソルジャーが多く出たシーン、アンバースデーパーティーのシーンではマッドハッターがフルフェイスで無く登場したのが印象的でした。次ぎから次ぎへと不思議な出来事にゲストもびっくり。アリスのイベントだったため、ミッキーミニーの出演が無かったのがちょっと残念でした。

ハッピー・アンバースデー・パーティー

(ファンタジーランド内特設ステージ)

スペシャルイベント「アリスのワンターランド・パーティー」のサブショーとして行われました。このショーが行われた場所は現在「クィーンオブハートのバンケーットホール」になっています。ゲストも参加となりますが、参加条件はこの日誕生日では無いゲストのみ。ダンサーから招待状が届きます。招待客はダンサーと一緒にいろいろゲームに参加できました。エンディングにはアリスも登場して、ハチャメチャなパーティーはクライマックス。このステージでもたくさんのダンサーが出演。男性ダンサーも緑のベストに蝶ネクタイとってもおしゃれで春を先取りする衣装でした。

12周年へタイムワープ