アシモフに関係することなら何でもありの伝言板です。また広くSFに関する話題もOKです。ただし、特定の個人・団体を著しく中傷したり、反社会的な内容の書き込みについては管理者の判断で削除することがあります。ご承知の上ご利用下さい。
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#1580 
徹夜城(第一発言者) 2012/01/18 21:43
ジュニア版アシモフ

 久々に話題を。といってもごく個人的な近況話でありますが。

 今日、神保町の古本屋街を回ってまして、いつも覗いてみるミステリやSFに強い店に入ってみました。いつもは怪盗ルパンがらみの本を買うのですが、ふとSFの棚を見たら、

「ほろびゆく銀河帝国」(野田昌宏訳、集英社ジュニア版世界のSF・12/昭和45)
「ロボット国ソラリア」(内田庶訳、講談社世界の科学名作・7/昭和40)

の2冊が目に入ってしまい、衝動買いしてしまいました。
 今まで児童向け翻訳本には手を出してませんでして…ですがルパンサイトをやってるうちに児童向け翻訳の面白さにも気がつき、ふと気づいたらアシモフにもあるんだよな、と思って手を出してみた次第です。
 もちろん全訳ではありません。むしろどこをどう変えてるのかが気になるわけです。

「ほろびゆく銀河帝国」はもちろん「ファウンデーション」が原作。しかしページ数もずいぶん少ないですし、パラパラと見わたしでもずいぶんアレンジがありました。おまけになぜか短編「かえってきたロビー」(もちろん「われはロボット」のあれが原作)がついているうえにアシモフの三原則も含めた大むかしからのロボット話の解説つき、という状態。これじゃ「ファウンデーション」もアレンジせざるをえないでしょう。
 「ほろびゆく銀河帝国」は三部構成で、「第一部予言者セルドン」「第二部市長ドルニック」「第三部銀河商人ポニッツ」となっています。第一部はおおむね「心理歴史学者」の内容に沿ってますが、セルドン(セルダン)を訪ねてゆくガール=ドルニックが「天才少年」に変更されてます。
 そしてこのドルニックが50年後の第二部でテルミナスの市長として登場することに。第二部は「百科事典編纂者」と「市長」を混ぜたような話で、ハーディンは登場するものの原作における彼の位置に市長ドルニックがいて活躍することになります。銀河帝国が衰えたことを示すために幽霊宇宙船の話を入れたり、いろいろと工夫は見られます。
 第三部は「貿易商人」の話をもっとふくらましてみた、という内容です。こういうアレンジは野田昌宏さんならではのものだったかもしれません。しかしこの第三部であっさり終わっちゃうというのも…ミュールとか、アーカディとかの話の方がジュニア向けという気もするんですけどね(とくに後者か)。

「ロボット国ソラリア」はもちろん「はだかの太陽」が原作。斜め読みした限りではそこそこ原作どおりの話になってます。「鋼鉄都市」がシリーズ入りしてないのにベイリとダニールが再会を喜びあってるぐらいで。

 最近の児童向けミステリやSFってどうなってるんでしょうねぇ?ひところこういったアレンジの大きい翻訳というより翻案は批判され、全訳のものが多くなった、ということはあるようです(ルパン翻訳史をまとめた過程でそれはよくわかりました)。



#1579 
Ken 2012/01/06 01:06
Re:銀河新年!

本年もよろしくお願いします。

いろんなことがあった旧年でした。
大震災、放射能汚染、欧州発の経済危機・・・。
明るいニュースでは、なんといっても、なでしこ!
ビン・ラディンやカダフィが退治されたのはちょっと複雑・・・やはり裁判の場で裁かれるべきだったとも。

科学ではCERNが2つのサプライズ花火をうちあげてくれました。「超光速ニュートリノ」と「ヒッグス粒子」。アジモフなら、早速解説書を書いたんじゃないかな。

SFファンとしては、やはり超光速粒子が気になりますね。このニュースが出た後、20数年ぶりに相対論を読み直しましたが、もし超光速粒子を自由に操れると、未来から過去への通信が可能になるという話は、どうやら本当らしい。でもそうなったら、株式や債券相場から競馬の勝ち馬、入試問題、はては将来の結婚相手や自分の寿命まで、分かってしまうんだろうか?

天国のアジモフ先生、どう思われますか?



#1578 
徹夜城(第一発言者) 2012/01/03 20:59
銀河新年!

この挨拶も延々とやっております(笑)。
今年はどこかが更新できるといいですねぇ、とかなり弱気な新年抱負です。
なにはともあれ、話題を投じてくださり、盛り上がっていただければ幸いです。その意味では映画化が実現するかどうかは楽しみなような怖いような(笑)。



#1577 
Ken 2011/12/28 23:10
ゲーム版鋼鉄都市

『アイ・ロボット』は言うに及ばず、『バイセンテニアルマン』と比べても、制作費は数百分の1でしょうね。どうも低コスト作品の方が、プロデューサーの余計な(失礼!)手が入らず、原作小説の質にのみ依存せざるをえないため、アジモフ作品の映像化には良い結果をうむように思います。BBCのラジオドラマ『ファウンデーション』にも同じことがいえるんじゃないかな。

ところで犯人はだれでしょうね? 私は、アマディロのロボット、ボーグラフだと推理しますが。



#1576 
徹夜城(第一発言者) 2011/12/27 23:36
こんなのがあったとは!

>Kenさん
すっかり反応が遅れてしまい、申し訳ない。先ほど3分の1ぐらいまで映像を見てビックリしました!こんなのがあったとは!
調べてみると、1988年とずいぶん前に出た「ビデオテープ+カード」で遊ぶゲームだったようです。
http://boardgamegeek.com/boardgame/6469/isaac-asimovs-robots-vcr-mystery-game
この時期、ゲームのいろんな模索がありまして、ゲームブックおよびCD-ROMで「シャーロック・ホームズの探偵講座」なんてのがありましたが、ちょっとあれに似た雰囲気を感じます。

映像は思いのほかしっかり作ってありますね。ハリウッド映画並みとはいきませんが原作の雰囲気はよく出ています。1980年代末の映像としても若干古い(旧タイプロボット描写がとくに)とも感じますが、あれはアシモフの古典SFであることを意識してやってるんでしょうね。
ジスカルドがなんとなく僕が漫画に描いたのと印象が似ててニヤリと(そりゃ、元ネタが同じですもんね)。イライジャ・ベイリもほぼイメージ通り。それにしてもダニールがあんな眉目秀麗な美青年とは…まぁ原作でもそうらしいけど、あそこまでイケメンとは(笑)。女性ファンが喜びそうです。



#1575 
Ken 2011/12/20 01:07
鋼鉄都市

YouTubeでみつけました。ビデオゲームの映像とのことです。

パート1:http://www.youtube.com/watch?v=By53fLlxrjE
パート2:http://www.youtube.com/watch?v=p5RpJFaHWu0&feature=related
パート3:http://www.youtube.com/watch?v=_Bt45r0akYo&feature=related
パート4:http://www.youtube.com/watch?v=U5rHsuz3h30&feature=related
パート5:http://www.youtube.com/watch?v=WkFJc4hg2CE&feature=related
パート6:http://www.youtube.com/watch?v=RjB6wFE9gfU&feature=related

もっともストーリーはオリジナルで、ジスカルド、バシリア、アマディロといった、続編のキャラクターも登場します。ドラマの中では真犯人は明らかにされず、ゲームをプレイする人が犯人を当てることを求められます。

イライジャやダニールが、どんなふうに映像化されてるのか、関心のある人は、一見を。



#1574 
子守男 2011/10/09 12:50
ファウンデーション3部作再読

先日、久しぶりに「ファウンデーション3部作」を読みました。ちょっと気づいたことについては「未来史研究報告」に書いたので、ここでは肩の凝らない印象を書いてみます。

内容が古くて再読に耐えないのでは、と思ったのですが、杞憂でした。その昔、最初に読んだ時には、ハイパースペース・ジャンプで恒星間飛行をしている遙か未来の話なのに、原子力技術が衰退していたり皇帝がいたりするのに「それはないだろう」と感じたのですが、今回は「アジモフが執筆した当時はそれだけ原子力が夢のエネルギーと考えられていたんだろうな」とか、「ベル・リオーズの失脚も、帝政だからこそ話になるんだな」などと、むしろ余裕を持って?楽しむことができました。

第2ファウンデーションも、超能力者集団のように記憶していたのですが、再読してみると、実際には修業をしないと指導者層にはなれないので、なかなか厳しい社会のようですね。また「セルダン計画」正常化のためには、タゼンタを身代わりにして大量虐殺を引き起こしたり、自分たちから50人の殉教者を出したりすることを厭わないわけですから、「計画を陰でじっと見守る慈悲深い人たち」ではない、結構恐ろしい存在なのだなと認識を新たにしました。そういえば、肝っ玉母さんぶりを発揮していた第1発言者の奥さんも「第2」の一員と考えるのが自然なのでしょうか?

「ファウンデーションの彼方に」以降の諸作品も以前読んだことがありますが、なにか違うという印象が拭えなかったという強い記憶があり、今回再読する気は起きていません。「彼方」を最初に読んだ時には、まず「銀河百科事典」からの引用というスタイルが取られていなかったのにがっかりしたものでしたが、続編のストーリーも、いってみれば「ゴラン・トレヴィスの大冒険」、そして「ハリ・セリダンの大冒険」になってしまい、「ロボットもの」との統合で、「かの方」を全能の存在にしてしまったのには正直呆れました。ファンの方がいらしたらすみません。

やはり私にとって「ファウンデーション」は、「銀河百科事典」の記述に導かれて、時代と登場人物がそっくり入れ替りながら新しい危機が描かれ、「第1」の人々が知らないところで「第2」が見えざる手を行使している…というところに魅力があったのだな、とあらためて感じた次第です。


http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/2010-06-20


#1573 
スペースシャトル 2011/10/02 17:58
アシモフ選集 ニュートリノ

この本は、初版が、昭和46年に出版されたものです。
今、話題の光より高速に飛ぶ話題の粒子ニュートリノをメインテーマにして、様々な物理法則をわかりやすく説明した貴重な本です。
今でも色あせることなく、物理学が楽しいものであると思わせるシリーズの一冊です。
私は、アシモフ選集は、ほとんど集めていますが、このニュートリノは、2冊持っています。



#1572 
徹夜城(第一発言者) 2011/09/28 10:37
来たか?映画化情報

 しばらく動かないこの伝言板で、久々に動きが起こると話題が続くという不思議があります。

 今朝になって知ったのですが、「鋼鉄都市」映画化の情報です。

アシモフ「鋼鉄都市」を20世紀フォックスが映画化!(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0035680

 おおっ、と思うニュースではありますが、あくまで企画が動いている、って段階ですからね。「ファウンデーション」もその後音沙汰がありませんし…ただ企画からいうと「ファウンデーション」よりは映画化しやすいんじゃないかと思います。
 ただ、この記事中でも「アイ、ロボット」の件に触れてますが、なんかああいうノリの「アシモフ作品にインスパイアされたSFアクション」になっちゃうような予感があるのです。原作のような「SFミステリ」をそのまま映画化できるのかどうか。



#1571 
だぁく・はんど 2011/09/26 08:07
どこでも話題〜(ポケットから出す動作と共に・・・)

やっぱり、どこでもこの話題が出ますね。
今の所は、検証待ち(ただ、お気軽に検証できる様な内容ではないようですが)ですが、この手の事は、”信じる信じない”事とはちょっと違うと思います。

まあ、もし、今回の結果が正しかったとしても、所謂”相対性理論は間違っている”さん(省略した呼び方は同じ名字の人が実在するので・・・)が喜ぶ様な事には全くならないのは確実だと思います。
相対性理論が出ても、”ニュー間さん”(”奇妙な論理”によると実際にいたそうです)が喜ぶ様な自体にはならなかったのと同様に・・・



#1570 
徹夜城(第一発言者) 2011/09/25 23:04
SFファンとしては気になりますよね。

>トロンさん
 ニュートリノの件、あちこちで話題を呼んでおりますね。僕が覗いてるサイトやブログでも取り上げてる人が多かったですが、ここでも見ることになるとは(^^)。
 まー、僕も含めて、かなり多くの人がまず思ったのが「計測ミスでは?」という疑いで。もちろんそんなにいい加減に計測をしているということではなく、何か計算に入れていないことがあるんじゃないんのか、と。
 次に仮にニュートリノが本当に光よりほんのちょっととはいえ早い、ということになってもマスコミが見出しにつけてる「相対性理論が根底から」というほどのことでもなさそうなんですね。超高速で飛ぶ粒子の存在自体は大まじめに予言されていてSFのネタにもされてますし、ニュートリノがそうかもしれないという話自体は以前からあったと聞いてます。



#1569 
トロン 2011/09/25 06:31
ニュートリノ

2011年9月23日、テレビのニュースでニュートリノが光より速く飛ぶことを示す実験結果を発表した、と伝えていました。 皆さん、信じられますか。



#1568 
徹夜城(第一発言者) 2011/06/30 22:59
ラジオドラマなら

>kenさん
「ファウンデーション」もラジオドラマがありましたか。「鋼鉄都市」のことは聞いたことがありましたが…確かに壮大な銀河をまたにかけたSF舞台もラジオドラマなら「ここは宇宙」ですんじゃいますもんね(「ラヂオの時間」にそんなセリフが(笑))。

そういえば先日日曜日に地上波で「アイ、ロボット」を放送してまして、僕がだいぶ前に書いた映画レビュー(映画コーナーの方にあります)にアクセスがだいぶありました。あれはアシモフ「原作」ではなく「インスパイア」ということになってるのですけど、キャラは微妙に使ってますよね。三原則については少々いい加減な扱いですが、「われはロボット」より「鋼鉄都市」チックなところもありました。



#1567 
Ken 2011/06/25 23:36
ラジオ版ならありますが

「予告編」ですが、明らかにスタートレックの映像が入ってますね。(笑)

映画版ファウンデーションは、3Dにするとか、その種の企画が先行し、肝心のストーリー構成が、後回しになってるんじゃないでしょうか。原作を重んじるなら、ストーリーこそ大切なんですけど。

実は、BBCが40年近く前に、ファウンデーション3部作を、ラジオドラマにしているんです。ネット配信もされてます。

聞いてみると、チープな効果音がどうにも耳障り。重要な意味をもつ、例の、マグニフィコの演奏まで、これでやっていたのは失笑モノでした。

それでも、登場人物のせりふを含め、ストーリーは、原作に忠実に作られてて、私は十分に楽しみました。映像がない分、せりふに集中できるのがよい結果を生むようです。特にミュールを演じた役者さんは、冷酷な支配者と哀れな道化、それに第2ファウンデーションに「矯正」された後の善人という、まったく異なる人格を、演じ分けていたのに、感心しました。

最新技術の映画が、40年前のラジオドラマに及ばなかった、なんてことにならなきゃいいですけどねぇ。



#1566 
徹夜城(第一発言者) 2011/06/22 00:04
年をとると泣ける映画

>kenさん
 「バイセンテニアルマン」、映画化して邦題「アンドリューNDR…」ですが、確かにある程度年齢を重ねると…ということはあるかもしれません。小津安二郎の映画でよくそんなことを聞きますけどね(笑)。
 ただあれ、ロビン=ウィリアムスのロボット演技がどうもしっくりこないといいますか…あれ、完全なロボット段階では本人に演じさせずにもっとロボットっぽくしてもよかったと思うんですよね。まぁキャスト発表の当初からアメリカのファンの掲示板なんかには「ロビンの演じる役はないんじゃないの?」なんて書かれていたもんですが。

 「ファウンデーション」は資金面で難しいのではないかなぁ…なまじファンも多いですし、チェックも厳しいからうかつな脚本がつくれない、ってこともあるかもしれません。「ロード・オブ・ザ・リング」並みのことをしてくれれば…なんですけど、あの監督は前科があるしなぁ。
 待ちきれないのかどうなのか、youtubeを見るとファンが勝手に作った「foundation」予告編がいくつか見つかりますね(笑)。一部わざとレトロSF映画の映像を使っているニヤリとするようなのもあります。



#1565 
Ken 2011/06/18 22:51
2011年も半分過ぎかけてるけど

ファウンデーションの映画のニュースが、さっぱり現れませんねぇ・・・・立ち消えになったんでしょうか?

「アイ・ロボット」の2番煎じを狙っていたのが、マーケティングをしてみたら、「原作を冒涜するな」という声が大きくて、プロデューサーが困り果てているんだろうか?

ところで、週末を利用して、借りてきた「バイセンテニアル・マン」を見ました。この前、見たのは、たしか2000年だから11年ぶりです。前回は、VHSビデオでした。

この11年の変化として、VHSがDVDになったこともあるけど、それ以上に、私自身が「青年」から「中年」になったのが大きいようです。映画の最後の場面、息を引き取ったアンドルーへの、ポーシャの最後の言葉・・・・。11年前には平然と見てた記憶があるけど、今回は、不覚にも涙がこぼれてしまいました。

人生の中間地点を過ぎると、こういう心境になるもので。(しみじみ)



#1564 
Ken 2011/05/17 21:36
ウェルズとアジモフの通史

皆様、こんばんわ。

アジモフが世界の歴史を書いた本があります。前からほしかったんですが、今回入手して一気に読みました。この本と、同じくSF作家のHGウェルズが書いた世界史を読み比べ、どちらも面白いと思うので、感想を未来史研究報告の方に書いてみます。第1回を投稿したので、興味のある方は、ご一読ください。



#1563 
Ken 2011/02/02 22:03
了解しました

徹夜城さん、早速の回答、ありがとうございます。

これまでに、本サイトであまり話題になってないアジモフ作品を読んだら、未来史研究報告で紹介しようと思います。



#1562 
徹夜城(第一発言者) 2011/02/01 23:28
未来史研究報告掲示板について

>kenさん
 「未来史研究報告」の掲示板は、もともとツリー型である利点を生かして、とくに「ネタばれ情報を未読の人に読ませない」ことを意識して設置したものです。ただ利用されるケースがあまりないのも確かなので、アシモフやSFに関連することであれば、とくにテーマは問わなくてもいいかな、とは思ってます。また今度のように議論系、論文系に向いているのも確かでしょう。
 大きく逸脱した内容にならない限りはご自由にお使いになって構いません。



#1561 
Ken 2011/01/31 22:28
終わったかな?

ID論争のツリーですが、みなさんからの質問が、途切れたようですね。
私の主張に納得をいただいたか──それとも「話にならん」とサジを投げられたでしょうか(笑)

たとえ後者でも不思議ではありません。なんといっても、世界の学界は、IDを相手にしてないのですから。学校のテストでIDが正しいなんて答案を書いたら、落第するし・・・・・(笑)


>徹夜城さん

たしかに、1つのテーマで複数の書き込みをするには、伝言板より未来史研究報告が便利ですね。今にして思うと、初期作品集の紹介も、あちらでやればよかったです。

もしよろしければ、確認させていただきたいのですが、未来史研究報告はアジモフの未来史(ロボット、銀河帝国、ファウンデーション)に限定の掲示板でしょうか?

アジモフの小説には、未来が舞台でないのもあるし、エッセイとなると、科学、数学、歴史、文学、言語、宗教などの解説書に加えて、自叙伝まである。これらの著作を話題にするとき、未来史研究報告の掲示板を利用させていただくことは、可能でしょうか?



