坂・馬・鹿の世界


坂本峠


坂本峠のプロフィール
<始 点> 国道472号と飛騨美濃有料道路との分岐点
<終 点> 明宝村、清見村の村境
<道路名> 国道472号
<距 離> 未計測
<標高差> 未計測
 八幡町から高山市へ向かう国道472号線通称せせらぎ街道の、明宝村と清見村間の旧道です。


坂本峠は、清美村側からは上ったことは、あったのだが、今回、初めて明宝村側から、上ってみた。
いきなり、道の真ん中でおネンネしている、ヘビさんに出会ったり、”熊に注意!”の看板を見て、ちょっとびっくしたが、始めのうちは楽勝気分でペダルを軽快に回していた...

しかし九十九折りの峠道になってくると、状況は一変。
カーブごとに、乗鞍マウンテンサイクリングの

コンクリート激坂

並みの勾配が私を歓迎してくれる。

中盤をすぎた頃から、38T*26のとっておきギアも使い果たす。
それでも、距離は短いのだから...と、まだ少しは余裕があったのだが...

頂上はみえない上に、勾配はますますひどくなっていく。
38T*26で、立ちこぎしても、やっとの思いで、上っていく。
サイクルメータの表示は、もはや 10km/h を、上回ることはない。

こんなことなら、ここまではもっとゆっくり走って、体力を温存しておくのだった、
と後悔してみても、後の祭り。

最初は熊よけの意味もかねて、元気よくかけ声をかけて上っていたのでだが、のどからでるのは、”ハーハー、ヒーヒー”のうめき声だけ。
所々、勾配の緩いところで、少しは元気を取り戻すものの、

もはや立ちごけ寸前

の、スピードしか出すことができない。
カーブからカーブまで、何度かもう足をついて休もうかと思ったが、
”もう立ちゴケして動けなくて、熊に食べられてもイイや”
とあきらめたところで、清見村の看板が...

入り口でのサイクルメーターの距離計と高度計を見るのを忘れてしまったが、現在の数値(距離 26km、標高 857m)からすると、たかだか 4km 位だと思うが、27分もかかった。

今年はあまり練習していないし、乗鞍も出場できなかったとはいえ、こんなに苦労するとは思わなかった。

坂・馬・鹿な人には、一押しの峠です。

#しかしこの峠道が、国道だったとは、今日まで知らなかった...(^^;)


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