発信者:てひと 最終更新日:2001年1月22日
 
 
ロータリークラブ韓国青少年交換団 のホームスティ
 
 

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   1月14から16日まで韓国の女子高校生2人をホームスティの受け入れをしました。
埼玉の東半分の地区であるロータリークラブ2770地区が青少年をお互いにホームスティさせて友好を深めようという意味で韓国の3750地区の京畿道の高校生と埼玉東半分の高校生を交換に訪問しあうという形で、今年で13年目になります。私はインターアクト委員長ということでキムヘーウン(金恵銀)とキムヤンウン(金栄銀)さんの3泊のお世話をすることになりました。2人はともに女子高校生でブレザー姿に運動靴といういでたちでした。京畿道の各地から44人の生徒が選抜され日本を訪問したのです。金恵銀さんは安養市の養明女子校、金栄銀は平沢氏の松炭女子校のともに2年生です。ホームスティの経験者に聞いたところによると、朝はパンでよいけどキムチを朝から食べるので用意すること。英語が日本人が考えるほど使えるとは限らないこと。おとなしくてお世話するのに苦労はしないと聞いていました。12日に岩槻市の城址公園の中にあるイグレッタにて、5時半から訪日団の歓迎式を行いました。私は、早く着きすぎてしまい、普段着で飛び回る高校生らしき一団を見てこの人たちかなと思いました。五分刈りの頭を茶髪に染めた若い男が公衆電話に入ったかと見ると、友達に記念写真を撮ってもらっていたのです。なにか叫んでいて、はしゃいでいるようにも見えました。丁度電話をかけようかと思っていたので、長電話されると困るなとボンヤリ考えていたら、すぐ電話ボックスから出てどこかに遊びにいってしまいました。歓迎会の会場に入るとゾクゾクとホームスティの受け入れ側の高校生とロータリアン達とその奥様らしき人たちが入ってきました。5階の大広間から人があふれるくらいの人たちが集まり、歓迎式が始まりました。日本語でしゃべれば韓国語に通訳する、また韓国語でスピーチすれば日本語に通訳するといういささか長いスピーチを聴かされ私は退屈ぎみでした。しかし韓国の高校生は私語も少なく皆前を向いていました。日本の高校生よりは行儀がよいことはここで証明され、一抹の不安はなくなりました。いよいよ二人に対面して、挨拶をすませ、自宅へ車で帰りました。 翌日は日本の女子高校生なら行きたいところのナンバーワンであるだろう所の原宿へと連れていきました。昨日の車の中で「めまいがします」と日本語でいうので、いろいろ聞き出したところ車酔いするらしいので、今日は電車で連れていきました。午前8時に起きて行動開始と私が考えたのだが、今から考えると夜遅くまで二人でしゃべっていたらしくその朝は起床が10時をすぎてしまった。何度も起こしたのだが、起きてこないだから、疲れているのだろうと考えたものでした。原宿駅につくと、コチラはオジさんなのでまず人の多さとまるでお祭りのようなふんいきに圧倒されてしまいました。駅の東口を降りるとスヌーピータウンというキャラクターグッズのお店でまずひっかかり、私も小学生のころデパートのおもちゃ売場にいったとき、自分もこうだったろなーと空想してしまい思わず納得してしまいました。 キャラクター商品は普通の品の2倍くらいする値札を付けていて、買うのがもったいない気がするのは、価値観の違いでしょうか。 その後竹下通りを歩いて店を見ていくと、50円の駄菓子や500円の指輪1000円の靴など日本の高校生でも買える値段のものがたくさん売っていました。オジさんは竹下通りで、何が売っているのか知らなかったので、「また一つオリコウになってしまいました」。 お腹すくとクレープの立ち食いとお昼と歩き疲れて喫茶店としているとアッというまに3,4時間は過ぎていきました。 夕飯はロータリーのメンバーと大宮の焼き肉レストランで歓迎会を行い、電車で帰りました。翌日は7時に起きて出発と目覚まし時計を渡したところ、言ったとおりに起きてくれました。14日(日)は久喜市の東京理科大でインターアクトの協議会があり車で連れて行きました、案の定酔ったようで途中で青い顔をした金恵銀を励ましました。大宮栗橋線の道路で今度は金栄銀が吐きたいというので急遽消防署の敷地に止まり、消防署の建物の中まで案内しました。でもスッキリしたらしく、後は酔うこともなく会場に着きました。その日は風が強く、空っ風という意味を体に芯まで感じることができました。開会式、記念講演と韓国と日本のアトラクションと懇親会がありました。日本のインターアクトの高校生たちは積極的に交流していてとても好感がもてました。私と私の家族の3日のホームスティ受け入れも気は使いましたが、何のトラブルもなくまずは無事に終わってホット肩の荷が降りた気がしました。17日(水)のフェアエルパーティには、参加して別れを惜しみました。 とにかくいままで、女房が主役でホームスティは経験していましたが、自分が主役でホームスティをしたのは今回が初めてだったので忘れられないいい思いでになりました。韓国産のおいしい23度の竹の香りのかぐわしいジンロと海苔などおみやげとしていただきました。

           合唱韓国の最初のアトラクション 混成合唱  

 
 
    ”杖鼓”       金恵銀の杖鼓(チャンゴ)に合わせて踊っています