#1560 
Ken 2011/01/18 22:23
投稿完了

本日、未来史研究報告にて、ID紹介の投稿を完了しました。関心のある方は、ご一読ください。

なんか、学生時代から何十年ぶりかで、レポートを書いたような・・・(笑)



#1559 
Ken 2011/01/13 00:26
了解しました

徹夜城さん、発表の場を提供していただき、ありがとうございます。
ろくさん相手にも書きましたが、何回かに分けての投稿になりますので、2回目以降は、初回への自己返信という形で、続けてゆこうと思います。

私は約10年来のアジモフファンですが、実は30年来のトレッキーでもあります。1960年代に作成された旧シリーズを見ていると、1990年代に「優生戦争」という世界規模の戦争があり、敗れた側が宇宙船で地球を脱出したことになってるんですよね。ところが90年代に作成されたシリーズを見てると、優生戦争は22世紀に起こったことに、こっそりと変えられてます(笑)。「未来」の話が、過去になってしまうと、作者はたいへんです。

>ろくさん、
そういうわけで、承認がおりました。未来史研究報告の方へ、順次アップしてゆきますので、よろしければ御一読ください。



#1558 
徹夜城(第一発言者) 2011/01/12 23:27
進化論関係は

>Kenさん
うーん、いろいろと考えてみたのですけど、進化論やらID論やらの話がこの伝言板で続いてしまうのは「アシモフ伝言板」としてはちと差支えを感じます。
といって、SFに絡めて見ると面白い話題と言えば確かですので、お考えの発表の場を「アシモフ未来史研究報告」のほうに移してみるというのはいかがでしょう?あちらも本来そういうテーマのところじゃないんですけど、一応ネタばれ掲示板形式なので読みたい人だけが読める形になってますし、議論方式に向いています。そもそもちっとも書き込みがなくて開店休業状態ですし(笑)


話が飛ぶようですが、昨日ふとハインラインの「夏への扉」を再読しました。読んだことがあるはずなのに、以前は相当に飛ばし読みでもしたのかまるっきり話を覚えていなかったです(汗)。まぁところどころは記憶にありましたけど。
ひねりの入った1950年代における近未来タイムトラベルものですが、主人公の「現時点」が1970年で、飛ぶ未来が2000年というのが、今となってはすべて「過去」になってしまっています。
アシモフの時間旅行テーマですと、「永遠の終わり」ということになりますが、考えてみると「宇宙の小石」もタイムスリップものなんですよね。



#1557 
ろく 2011/01/12 20:01
>Ken様

ご丁寧にありがとうございます。
確かに少々話が違ってしまいますね。

>本掲示板での議論として〜メール等の手段を使いましょう。
いや、そこまでお気遣い頂かなくても(^^)。ありがとうございます。
もしこちらで続きを記載されるようでしたら、興味深く拝見します。

昨日の書き込みは文章が支離滅裂気味で失礼しました。
多分眠かったのだと思われます。



#1556 
Ken 2011/01/11 23:54
>疑問点

ろくさん、ご無沙汰してます。

ご質問の趣旨は、しごくもっともだと思います。

これに回答するには、19世紀以来の論争について、ていねいな説明が必要で、おそらく数回に分けての、書き込みになります。ただ、アジモフの掲示板で進化論の話を長々としてもよいのか、掲示板管理者の了承が必要と考えますので、徹夜城さんの回答をいただきたいと思っているところなのです。

本掲示板での議論として不適当という判断が下されるかもしれませんので、その場合は、メール等の手段を使いましょう。

よろしくお願いします。



#1555 
ろく 2011/01/11 22:39
疑問点

>Ken様
いつも(他の方もですが)博識な書き込みをしていらっしゃって、口を挟む暇もなく(ID論という言葉も今始めて知った物知らずなので。すみません)面白く読ませて頂いています。

しかし今回のお話を読んだ限りではとてもその根拠があるとは思えないのですが、何故このID論によって進化論が否定され得るのでしょうか。


本職の科学者がつき(大昔からたくさんの科学者が進化論を否定する立場に立っていますよね)、生物の構造を詳細に論じ、そこから「さて、これは自然進化の結果なのか、何物かが導いた結果なのか」となるのはあまりにも大きな飛躍で、生物の構造や生態、進化を研究する事と、この二つの検討は全く別の話です。


そして、ID論の方々がその研究の結果
<生物の構造がこのようになっているからこれは神の造り給うた物である>
とおっしゃっているならば、それに反対する根拠を挙げることは不可能に近いのではないでしょうか。何故なら相手側の主張にも何ら根拠がないためです。
最終的には、そうではない、いや違う、違わないの水掛け論になってしまうように思えてなりません。



#1554 
Ken 2011/01/10 02:29
ID論について

徹夜城さん、レスありがとうございます。
紹介いただいた「時の流れ」は、カール・セーガンの「コンタクト」に、ちょっと似てますね。もちろん、「コンタクト」の方が、何十年も後の作品ですが。

ID論が宗教保守勢力の運動というのは、そうだろうと思います。IDの最大の論客の一人、生化学者のマイケル・ベーエは熱心なカソリックという話も聞きます。(但し、バチカンがIDを支持したとは聞きませんが。)かくいう私も、ID論者の主張を詳しく読んだのは、アメリカの宗教系サイトでした。その同じサイトでは、キリスト教文化の優越を主張し、アメリカが「多文化社会」になることへの反対論などもあります。たしかにアジモフなら激しく批判したかもしれません。

ただ、私が関心を持つのは、批判するとして、一体どういう論旨で批判をするだろうか、という点なのです。IDは、「バイブルにこう書いてあるから、これが正しい」という類の粗雑な主張ではありません。ベーエのような本職の科学者を陣頭に立て、生物の構造を詳細に論じた上で、「さて、これは、ダーウィン流自然選択の結果だろうか?それとも何者かが導いた結果だろうか?」と問いかけているのです。

これに対して、私の見る限り、ダーウィニストの多くが、IDの背後にある宗教的動機のみを取り上げ(そういう動機があることはそのとおりでしょう)、これを「創造論」として問答無用に切り捨てている。つまり、ベーエ達の論旨に真っ向から応じていないように思えるのです。しかし、アジモフにせよセーガンにせよ、そういう反応をするとは、どうも思えません。見方を変えれば、もし今アジモフ達が生きていたら、IDによって、かつて経験したことがないほどの挑戦にさらされたのではなかろうか?

アジモフの話題でもSFの話題でもありませんが(もっとも、進化に干渉するというプロットは、「2001年」にもあるし、「星を継ぐもの」の続編にも出てくるので、SFとは関連があるかもしれません)、もしも許可を頂けるなら、ID論者の主張と、ID対ダーウィニズムの応酬について、私が理解するところを、この掲示板で説明させてもらえませんか?アジモフ支持者のみなさんの意見を聞くことができれば、幸いです。



#1553 
徹夜城(第一発言者) 2011/01/09 23:24
宗教国家アメリカ

 アシモフテーマの掲示板としては異例の話題を持ち込んでおりますが。きっかけはやはりアシモフが若き日に書いた「時の流れ」という作品ですから、決して「板違い」ではありますまし。
 この「時の流れ」というのは宗教色が強まり科学が迫害される1970年代(あくまで架空の。アシモフ執筆時点は1939年)を舞台に、人類初の宇宙飛行を試みる科学者が宗教団体とアメリカ社会の執拗な妨害を受け、なんと発射台にテロまで仕掛けられて打ち上げに失敗、しかし最後にはついに出し抜いて宇宙に出て帰還、科学を復権するという筋書きです。アシモフの初期作品には問題意識は別にしていささか楽観的なハッピーエンドが多い気もしますが、これもちょっとその気がありますね。

 アメリカにはいまだに進化論を学校で教えることに拒絶反応を示す人が少なくないというのは有名で、昨年もダーウィン没後100年でダーウィンの伝記映画がイギリスで製作されましたが、アメリカでは上映そのものがボツにされてしまっています。抗議行動を恐れてどこも配給に乗り出さなかったっていうんですね。絶対数ではそれほど多くはないのかもしれませんけど、強硬な勢力がいるのも確かです。

 僕の知る限りですが、「ID理論」は進化論教育に批判的な勢力が宗教がらみでは学校教育に使えないため「疑似科学」の色をつけてひねり出した「創造論」だったはず。結局のところ「創造主」の存在をにおわせることに主眼があり、実態としては宗教保守系の運動とみていいんじゃないでしょうか。日本でも保守系宗教活動化の一部にID論を評価・導入する動きがありましたし(その一人は日本神道教育の推進者だったりしましたが)。ブッシュ前大統領もID論寄りな発言をわざわざしたこともあり、多分に宗教的政治的な思想とみていいと思うんですよ。
 それだけに、アシモフが生きてたら…いや、本人がいない以上忖度するのは不謹慎でしょうけど、徹底した無神論者の科学者として、またリベラル傾向の強い政治的立場からして、やはり徹底的に批判したと思いますけどね。



#1552 
Ken 2011/01/06 21:25
進化論の話

徹夜城さん、本年もよろしくお願いします。

新年に臨んで、何か面白い話題がないか、と思ってましたが、

>じつはアメリカと言うのが進化論を認めないなどこの手の宗教色が相当に強い社会

という一節を見て、これが話題にならないか、と思いました。

たしかに、今、アメリカでは、ダーウィン型の進化論(ダーウィニズム)への反論が、相当な勢力をもっていますが、特に熱く論じられているのが、「インテリジェント・デザイン」(ID)という説です。そして、もしアジモフが生きていたら、このダーウィニズム対ID論争にどんな意見を述べるだろうか、というのが、私の強い関心になっています。

19世紀にダーウィニズムが提唱されて以来、宗教界を中心とする保守勢力は、これを攻撃してきました。そしてアジモフは、カール・セーガンなどと並んで、ダーウィニズムを支持する、最も影響力の強い論客の一人でした。

ところが、アジモフもセーガンも世を去った1990年代も半ばになって、台頭したIDは、正統な生物学理論を引用しつつ、地球上の生物進化は、ダーウィンがいうような「自然選択」ではなく、ある明確な意思をもった何者かにみちびかれたと考える方が、合理的に説明できる、と主張するのです。

ダーウィニストの人たちは、IDを「疑似科学」と決め付け、まともに相手にはしていません。でも、私は、門外漢ながら、ID論者の主張を読んでみて、これは相当な説得力をもっており、むしろダーウィニストの主張の方に、強引さを感じるのです。もしも、アジモフが生きていたら、なんと言うだろうか? IDに賛成するだろうか? それとも、ダーウィニズムの主張を、私などにも、より納得できる形で、説明してくれるだろうか? というのが、私の尽きない関心です。

せめて、あと10年、長生きしてほしかったなぁ・・・・



#1551 
徹夜城(第一発言者) 2011/01/04 20:02
銀賀新年

 やや遅ればせながらあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 …せめて「銀河百科事典」を少しでも更新したいとは思ってるんですけどねぇ。
 映画「ファウンデーション」も今年あたりには形が見えてくるでしょうか。

 最近は「アシモフ初期作品集」を時々読み進めてます。第二次大戦後に宗教の力が強くなり、科学が異端視される社会で人類初の宇宙飛行を目指すというストーリーの「時の流れ」には、これが第二次大戦勃発直前という段階で書かれていることに驚きつつ、じつはアメリカと言うのが進化論を認めないなどこの手の宗教色が相当に強い社会なのだなということも思い知らされました。



#1550 
ミューラー・ホルク 2010/12/02 20:52
フリーで読めるアシモフ作品

グーテンベルクにアシモフ作品があるとは驚きです。
それ以外にも、アシモフ作品の代表作が、実はフリーになっています(違法かも)。
それは、ファウンデーションです。
英語原文の一部をダブルクォーテーションマークつきでグーグルで検索すると、PDFで普通に出てきます。
以前は「The Foundation Trilogy」という名前のPDFファイルがあったのですが、現在はアクセス不能になっているようです。しかし、「ファウンデーション」と「第二ファウンデーション」は今もPDFで入手可能です。



#1549 
Ken 2010/11/07 13:42
Youth

驚きました。ほんとにありますね。「Youth」。まさかグーテンバーグが違法掲載をするとは思えないので、著作権管理者(遺族?)がこの一遍だけ承認したんでしょう。
短編集「火星人の方法」の一遍で、「若い種族」と訳題がついてます。私はもってなかったので、思わぬ形で入手できてラッキーでした。ただし、あの挿絵はよけいですね。せっかく最後におどろかすため、作者が工夫したのに(人名を出さず「産業家」とか「商人」とか呼んでいる)、ほとんどだいなし。

>人種問題、異文化衝突といったテーマ
これから読まれるのでしょうが、第二巻冒頭の「地球種族」のあとに、興味深いアジモフの述懐があります。初期の作品を多く掲載した「アスタウンディング」誌の編集者ジョン・W・キャンベルは、異星人が登場する話を好みましたが、同時に地球人こそが最も勇敢で、進取の精神をもち、最後の勝者になるプロットが好きでした。そして、それは、地球におけるアメリカ人、アメリカにおける白人が占めるべき位置であると考えていました。一方、アジモフの見解は全く異なり、二人はのちの公民権運動に対する意見も正反対だったとのことです。
作家としてのアジモフは、編集者の要求に従わざるをえず、さりとて信念を曲げたくない。悩んだ結果、考え付いたのが、異星人がまったく登場しない「ファウンデーション」の世界だったそうです。



#1548 
徹夜城(第一発言者) 2010/11/06 11:35
グーテンベルク21のほうでは?

>ウェンデル・アースさん
いま調べてみたんですが、「宇宙の小石」が電子書籍として販売されているのは「グーテンベルク21」というデジタル書店のほうだと思います。これは著作権フリーになったわけではなく(どう考えても最低死後50年は保持されるはず)書籍としての販売権利関係がちゃんと処理されているものでしょう。
著作権フリーとなった作品をアップするのが「プロジェクト・グーテンベルク」ですが、なぜかこちらにもアシモフ作品が一作登録されていてフリーで読めます。「Youth」という作品でしたが、日本語訳だと何なのかまだ確認してません。しかしこちらはなんでフリーになっているんだろう…?


「アシモフ初期短編集1」をようやく読み終えました。やっぱり全然目を通してなかったんじゃないかなぁ、彼が十代から二十代初めにかけて書いた作品なんですが、結構驚かされる内容のものが多かったです。
とくに「焔の修道士」という作品はアシモフにとって初の「未来史小説」で、人類発祥の星であることも忘れられそうになる地球の存在ですとか、トランターやサンタンニ(サンターニ)といった「銀河帝国」シリーズにも登場する惑星も出てきます。ただ非地球人の異星人が地球人を支配してるという設定なので「銀河帝国」シリーズとは別世界なのは明らか。ただ後年の「スペーサー」の設定はこの辺から生まれたんだろうな、とは思われます。地球を人類発祥の星として崇める宗教団体が物語のメインに登場しますが、これなんかは「銀河英雄伝説」の「地球教」そのまんまという気もします(笑)。あれほど不気味な団体には描かれてないですけど、アメリカではやはり宗教テーマはデリケートだったみたいですね。
 他の作品でもこの時代のSFなので金星人や火星人も普通に登場するんですが、興味深いのは地球人と金星・火星人との混血問題や人種問題、異文化衝突といったテーマが繰り返し描かれていること。そしておおむね地球人のほうが否定的にとらえられる傾向があるように感じます。後年のアシモフ作品に比べて地球上の現実問題の比喩としてSF設定が使われているという感も強く、多感な時期のアシモフ少年(といっていいと思います)の心理がうかがえる気もします。本人も作品解説で書いてますが、やはりヒトラー台頭期のユダヤ人として思うところがいろいろあったようです。
 「宇宙の小石」を読んだ時に「地球=ユダヤ人」のイメージを感じたのですが、初期作品ではよりはっきりしてますし、アシモフ本人も認めてますね。



#1547 
ウェンデル・アース 2010/11/03 02:00
電子書籍

プロジェクト・グーテンベルクで
「宇宙の小石」「暗黒星雲の彼方」が電子書籍で
発売されています。
版権が切れたのでしょうか。



#1546 
Ken 2010/10/20 22:26
初期作品集(パート6)

「赤の女王のレース」(The Red Queen's Race)
時間旅行を利用して歴史を変える・・・・・これだけなら、ありふれすぎたプロットですが、心理歴史学が現実に可能であるかを、登場人物に論じさせるところが、アジモフならでは、ということでしょう。本作当時、ファウンデーションは、すでに世に出ていました。
ごくわずかな干渉で大きく歴史を変えるという考えは、本作の6年後に現われる「永遠の終わり」につながります。

科学者「干渉で歴史を誘導するなんて、どだい不可能だ」
捜査官「それでも、あんたは歴史に干渉しただろう!」
科学者「まあ、話をききたまえ」
・・・・・・・・・

つまるところ、「心理歴史学」は可能なのか?「現実矯正」は?


「母なる地球」(Mother Earth)
地球とスペーサーの葛藤を描いた第一作です。おそらくは「鋼鉄都市」の数世紀前を描いたものと思われますが、ただ本作の結末と「鋼鉄都市」に描かれる状況に、いくつかの基本的な相違があります。たとえば、「鋼鉄都市」では、スペーサーが地球に基地を作る一方で、感染の危険があるため、地球人や地球環境と決して接触しません。しかし「母なる地球」の結末なら、スペーサーが地球に来るはずがなく、地球との接触を絶つことこそ、スペーサー没落の原因になります。また、「母なる地球」では、スペーサーがいるかぎり、地球人の宇宙進出は不可能ですが、「夜明けのロボット」では、ファストルフ博士を登場させることで、この点が明確に否定されます。「母なる地球」と「鋼鉄都市」の発表時期に5年のひらきがあるし、「夜明けのロボット」はずっと下って80年代の作品ですから、アジモフがいろいろと考え直したものと思われます。
これは、やはりアメリカ社会の変化を反映しているのか? 第二次大戦前のアメリカは移民排斥がさかんで、移民を受け入れても西ヨーロッパ人に限っていたのが、60年代あたりから、黒人の地位向上と並行して、ヨーロッパ以 外からの移民もどんどん受け入れるようになりました。


初期作品集の紹介は以上です。みなさんも、機会があれば、読んでみることをおすすめします。



#1545 
ken 2010/10/20 22:13
>こちらも『カリストの脅威』から

>こちらもアシモフ初期短編集1から読み返してます。

そうですか。私は第1巻はもってませんので、もし感想を書いてもらえるなら、楽しみにしてます。

>「チオチモリン」の歴史版

うーん、できたらおもしろいけど、ちょっと難しいかもしれませんね。
「チオチモリン」の面白さは、「溶かす前に溶ける」なんて、100%ありえないことを、さも現実らしくみせることなんでしょうけど、歴史の場合、100%ありえないってことが、そもそもあるんでしょうか?

旧約聖書の、「イスラエルの10部族」が、どこへ行ったのか? 昔から侃々諤々の議論がされてきました。エチオピアだ、いやドイツだ、それどころかモンゴリアだ、はてはアメリカだ・・・・・

「日本」説もあるそうです。司馬遼太郎氏の「歴史を紀行する」に記載されてますが、京都を開拓した秦氏はイスラエルの子孫で、太秦広隆寺の「やすらい」井戸は「イスラエル」のなまりで、大闢(だいびゃく)神社はダビデをまつっていて、・・・と続きます。

常識人なら、これら諸説をまともに相手にはしないんでしょうが、さりとて100%ありえないという、否定の証明ができるわけでもない。そこが「チオチモリン」たりえない点かもしれませんね。



#1544 
徹夜城(第一発言者) 2010/10/19 21:40
こちらも『カリストの脅威』から

Kenさんに刺激されまして、こちらもアシモフ初期短編集1から読み返してます。
表題作になった「カリストの脅威」は最初期に活字になったものだそうで、主人公となる少年に自分の弟の名前をつけるなど、少年時代のアシモフの微笑ましい一面を見せてくれる作品です。アシモフ作品はご自身の解説付きでより楽しめる、というのが面白いところだと改めて思いましたね。
 内容的には当時よくあったという宇宙冒険もの、エイリアンとの遭遇ばなしになってますが、アシモフ自身はカリストにそんなものがいないことは百も承知で当時の「SF」のルールに乗っかったんだ、ということを書いてますね。

>Kenさん
 「チオチモリン」は名作ですね。博士論文と同時にこういうのを書いてるちゃめっけが楽しい(笑)。また論文審査の教官たちも話題になっていたから読んでいた、というのも楽しい話です。
 僕自身は歴史学専攻で院生やってましたから、歴史学でこういう冗談ネタができないかな〜などと考えたこともあります。だけど史料捏造からやらなくちゃいけないのであんまり面白くなさそう。毎年「ニュースな史点」のエイプリルフールでやってることなんかはそれを軽いノリでやっているものだったりします。



#1543 
Ken 2010/10/18 23:01
初期作品集(パート5)

「再昇華チオチモリンの吸時性」(The Endochronic Properties of Resublimated Thiotimoline)

初期作品中で最も有名な一作かも。小説ではなく、論文です。どこかの学会誌に掲載されてもおかしくないほど、正当な形式を踏んでいる。

水酸基、アミノ基、スルホン基など、親水性の官能基をもつ有機化合物は、容易に水に溶ける。しかも、親水性官能基を多くもつほど、速やかに溶け、水を加えてから溶けるまでの時間が短くなる。官能基をとくに多くもつ化合物は、瞬時に溶ける、つまり反応時間が0に近い。
ここにチオチモリンという、ある種の植物から抽出される化学物質があるが、この物質の化学構造は、親水性官能基が異常に多く、その結果、反応時間が0を通り越してマイナスになっている。・・・・・・つまり、水を加える前に水に溶ける!!!

