坂・馬・鹿の世界 |
<始 点> 旧国道156号と県道石徹白前谷線との分岐点 <終 点> 白鳥高原ゴルフ場 <道路名> 県道石徹白前谷線 <距 離> 7.3km <標高差> 未計測 |
旧156号線との交差点を左折し、石徹白へ向かう。 石徹白地区は現在は岐阜県白鳥町の一部であるが、以前は福井県であった。奥美濃地区でも有数の豪雪地帯であり、2つのスキー場を持っていたが桧峠が、狭小であったため、アクセスのよい他のスキー場に客を奪われていた。しかし、最近は道路改良が進み、車での走行も以前ほど苦にならないようになり、少し前には3つ目のスキー場も建設された。 しかし、それは車での話で、自転車で登るとなるとまだまだつらい峠である。まだ、峠とは呼びにくい集落のある内から、10%前後の坂が断続的に現れ最初から、心拍計の数字は 150を超え、フロントディレイラーは無用の長物と化し、リアはリーサルウエポンの 26Tを残すのみである。 ”東海一の名瀑”と、銘打たれた”阿弥陀ヶ滝”の看板を横目に見て、九十九折りの峠道にさしかかる頃には、その 26Tも使い切っていた。 峠道のカーブは内側はそれこそ壁のような勾配となるので、車がこないのを確かめてアウト&アウトでクリアする。 しかし、勾配の緩いところもあり全体をならせば大したことはないので、コースを覚えてしまえば、そんな苦労することはないだろう。 特に頂上手前の 1km位はここだけ走るのなら、全くの楽勝である。 頂上付近の白鳥高原ゴルフ場(スキー場)前は、スリップ防止の舗装がしてあるので、スピードは徐行が原則。 石徹白側に行くためには少し下らなければならないが、今回は時間がないのでWINGスキー場で向きを変えた。 |
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