本論文では、マイナス反応時間の測定方法を説明した上で、条件を変えての実験結果を紹介します。溶媒量と反応時間の関係、溶媒に不純物が混ざっている場合の反応、等。

まさに、アジモフの面目躍如。堅牢な科学知識と、ブッとんだ空想力が、見事に融合し(それこそがSFの本質ですが)、この一作を生みました。当時のアジモフは博士課程の学生でしたが、本作を発表した直後に、研究の最終報告会があり、その場の教授たちも、チオチモリンを知っていた。それほど、この「論文」は、学会の話題をさらったそうです。

この作品はまた、「私のノン・フィクション第一号だった」とアジモフが述べています。・・・・・・って言うか、チオチモリン自体はフィクションもフィクション、銀河帝国も上回る大ウソですが、本作の形式は優れた科学読み物で、のちに輩出する科学エッセイのはしりとなった、という意味でしょう。



#1542 
Ken 2010/10/17 23:12
初期作品集(パート4)

「死刑宣告」(Death Sentence)
ロボット短編集に含まれない、ロボットの話。「コンプリート・ロボット」に入れればよさそうなのに、なぜこの話だけ初期作品集なんだろう?
たしかに他の作品と異なるところはあります。ロボットが自分たちだけで暮していること、そしてなによりも、ロボットが人間にとって危険な存在になりうる、つまり3原則がない、という点が決定的で、仲間はずれにされたのかもしれません。

「袋小路」(Blind Alley)
本作を読んだ多くの人は、宇宙に出遅れた人類が絶滅する「永遠の終わり」を連想するでしょう。ただし、トランター銀河帝国を描く本作では、人類は銀河系を支配しており、出遅れた宇宙人が、その危機に直面します。本作の方が「永遠の終わり」より10年ほど早いので、母星に閉じ込められた知的種族は衰退する、というプロットは、こちらが先です。「永遠の終わり」と同じく最後は救われます。ひょっとして、ダニールが操ったか?
それにしても、生存のためには、他種族の先をうって生存圏の拡張が必要、というのではまるで帝国主義ですね。「永遠の終わり」の地球人も、本作の宇宙人も、すでに占領されている銀河への進出をあきらめますが、現実には、「地球種族」のように異種族が共存するか、もしくは戦争になるでしょう。

「関連なし」(No Connection)
はるかな未来、人類はとっくに滅びた地球が舞台・・・・これ以上の内容紹介は避けます。物語が進むにつれ、ミステリーが解き明かされてゆく、それが本作の醍醐味ですから。
1948年の作品ですが、ここでも白人とインディアンの衝突を、インディアン側の視点で描いているのが分かります。アジモフという人は、公民権運動などが起こるはるか以前から、この種のリベラルさをもっていたんですね。人種偏見を扱った作品は、「宇宙の小石」と「宇宙の気流」がよく知られてますが、そのほかにも探せばありそうです。「異人種」をロボットにまで拡張すれば、「バイセンテニアルマン」もこのカテゴリーに入るでしょう。



#1541 
Ken 2010/10/13 23:06
初期作品集(パート3)

「スーパー・ニュートロン」(Super-Neutron)
アナニアス(うそつき)クラブは、完璧なウソ、つまり誰もウソだと証明できないウソをついて遊ぶ同好会である。ある日のウソが「あと1時間で太陽系が消滅する」だったので、会員たちが、論旨の矛盾点を突っ込むが、すべてきれいに論破され、だんだんとウソと思えなくなってきて・・・・・・
一読後の感想は「惜しいなあ」でした。アイデアはすばらしいのに、展開される科学理論が不正確すぎる。たとえば「これまで謎だった新星爆発のしくみが分かった」という。しかし、新星爆発のしくみは謎ではないし、アジモフ自身も、科学エッセイでさんざん説明してます。
これはやはり1941年という執筆時期が早すぎたんだろうか?「アジモフの科学ガイド」によると、白色矮星が安定を失う「チャンドラセカルの限界」が提唱されたのは1939年なので、そうかもしれません。

「決定的!」(Not Final)
「思わざる勝利」の前年に書かれた本作は、その前編といえます。本作で木星人の問題を示し、「思わざる勝利」が解決編というわけです。残念ながら、両作で細部のSF設定が異なり、例えば「決定的!」の設定に従えば、木星の環境でロボットは活動できません。せっかくだから、「思わざる勝利」を書くとき、もうひとひねりして、完全な続編にしてほしかった。

「幽霊裁判」(Legal Rites)
タイトルがLegal Rights(法的権利)ではなく、同じ発音のLegal Rites(法的儀式)になってることに注意。
相続した家には、幽霊がとりついていた!!
呪術と御守りで、幽霊を駆逐にかかるが、幽霊は居住権を主張。ついに、双方弁護士をたてて、法廷で争うことに・・・・・
ここまで読んだ中で一番の傑作だと思います。裁判の描写が特に秀逸。
始めは怪談、次は滑稽譚かと思ってたら、強欲な人間から弱者(=幽霊)の権利を守る展開になり、最後はあっと驚かせて終わります。

「時猫」(Time Pussy)
たぶん、おそらく、読者を笑わそうとして書いたんだろうなぁ。
でも、頭が混乱しただけだった。
ショート・ショートです。

「著者よ!著者よ!」(Author! Author!)
私はファンタジーをまず読まないので(ま、ナルニアと指輪は読んだけど)、こういう話に接すると、作者の奇抜な発想に驚くべきか、それとも同様のプロットがもともと存在するのか、判断ができないのですが。とにかく、小説の作者の前に、小説の主人公が現実化して現われる、という発想には驚きました。こんな話を書けるのなら、いっそアジモフ自身を主人公にして、そこへダニールやセルダンを登場させれば、人類史を俯瞰するような歴史談義ができたのに。

ところで、この初期作品集は、全体がアジモフの回顧録にもなっており、1930年代から1950年頃にかけての人生を回顧しながら、そのときどきに執筆した作品を配してゆく、という構造になってます。だから、「地下鉄の小男」と同時期にスーザン・カルヴィンが初登場した(「うそつき!」)とか、「スーパー・ニュートロン」の直後に「夜来たる」を書いて、専業作家になる道が開けた、というように、より知られた他作品との関連も分かります。アジモフの私生活では、「著者よ!著者よ!」の直前に結婚していますが、なるほど本作には、いかにも新婚さんが書いたと思わせる場面も出てきます。(笑)



#1540 
Ken 2010/10/11 22:48
>これは読み返してみないとなぁ。

徹夜城さん、どうもです。
ネタばれについては自分なりに注意して、話の核心や決着は外してるつもりですが。ただ「地下鉄の小男」は詳しく書きすぎたと反省してます。文庫本の裏側に書いてある程度の内容紹介にしたいと思ってます。
1日1話のペースで読んでますが、科学論文といわれる「再昇華チオチモリンの吸時性」が一番楽しみです。「木星買います」に収録された続編(?)の方は読んだのですが。



#1539 
徹夜城(第一発言者) 2010/10/10 22:07
これは読み返してみないとなぁ。

>kenさん
 いやぁ、怒涛の感想、サササっと拝読しました。じっくり読んでしまうとネタばれがあるかもしれんと思ったからで…それでも「これは読み返してみないと」と思うものが多かったです。
 アシモフ初期作品集は僕も所有はしてるんですが、「未来史」がらみのものしかちゃんと目を通さなかったというのが実態でして…まさに第二次大戦中、アシモフもユダヤ系として意識せざるを得なかったであろうヒトラーの話などはちゃんと読んでみないと、と改めて思ったものです。



#1538 
Ken 2010/10/09 19:43
初期作品集(パート2)

「歴史」(History)
1940年の作品ですが、未来の歴史家が、「ヒトラー時代」(つまり本作の執筆時期)を研究する、という趣向です。1940年といえばヒトラーの絶頂期でしたが、本作中の「歴史」では、ヒトラーもまたナポレオン同様の没落をしたことになっているのは、さすがアジモフの先見力というべきか。
本作のもう一つのテーマは、信念の反戦・非戦主義で、主人公の歴史家は、政府に強制されても、また地球が金星の攻撃で大災害を受けても、なお超兵器開発の秘密を教えようとしません。兵器開発競争には終わりがなく、戦争が平和をもたらすことはないのだ、と・・・・・・
もちろん、これは難解な問題で、現実に敵の攻撃があるとき、軍事的反撃以外の選択肢があるのか?ヒトラーだって反戦運動にやられたわけではなく、戦争で打ち負かされたわけですから。
こうしてみると、戦争に訴えずに防衛するには?という点で、ファウンデーション世界に繋がるともいえそうです。・・・・・・もっとも、宗教や経済、ひいては精神能力で支配するのが、戦争よりはマシ、というのは、それ自体に賛否両論があるでしょうが。

「ガニメデのクリスマス」(Christmas on Ganymede)
上の「歴史」と同じ作者かと疑うような、ユーモア話、滑稽譚。20歳のアジモフは幅広く、いろんな方向を試してたんですねえ。
筋は単純至極。ガニメデ衛星で、現地人(ガニメデ原住民)を使用しながら、農場や鉱山を経営する地球の企業が、「本物のサンタクロースをつれてこなきゃ、はたらかない」という現地人の無理難題に応じようとドタバタする、というもの。話の筋よりも、ちりばめられた漫才風表現を楽しんでください。
アジモフはシェイクスピアの解説書も書いてますが、悲劇も喜劇もこなす作家を、このころはめざしてたのかな?

「地下鉄の小男」(The Little Man on the Subway)
これはてっきり「ガニメデの〜」と同様の滑稽譚と思って読み出したんですが、読み進むうちに、深刻なテーマを内包するブラック・ユーモアかと思うようになりました。もっとも、そこは読者の感じ方で、最後まで滑稽譚として読む人もいるでしょう。ともあれ、神の誕生を描いた、アジモフの2作品の1つです。(もう1つは「最後の質問」)
クラムリイ氏という、超能力を有する人物が、自らが神として君臨する王国を異次元に作りました。そこの住人にするため、ニューヨーク地下鉄の乗客を誘拐して連れ込み、「工場」で「信者」や「弟子」に加工してゆきます。(クラムリイいわく、説法は非効率なので、フォード方式を採用した)
ところが、やがて弟子たちが反乱を起こし、自分たちのいうままになる、別の神をつくり出す。クラムリイの王国顚覆には成功するが、破壊は無制限に進行し、結果は破局が・・・・
無神論者を自称していたアジモフが、そのとおりの神の否定をしたともとれるし、逆に、神に反抗して、欲望を追求する人類の愚かさを描いたともとれる。

「新入生歓迎大会」(The Hazing)
これも「地球種族」の続編です。地球が銀河連邦に加盟したことで、人的交流が始まり、アークトゥルスの大学にも、地球出身の新入生が入ってきたので、宇宙人の上級生たちが「歓迎会」を開きます。ただし、いわゆる昔の学校風の「歓迎会」で、上級生の権威をみせつけるための新人いじめにほかなりません。
10人の地球人1年生を誘拐して、未開の惑星に置き去りにする、という悪質なものですが、途中からどんどん計画が狂ってゆき、最後は、地球人から強烈なしっぺ返しを受けて降参する、間抜けな宇宙人の話ともいえます。
おそらくアジモフの学生時代には、この種のいじめは多かったのでしょう。特にアジモフのように、15歳で大学に入ったりすると、格別にやられたのかもしれません。作者の義憤があらわれた作品といえそうですね。



#1537 
Ken 2010/10/05 22:35
初期作品集

アジモフが作家業に専念する以前の「初期作品集」は、3巻出ていますが、第2・3巻を入手しました。本掲示板でも、あまり話題になってないようなので、順次読みながら、各話の簡単な感想を書いてみます。

「地球種族」(Homo Sol)
作者が20歳の時の作品です。
宇宙人があふれる銀河系に、ようやく恒星間飛行を実現した地球人が参入するという筋は、人間しか登場しない、後の作品と異なります。地球人が非常に特異な存在で、宇宙人が心配する、というプロットは、その後、いろんなSF作者が取り入れましたね。
心理学の応用で、社会の動きを数学的に予測したり、誘導したりするなど、後のファウンデーション世界に繋がるプロットもあります。

「金星の混血児たち」(Half-Breeds on Venus)
これは第1巻収録の「混血児」の続編とのことです。アジモフは冒険活劇も書けるんですねえ。
火星人との混血児たちが、地球人に迫害されて、ようやく金星に逃れてくるが、やがてそこにも地球人の入植者が現われて・・・・
侵略者の地球人と、被害者である混血児たちは、まるで白人入植者とインディアンを見るようで、もしアジモフがそのつもりで書いたのなら大した先見力というべきでしょう。20世紀の終わり頃には、「ダンシズ・ウィズ・ウルブズ」や「ポカホンタス」のような作品が現われますが、本作は1940年。インディアン=凶暴な土人という一般イメージしかなかった時代です。
もちろん、金星に森や湖があり、カエルや恐竜が住んでるなんて、荒唐無稽です。ただし、1950年代の半ばまでは、天文学者は金星の環境は地球とそっくりだと想像してました。マリナー2号が金星大気に突入し、そこが摂氏500度近い世界だと分かったのは1962年のことです。さすがのアジモフも、この作品の時点では、金星は人が住める世界だと思ってたんですね。

「虚数量」(The Imaginary)
「地球種族」の続編ですが、はっきりいって、何がなんだか分からん。災厄の発生もその解決方法にも、「なぜそうなるの」という説明がないに等しい。
いうまでもなく、アジモフは本物の科学者です。そのSF作品には、超光速航行や陽電子頭脳や時間移動といったSF設定は含まれますが、その上での論理展開には、常に科学的姿勢がつらぬかれていると思います。
そのアジモフにして、駆け出し作家の頃は、こんなのを書いてたのか・・・・・。虚数量の空間なんて、SFっぽく聞える、しかし意味不明の、フレーズが読者にうけると思ったんですかねえ。

「遺伝」(Heredity)
一卵性双生児を、地球とガニメデ衛星という、全く異なる環境で育てた結果、知性派と体力派という対極的な人間になりました。
最初は対立していたのが、やがて重大な困難に直面し、それぞれの特性を活かしつつ、協力して克服する、という王道話です。
「知性派」が機械に頼りすぎて活力をなくしてる、という「体力派」の言い分が、のちのスペーサーをちょっぴり連想させます。



#1536 
Ken 2010/08/06 22:35
考察「星を継ぐもの」(ホーガンを悼む):パート3

(その6)ルナリアン言語解読

いくら資料が多くても、全く未知の言語など解読できるんでしょうか?

たしかに、言語学者は、古代エジプトやメソポタミアの言語を解読してきました。でも、それには常に手がかりがあったのでは?例えばエジプト語の解読には、古代エジプトの絵文字とギリシャ語が併記された「ロゼッタ・ストーン」が寄与したはずです。そういうものがなくて、一言語のみを調べて、解読ができるんでしょうか?

よしんば、意味を解読したとしても、「コリエル」「セリオス」「ランビア」なんていう、固有名詞つまり発音までどうして分かるのでしょう?意味を知るのと、音を知るのは全く異なる作業のはずです。例えば、私たちは、「国破山河在」という詩の意味を知ってますが、これだけでは、杜甫の時代の中国人が、これをどう発音したのか、推測のしようもありません。



#1535 
Ken 2010/08/06 22:25
考察「星を継ぐもの」(ホーガンを悼む):パート2

(その4)2500万年の進化

ダンチェカー教授の結論:ネアンデルタール人までは地球で進化したが、我々ホモ・サピエンスはルナリアン。なぜなら、2500万年も別々に進化したにしては、我々とルナリアンは似すぎている。

・・・・言ってることは分かるけど、それを言うなら、我々とネアンデルタール人だって似すぎている。ネアンデルタール人(「停滞空間」のティミーですね)は、眉の上の出っ張りや顎の形以外は、現代人と変わりません。2500万年前のサルから別々に進化して、ここまで似るはずがありません。

(その5)ミネルヴァの厳しい環境が進化を促進

作者は、生物の進化と文明の進歩を混同してるのでは?
生物が進化するのは、生物の個体間が競争し、敗者が淘汰されるからです。温暖で豊かな環境であれ、寒冷で貧しい環境であれ、野生動物は、その環境の限界まで個体数を増やすから、個々の生物個体は常にギリギリの条件で生きており、どちらが競争が厳しいかは、単純に言えることではありません。むしろ豊かな環境の方が個体数が多いので、進化に必要な、新しい変種が現われる頻度は高いでしょう。現実にも、人類はアフリカで進化しました。



#1534 
Ken 2010/08/06 21:13
考察「星を継ぐもの」(ホーガンを悼む)

訃報に接して、重厚なハードSFの世界へいざなってくれた故人に寄せる一文をと思いました。やはり代表作「星を継ぐもの」について書いてみます。本作は、皆さんご存知のように、「まじめな」科学を扱っており、作品中で語られる内容は、そのまま理科の教科書に採用できるレベルのものが多いのです。読者もそのつもりで読んでいるのではないでしょうか?

それだけに、いささか疑問な箇所を指摘しておくのも、悪くはないだろうと、考えた次第です。作品批判というより、本作の主題である、科学的考察をより楽しむのに役立てば、と思います。(但しネタばれあり!小説を読んだ人に限る)

(その1)トライマグニスコープ:主人公ハント博士の発明。物質を透過するニュートリノが、物質の原子核の影響を受け、その変化を観察して、物質の内部を再現する。例えば、本を開かずに内容を読める・・・・・さて、原子核とニュートリノの相互作用で、閉じた本を読めるのでしょうか?

疑問だと思います。なぜなら物質の外観は分子構造に依存するが、その影響は原子核には及ばないからです。
例えば、本を読むという行為は、紙の外観を観察することで可能になります。紙は炭素と水素と酸素の化合物ですが、これが「セルロース」という特定の化学構造をもつことで、「紙」として我々の眼に映じます。同じくCHOの3元素でできていても、砂糖は分子構造が、したがって外観が全く異なります。ですから原子核を観察して物質の外観を知るには、分子構造の影響が原子核に反映してなければなりませんが、してるでしょうか?

ノー。例えば同じ炭素原子でも、紙と砂糖では、化学結合の形が異なり、それは原子を取り巻く電子の軌道に影響しますが、影響はそこまでで、原子核には及びません。炭素の原子核を観る限り、紙も砂糖もお酒もダイヤモンドも、区別できません。


(その2)細かいことだが、8章に、惑星の公転周期と質量が分かれば、太陽からの距離を算出できる、という記述があります。

これは明らかに誤りで、ケプラーの法則によれば、公転周期と公転半径には明確な関係があるが、その関係式に質量の項はありません。ミネルヴァの「1年の長さ」が分かれば、惑星の位置は直ちに特定できます。べつに、チャーリーの骨格や、ガラスの結晶構造から、惑星質量を推定する必要はありません。

(その3)ミネルヴァ、小惑星帯、月、冥王星の角運動量を検証せよ。

5万年前まで、惑星ミネルヴァと月は、今の小惑星帯の軌道を公転していたが、ミネルヴァは分解して、一部は小惑星帯になって軌道に留まり、残りは太陽系の外縁で冥王星になり、月は地球の軌道へ移動した。

・・・・このとおりなら、角運動量の保存則から、冥王星が獲得した角運動量と、月が喪失した角運動量が、相殺して釣り合うはずです。こんな大異変を推論しながら、こんな基本的な検証を怠っているのは解せないことです。


ほかにも「突っ込みどころ」はあるのですが、投稿が長くなるので、次回以降にします。



#1533 
ウェンデル・アース 2010/07/22 21:31
映画雑感

>KEN様

本心が遅くなり申し訳ないです。
私は、原作のアンドリューが世間相手に戦ってく過程と、その原動力となるリトルミスへの淡い思いというオチが好きなので、映画に対する評価が辛いです。

ロボットに対する見方が変化している気はします。今だと手塚目線に近づいているのではないでしょうか?

OVAは実写で希望です。第1発言者様の主張の通りテレビシリーズみたいのだとだいぶ期待が持てるのですが。

ネタばれに関してはシルエットあたりに落ち着くのではないでしょうか。



#1532 
ウェンデル・アース 2010/07/22 21:23
>eigazakkan





#1531 
Ken 2010/07/22 02:36
>映画にする難しさ

考えてみると、ファウンデーションを映像化するのに、もう一つの、それこそ決定的に難しい点があるのに、気づきました。

「序曲」を例にとると一番わかりやすいでしょう。この話の結末には、誰もがおどろく強烈などんでん返しがあります。
ところが、このどんでん返しは、文字で書かれた小説だから、どんでん返しになるので、人物の顔が映像化される場合は、はじめからネタばれになってるわけです。
同じことは、ミュールや第一発言者についても言えます。

映画制作者が、もしも原作に忠実に作るつもりなら、この難関をどう克服するかに、頭を悩ますでしょう。

なにかいい手がありますかねえ?



#1530 
徹夜城(第一発言者) 2010/07/18 22:31
映画にする難しさ

いやぁ、映画の話で盛り上がって(?)おりますね。盛り上がるというより「不安でーしょん」なところでしょうか(笑)。僕も悪乗りさせていただきます。

 まず原作が年代記的なものなので(とくに序盤)、そこらへんをどうするかですね。第二部「ファウンデーション対帝国」第三部「第二ファウンデーション」についてはそれぞれちょうど一本の映画にまとめやすい感じはするのです。リオーズ、ミュール、ベイタ、アーカディと映画向きな「役者」もそろっておりますし。
 しかし最初の「ファウンデーション」にあたる部分となると、これが2〜3時間程度の映画ではかえって難しい。確かにTVミニシリーズでやってもらったほうがいいと思うんですね。

 あるいは第一部にあたる部分をハリ=セルダンを主役にする「序曲」「誕生」の内容でまとめてしまうというのも手かもしれません。で、第一部の最後のほうでセルダン死後半世紀たったサルヴァー=ハーディン時代の「セルダン危機」描かれ、ラストでセルダンの映像が登場する…なんて感じかも。
 「彼方へ」なんかもかなり映画向きな内容なんですが、それ以前の三部作の存在を前提にしているだけにかえって難しい気もしますね。


 そうそう、少し遅れましたが。
 「星を継ぐもの」のJ=P=ホーガンがつい先日亡くなりました。それほどSFを読みこんでない僕も一読してこれには参ったと思わせてくれた作家さんでありました。ご冥福をお祈りします。
 



#1529 
Ken 2010/07/18 19:41
>どのような映画に?

コルサンターさん、はじめまして。

>作品の終盤はファウンデーションvsカルガンの艦隊戦

開戦直後は、ミュールの(フォースもどきの)精神能力のため、ファウンデーション軍が一方的にやられてゆくが、第一発言者がミュールの本陣に潜入して、これを制し、ここから全滅寸前のファウンデーション軍が大反撃に転じて・・・・

という展開でしょうか?

本来、想定された「ファウンデーション世界」では、心理歴史学的必然こそが、歴史の帰趨を決めるのであり、一会戦の勝敗など問題にはならないのですけどね。

>テレビドラマ化がうまくいきそう

そうですね。アメリカでよく作られるミニ・シリーズ形式が、ちょうどよさそうですね。原作の分量も「ルーツ」や「将軍」と同程度ですし。
私は「ギャラクティカ」を知らないのですが、たとえば「スタートレック」だと、劇場映画よりも、TVのエピソードの中にこそ、珠玉のような作品がいくつもある、と思っています。



#1528 
コルサンター 2010/07/16 23:33
どのような映画に?

>Kenさん

 確かに『スター・ウォーズ』化する可能性は高いでしょうね。三部作ということで『第二ファウンデーション』がラストになるのでしょうが、この作品の終盤はファウンデーションvsカルガンの艦隊戦……。ここを(映像的見せ場という意味で)クライマックスにすることは今からでも大いに予想できます。



 私などはテレビドラマ化がうまくいきそうだと考えたりしています。映画という尺だとどうしても原作部分を割愛する必要が出てくるでしょうが(短編集の色合いの強い第1作をどのように映画としてまとめていくかには注目しています)、ドラマならば原作に深く切り込んでいけるような気がします。

 リメイク版の『バトルスター・ギャラクティカ』が、SFドラマというよりドロドロの人間ドラマ&政治劇といった作品であったにもかかわらず、比較的人気があったという事例を見ると、『ファウンデーション』もドタバタにせずに、原作に忠実に作ったとしても十分受け入れられるのではないか…などと考えています。



#1527 
Ken 2010/07/16 21:48
>バイセンテルニアマン

うぇんでる・アースさん、こんばんわ。

>個人的にはファウンデーションシリーズはOVAで出してほしいです。

うーむ。
最近は「実写」といってもCGばかりが多くなってるし、それなら、いっそまるごとアニメのほうが・・・ということでしょうか?
あるいは、セルダンやミュールを演じられる俳優がいない?

>バイセンテルニアマンも内容的にはどやさ?
>という感じでしたが。

もちろん、感じ方は人それぞれです。

この映画は、アジモフの原作でなく、シルバーバーグの小説にもとづくそうですね。そうなると、私は原作を読んでいません。

アジモフの原作と映画を比較すると、どうでしょうか。

物語の主題は、ロボットのアンドルーが、「人間」としての尊厳と権利を求めてゆく、という点にあり、その点では、映画は忠実に作られたのではないでしょうか?
ただ、アジモフの原作では、人間側の悪意がより深刻で、アンドルーの方も、いろいろな人間の味方をもちつつも、「戦う」姿勢を、より鮮明に打ち出しているといえそうです。これに比べて映画は、人間側が原作より好意的で、その代表は、もちろん「2代目」のリトルミスで、アンドルーと結婚した彼女は、とても幸福そうです。原作の深刻さが、現実世界の人種問題への警告だとすれば、映画は、あいまいに、お茶を濁したといえるかもしれません。

原作(1976)と映画(1999)の、時代背景の違いもあるでしょう。90年代後半には、米社会での有色人種の地位向上が、原作当時よりもはるかに進んでおり、(それが10年後のオバマ大統領につながるわけですが)、より楽観的な姿勢が強まったのかもしれません。

私個人としては、映画のラストの、2代目リトルミスの、アンドルーへの言葉が、何よりも印象的です。彼女はこのひと言で、アンドルーに「たましい」があることを、確信してると言ったのですから。



#1526 
うぇんでる・アース 2010/07/15 20:08
バイセンテルニアマン

>KENさま

バイセンテルニアマンも内容的にはどやさ?
という感じでしたが。

個人的にはファウンデーションシリーズは
OVAで出してほしいです。



#1525 
Ken 2010/07/14 23:29
どうなるんでしょうね?

これまでに作られたのが「バイセンテニアル・マン」と「アイ・ロボット」。新作はぜひとも「バイセンテニアル・マン」に見習って作ってほしいのです。(「アイ・ロボット」は、アジモフへの侮辱ですな)

ところが、興行収入では、「バイセンテニアル・マン」の9400万ドルに対して、「アイ・ロボット」は4倍近い3億4000万ドルだそうで。これでは、プロデューサーがどちらを見習うか、はっきりしているような・・・

考えるだにおそろしいけど・・・

ダース・ベイダーの代りにミュール
ハン・ソロの代りにトレヴァイズ
レイアの代りにアーカディア

と置き代えてスターウォーズを作るんじゃなかろうか・・・

世界のアジモフ・ファンが声を上げて、映画制作者に要望を出してほしいものです。



#1524 
徹夜城(第一発言者) 2010/07/12 13:38
ついに来ちゃいますか!

>コルサンターさん
情報どうもです。映画化自体はほぼ確定とは思っていましたが、ここまで具体的な話は今頃気づきました。まぁ前にも書いてますが、期待半分、不安半分…いや、不安のほうがちょっと多いか?

問題は3部作はいいとして、原作のような年代記的構成が実現できるのか、という問題ですね。
3Dについては今流行の…という感もありますが、大作映画という触れ込み要素の一つには違いないので期待しましょう。

HP管理人としては映画公開を機にこのサイトの充実と繁栄をはかれればいいなぁ、と思うところです。2005年の映画「ルパン」公開で「怪盗ルパンの館」が現在のような状態になったという前例もありますしね。




#1523 
コルサンター 2010/07/11 00:31
映画『ファウンデーション』は3Dに

 5か月前の情報ですが、まだここには書き込まれていなかったようなので……。
 ローランド・エメリッヒ監督により企画されている『ファウンデーション』シリーズの映画が、3D映画として製作されることになったようです。

 脚本も近いうちに完成するそうで、3部作として公開されることはほぼ確定のようです。

 映画化には少々不安を感じるところもありますが、期待して待つことにします。


関連URL
http://eiga.com/buzz/20100215/5/



#1522 
Ken 2010/04/25 12:55
>コンピュータ教育

こんにちわ。
アメリカの大学院では、おっしゃるようなネット技術を利用し、その大学へ行かなくても(たとえば日本にいながら)、単位をとり卒業もできるという話を聞きましたが、日本でもそういう時代が近づいているのですね。これなら、私のように20年以上も前に社会人になった人間が、仕事を続けながら、あらたに大学教育を受けることもできそうです。インタビューの中でアジモフが言っているのは、まさにこのことですね。

それにしても、若いうちから、こういう技術を利用できるあなたの世代は、やっぱりうらやましいです。(笑)。
海外の学生と友人になる機会も、きっと多いでしょうね。



#1521 
コルサンター 2010/04/21 22:06
コンピュータ教育

 お久しぶりです(数年ぶりの書き込みなので、この挨拶は適切ではないような気もしますが^^;)。

 Kenさんが指摘されているコンピュータ教育についてですが、いま実際に大学に身を置いている私からも一言。

 私が在籍している大学では、全講座にそれぞれ専用のBBSのようなものがあり、担当教員と受講者がそこで課題のやりとりやディスカッションを実名で行えるようになっています。また、教員の講義を収録した映像に連動して、PowerPointの板書が表示されるオンデマンド講座なども存在しています。
 他にも、提携を結んだ海外の大学の学生と、映像・音声によってクラス単位で英語による議論が行えるシステムや、1対1で英字によるチャットができるシステムなど、語学教育でのインターネットの活用は盛んです。



#1520 
Ken 2010/04/11 22:43
F・ジスカルドさんへ

あなたは13歳でしたね?
私は、あなたより30以上も年長ですが、アジモフが言っている「コンピュータによる教育」について、心底から、あなたの世代がうらやましいです。中学どころか、私が大学生のときでも、何かを勉強するには、自分で買うか図書館で借りるかした本によるしかなく、ウィキペディアなんて想像すらできませんでした。もし今、私が中学生だったら、学校なんかへ行かず、ひたすらコンピュータの前に座って、いろんなことを勉強しようとするかもしれません。(もちろん、現実にはそんなこと不可能ですが。それに、アジモフもインタビューの中で、人間づきあいを学ぶ場としての、学校の価値は認めていますし)

とにかく、あなたの世代がうらやましいです。もっとも、アジモフ的視点にたつなら、それはどの時代に生まれてもいえることで、私の父の世代は私の世代をうらやむだろうし、あなたが今の私の年齢になったときは、その時代の中学生をうらやむのでしょうね。

それにしても、アジモフという人は、歴史を学び、そこから未来を予測するのが、じょうずですね。彼が創作したキャラクターの中で、最も本人に似ているのは、やはりセルダンですね。



#1519 
F・ジスカルド 2010/04/09 21:54
>インタビュー動画

 動画を見ました。意味まで書いてくださってありがとうございました。アシモフの映像を見るのは初めてで、新しい視点からアシモフを考えることができました。




#1518 
Ken 2010/04/05 07:15
インタビュー動画

私もyoutubeで、アジモフを検索したところ、いくつかおもしろいのが、みつかりました。たとえば、下記は、ジャーナリストのビル・モイヤーズによる、アジモフのインタビューです。

パート1:http://www.youtube.com/watch?v=1CwUuU6C4pk
パート2:http://www.youtube.com/watch?v=CJAIERgWhZQ&feature=related
パート3:http://www.youtube.com/watch?v=FEHtt5sGbTw&feature=related

冒頭で、インタビュー当時の最新刊が紹介されており、そこから1987年、亡くなる5年前の収録と分かります。
アジモフ作品を多く読まれている皆さんでも、アジモフ本人の動く映像を見、声を聞く機会は、あまりないのではないでしょうか?よろしければ、一見をお勧めします。

インタビューは、当然ながら英語なので、内容を簡単に紹介しておきます。

非常に広範な分野を対象に著述しているアジモフですが、その秘訣は、知識を得ることを楽しむことだ、といいます。たとえば、自分は化学者だが、著書は化学より天文学の方がずっと多い。化学は仕事だけど、天文学は「楽しみ」で、だからこそ、のめり込むように学んだ、と述べています。

その後は、コンピュータの役割を中心に話が進みます。1987年当時といえば、パソコンが一般人でも買えるようになり、インターネットの普及も数年後に控えている時期でした。アジモフの話の要点は、

(1)技術の進歩にとり、人間は、より創造性を求められるようになったこと
(2)そのための教育は、コンピュータがもたらすこと

となります。ここでモイヤーズが、「機械による教育では、人間らしい教育にならないのでは?」と疑問を呈しますが、アジモフは、「そんなことはない。むしろ逆だ」と答え、理由を説明します。その説明が、いかにもアジモフらしく、歴史の解説を含むものです。

ずっと昔、教育といえば家庭教師による個人授業でした。生徒が一人だから、完全にその人に合わせた、理想に近い教育ができた。ただ、そんな教育を受けられるのは、一部の金持ちだけでした。
近代になって学校教育が普及すると、誰でも教育を受けられるようになります。これは大進歩ですが、ただ、先生と生徒が1対多の関係になり、個々の生徒の実情に合わせた教育ができなくなりました。
しかし、コンピュータを通じて学べるようになれば、昔のように1対1の関係に戻るので、柔軟な学び方ができます。たとえば、野球の好きな人なら、「防御率」などの数字を追いかけるうちに、その意味や算出法に関心を持って調べるようになり、それが数学センスの向上につながるでしょう。
このような学び方なら、生涯学習も容易です。

むしろ、現行の学校制度の方が、機械的に硬直したものにならざるをえません。内容は一律のお仕着せだし、教育を受けるのは、青少年に限られます。

アジモフは、また、勉強することのメリットとして、世にはびこる迷信のたぐいに惑わされなくなる、と述べています、このあたりは「いかにも」という感じですね。



#1517 
徹夜城(第一発言者) 2010/03/17 23:37
Youtubeにみるアシモフワールド

>kenさん
 百科事典縮刷版へのコメント、どうもです。8年もほったらかしにして今頃作業を再開したわけですが、やる気が起きてるうちにポツポツとやっていきたいと。
 
 アシモフと映画のことですが、確かにあの「どんでん返し」は映画化しにくい、というのはありますね。特に「序曲」。あれにはやられた!と思った方も多いはず。

 さて映画ということでふと「ファウンデーション」のその後の動きはないんだろうか?と気になりましてちょこっとyoutubeで「Foundation,asimov」などと検索をかけてみました。すると個人が勝手に作った「ファウンデーション」予告編なんてものまで見つかるのですが(笑)、それより注目してしまったのは向こうのアシモフファンが作ったのであろう「アシモフ世界ガイド」の動画でした。

☆Guide to Isaac Asimov's Foundation-Foundation series
http://www.youtube.com/watch?v=tZIGHbDsZl0&feature=related
…ファウンデーションシリーズの大雑把なガイド。シリーズ初版本と思われる表紙絵、それと出所が気になるイラスト(本の挿絵か、宣伝用イラストか?)が出てきます。このイラストがなかなかカッコイイ。

☆Guide to Isaac Asimov's Foundation-Empire series
http://www.youtube.com/watch?v=9E95nwXQgH0&feature=related
…「トランター帝国もの」三作の紹介。こちらは表紙絵が出るのみです。

☆Timeline of Asimovian universe
http://www.youtube.com/watch?v=PKeLFfLq__4&feature=related
…「われはロボット」からベイリ&ダニール、トランター帝国、ファウンデーションへと続くアシモフ未来史を年号付きで俯瞰する動画。こちらもイラストが入ってます。



#1516 
Ken 2010/03/17 02:52
>銀河百科事典縮刷版、更新!

編纂作業、ご苦労様です。
未来史研究報告に、ファウンデーション紀元について、投稿しておきました。

〜アジモフと映画の相性について

一般的に、相性が悪いと言えるかどうか・・・
「アイ・ロボット」は論外ですが、ロビン・ウィリアムスが演じる「バイセンテニアルマン」は秀作だと思ってます。「停滞空間」なども、良い子役を得れば、優れた映像作品になるのではないでしょうか。一方で、「最後の質問」などは、映像にしようがないですね。

ただ、私を含めて、本掲示板に来るような人の問題は、原作を知っていて映画を見るってことなんですよね。なにしろ、多くのアジモフ作品の醍醐味は、どんでん返しの結末にありますから、原作を読んだときと同じ感動を映画から得るのは、本質的に無理があるともいえそうです。「バイセンテニアルマン」の成功は、「どんでん返し」型の作品ではない、点にあるのではないでしょうか?



#1515 
徹夜城(第一発言者) 2010/03/15 11:33
銀河百科事典縮刷版、更新!

 恥ずかしながら8年ぶりの更新です…(^^;)
 まぁとにかく気まぐれ屋ですので。なんとなく気分が乗ってしまうと一気呵成にやってしまうというのは、つい先日「南北朝列伝」の作業のなかで自分で再確認しちゃいました。
 最近新規来訪者も多くなってるし、もしかすると「ファウンデーション」映画化かもしれないし…ということもありまして、とりあえず「ファウンデーション」より「心理歴史学者」「百科事典編纂者」「市長」の3編について解説ページと各種項目を「銀河百科事典縮刷版」に収録しておきました。
 僕も久方ぶりにシリーズを再読してまして。だからだいぶ忘れていることも多く…とくにこれから読む予定の「ファウンデーションの彼方へ」「と地球」「への序曲」「の誕生」についての情報はあまり明確には書いてません。記憶違いもあるかもしれません。
 今回書き加えた項目の記述もあまり厳密なものではありません(なんせ作業期間はここ4日程度です)。だからその項目の記述に疑問点やご意見がありましたら、ぜひぜひ「未来史研究報告」の掲示板をご利用ください(ネタばれをさけるためです)。
 実はそもそも「ファウンデーション紀元」の解釈はあれでいいのか、執筆者も自信がないんですよ(汗)。「ファウンデーションの勝利」原書巻末の未来史年表だと見解が二年ずれておりまして。

 ついでにトップページの各コーナー入口の配置を入れ替えてみました。また掲示板過去ログも整理し、100発言ごとに再編しています。それにしても編集していて実感しましたが、1999〜2001年あたりがずいぶん発言ペースが多かったのですね。



#1514 
徹夜城(第一発言者) 2010/03/11 10:56
今頃になって知ったこと

10年も経ってから知る、というアシモフファンとしては情けないことをしてるようですが(汗)。
いつの間にか「夜来たる」って映画化(劇場公開ではなかったかも?)していたんですね。ソフトが出ておりました。
「ナイトフォール・夜来たる」と題されてDVDでレンタルも出ているようです。主演はデビッド=キャラダインと出ております。
監督はロジャー=コーマン…という時点でキワモノになるなと思えちゃうわけですが、やっぱりそうみたい。ネット上でざっと感想を当たると「駄作」という声しか見当たりません。
…まぁ以前から思ってることですが、アシモフと映像ってあんまり相性が良くないんですよねぇ。「ファウンデーション」も不安のほうが多い。

それで、というわけでもありませんが。
実はかな〜〜〜〜り久々に「銀河百科事典」編纂作業を再開しております。とりあえず「ファウンデーション」から手をつけます。これまで「われはロボット」しかやってませんでしたが、やはりここは大本命の「ファウンデーション」からやってみるかと。
もうちょっと待っててください。



#1513 
ウェンデルアース 2010/03/06 02:50
>停滞空間

いいですよね「停滞空間」
グッときます。



#1511 
F・ジスカルド 2010/02/21 21:04
短編集

 すみません。意味不明な書き込みをしてしまいました。
 「木星買います」と「停滞空間」を古本屋で手に入れました。SFのみならずミステリーやサスペンスの要素も含んだ、すばらしい作品群です。ネットでも手に入るようなので、おすすめします。



#1509 
夜明けのジャミラ 2010/01/31 00:27
有難うございます

KENさん、分かりやすい回答を頂き有難うございます。
「ロボット」&「ファウンデーション」はSFというより 謎を解いてゆくミステリーと読んだほうが楽しめるそうですね。





#1508 
Ken 2010/01/29 21:53
夜明けのジャミラさんへ

はじめまして、Kenと申します。

私個人の意見ですが、各作品を初めて読むのか、再読なのか、によるのではと考えます。

初めて読むのなら、各作品の発表順でしょう。「ロボット」シリーズと「ファウンデーション」シリーズの発表順は、

ファウンデーション、ファウンデーション対帝国、第二ファウンデーション、鋼鉄都市、はだかの太陽、ファウンデーションの彼方へ、夜明けのロボット、ロボットと帝国、ファウンデーションと地球、ファウンデーションへの序曲、ファウンデーションの誕生

ですね。理由は次のとおりです。

たとえば、「ロボットと帝国」の中で心理歴史学が言及される箇所は、読者が心理歴史学を知っている、つまり、すくなくとも「ファウンデーション」を既読である、という前提で書かれていると思います。あるいは「夜明けのロボット」「ロボットと帝国」より先に「ファウンデーションと地球」を読んだら、「ジスカルド」が誰のことなのか分からないでしょう。同様のことが多くみられ、作者は、明らかに、各作品が発表順に読まれることを意識していると思います。

もしも再読なら、アジモフ世界の「通史」として、時代順で読んでみるのが面白いのではありませんか?本サイトの管理人さんが「アシモフ未来史目録」で並べている順です。



#1507 
夜明けのジャミラ 2010/01/29 11:51
読む順番

本棚を整理しているとロボット4作品<ハヤカワ文庫>(鋼鉄都市 はだかの太陽 夜明けのロボット ロボットと帝国)が出てきました。
買ったことも忘れていました>O<;;;;

これを機会に過去挫折したファンデーションシリーズとあわせて読もうと思います。
読む順番ですが・・・

@ ロボット4作品を全部読んでからファンデーションを出版順に。
A ファンデーション全冊を読んでからロボットシリーズへ
B 鋼鉄都市→はだかの太陽→夜明けのロボット→ファンデーションの彼方へまで読む。
  ここで中断、夜明けのロボット→ファンデーションと地球→ファンデーションの序曲

どれが おすすめでしょうか?
お手数かけますが宜しくお願いします




#1506 
徹夜城(第一発言者) 2010/01/20 22:33
2010年、そして三原則

 変なタイトルを付けましたが。
 実は今年になっていい機会、と思い、アーサー=C=クラークの「2010年宇宙の旅」を初めて読みました。映画のほうは見てたんですけどね。
 「ついに2010年到来!」というわけで、昨年末にハヤカワ文庫で新版が出ていたのでそれを買って読んでみました。

 映画は大筋では原作に忠実に作ってあるので、先に映画を見ている僕などはずいぶんすらすらと読めました。もっとも映画のほうは米ソが核戦争一歩手前までいってしまうという原作にないオリジナル要素があってサスペンス度がかなり高くなってます。もちろんその要素がいっさいない原作のほうが「未知なるもの」との遭遇に集中できますし、テンポはかなりいいのでスイスイ読めますが。
 映画「2001」では不気味な印象ばかりが残ってしまうコンピュータHAL9000ですが、「2010年」ではその点がずいぶんすっきり整理され、最後には何やら感動まで残してくれます。このHALの描写なんかはアシモフチックだな、と僕などは映画版を見たときから思っていたのですが。

 さて半ば強引にアシモフにつなげましたが、今頃になってこんなものがあったことに気付きました。

 「千葉大学ロボット憲章」
http://www.chiba-u.ac.jp/general/robot/robot.html
 この「第4条」にご注目(^^)
 実は千葉大は僕の母校でありまして、そのつながりでもビックリしまして(笑)。まぁ僕は史学科ですからロボット開発とは一切縁がございませんでしたが。
 でもアシモフとの出会いは千葉大の生協書店で買った「銀河帝国の興亡」だったんですよね。



#1505 
F・ジスカルド 2010/01/19 22:55
大分賑やかに

 しばらく忙しく来れなかった間に賑やかになっていますね(まさか僕以外に中二のアシモフファンがいるとは・・)。仲間が増えてうれしいです。
 驚くべき偶然の一致ですが、たまたま僕は冬休みに「星を継ぐもの」を読みました。ラストが圧巻ですねえ。ここまで印象的なラストは「宇宙のランデヴー(A・C・クラーク)」と「ファウンデーションと地球」ぐらいのものでしょう。この本を読んで、J・Pホーガンの本も集めてみようと思いました。



#1504 
良きサマリア人 2010/01/10 17:55
恥;

指摘されてニックネームの打ち間違いに気づきました。
お恥ずかしい限りです。
私も翻訳本を読むたびに宗教的な記述にひっかかっていたので、成人して後、聖書を読み物として読んだくちです。最初はサマリア人って何?でした。
このところ、「ダヴィンチコード」などを読むおりに聖書を読んでおいてよかったと思ったりして、アシモフに感謝しております。
ところでジェラシックパークの原作は読んでいませんが、虫の閉じ込められた琥珀は私の自慢のコレクションの一部です。今度は原作も読んでみます。



#1503 
Ken 2010/01/10 15:13
良きサマリア人さんへ

「ソマリア」ではなく「サマリア」人ですね。最初は、アフリカの方かとも思いましたが(笑)。「良きサマリア人」の話は、私も好きです。(実は、私、本物のバイブルより先に、アジモフの「ガイド」を読んだくちです。)

「夜来たる」
やはり「停滞空間」に収録の「最後の質問」は神への、「夜来たる」は宗教(狂信というべきか)への作者の観点が示された、傑作ですね。

「星を継ぐもの」
たしかに、幻想に流れず、科学的姿勢を貫いた作品だと思います。私が読んだ中では、クライトンの「ジュラシック・パーク」と双璧ですね。
もっとも、ここまでシリアスな姿勢を示されると、読む方も「突っ込み所」を真剣に考えてしまいます(笑)。
・ミネルヴァ崩壊前後の、角運動量保存を検証すべきでは?
・「コリエル」なんて、固有名詞の読み方まで、分かるのかいな?
とか・・・



#1502 
良きサマリア人 2010/01/03 18:15
追伸

いまさらですが
My favorite Asimovは「夜来たる」でしょうか。
私がアシモフを読むようになった頃はまだ邦訳が無い状態、あるいは絶版で手に入らなかったのですが、解説などで知り、ぜひ読んでみたいと熱望していたことを思い出します。
シルヴァー・バーグとの長編版も読みましたが、最初の簡潔な短編のほうが好みです。
皆さんのあげているホーガンの作品も好きです。「星を継ぐもの」を読んだときは手汗で本がグズグズになってしまいました。
最近では「深海のYrr」フランク・シェッツィング著が良かったです。
この一月はSFからは離れて、ピーター・トレメイン著の「フィデルマ」シリーズを一気に読んでしまいました。
ミステリーも好きな私はこの修道女に夢中。
歴史好きな方にもお勧めです。
7世紀の古代アイルランドの文化的水準の高さに圧倒されますよ。
長くなりますが、皆さんの二年前頃からの書き込みを読み、アシモフファンって少ないと実感している私はそうなんだよなぁと共感しています。まず身近にいませんよね。
寂しい限りですが30年以上この状態に甘んじていた私には慣れたものです。
読むだけで楽しいこのスレは私にとってかなり貴重です。



#1501 
良きサマリア人 2010/01/03 16:03
明けましておめでとうございます

Kenさん、解答ありがとうございます。
早速「停滞空間」を掘り起こして読んでみます。
生活必需品として日々活用している電化製品、
理論的にはわかったつもりでいますが、TVやFaxでさえ、よくよく考えてみれば
ほとんどブラックボックス化している私には
このような技術の恩恵にあずかることはむしろ僥倖かも知れません。
本当にアシモフの先見性には驚かされます。
日常の煩雑さに追われている身ではありますが、まったりとしたこの伝言板は案外マイペースで続けていけるような気がしています。
さて「停滞空間」の次は年表どおり銀河帝国興亡記を時代を追って読み進めてみようかと新年に誓っています。



#1500 
徹夜城(第一発言者) 2010/01/02 22:44
銀河新年

あけましておめでとうございます。
毎年毎年「銀河…」とやり続けて何年になりますやら。ちっとも更新してないのが申し訳ない限りですが、最近新規の方もこられて伝言板が多少にぎやかになってるのがうれしいです。



#1499 
Ken 2009/12/31 04:46
良きソマリア人さんへ、

はじめまして。Kenと申します。

ご質問の作品は、短編集「停滞空間」に収録の「プロフェッション」ではありませんか?原題でお探しなら、「Nine Tomorrows」の中の「Profession」です。1957年の発表ですね。

ところで、私はコンピュータ技術者の末端に連なる者ですが、最近は、この作品のような世界が現実化しつつあるのでは、という懸念を持っています。昔と比べて、コンピュータを使うのも、プログラムを作るのも、格段に容易になりました。その一方で、真に革新的な技術開発は、マイクロソフトやインテルやオラクルのような一部の企業に勤める人だけの仕事になり、いわば、技術者の二極分化が起こっているようです。私を含む「その他おおぜい」は、与えられたツールをマニュアルどおりに使うのが仕事になりました。アジモフは、半世紀前に、こういうことを予見していたのでしょうか。



#1498 
良きソマリア人 2009/12/29 15:07
年末の忙しい時に

図書館の予約確認のためネットにアクセスしただけなのについ書き込みまでしてしまった。
この掲示板を読んでいて、ちょうど大掃除の最中だし、もう一度アシモフを読み返さなければいけないと決意しました。
確かアシモフの作品は一つも捨てていないはず・・・(高校時代に友達に貸した「聖者の行進」だけは返ってこなかったけど)
それにしても、中学生の新規ファンは頼もしいですねぇ、中3の息子に「我れはロボット」を貸してあげたのに受験勉強があるから終わってからと素気無くされ、大学生の娘には「黒後家蜘蛛の会」シリーズを貸してあげたのに机の脇に積まれたまま・・寂しいです
掲示板を眺めているだけでよかったのですが、急に疑問が浮上しましたので質問させてください。
題名の思い出せない作品があるのですが
内容は、子供たちがある年齢に達するとせれぞれの特性を検査し、職業訓練なしに直接脳に学習させ、技術や知識を習得する世界のお話。その検査に引っかかってしまった少年が主人公。社会心理学者だかなんだかのおじいさんに付き添われて、自分の天分を理解していくという内容であったような・・・
タイトルと短編ならそれが入っている本のタイトルを教えてもらえるとすっきりします。
それにしてもグレゴリー・ベンフォードは良かったけど、グレッグ・ベアはいまいち
なんていう感想を言える場所があるのはいいことですね



#1497 
徹夜城(第一発言者) 2009/12/03 22:11
ようこそ!

>ミューラー・ホルクさん
 どうも、ようこそいらっしゃいました。管理人の「第一発言者」こと徹夜城です。
 このところ次々と中学生の新規アシモフファンが続々現れてうれしい限りです(^^)。
 しかもいきなり僕も驚くほどディープな話題を(笑)。

 僕も「未来史シリーズ」とは無関係とはいえ「黒後家蜘蛛の会」シリーズは大好きです。それにしてもさすがに原書までは手を出してなくて…ファウンデーションシリーズは原書をあらかた持ってるんですけどね。

 ついでながら、「世界の名探偵」ということでは僕は「怪盗ルパンの館」なるサイトも経営しております。ご興味がありましたら、どうぞ。



#1496 
ミューラー・ホルク 2009/12/02 21:59
Kwomwill?

15:00にクォミルと名乗った者です。名前を変更したいと思います。
その理由は、以下のことにあります。
ドーウィン卿が読破したという、おそらく有名な著作家クォミルを原書で確認してみると、Kwomwillとあります。
ドーウィン卿がrの音を省略して発音すること、そして現実世界にCromwellという名前があることを考慮すれば、Kwomwillはクロムウィルとするべきでしょう。
しかし、(他の訳ではどうなっているのか知りませんが)岡部宏之の訳ではクォミルとなっています。
もともとクォミルという響きがよいと思っていたのに、実際はクロムウィルだったとは……



#1495 
クォミル 2009/12/02 15:00
はじめまして

はじめまして。アシモフ作品を研究できるほど多くの作品は読んではいないが伝言板を傍観するのも寂しい、と思って書き込んだ中2男子のアシモフファンです。
今までこういうところに書き込んだことが無いので、へまをやらかす可能性もありますが、よろしくお願いします。

アシモフファンになった経緯は簡単です。「名探偵コナン」の名探偵図鑑に「黒後家蜘蛛の会」のヘンリーが紹介されていたので読んだところ、とても面白かった、というそれだけです。
どうも私は小説をはやく読むのが苦手で、まだ以下の作品しか読んでいません。
・ベイリ&ダニールシリーズ
・ファウンデーションシリーズ(新三部作を除く)
・神々自身
・ウェンデル・アース博士が出てくる作品を一つ
・短編集「地球は空き地でいっぱい」の中の作品

様々な本を読むのが好きなのでアシモフばかり読むこともできず、皆さんに追いつく日はまだ遠そうです。



#1494 
ウェンデル・アース 2009/11/27 23:17


ろくさん
こんにちはです。

ビジョルドは読んだことがないので、今度探してみます。
最近読んだのはJ.Pホーガンの「創世記機械」
これはヒットでした。



#1493 
ろく 2009/11/23 21:29
マイベスト

ウェンデル・アースさん、こんにちは。
読書週間などとっくに過ぎ去った今頃ですみません。
最初のアシモフは多分ジュブナイルの鋼鉄都市でした。
大人になって続きの<はだかの太陽>を読み、今でもこれを一番よく読み返す気がします。
アシモフの作品は優劣つけがたいものが多いのですが。

アシモフ以外では最近はL.M.ビジョルドをよく読みます。

関係ないのですが、今日は韓国初の宇宙飛行士という方の講演を聴いてきました。
宇宙はまだなかなか遠いようでした。




#1492 
on 2009/11/11 19:08
kazuon@t.vodafone.ne.jp



かずおん


#1491 
ウェンデル・アース 2009/11/06 21:50
黄金期

皆様

御三家というか、
黄金期の空気が強い作品ですよね。
やはりオーソドックスなものが強いということでしょうかね。



#1490 
F・ジスカルド 2009/11/06 21:33
マイ・ベスト

 一人だけ答えが遅れてしまいました。テスト週間だったもので。
 僕のお気に入りアシモフ作品と言えば「はだかの太陽」です。スリルに満ちたストーリーから最後、あっと言わせる結末。まさにSFミステリです。
 アシモフ以外のSFではー僕はクラークしか読みませんがー「2001年宇宙の旅」です。映画化もされていますが、僕は小説版の方が好きです。300万年前に月面に残されたモノリスの謎ー木星・土星ミッションに飛び立つディスカバリー号のコンピューター・HALの謎ー謎に満ちた宇宙の旅の果てにディスカバリー号が見たものとはークラークと肩を並べるクラークの名作です。僕のマイ・ベストはこの二冊です。



#1489 
徹夜城(第一発言者) 2009/11/05 22:23
マイベスト?

 出遅れてしまいました(^^;)。読書週間ももう過ぎちゃってるような。

 マイベストのアシモフ…う〜ん…かなり悩みます。アシモフとのファーストコンタクトが「ファウンデーション」シリーズ(というより「銀河帝国の興亡」というタイトルにひかれたのですが)なので、それを挙げることにやはりなるのかな。
 とくに「ファウンデーション対帝国」の「ザ・ミュール」の結末を読んだ時の感動は忘れられません。そして三部作を読み終えた直後に「彼方へ」が出ていることを知り、速攻で購入して読んで、これの読後感も素晴らしかったです。

 他の作家のSFってあんまり読んでないんですよねぇ…(^^;)SFファンかと問われるとやっぱり「ウン」とは答えかねる自分でして。
 読んだ時ののめりこみ度ということでは「星を継ぐもの」かなぁ。日本の作家のものはそれこそあまり読んでいないのですが、最近では山本弘「神は沈黙せず」をなかなか興味深く読みました。



#1488 
ウェンデル・アース 2009/11/05 20:39
短編

短編好きです。

単に長編SFを読む気力がなくなっただけかもしれませんが。
国内だと草上仁さんが好きですね。
最近本屋で見なくなりましたが。



#1487 
Ken 2009/11/03 18:01
火星人の方法

ウェンデル・アースさん

>My favorite ASIMOV はノンシリーズの「火星人の方法」

宇宙へ進出した人々と、地球に残った人々。後者の絶対的な強さが、逆転されてゆく第一歩を描いており、はるか後のイライジャたちの時代につながるともいえる作品ですね。「スペーサー」という言葉も出てくるし。

この種の、簡潔にまとまった短編が好みなら、堀晃氏の作品集など、いかがでしょうか?(既に読まれたかもしれませんが)



#1486 
ウェンデル・アース 2009/11/01 21:03
コンタクト

Kenさん、こんにちは。

「コンタクト」、学生時代に読みました。
SFと宗教以外に相性いいですよね。
当時はそこまで深読みしてなかったのですが。
機会があれば久しぶりに読み返してみようと思います。




#1485 
Ken 2009/10/31 17:21
お気に入り

ウェンデル・アースさん、こんにちは。

>皆さんの最近の当たりSF一つと、アシモフ御大のお気に入りの作品を一つ

最近、というほどではありませんが・・・。

昔は「星を継ぐもの」みたいな、ハードSF一辺倒でしたが、中年になって、人生の悩み(?)が増えるにつれ、好みが変化しました。(笑)

例えば、カール・セーガンの「コンタクト」。科学考証自体もしっかりしてますが、それ以上に、無神論者と思われたセーガンが、宗教について真剣に取り組んだことが、印象に残りました。ジョディー・フォスター主演の映画も秀逸です。

アジモフ作品では「永遠の終り」。この作品の真のテーマは、時間旅行ではなく、人間の尊厳と愛である、と私は思います。

小説ではありませんが、スタートレックの「超時空惑星カターン」も大好きです。原題の「Inner Light(内なる光)」は、クエイカー教徒の人たちが大切にする観念で、本作は「邯鄲」の世界を舞台にしながら、死者と生者の魂の触れ合いを描いた傑作だと思います。



#1484 
ウェンデル・アース 2009/10/28 19:59
読書週間

世間では読書週間に入っているようです。
ここを覗かれている皆さんはもちろんSFを読みまくっていることでしょう。

私はと言えば、最近のSFに付いていけなくってとんと足が遠ざかっているのですが。

良ければ皆さんの最近の当たりSF一つと、アシモフ御大のお気に入りの作品を一つ教えてくれませんか?

私の最近の1冊は創元文庫の「時の娘」 これから読むところですが。
My favorite ASIMOV はノンシリーズの「火星人の方法」です。
短編の方が面白いと思ってます。






#1483 
F・ジスカルド 2009/10/26 12:28
アーサー・C・クラークの「友情の証」

 先日クラークの「3001年終局への旅」を読み返して気がついたのですが、なんとあのスーザン・キャルヴィン博士が、「優れた先達」として名前だけ登場していました(36・恐怖の部屋)。先に逝った友人への「友情の証」だったんだなぁと、少し感動してしまいました。



#1482 
Ken 2009/10/14 00:01
なるほど「青」銅色

「青」という漢字のなせるわざ、というわけですね。考えてみれば、今の私たちが目にするブロンズといえば、仏像などが多く、たいてい錆びてますしね。

オリンピックの三等賞が、青銅ならぬ銅メダルと呼ばれるのも、同様の誤解を避けるためかな?その意味では、ダニールの髪は「銅色」と訳すのがよいかもしれません。



#1481 
ウェンデル・アース 2009/10/13 21:58
青銅色

詳しい経緯は過去ログを読んでいただくとして、
「青銅色」と聞くと英語圏の人は
錆びる前の色を思うらしいけど
日本語だと錆びた跡の色を想像しちゃうよね。
という感じでした。



#1480 
Ken 2009/10/12 02:37
盛り上がってきましたね

F・ジスカルドさん
はじめまして。Kenと申します。

>1月1冊買っています。
それはすごい。私はあなたの3倍以上も年長で、10年前からアジモフを読んでますが、これまで小説だけでやっと22冊です。

ウェンデル・アースさん。
はじめまして。よろしくお願いします。

>ファウンデーションも作中初期は「財団」
元々は「Encyclopedia Foundation」だから、確かに「百科辞典財団」ですね。忠実な翻訳者なら、そのまま英語を使うしかなかったのか。

>ダニールの「青銅色」
「鋼鉄都市」を見ると、ダニールの髪の毛がそうなってますね。茶色と同じ意味かと思っていましたが、どんな話題になったのでしょうか?

徹夜城さん、こんにちは。

「暗黒星雲のかなたに」はアマゾンで入手できると思います。

>「アフリカ単一発生説」
>「各地で原人から現生人類へと進化した」

「宇宙の小石」で語られる放射説と集合説の地球版ですね。
米スタンフォード大のカヴァリスフォーザ教授は、人類の系統発生の研究者ですが、世界各地で集めたDNAから、約10万年前にホモサピエンスの一部がアフリカを離れたのが、最初の人種分化だったと唱えています。※1このとおりなら、50万年前の北京原人は、今のどの国の先祖でもないわけですが、現代極東人との歯の形の共通点を捉えて、東アジア人の先祖だという意見が今もあるようです。「北京原人」という映画(緒方直人主演)でも、そんなことを言って、日本と中国で、甦った原人の争奪戦をやってましたっけ。

宇宙を舞台にしたSFでは、1960年代のスタートレックに、地球人とヴァルカン星人の混血スポックが登場しますが、故カール・セーガンはこのことで、ハードSFと言われるこの作品を酷評し、「人間とアサガオが混血できるか。それと同じくらいにあり得ない」と、言いました。※2

そのせいか分かりませんが、1980年代の新シリーズでは、太古の銀河系にいた種族が、地球を含む各惑星の遺伝子に干渉し、互いに混血可能な種族が現れるように導いた、という話をやってました。※3最近はやりの「インテリジェント・デザイン」を思わせる話ですが、アジモフは、スタートレック劇場映画の科学顧問でしたし、あるいは、この件で意見を述べたのかもしれませんね。

※1:カヴァリスフォーザ,L.L.『人類の大離散』第三章
※2:セーガン,C.『ブロカの脳』第九章
※3:第146話『追跡』



#1479 
徹夜城(第一発言者) 2009/10/11 21:09
久々ににぎやかに

 おお、ウェンデル・アースさん、おひさしゅうございます(^^)。なんだかにぎわってまいりました。
 …やっぱり更新しなくちゃいけないよなぁ(汗)

>F・ジスカルドさん
 小6でクラーク読破!さらにアシモフも読破中!うへぇ、これは恐れ入ります。僕なんか大学入るまでアシモフもクラークも読んでませんでしたよ(^^;)。
 読んだ作品の列挙、ありがとうございます。ということは、
 トランターシリーズでは「宇宙の小石」「暗黒星雲のかなたに」が未読。
 ファウンデーションでは「序曲」「誕生」が未読、ということでよろしいでしょうか?
 「暗黒星雲のかなたに」は絶版らしく、やや入手困難な様子なんですよね…アシモフ作品では珍しく「スターウォーズ」みたいなお話です(笑)。



#1478 
ウェンデル・アース 2009/10/10 21:17
はじめまして

いつの間にか人が増えていますね。
皆様初めまして、
時々書き込みをしているウェンデル・アースと申します。

>protonさま
アシモフ選集、復刊希望を出しているのですが、
なかなか進まないようです。

>ken様
ファウンデーションも作中初期は「財団」を強調されていましたが、
翻訳問題は難しいもんです。
そう言えばダニールの「青銅色」について
話題になったこともありました。
懐かしい。

>F・ジスカルド様
いいなあ、今が一番楽しい時ですね。
何読んでも新鮮で、
何よりこれから読む物がたくさん残っている。
あの頃に戻りたい。




#1477 
F・ジスカルド 2009/10/09 20:24


 あ、アシモフファンになったいきさつを書き忘れてました。小6の時にクラークの代表作「宇宙のランデヴー」を買ってクラークファンになって、大体読みつくした後、「クラークと並ぶSF作家かぁ」と「我はロボット」を買ったのが始まりです。それ以来1月1冊買っています。                            あと、前の書き込みで行がおかしなことになっちゃいました。(PC苦手なもんで)



#1476 
F・ジスカルド 2009/10/09 20:03


 僕がこれまでに読んだ本は                                                                  ・ロボットシリーズ   全部        (我はロボット〜ロボットと帝国) ・トランターシリーズ  「宇宙気流」のみ                   ・銀河帝国興亡史    1〜5       (ファウンデーション〜と地球)  ・短編集        「火星人の方法」・「カリストの脅威」                                                まだこれだけです。皆さんははるか先をいっているようですね。でも、こ遣い貯めてすぐ追いつきます!



#1475 
徹夜城(第一発言者) 2009/10/09 00:03
ようこそ、いらっしゃいませ

>F・ジスカルドさん
 いらっしゃいませ、はじめまして!
 新規参加の方が来られるのはやっぱりうれしいですね。それも最近ファンになったばかりでいらっしゃるとはなおさらうれしい!
 …アシモフ作品はネタばれ禁止が大半なので、念のために「何をすでに読んだか」「何がきっかけでアシモフにハマったか」と教えてくださるとうれしいです。


>kenさん
 まただいぶレスが遅れてしまいましたが。
 アシモフ「銀河帝国」世界の末期、「ファウンデーション」の時代では、すでに地球の存在自体も忘れられちゃってますし、銀河帝国全体にいる「人類」が一つの惑星から発生したことも「説の一つ」として扱われてます。確か「アークトゥルス星系の古代遺跡がその痕跡か」なんて話を誰だかがしてませんでしたっけ。
 ただどうも銀河帝国じゅうでほぼ同じ言語(英語の発展形)が使われているということから、普通に考えると一つの惑星から発生したと推測されるんじゃないかと思うんですけどねぇ…もっとも、「その事実じたいが巧妙に消されていた」という解釈も十分成り立つわけですけどね(ネタばれ回避して書いております)。

 もっとも、今の地球全体に散らばる人類だって、「アフリカ単一発生説」がほぼ確定として有力視されるようになったのもつい最近のことで、ちょっと前まで「各地で原人から現生人類へと進化した」との見解もそこそこ有力だったんです。今だってまだその説が完全否定されたわけでもないですしね(まぁほとんど相手にされてないですけど)。



#1474 
F・ジスカルド 2009/10/08 14:15
はじめまして

はじめまして。アシモフファンになりたての13歳です。ちょくちょくアクセスするんで、よろしくお願いします。



#1472 
ken 2009/09/25 21:54
だめか・・・

やっぱり、特殊文字はだめでしたね。
失礼しました。



#1471 
Ken 2009/09/25 21:51
存命中に聞いてみたかった

徹夜城さん、早速のレス、ありがとうございます。

>トールキンが言語学者ということもあって、各国語の言葉に置き換えるように指示
そういう事情がありましたか。物語の舞台は完全に架空の世界で、銀河帝国以上に現実世界と無関係だから、英語は使えませんよね。でも、そこまでこだわったトールキンは、「指輪の帝王」というタイトルを「指輪物語」に変えられたことを、知ってたのかなぁ・・・。

銀河帝国の言語が英語だったのか、アジモフの存命中に、ぜひ聞いてみたかったですね。英語ではないと、最も強く示唆するのは、おっしゃるとおり「宇宙の小石」で、アーヴァーダンがシュワーツにいろいろな英単語を言わせた後、

「シリウス、アークトゥルス、アルファ・ケンタウリ他二十の星系で、五万年前の地層で見つかったものと同じだ。解読されたばかりの言語で、理解できる人間は、銀河系に1ダースしかいない」

と述べています。たとえ銀河系語が英語から変化したものでも、そこまで違ってしまえば、別の言語でしょう。Foundationの発音も「ファウンデーション」から、大きく離脱しているでしょう。(「ファンデーション」どころではなく。)

宇宙の小石は小説の中で最も早く1950年に発表されました。それ以後の作品では、英語の使用を思わせる場面が出てきます。ファウンデーションへの序曲では、「ワイ」という地名を聞いたセルダンが、なにかの理由を尋ねられたと誤解しました。指輪物語風を踏襲するなら、地名自体を「ナゼ」とでも変えるべきなのでしょう。どうやらアジモフは、銀河帝国の言語に関する設定を変更したようにも思われます。

アジモフ作品の固有名詞で、最も日本語化に困るのは、永遠の終りに登場する超未来人の女性ですね。原作では「Noys」で「y」の上に「・・」が着いているのです。(ちゃんと表示されるかな?「Noÿs」です)。ファンの間でも何と読むのか議論されてますが、日本語訳では、強引に(?)読み方を決めるしかありませんね。



#1470 
徹夜城(第一発言者) 2009/09/24 22:55
「ファウンデーションは使ってません」

↑…なんてCMが一昔前にありまして(もちろん発音は「ファンデーション」)、いつかネタにしてやろうと思ってましたが、今頃になって書くことになるとは(笑)。

>kenさん
僕は未来の銀河帝国でも普通に英語のまんまなんじゃないかという印象を持っていたのですが、そういえば「宇宙の小石」で言葉が最初わからないという描写がありましたね。基本的に英語なんだけど訛り(というより変化)がひどくなっていたということではないでしょうかね。

 アシモフ作品やSFに限らず翻訳における固有名詞の表現は難しいのですよねぇ。アシモフもファンだったトールキンの「指輪物語」の日本語訳は巧みな「和語」訳で知られてますが、映画がそうだったように英語のまんまで通してしまう例が多い気がします。「指輪物語」の場合は作者のトールキンが言語学者ということもあって、各国語の言葉に置き換えるように指示があったから、という事情もありますけど。
 「ファウンデーション」なんかは確かに困る言葉なんですよね。「基礎」「いしずえ」ということなんですが、最初の創元版の訳以来「ファウンデーション」とそのままにしてありますね。「ミュール」なんかは確かにその名前自体に意味が隠されているので訳したほうがいいんじゃないかとは思うのですが…
 固有名詞の話だと、創元版では第一ファウンデーションの首都星が「テルミナス」となっていて、元ネタのローマ帝国衰亡史を意識してちょっとラテン風の読みになってましたっけ。



#1468 
Ken 2009/09/23 21:58
アジモフ作品の日本語化について

管理人さん、今日は。2ヶ月前に、初めて書き込んだKenです。

>「ローマ帝国史」
私も歴史が好きで、アジモフの「ギリシャ人」「ローマ共和国」「ローマ帝国」「バイブル・ガイド」を、大いに楽しみました。

さて、せっかく、こういうファンサイトがあるのだから、以前から、アジモフ作品の日本語化に関して、考えていることを、述べてみたいと思います。特に作品に登場する人名や地名についてです。

原作に登場する「Hari Seldon」や「Trantor」を「ハリ・セルダン」、「トランター」と、カタカナ表記するのは、何の問題もありません。でも「Foundation」を「ファウンデーション」とするのは、どうでしょうか?

言うまでもなく、未来の銀河帝国では、英語が話されているわけではありません。このことは、20世紀のアメリカからタイムスリップしたジョゼフ・シュワーツの言葉が通じなかったことでも明らかです。してみると、原作の中で、登場人物たちが「Foundation」と口にするとき、それは、そういう意味の銀河系語(トランター語?)を口にしているので、原作中の言葉はその英語訳である、という設定に立つのが、正しいのではないでしょうか?

もしそうなら、日本語化に際しては、「ファウンデーション」と英語を使うことに意味はなく、むしろ「いしずえ」とでもすることが、正しいように思われます。第二帝国の基礎となる、という意味でも、このほうが、分かりやすいのではないでしょうか?

同様に、ミュールが自分を「Mule」と呼ぶのは、子孫を持てないのが理由なので、やはり「ラバ」とすべきではないでしょうか?彼の別名「Magnifico Giganticus」は、貧弱な体格との対比が明らかなので、そのままカタカナにするより、たとえば「偉丈夫」とでもするほうがよいのでは?

・・・もっとも、作品中には、未来の銀河帝国人は、英語を使用していると思える箇所が、いくつも出てくるのも事実なのですが。たとえそうでも、上記のような名前は、日本語化してしまうほうが、読者に親切ではないかと思うのですが、どうでしょうか?



#1467 
徹夜城(第一発言者) 2009/09/20 20:53
アイ、ロボットのことなど

先日のTV放映は仕事に行ってたんで、見逃しました。劇場で観た記憶と当時買ったパンフレットを参考にしつつ書き込みいたします。

>ろくさん
 映画字幕などでは「スーザン・カルビン」となっていましたかね?まぁスペルはおんなじですし、発音の問題なんでしょうけど。原作のキャラどおりかはともかくとして、あれはあの映画の中でかなり明確に「原作」を意識してますよね。ハリウッド映画のヒロインというとだいたい主人公とくっついちゃうもんですが、ロボットを愛好していて男には興味無さそうなあたりは原作を意識したフシがあります。
 原作のままといえば「アルフレッド・ラニング」博士もおりました。殺されちゃいましたけど。
 一方でウィル・スミス演じる主人公のキャラは明らかに「鋼鉄都市」以降のイライジャ・ベイリが入ってますよね。
 ロボットの造形・設定はむしろ「攻殻機動隊」(アニメのほう)の影響が濃厚、と当時も言われていたようですね。

 まぁウィル・スミス主演でSFアクション映画を作ろう!ってなコンセプトですと、あんな感じになってしまうんでしょう。アシモフを「原案」的な扱いにしたのは誠実な態度と言えるかもしれません。
 なお、映画「アイ、ロボット」の鑑賞当時に僕の書いた感想が当サイトのこちら↓に残っております。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/EIGA/sf/irobot.html


>protonさん
 はじめまして。管理人やってて「第一発言者」の肩書を名乗っている徹夜城と申します。このコーナーはとんと更新しておりませんが、にぎやかになって気が向いたらやるかもしれません(^^;)。
 さて、アシモフは確かに小説のみならず面白くわかりやすい科学読み物の書き手としてもよく知られています。小説よりそっちのほうで高評価してる方も多いですね。僕は科学読み物のほうは一作か二作ぐらいしか読んでいないのですが、やはり面白く読めた印象があります。
 科学読み物以外で「アシモフの数学パズル」とか「ローマ帝国史」なんてものまで大学図書館で見つけて読んだことがあったりします(笑)。



#1466 
proton 2009/09/19 12:24
はじめまして。protonといいます。

アジモフの作品は、SFよりも科学解説の本を収集しています。アシモフ選集はどれも最高です。その中でも「ニュートリノ」はすばらしい本です。あの当時にニュートリノに質量があるとアジモフは、予言していたのですから。



#1465 
ろく 2009/09/19 00:06
アイ、ロボット

やっぱり見てしまいました<アイ、ロボット>。
映画館にも行っていたので全く別物だと言う事はよくわかって見たつもりなのですが、
あちこち文句を付けたくなるのは何回見ても変わらないのかも・・・。

とりあえず、私にはスーザンは<キャルビン>なのですが、皆様はいかがでしょうか。

見ながら、3原則の解釈として人間を保護しすぎるのはって話は
マシンが決着をつけてたはずだよなーとか
ネスター5はあんなすぐ見つかっちゃうような隠れ方はしないよーとか
3原則を守らない選択が出来るロボットをみつけて
「完全な次世代型だわ・・・」はないだろう、とか
ぶつぶつ言っていたのですが、あのロボット達の動きが怖いのが一番気になりました。

そりゃあ合理的かもしれないが、四つ足な動きでビルを登られると大変怖いです。
シルエットが細いために骸骨っぽく見えてしまったり。

ハッピーエンドですが、全体に<ロボットは恐いモノ>感が見え隠れしており
それが一番残念でした。

アシモフの言いたいことと全然違うじゃん!
いや、別物ですから。わかってるんですけどね。

でも製作は欧米人だし
これがひょっとして<フランケンシュタインコンプレックス>の発露なのか?!
USロボット社の苦労を今目の当たりに・・・。
そう考えるとちょっと楽しいかも。

そう考えるとラストのネスター5達がコンテナに入れられるシーンも
意味深に思えてきてしまいます。
最初は(ひでー、もうこいつら大丈夫じゃん!閉じ込めなくてもいいじゃん)
と思っていたのですが
そういう話(フランケンシュタインコンプレックスを根底に持ったまま作られた作品)
ならば彼等はいつか結束して人間に反乱を起す可能性もありなのか?

って、<アイ、ロボット 2>?

いや、ないですけども。


日本人が映画化したらどうなるのか、一度見てみたい気もします。


それはそれとして、ロボットが闊歩している街など未来っぽい映像を見ているのは楽しく。
自分の趣味嗜好を改めて認識させられる映画でした。
21世紀なんですよねー。
ダニールとは言わない、ロビイくらいもう出てきてくれてもいいんじゃないかなぁ。



#1464 
徹夜城(第一発言者) 2009/09/11 12:38
「アイ、ロボット」放映

 どうも、管理人自ら長いことほったらかして、すいません。
 特に下の書き込みのken様、ついうっかりチェックを怠ってレスのタイミングを外してしまって申し訳ないです。
 全然更新等しておりませんが(いつかはやろうとだけはずっと思ってるんですが、サイト全体あちこちでそういうことをしておりまして…)、少しでも盛り上がっていただければ幸いです。

 さて、ささやかにアシモフ関連話題と言いますと、来週の金曜ロードショー枠で「アイ、ロボット」が放映されます。これで来客も多少来るだろうから、今のうちに話題を放り込んでおきます。
 まぁあくまでタイトルを拝借して「アシモフ作品にインスパイアされた映画」なので、アシモフ原作というわけでもありませんが、そこかしこに原作のエッセンス(「われはロボット」だけでなく「ベイリ&ダニールシリーズ」の影もある)が入っているのでアシモフファンとしてはそこそこ楽しめます。もっともロボット三原則はだいぶいい加減な扱いを受けてる気がしますが、そこはハリウッド製アクション映画ですからね。
 どーも、この映画の脚本家が「ファウンデーション」のシナリオを書いているとのうわさがあって、期待半分不安半分なのですが…



#1463 
Ken 2009/07/12 18:06
はじめまして

はじめまして。
こんなサイトがあったんですね。

ファン歴10年の「アシモヴィスト」です。アジモフ作品は、これまで小説を21冊、一般教養書を8冊読みました。死ぬまでに全作品を読破したいけど・・・無理ですよね。

そうですか。「ファウンデーション」が映画に。
ロビン・ウィリアムズ主演の「バイセンテニアル・マン」はよかったです。人間と変わらない心をもつアンドルーが、人の肉体に近づこうとするというテーマは、同じ「陽電子頭脳」をもつデータ少佐の裏返しともいうものでしたね。
ウィル・スミスの「アイ・ロボット」には、裏切られたけど・・・・。

「ファウンデーション」の醍醐味は、歴史教科書的な解説にあると思うので、ドラマにはなりにくいのでは、という気もします。どうせならミュールを主役に据え、彼の出生から生い立ち、興隆、終末までを描くなら、アンドルー以上に面白いドラマになるかもしれませんが。
2011年公開だそうですが、どんな作品になるのでしょうか?期待半分不安半分です。



#1462 
かずおん 2009/06/12 10:20


黒後家蜘蛛の会のラジオドラマで検索していて立ち寄りました。
なんだか古い友人に偶然会ったみたいで嬉しいです。
私は小説デビューがアシモフで、しかも今まで読んだ小説がアシモフ中心というあまり読書しないオジさんです。(アシモフ歴は30数年)
あまりに懐かしかったので創元推理文庫の「わたしはロボット」を引っ張り出してみてみたら
1982年4月23日 初版
1982年4月9日 11版
となっていました?
初版より11版のほうが先に出てたんかい!?



#1460 
徹夜城(第一発言者) 2009/01/27 15:53
新年早々「動き」がありましたが…

ろくさんの願いが通じたのかどうか、新年早々アシモフ関連で動きがありました。先週報じられたものですが、僕が気づくのが遅れまして。

「エメリッヒ監督がアシモフのSF名作「ファウンデーション」を映画化」
http://feature.movies.jp.msn.com/news/090119/10.htm

「バイセンテニアルマン」「アイ、ロボット」のころからずっと噂はあった「ファウンデーション」で、脚本も進行していたと聞いてますが、エメリッヒ監督…というのが映画ファンてきにはちとひっかかるわけです。この記事でもかなり辛辣な書かれようですね。
 とくに「ゴジラ」がなぁ…SF映画ファンの多くを敵に回したといっても過言ではありません(笑)。
 ただいわゆる「大作映画監督」が権利を獲得したということはそれなりに実現性が高いし、原作を生かすかどうかは別にして「ヒット作」に仕立てあげてしまう可能性はあります。それで「アシモフ」がまた注目されれば…というところかな、期待するのは。
 
 それにしてもこの記事中に紹介されてるカナダ映画サイトのタイトルが凄いです。
「ああ、アイザック、あなたが亡くなっていて、この映画を見ないで済むことがせめてもの救いです」
 



#1459 
ろく 2009/01/03 14:29
新年

あけましておめでとうございます。

アシモフ関連に新展開のある年になると良いですね。



#1458 
徹夜城 2009/01/01 10:49
銀河新年

どうも〜管理人自身かなり久々の書き込みであります。
まずはあけましておめでとうございます。

もう何年ほったらかしなんだろうというこのコーナーですが、今年はなんとか何か更新をしたいもんだと…
昨年気が付いたんですが、いつの間にかウィキペディア日本版の「アイザック・アシモフ」の項目からリンクが張られていたんですね。
リンクをたどってこられる方も少なくないようなので、内容の貧しさが申し訳なく…なんとか内容を更新したいとは思ってる次第です(怪盗ルパンのコーナーも同様の経緯で更新加速したんだよなぁ)。

ともあれ、今年もよろしくお願いいたします。
読んでる方で何かご要望がございましたら、どんどんお気軽にお書きくださいな。



#1456 
nekoko 2008/05/10 09:03
「お気に召すことうけあい」といえば

30年以上前になりますが、「お気に召すことうけあい」はもりたじゅんさんが「りぼん」で描いてました。
まさに「女の子向けラブストーリー」として。
そのころは原作があるなんて知らなかったけど。



#1455 
徹夜城(第一発言者) 2008/04/08 21:40
やっぱり「お気に召すこと」かな?

>Кискаさん
こちらでは初めまして…アシモフ関連の話題で書き込みとはちょっとビックリしました(^^;)
ウェンデル・アースさん同様、僕も検索をいろいろかけて調べてみました。収録作はどうしてもわからないのですが、「恋のかけひき」というテーマ、赤木かん子さん編集の前例があることからすると「お気に召すことうけあい」なのかなぁ?
「うそつき」という線もあるかなぁ、とも思ったんですけど、もっともこの話は人間の心の読み取りがもたらす悲喜劇(悲劇度が高い)をテーマにしてるので、女の子向けラブストーリー集に収録するにはどうなんだろう…とも思います。
映画「アンドリューNDR〜」にもなった短編「バイセテニアルマン」も一種のラブストーリーと言えるんですけどね。ほかにラブストーリーといえるものはあったかな…?

調べたところポプラ社の赤木かん子さん編集の「人間&ロボット」というのもあって、そこにはアシモフの「ロビイ」が収録されているようです。



#1454 
ウェンデル・アース 2008/04/08 20:07
恋の駆け引き

今検索してみました。
ポプラ社では2002年位にも赤木かんこさんのセレクションを出版していたようですね。
その時には「お気に召すことうけあい」が収録されていました。
今回もそうでしょうか?



#1453 
Киска 2008/04/05 19:49
恋のかけひき

こちらには初めて書き込みます。
偶然に知ったアシモフ情報です。
3月にポプラ社から赤木かん子編で『ラブストーリーセレクション』というシリーズが全10巻で刊行されているのですが、その第五巻「恋のかけひき」に、アシモフの作品(具体的な作品名は不明)が収録されているようです。

実はこれの第1巻「初恋」に、ロシア文学の何かが収録されているらしいのですが、ネットで調べていてもそれが何なのか明らかになりませんでした。
「ロシア文学」で「初恋」といったら、普通はイワン・トゥルゲーネフを思い浮かべるでしょうが、ポプラ社は1月に「創立60周年特別企画・世界文学アンソロジー」として刊行した『諸国物語』に、二葉亭四迷訳『片恋』を収録しているので、ダブって入れることがあるのだろうか?と訝っているところなのです。





#1452 
アン・ラッキー・スター 2008/04/03 15:07
「水星基地のなぞ」続報

ヤフオクの「水星基地のなぞ」は結局15,501 円で競り落ちました。
1,500円くらいまでなら競りますが。こんな額を出せる人に会ってみたいです。



#1451 
徹夜城(第一発言者) 2008/03/28 13:30
フレンチ作品は未読…(汗)

恥ずかしながら、僕はポール・フレンチ作品はまったく未読なんです。入手そのものがちと困難だから、というのもありますが、ついつい。

ご紹介のヤフオクの「水星基地のなぞ」、フレンチもさることながら小松崎氏の絵のほうがインパクトがある気もしますねぇ。価格的にはそんなところかな、と思えます。

アマゾンで洋書が買える(英語本ばっかですが)とわかってから、自分の趣味の範囲でいろいろ買っています。「怪盗ルパンの館」のために英語版ルパンシリーズをいくつか買いそろえましたし、中には日本では未訳(ルブラン作ではないため)のものもあって面白かったです。
アシモフ関係では日本語訳すら入手が難しい気がする「暗黒星雲のかなたに」(Stars,Like Dust)の洋書をただいま注文中。

そういえばウィキペディア日本語版のアシモフの項目、合衆国憲法が出てくる作品を「宇宙の小石」と書いてますが、「暗黒星雲のかなたに」の間違いですよね?
ルパンシリーズとか歴史映画ネタとか僕の守備範囲で見ただけでもけっこう間違いは見つかるのです…だったらお前が直せ、ってのがウィキペディアの方針なんでしょうけど、ついつい面倒で…というか、書き始めるとあっちゃこっちゃ書き込んで収拾がつかなくなる恐れも自分で感じてまして(^^;)



#1450 
アン・ラッキー・スター 2008/03/27 12:53
『水星基地のなぞ』

悲しい話題ばかりなので違う話を。
今ヤフオクで↓『SF「水星基地のなぞ」講談社◆フレンチ/小松崎茂』が出ています
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e79225471
今現在4日も残して6,000円、落札価格がいくらになることやら。
英語が読めれば↓アマゾンの洋書の中古で1,208円+送料ですむのにね。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_fb?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Denglish-books&field-keywords=Lucky+Star+and+the+Big+Sun+of+Mercury&Go.x=8&Go.y=9




#1449 
徹夜城(第一発言者) 2008/03/22 10:18
久々のにぎわい

 悲しいニュースで人が集まってるわけですが、久々に当掲示板がにぎわっていることに異次元宇宙のアシモフ・クラークも喜んでると思いたいです。

 最近妙にアクセスがあるな〜とクラーク死去前から気づいてたんですが、ウィキペディアのアシモフの項目からリンクが張られてたんですね。つい最近まで知りませんでした。
 訪問してくれた方に申し訳ないから、当コーナーも再起動しようかな、と思い始めた今日この頃。思えば「怪盗ルパンの館」もそういう経緯がありました(笑)。



#1448 
ウェンデル・アース 2008/03/20 21:35
追悼

皆さんがとうに書き込まれていますが、
御三家の最後の一人がなくなられました。

SFの黄金時代がまた
過去のものになりました



#1447 
アン・ラッキー・スター 2008/03/20 18:08
やはり悲しい

ついに、最後の御大A・C・クラークが逝ってしまいましたね。
寂しい、寂しです。これでハードSFを構築した第一世代の最後の御大が彼岸の向こうに行ってしまいましたね。
あっちじゃ、アシモフやハインラインやハル・クレメントや、言葉が通じないかもしれないけどスタニスワフ・レムもいるから多分すったもんだの問答を楽しめるでしょうね。
なんたって、御三家(ビック3)ではクラーク御大だけが21世紀を見られたんですからね。




#1446 
ろく 2008/03/19 22:37
ご冥福をお祈りします

いつか来る事は必ずわかっていたのですが、やはりショックです。

アシモフ、ハインラインと並べ考えてしまう方だったがためになお
この方だけはまだ大丈夫、という根拠の全くない安心感のようなものが自分の中にあった気がします。

クラークの宗教観とは多分異なるものでしょうから失礼ですが
本当にご冥福をお祈りします。

そして、あの数々の作品を生み出してくれた事に心からのお礼を言いたいです。



#1445 
徹夜城(第一発言者) 2008/03/19 21:20
アーサー・C・クラーク死去

管理人が久々に書き込みます。生存証明みたいなもんですが、残念ながら話題は訃報です。

アシモフ、ハインラインとともに「ミスターSF」トリオと呼ばれたアーサー・C・クラークが90歳で亡くなりました。
アシモフとクラークは交流もあり、人に「最高のSF作家は誰か?」と聞かれたら、アシモフは「クラーク」と答え、クラークは「アシモフ」と答えることにしよう、と確認しあったといいます。もっともこの逸話、「内心当人たちはそうは思ってない」というオチがつきますが(笑)。
 これ、「アシモフ・クラークの法則」といいまして、出典がどこだったか忘れましたが、アシモフが何かのエッセイか、自作につけた解説で書いていたと思います。

 アシモフに「死亡記事」という短編があります。自分が死去したらその死亡記事になんと書かれるのか、本来当人は絶対に読むことができない(誤報の場合は別として)自身の死亡記事を読んでみたいと思った男が思いついたアイデアとは…という作品。おそらくはアシモフ自身も「読んでみたい」と思ったことから書いた小説だったんでしょう。
 クラークはやはりというべきか、「2001年宇宙の旅」が死亡記事の見出しに挙げられてしまいました。当人としては予想はしつつも不本意なんじゃないかなぁ(笑)。あくまでキューブリックの映画で有名ということが否定できないし。製作中もキューブリックとずいぶんやりあったという話もありますしね。
 僕自身、あんまりクラークは読んでなくて…「明日にとどく」といった短編集と、「宇宙のランデブー」ぐらいしか読んでなかったと思います。



#1444 
おタコ 2007/11/09 13:31
はじめまして、オジャマシマス。

私は・・・小学校の時にアシモフの「くるったロボット」を読んでファンになったのですが・・・
その時・・・その・・・和田誠さんの挿絵の岩崎書店の本を購入しませんでした・・・(ハヤカワの「わたしはロボット」は購入しました)
最近・・・子供達に読んであげようと思って探したのですが・・・みつかりませんでした・・・!

オークションで14500円で取引されたみたいですが・・・そんな値段じゃ・・・購入できません・・・

アイ・ロボットの映画化で・・・再販されるのを期待したんですが・・・されたんでしょうか?



http://blogs.yahoo.co.jp/suetumubananohime/folder/1154760.html


#1443 
神無葵 2007/09/26 15:15
ロボット創世記

今度、レムの「宇宙創世記ロボットの旅」が早川文庫で再版されるということで、
ロボットつながりで「3年ぶり」で訪れてみたのですが・・・泰然としてますな(笑)
私の行く古本屋なんかでは見なかったので、「よかった」と一瞬思ったのですが、改めてオークションとか見てみると結構たくさん出品されていて、レアというほどではなかったですね。
まあ、きれいな本が手に入るのは、いいことですが。




#1442 
ウェンデル・アース 2007/09/18 21:32
SFの定義

徹夜城様、ろく様

駄文に御つきあいくださりありがとうございます。

さて、徹夜城様の読まれた某SF作家のアシモフ評ですが、
おそらく同じ文章を読んでおります。

で、件の作家さんY氏の定義によれば良いSFとは「センスオブワンダー」
平たくいえば奇想天外なほら話だそうです。
一方アシモフのあげる良いSFの定義はエッセイによると
道の現象なり発明なりがあった場合の「社会心理・状況」を描くことだそうで、
この時点で両者の定義には接点がないです。
どちらが良い悪いという問題ではないんですが、
最近ブームのファンタジーの内容もふまえた上で考えてみると
日本人の好みというのはやはり「奇想天外」なのかもしれません。




#1440 
ろく 2007/09/13 21:51
古典

ウェンデル・アースさんのお話にちょっとびっくりしました。
80年にはまだそれ位しか出版されてなかったのか〜、本屋に行けばいくらでもあるような気がして(少しずつ)買ってたんだけど、ほーー。
と、その辺で自分の年齢を振り返ったところ。私が買い始めた頃、がまさに80年代後半だったのですね。おぉ!これは年代別に見て<ファンになりやすい>、恵まれた年齢層だったという事なのでしょうか。
読もうと思った頃に新刊が出るという、素晴らしいタイミングなのですものね。

ちなみに記憶にある限り初めて読んだアシモフはジュブナイルの鋼鉄都市、または小学校の図書室にあったラッキー・スターシリーズでした(ああ歳がばれる・・・そしてなにぶん何十年も前の話なのでどちらが先だったかは判然としないのですが・・・)。

徹夜城さんのおっしゃっている<アシモフは古典になってしまったのでは>というお話ですが、自分のイメージではアシモフ、クラーク、ハインラインは、その名前を知ったときから既に古典でした。

うーん、まだ現役ばりばりの方々を捕まえて古典とは今考えると失礼かもしれませんが、その頃手に入ったSFに関する解説?(やはり記憶が・・・)でそのような扱いを受けていたのですね。
ああ、でもこれは徹夜城さんのおっしゃる<古典>とは意味合が違うのかも、古典(になり得る)作品を生み出し続ける大物、って事だったでしょうか。



#1437 
徹夜城(第一発言者) 2007/09/09 22:54
アシモフは「古典」になっちゃってるのかも。

>ウェンデル・アースさん
 二日送れましてレスです。こうしてやりとりするのもずいぶんお久しぶりです。

 で、ウェンデル・アースさんの書き込みを見て、僕はタイトルのようなことを思ったわけです。「ファウンデーション」シリーズなんて第二次大戦中に書いてるわけですよ。ロボット三原則にしてももはや実在の法則や定理なみの存在になっちゃってて、やはり「古典」と化しちゃってるのではないかと。推理小説の世界でいうとポーあたりの扱いになっちゃってるとか(^^;)
 それと間のブランク(小説以外の執筆は旺盛だったからブランクというのは不適切か?)があったのも大きいかもしれません。僕の場合ですと、ちょうど3部作読み終えた直後に「ファウンでーションの彼方へ」単行本を書店で見つけるというラッキーなタイミングがあったのでこの「ブランク」がない状態で晩年はほぼリアルタイムという展開だったんですよね。



#1436 
ウェンデル・アース 2007/09/07 23:57
アシモフとハインライン

お二方の書き込みを見てふと思いついたことがあるので、調べてみました。

私が子供の頃に出版されていた長編の数です。
1980年までに限ってみると、
以外にアシモフは10冊と少ないんですよね。
比べてハインライン約30冊。

もちろんハインラインは早世してますし、
アシモフは晩年にたて続けて出版してますから今となっては同じぐらいですが。
これがファン層の数に影響しているということはありませんかね??

アシモフの短編集も80年後半から多く出版されたような記憶があります。
年代別にファン層の分布を調べて見ると面白いかもしれません。

ちなみにクラークも80年代以前は12冊と用編の出版数は少なかったのですが。
マニア受けするからということでいかがでしょうか。





#1435 
ろく 2007/09/06 00:02
徹夜城様

さっそくのお返事ありがとうございます。
そうですか、やはりというか日本では人気が薄いというのは皆さん思ってらっしゃったんですね。被害妄想ではないですよね。でも書店ではまず並んでますし、図書館にもある、あれは<I`ROBOT効果>なだけなのでしょうか。
せっかくこんな素敵なページを作って頂いているので、ここだけではなく、ここから日本中に広めようよ!位の気分になっているためもう少し書かせて頂きます。
SF大会の企画の一つで司会の方(日本人)が「日本のSFは昔からテクノロジーSFだと言われているようにメカ等重視で云々」、人間関係はあまり書かれない、と言う趣旨の発言をされたのですが私はむしろ逆のイメージを持っており、徹夜城様のおっしゃるようにウェットな感性が前面に出ている物がよく書かれ、また翻訳物でも人気が高いように感じていました。人気投票ではソラリスが常に高位を飾るように(うーん、いや、このソラリスの例は、<日本であまり書かれないけれども望まれている人間関係要素の高いSF>ということで適切な例ではないかもしれません)。
アシモフの作品は、自分にとっては気持ち良いほどの整合性と人間味溢れたストーリーの絶妙なバランスを持っているように思えるのですが、徹夜城様のおっしゃるSF作家の方がなぜ「解説はいいけど作品は」と言われたのか、詳しい所を聞いてみたいものです。人間味の溢れ方自体が理屈っぽいのかなぁ・・・。
ところでこの<日本のSFはテクノロジーSFとも>というのは、不勉強のため初耳だったのですが、そんな枕詞があったのでしょうか。みなさんご存知でしたか?



#1434 
徹夜城(第一発言者) 2007/09/04 19:51
アシモフと日本人

>ろくさん
 どうも、貴重なご報告ありがとうございます。
 毎度ながらこの掲示板、久々に書き込むなぁ…(^^;)

 日本人の間ではアシモフが不人気?という話はずいぶん以前にこの掲示板で話題としたような記憶があります。あるいはメールでだったかな?
 実際、「ミスターSF」の一人とされ、その名はそこそこ知られてる割には、あまりその作品自体についてあれこれ言う話をあまり聞きません。「被害妄想」かもしれませんけど、アシモフファンを長年やってるつもりの僕としてはどうしてもそう感じてしまうのです…
 ある日本のSF作家の方から「アシモフは科学読み物の著者としては大いに評価してるけど、SF小説のほうはあまり好きじゃない」とコメントを受けたこともありまして、どうしてそうなのかな〜と思うところはあるのですが、一つ考えているのはアシモフって理屈っぽいのが嫌われているのかも、ということですね。
 推理小説における、とくにアメリカ流の推理小説における、といいましょうか、その論理性重視、ともすれば冷徹な感じがウェットな日本人の肌には合わないのかもな、という仮説ですね。



#1433 
ろく 2007/09/03 21:24
行って来ました

SF大会ワールドコン2007in横浜。他にも行った方いらっしゃいますか?日本で開催されるなんて、次いつになるかわからないと思い、仕事を休んで行って来てしまいました。
いやーすごかったです、さすがに!
ロバート・シルヴァーヴァーグとデヴィット・ブリン、そしてラリー・ニーブンに!サインを頂いてしまいました。
その辺をふつーの顔をして新井素子とか歩いてるし・・・などミーハーな話はさておき。
ねえ、今の日本人ってアシモフ読まないんですか!!??

身近にはいませんが、なにしろSF大会。行けばアシモフファンに会えるのだろう、という勝手な期待を抱いて出掛けたのですが、いや、いても出会えなかっただけなのかもしれませんがもちろん、でもいたにちがいないとしても、絶対数が少なかったのです。出会えないほど。
何人か、お話をした方に聞いてみたのですが・・・
「クラークは読んでました」とか、「とりあえずハインラインは押さえとこうと思って」という言葉は何度かお聞きしましたが、「アシモフは読んでないなぁ」。えー・・・。

なんで?!
面白いよ!?

と初対面の方に言うわけにもいかず、もやもやした思いを抱えていました。
ちなみに少し前に行われたSFマガジンのオールタイムSFベストにも御大ほとんど入ってなかったんですよね。がっかりしましたが、海外で選ばれたベストには結構入ってる。
今回日本と海外の読書傾向をちょっと語ってた部屋があったんですがそこの資料で見ても、海外のリストにはバッチリ載ってるのに、日本人はアシモフ作品は選んでいないんですね。その部屋にいた作家の方(すいません、お名前失念しました)のべストには入ってたのはなんとなく救いでした。でも「僕の読書傾向は日本人よりアメリカなのかな、はっはっは」とか言われちゃうし。いや、別にいいのでしょうけれど。
会場内に出されている本屋さんのブースにも、クラークやハインラインはあるのにアシモフは一冊もないし!思わずその場の店員さんに「ここの本はどんな選択基準で?」と「訊いてしまうところでした。うーん。

とても楽しく遊ばせて頂いたのですが、少し寂しくもなって帰ってきたのでした。
ちなみに来年のSF大会はコロラド州デンバー、ゲストオブオナーはL・Mビジョルド、ゴーストオブオナーはハインラインだそうです。これは素敵、日本は星新一をーいや、もう遅いですが。

今帰って来たところなので興奮さめやらず、書き連ねて失礼しました。
アシモフファンとしてオレも行ってたよ、という反論がありましたらよりうれしく思います。





#1432 
ウェンデル・アース 2007/07/12 21:23
I.robot

I.robotのDVDですが、
ネットで情熱大陸で検索したところ、
DVDはなくオランダ語版のペーパーバックが画面に映ったとの情報がありました。
ひょっとしたらこれのことかもしれません。
未確認情報ですが、
ご参考までに。

ちなみに先月号のSFマガジンに載っていた短編で
ハーランエリスン脚本で企画がお蔵入りになったI.robotが
パレルワールドで制作されていたというネタが訳載されていたぐらいですので、
映像化されていない可能性が高いのかと思います。



#1431 
2007/06/17 15:57
徹夜城さんお返事ありがとう

徹夜城さん、お返事ありがとうございます。
いえいえ、とんでもありません。
私が書き込もうとしたとき、掲示板の直近の状況から、もしかして誰にも当分の間は気づいてもらえないかもしれないから気長に構えていましたので、大丈夫です。

そうですか、今のところご存知なかったですか。。。

山海博士が卓上にそのDVDを置かれたとき、パッケージのおもてが、しかとTV画面に映ったので、ウィルスミスのとは違うことは明白に認識しております。
TVシリーズの可能性もありですか。なるほど!です。
もしお分かりになりましたらまたここへの書き込み宜しくお願いいたします。
私もこつこつと調べつづけてみます。




#1430 
徹夜城(第一発言者) 2007/06/14 21:01
ここに書くのも久しぶりだ〜

>藍さん
 レスが遅れて申し訳ありません。この伝言板もかなりストップ状態でして、書き込みにしばらく気がつかなかったのです。
 あ、申し送れましたが管理人でここでは「第一発言者」を名乗る(これもアシモフの小説に由来します)「徹夜城」です。

 ご質問の件ですが、DVD化までされている「I,ROBOT」となるとやはりウィル=スミス主演のあれしか思い当たらないのですが…原作の「われはロボット」は連作短編集ですから映画よりはTVシリーズにする可能性があるとは思うのですけど。
 僕も気になりますので調べてみたいと思います。



#1429 
2007/06/12 12:54
2006年9月にTBSの情熱大陸という番組で

はじめまして。アシモフのことは昨年9月に知ったばかりです。
ロボットについても日ごろはあまり興味を持ってこなかった者です。

2006年9月にTBSの日曜日23時頃にやっている「情熱大陸」という番組で、山海博士とHALなどが紹介されていました。そこで山海博士がいまでもよく見ていらっしゃるDVDのひとつとして、アシモフの"われはロボット"が原作とおぼしき映画"I, ROBOT"が紹介されました。

この映画DVDをネット上で探しているのですが、出てくるのは2005年に日本で公開された例のウィル・スミス主演のアメリカ映画の"I, ROBOT"ばかりです。

そこで、こちらでお尋ねすれば、教えて頂けるかと思い、書き込ませていただく次第です。

アシモフの原作にちゃんと沿って描かれている映画DVD"I, ROBOT"は、もしや今は"廃盤"とかいう状態になっているものなのでしょうか。

よろしくお願いいたします。



#1428 
ストー・ジェンディバルU世 2006/11/20 09:53
ロボット社会の実現

 お久しぶりです。ミュールって何者という名で「これが最後の書き込み」と言っておきながら前言を翻してしまいました。というのは、アシモフファンの皆様にわたしの気がついたことをお伝えしたく思ったからです。

 わたしの気がついたことというのは、現代社会の諸問題を解決する決め手はヒューマノイド型ロボットの一日も早い実用化であるということです。
 この場合のヒューマノイド・ロボットとは汎用性、人間のもつ汎用的処理能力とほぼ同じ能力が想定されなければなりません。汎用性のないロボットは今でも工場や漁船で既に導入されています。でもそれは、本当のロボットとはいえないと思います。
 現代社会の最大の問題はホワイトカラーの仕事がOA機器の導入等で激減し、高学歴の失業者やニートの受け皿となる雇用を産業社会が創出困難になっていることです。
 ローマ帝国の農民が没落し、内部プロレタリアート(土地、財産を失い、子孫しか残すものがなくなった者たち、と言う意味だそうです)に変質し、やがて帝国を内から腐らせる原因となったように現代産業社会も多くの人々にとって未来の希望を抱かせる夢と求心力を急速に失っていきつつある現状です。
 ハリ・セルダンならこの社会の行く末をどのように予想するでしょう。セルダンの分析はどうなるかはともかく、このパンとサーカスを求め、プロレタリアート化してゆく民衆は産業社会を将来的に破壊する因子となることは確実です。
 汎用性のあるヒューマノイド型ロボットの導入は、希望のない民衆を意に沿わない単純労働から解放し、実害のない”高等遊民”に変える可能性をもっています。国家の所有する汎用性ロボット=ヒューマノイドは社会を維持するすべての労働を肩代わりしてくれるので人間は独創性のある知的な仕事のみ、いいかえれば、やりがいのある、望ましい仕事のみを実行するだけ、それは、競争に勝った人たちが担当することになるわけでその基準は、才能と努力によるのは、今と同じですが、異なるのは、競争に勝てず、仕事にありつけなかった人々の処遇です。すべての労働を国有の汎用型ロボットが肩代わりしてくれるので、贅沢さえいわなければ社会の全員が毎日、一生日曜日を謳歌することになります。ローマ帝国の奴隷に相当する仕事をロボットが担当するわけですから。
 
 ”遊民”というと言葉のイメージが悪いですが、趣味に生きるわけですから、芸術やボランティア、園芸、娯楽産業の創出等思い思いの独創的な生き方に挑戦する機会をすべての人々が手にできるわけです。働かなくても生きていける社会です。ヒューマノイドの導入はそれを可能にします。これは、一種の共産主義社会ですね。決定的にちがうのは、私有財産所有の権利をみなが持っているというだけです。ただし、ヒューマノイド型ロボットの所有権だけは、国家に帰属させます。企業、営利団体、実業家には一切所有権を認めさせません。ここが根幹です。ここを多国籍企業、営利団体にゆだねるとすべては崩壊します。民衆はロボットに仕事を奪われ、失業と貧困、増大する社会保障費、税金をきらう多国籍企業は税率の安い国に逃れ、貧困の支配する、赤字の国家とプロレタリアートだけが残され、産業社会は破滅します。
 さてこの汎用性のあるロボットの開発は、統治機能の主体、すなわち国家とグローバリズム=営利目的者の競合になります。かれらは、税金がその開発に使われること、ヒューノイドの所有権の制約、イニシアチブの喪失をいやがるでしょう。かれらは、影響下のマスコミ、評論家、エコノミスト、学者、政治家を総動員して国家が主導する汎用型ロボットの開発を妨害するでしょう。
 アシモフファンのどなたかこの予想される近未来の政治的紛争をテーマにSF小説を書いてみませんか?





#1427 
徹夜城(第一発言者) 2006/10/27 09:08
情報ありがとうございます

>アン・ラッキー・スターさん
「木星のラッキー・スター」の情報、ありがとうございました。また全然更新しないこのサイトをお読みくださってありがとうございます(^^;)
恥ずかしながら…というべきか、ポール=フレンチ名義のジュビナイル作品は一冊も読んでないんです。これを機会に目を通してみようかな。



#1426 
アン・ラッキー・スター 2006/10/25 18:33
『木星のラッキー・スター』  刊行

初めて書き込みをさせて頂きます。
いつも貴殿のHP楽しませて頂いております。
ところで、絶えて久しい『木星のラッキー・スター』が岩崎書店より今月刊行されています。
http://www.iwasakishoten.co.jp/shop/book/4-265-04662-2.html
今買わないと次回はいつになることやら。
これでラッキー・スターシリーズは『水星基地のなぞ』以外は揃いそうです。



#1425 
徹夜城(第一発言者) 2006/10/17 13:47
はかたのソラリア

>第十三発言者さん
 久々の書き込み、ありがとうございます。しかも思わぬつながりのご報告で嬉しいです(笑)。そんなつながりに気付くのはこのサイトを覗いている人くらいでしょう(笑)。
 「はかたの太陽」のネタもだいぶ古くなっちゃって…球団もソフトバンクですしねぇ。そういやまた優勝を逃してましたな。



#1424 
第十三発言者 2006/10/15 09:16
ソラリアからお伝えします

週末を使ってちょっと福岡に来ているのですが、博多の中心街、天神を歩いていると、こんなものが。

http://www.solariaplaza.com/

「はかたの太陽」の舞台であるこの地にこんなものがあるとは。

ソラリア西鉄ホテルなんてのもあるようですが、やや高かったのでパスしました。



#1423 
フランシーヌ 2006/08/17 11:03
徹夜城さんへ

そうですね…徹夜城さんの書き込みのおかげでSF小説の醍醐味というか、
とにかくアシモフ小説の面白さが倍増した気がします。
その中でも「証拠」はかなり面白いですね。
私はバイアリィが大好きになりました。
アシモフ小説はSFという枠にとどまらず人間の心理や社会情勢などをも反映している気がしました。
小説から学ぶことは本当に多いですね。



#1422 
徹夜城(第一発言者) 2006/08/12 20:54
アシモフ世界における「ジャンプ」

>フランシーヌさん
 ちょいと遅れてしまいましたが、僕からもちょこっとコメントを。
 ウェンデル・アースさんもお書きのように、これはアシモフ世界における超光速航行の設定でありますので、深く考えなくても話は飲み込めると思います。ただやはりSFでありますので、一応科学的論理付けはあるわけです。
 相対性理論では物体が光速を超えることは不可能です。光速と同じになっても「銀河帝国」スケールの舞台では移動に何万、何百万年もかかってしまうことになります。そこでSF作家はあの手この手の超光速航行法を編み出してきているわけですが、アシモフ世界においては「超空間(ハイパースペース)をジャンプする」という形でそれが行われます。これは「ファウンデーション」シリーズでもロボットシリーズでも共通した設定です。
 とくに詳細な理論づけはしていないのですが、アシモフ宇宙においてはこの宇宙空間の「裏側」にあるらしい「超空間」を設定し、そこを通り抜けることではるか彼方の地点にほとんど瞬時(しかし完全な無時間ではないらしい)に移動する。これをくり返すことで銀河系内を移動していくわけです。「スターウォーズ」でも「ハイパースペース」という言葉を使っており似たところもあるのですが、あれは超空間航行時はかなり実時間が流れている描写があり、ここらへんはアシモフのものと異なります。

 この超空間航行法がどのように生み出されたかを説明しているのが「逃避」という一編です。アシモフ自身この航行法の発見過程を思考ロボット「ブレーン」による偶然の発見によるものとし、どうも後世の「銀河帝国」の人々も実際の理論はよくわかっていないととれる記述をしていたように思います。ある意味「逃げ」でもあるんですが(笑)うまいアイデアだとも思えるのです。

 この「逃避」の面白さは、思考ロボットがまともに超空間航行法を考えた場合、超空間の中にあっては生物は「生きていない」と解釈してしまい、ロボット三原則第一条に抵触してしまう危険性があるとしたアイデアです。そこでフランシーヌさんも気になった「超空間においては物質とエネルギーは存在しない」というくだりが出てくるわけです。
 そもそも超空間は相対性理論など我々が知る物理法則が通用する世界の「外」にあるわけです(そうでないと光速を超えられない)。そこでは通常空間における質量もエネルギーも同じようには存在していないと考えるしかないわけです。もちろんあくまでそういう「設定」ということですけどね。
 こういう空間を時間ゼロで飛び越えるなら問題がない、という逃げ道もあるのですが、本文中にもあるようにわずからながら通過に時間がかかる設定になってるんですね。するとその間の時間はこの宇宙の物理法則は適用されず、こちらの宇宙における生物は「生きてない」、ロボットの思考回路ではそれは「死んでいる」と解釈されてしまい、第一条に抵触してパニックを起こしてしまう。それを「逃避」によって回避した結果、偶然ながら超空間航行法が編み出されてしまう…というあたりがアシモフ流の理屈っぽい面白さなんだと思っています。

 「ファウンデーション」の冒頭、超空間を「ジャンプ」する描写がありますが、「体の内側からめくれてひっくり返されたような感触」が一瞬襲うことになってます。
 グレゴリィ・ベンフォードの「ファウンデーションの危機」では全く違う航行法が描かれていましたが…



#1421 
フランシーヌ 2006/08/11 10:52
ありがとうございます

設定…そうですよね、小説なわけですし…
「われはロボット」!
読み進めます。
ほんとありがとうございました!!



#1420 
ウェンデル・アース 2006/08/10 22:30
フランシーヌ様へ

>それで今「逃避」を読んだところなのですが、
わからないんです。
>「スペース・ワープの中で物質とエネルギーは存在しない」
とはどういうことでしょうか。
>これは何かの理論に基づいた話なのでしょうか。
>それともアシモフ独自の理論?

理論というより、「設定」です。
そのまま受け入れてください。





#1419 
フランシーヌ 2006/08/09 20:03
教えてください

失礼ながらアシモフのことは他の小説で知りました。
それで今「逃避」を読んだところなのですが、
わからないんです。
「スペース・ワープの中で物質とエネルギーは存在しない」
とはどういうことでしょうか。
これは何かの理論に基づいた話なのでしょうか。
それともアシモフ独自の理論?
……と、わからなくなって、ネットで検索してみたところ、
ここに行き着いたのです。
誰か教えてください。
でないとこれ以上先に読み進められません…
初書き込みで失礼ですが、お願いします。




#1418 
徹夜城(第一発言者) 2006/08/07 23:02
かなりお久しぶりです

 管理人の第一発言者こと徹夜城です。受験産業をやってるのでこのところ多忙につきチェックがおろそかになっておりました…いつの間にか掲示板がにぎわっているようでうれしい限りです。

>ミュールって何者?さん
 これで最後といわず、時々書き込みしてくだされば幸いです。
 僕もアシモフ初体験が厚木さんの「銀河帝国の興亡」だったので、今も思い入れは深いです。そもそも「銀河帝国の興亡」というタイトルじゃなかったら手にとりませんでしたよ。「ファウンデーション」じゃあ何のことだかわかりませんしね。もっとも「銀河帝国の興亡」というタイトルから「スターウォーズ」「銀河英雄伝説」的なものかと誤解されることもあるわけですが。


>すっぱだかの太陽さん
 僕もアシモフの原書はひととおり集めてました。アシモフ作ではありませんが、「ファウンデーションの危機」から始まる「新」シリーズはいずれも翻訳が出る前に原書を入手して先に読み終えてやろうとしたのですが、結局挫折した覚えが(笑)。
 ただ「ミラー・イメージ」だけは翻訳が長らく入手困難だったため、原文で全部読むはめになりました。これも「コンプリート・ロボット」の翻訳刊行で読んでみたらだいぶイメージが違ってたという思い出も。


>Bail Hoshikuzu Channisさん
 上にも書いてますが、僕も創元版はタイトルにドキドキしました。口絵と挿絵にある抽象的な絵も独特のムードがあって、内容にマッチしていたと思ってます。



#1417 
Bail Hoshikuzu Channis 2006/08/07 15:53


>ミュールって何者?さん

厚木淳氏の翻訳で、私は洗礼を受けました。
ミュールの悲哀が実によく出ていたと思います。
創元の「銀河帝国の興亡」をみつけた時にはドキドキしましたよ。
(ストーリーとは無関係であるけれど芸術的な挿画も超COOL!でした。)
できることならば私も貿易商人になって宙を翔びたいと思ったものです。




#1416 
すっぱだかの太陽 2006/07/30 23:40
アシモフで英語を学ぶ

みなさん、はじめまして。

1965年生まれ、小学生の頃からアシモフ・ファンです。
(『くるったロボット』あたりから、あかね書房版『鋼鉄都市』などを経て中学時代に『銀河帝国の興亡』を……)
こちらのHPはずっとROMしておりました。

ミュールって何者?(旧ストー・ジェンディバルU世)さんの、
>それなら、英語を猛烈に勉強して原語で読めるようになろうと思ったり(絶対無理)している今日このごろです。
という書きこみを読んで、頑張ってほしいな、と、すごく思いました。

わたしが高校の頃、ハヤカワSFシリーズ版の『裸の太陽』(小尾芙佐訳)は絶版で、古書価も高く、読みたくてもとうてい読めませんでした。
でも、ある時、大規模書店の洋書コーナーにパンサー・ブックス版の"The Naked Sun"が置いてあり、1000円しない価格だったので、思い切って買ってみたのです。
ちょうど受験期で、英語の偏差値は全国レベルで40いってなかったのですが、背水の陣を敷いて読みきるつもりで……。
なにしろ邦訳が読めない事情ですので、「やるしかない」わけです。『鋼鉄都市』以後のベイリ&ダニールの活躍を読みたければ。

で、読みはじめました。馴染みのない単語もあったりしますが(なにしろ冒頭の"stubbornly"でつまずきました)、でも、文自体はそんなにむずかしくない……すごく筋道の通った文章でした。
やはりアシモフ博士が筋道の通った(論理的な)考え方をする人だからだと思います。
で、頑張りながらもわくわくしながら読み進めて(だって、ベイリとダニールが宇宙国家に所属する惑星で共同捜査するんですよ)、ベイリが真相に気づくあの一言も原文で読むとなおさら笑えたりして。
そしてベイリが、犯人の動機をいってのけた瞬間、鳥肌が立って……。
ついに読み終えたあとは、「ああ、英語の本を1冊やっつけたぞ!」という感じで、自信がつきました。
『鋼鉄都市』の続編を、苦労したけどなんとか読み切った……。

で、めでたく現役合格して、1割引で買える大学生協の書店で新刊書を漁っておりますと……。
『はだかの太陽』(冬川亘訳)
おぉい! ハヤカワ文庫、なんてことしてくれるんだ!

という体験を思い出しました。
長くなりましたが、アシモフで英語を勉強するというのは、けっこう有効かもしれません。
論旨がしっかりしていますので、知らない単語を辞書で引いたあとは文脈を追っていけば大丈夫ですよ、きっと。




#1415 
ミュールって何者?(旧ストー・ジェンディバルU世) 2006/07/29 17:24
厚木淳さんの約は素晴らしい。

 非常に拙い投稿にお答えいただいて、まことに有難うございます。R.ジスカルド・レベンドロフですか。大好きな(たぶん、アシモフ作品の登場人物でもっとも好きな”人”(どうしてもこの”人”という文字しか使いたくありません)の名前を間違うとは、うろ覚えの哀しさ(大好きなのにうろ覚え?ええ、ばかですからありえるのです。)、この恥ずべき失態にによりジェンディバル家を勘当になり、前投稿のペンネームは現在、剥奪されていますので(もう、戻れないかも)仮のペンネームで投稿させていただきました。
 英語を読めない自分ならではの感想なのですが、創元推理文庫の厚木淳さんの翻訳を僕は、大好きです。アシモフのファンの皆さんは、どうお考えなのでしょう。厚木淳さんの文章は、文学的にもすごく完成された美しい日本語であると思います。僕は、すごく影響を受けました。でも、もう古本市場でしか手に入らないみたいですね。それなら、英語を猛烈に勉強して原語で読めるようになろうと思ったり(絶対無理)している今日このごろです。
 前の投稿とはがらりと変わった少年風の口調の文体にしましたが、実際の僕(私)は、中年もいいところの、むくつけき野郎です。アシモフの世界では、心が少年に戻れるところがいいですね。文体はジョークですが、内容は真実です。もう、これ以上ジェンディバル家に恥をかかせるわけに参りませんのでこれが最後の投稿です。素晴らしいサイトでらっしゃいますね。では、失礼します。
 



#1414 
Bail Hoshikuzu Channis 2006/07/26 14:24


>ストー・ジェンディバル二世 さん

興味深い推理ですね。豊かな発想力に驚きました。長編の外典が作れそうな勢いですね。

KillerB's 達による【新】三部作もまた、ひとつの外典ですけれど、こちらではレベントロフの陽電子頭脳は機能不全、完全停止、復旧不可となっています。唯一、活動履歴を保存する記憶層だけは残っていまして、一部のキャルビン派ロボット達がこのレベントロフの陽電子頭脳を保持していたことかと思います。ダニールの影響力から脱したロボット、ハリ・セルダンの妻であったR・ドースは、レベントロフの記憶層と接続し、あるジスカルド・ダニール派の重大な誤謬を示す事実を発見しますが・・・
なお、ドースなり、キャルビン派の諸君なりが、ジスカルドの脳から、人間の精神への影響力を学ぶことはなかったようです。機能停止の直前のジスカルド・レベントロフはダニールの陽電子頭脳を直接的に調整しました。丁度磁石が鉄を磁化し、新たな磁石が誕生するように。ドースがジスカルドと接続しても、人類の命運を握る能力を得られなかった理由は・・・操作はジスカルドが生きていて主体的に操作しなければ感応できなかったからと思われます。
ジスカルドは確かに第零法則を発案し推し進めましたが、さすがに地球において人類に対する大規模な悪影響が出る措置を取ってしまったため、第一法則との板ばさみにおいて機能停止したのでしたね。この板ばさみ状態は想像を絶する「いわば」苦しみをともなうものでしたから、生還は大変に難しいことかと思われました。

なお、ガイアないしゲイアの単純かつ強力な新人類は確かにダニールはじめロボット達よりもはるかに優秀であって、まさしく主人たるにふさわしい存在であることかと思われます。ダニールですら素直に第二法則のみで仕えることが出来る圧倒的に優秀な主人たる人間は、ロボット達の永年の夢であったことでしょう。しかしながら、ガイアの単純、単一さ、こそが実は逆に弱点でもありうります。 多様性を保証しながらも巨大な人類集団が覚醒してこそ、真の強者としての新しい人類たりうる可能性も残されています。多様性をもつファウンデーションが単一なガイアをその構成員として飲み込む図式の展開です。こうなれば永遠の下僕たるダニールがどちらを支持するかは明白であると思われます。ファウンデーション暦1000年を超えてなお、銀河百科事典が発行され続けているのだとするならば、超越的なテレパシーで何もかも伝達しあえるガイア【のみ】が生き残っている世界ではないと言えるでしょう。




#1413 
ストー・ジェンディバル二世 2006/07/15 17:11
R.ダニール・オリヴォーは間違っている

 ”銀河系の正史”ではR.ジスカルト・ベンドロフは死んだ(機能不全、陽電子頭脳の完全停止)事になっていますが、私の推理では、その後、アンチ・ダニール派のロボットたちがその”死体”を入手し、修理(蘇生)後、尋問し、彼(ジスカルト)経由でダニールと同じ”感情制御能力”を彼ら(反ダニール派ロボット)も身に着けたのであろうと考えられます。反ダニール派に身柄拘束された後のジスカルト自身の消息は、しばらく、不明ですが、(多分、アンチ・ダニール派ロボットたちに再び陽電子頭脳の”スイッチ”を止められ、昏睡状態、休眠状態で一万年(もしくは、数千年)経過の後、ダニールの「ゲイア計画」の立ち上げ時に再びアンチ・ダニール派に陽電子頭脳の”スイッチ”をONにさせられ蘇った(眠りから覚めた)と思われます。反ダニール派にR.ダニール・オリヴォーの「人類ゲイア化計画」を知らされたR.ジスカルト・ベンドロフは愕然とし、自分が後継者にダニールを選んだ事の誤りを悟り、以後、彼ジスカルト自身が反ダニール派の総帥になって「反ゲイア化計画=人類ゲイア化阻止計画」を立ち上げ、ダニールの敵にまわったと私は、推理します。つまり、「ファウンデーションの彼方に」のハーラ・ブラノ市長(第一ファウンデーション)、ストー・ジェンディバル=ファースト・スピーカー(第二ファウンデーション)、スラ・ノビ(ゲイア人?、彼女はロボットか?)の三者の対峙したクライマックス時には、ゴラン・トレヴィズの近くに第四の勢力として反ダニール派=新ジスカルト派(ゲイア化阻止派)が存在していたと私は、推理します。この時点では、彼らは、あえて介入しませんでしたので(ダニールに存在を知られては困る)トレヴィズは、一端、休戦の形でブラノ市長とジェンディバル第一発言者の”感情”がゲイアによって干渉され、記憶が置き換えられるという選択を選びましたが、私の推理では、ジェンディバルは反ダニール派によって”感情制御”から解放され、記憶も戻され、第二ファウンデーションの中に密かに反ダニール、反ゲイアの秘密司令部を組織、立ち上げたというのが、真相であると思われます。これは、作者のアシモフが亡くなった為、確認できないのが非常に残念です。”私の推理”(勿論、”推理”というより想像と呼ぶべきはわかっています)の締めくくり。テルミナスに帰ったトレヴィズは、あるとき、ふと、思いついて、こういう独り言をいったとか。「ゲイアってほんとにくずだな」。彼のふとした”直感”は、はずれた事がないのだそうです。



#1412 
徹夜城(第一発言者) 2006/07/07 23:46
久々に…

どうも、管理人自ら書き込みが途絶えておりました。
こちらの伝言板のチェックを怠っているうちに、どうも海外からと思われる宣伝荒らし投稿が連発しており、いくら消しても収拾がつかない状態になってので、いまちょこっと対策をほどこしました。うまくいくかはわかりませんが…一時的にせよ、何とかしたいものです。とりあえずテスト書き込みです。

それだけというのも何なので、ひとつ。
さるSF映画本で「幻に終わったSF映画」という文章を読んでおりましたら、
「ポール=ニューマン&ジャック=ニコルソン主演の『鋼鉄都市』」
「ジャン=ジャック=アノー監督の『ファウンデーションの彼方へ』」
の2本があがっていたんですね。かなり前の話なんでしょうが、消えた企画とはいえドキドキしてしまいました(笑)

そのうち「ファウンデーション」の映画化は実現するとは思いますが、どんな感じになるんでしょうかねぇ。



Fri Feb 10 16:56:34 2012
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