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#1396 
未訳をなんとかして! 2006/04/30 12:47
ほぼ、年代順に読破中・・・

はじめて書き込みます。
私、中学時代(1980年頃)に創元版銀河帝国興亡史3冊を読んで以来のアシモフファンです。その後SFを一時離れたりしましたが、アシモフのSF作品で邦訳があるものはみな読んでます・・・。(そういう意味では、最近の皆さんが絶版本や作品掲載雑誌の入手に苦労されているというのを読むと、自分はアシモフ作品をほぼリアルタイムで(新刊本で)入手できた世代であることの有難さを感じます。
さて、私最近暫く入院しておりまして、時間をもてあまし気味だったため、かねてから「やってみたい」と思っていた、ファウンデション・ロボットものの年代順の読破をやっています。このホームページや、文庫版「勝利」の末尾の年譜、新訳版の「われはロボット」の末尾のロボット・AI作品一覧等を参考に、ロボット・AIものを抽出、(よくわからないところはなんとなく)年代順に並べて読み始めました。冒頭に「永遠の終わり」を読み、ロボット・AIものを読み、今は、新3部作を読み終えたところです。(新3部作は、出版時に文庫版を入手したものの、「これをやるときに初読で読もう」と思いとってあったものです!面白かったです!)いよいよ次は中学時代以来の再読となる「元祖」ファウンデーションです!
さて、ロボット・AIものの短編は、ソニーマガジンズから「コンプリートロボット」が出ていくつかの(雑誌等の掲載もない)未訳作品を読むことができるようになりました。(ロボット・AIものといえば「われはロボット」の末尾のロボット・AI作品一覧の中には、なぜこの作品がロボット・AIものなのか疑問に思う作品もいくつかあります。また一部のマルチヴァクものはこの一覧に入っていません・・・)残る未訳は「Christmas Without Rodney」だけになりました。収録作品集の「Robot Visions」が邦訳されるとは思えないのですが、SFマガジンなどで本作品の邦訳を掲載してもらえないのでしょうか・・・。
また、「勝利」年譜に載っているロジャー・マクブライド・アレン著の「新諸則」もの「キャリバン」「インフェルノ」「ユートピア」も邦訳が出ないものでしょうか・・・。
(ちなみに、角川文庫から4巻まで出ていて2巻未訳・未完結の「電脳惑星」シリーズも何とかならないでしょうか・・・。)
どなたかこうした未訳ものの状況を知っている方がいたら、教えてください。



#1395 
ジェゼベル 2006/03/12 20:41
やっとこ

このHPの方々にはとっても今更な話題でなんですが、ファウンデーションと帝国と第二をやっとこ読みましたあっ!!
なかなか内容が頭に落ちなくて何度か読み直しました。ようやく新シリーズに入れる♪!それから夜明けロボットと帝国も読むぞ!
ミュールはずいぶん引っ張ったわりには・・・という感じで拍子抜けの感もありました。
映画化がどんなのか、楽しみなような、不安なような。
ところで、ファウンデーションは後続作家の続編がありますね。黒後家も誰か書いてくれないかなあ。



#1394 
Moff Taka 2006/03/12 01:51
ありがとうございます

>第一発言者様

丁寧なご返信を頂き、ありがたく思います。
無事に「宇宙気流」「暗黒星雲のかなたに」「母なる地球」を図書館にて見つけることが出来ました。

ペウリフォイの件ですが、英語の原本も持っていらっしゃるのですね。
結局、アシモフがこの名前を載せたのはただの比較の為でしょうが、あの歴史の中の、何時ごろの時代かを想像するのは、中々楽しいです。

実は、「The Movies」と言うゲームがありまして、この中の一つの機能として、自分の脚本を限られた範囲ながら映像化できるというものがあります。
で現在、アンソロジー集の「Foundation's Friend」の中の「Tranter Falls」を下敷きにして、アシモフ世界の一端でも、映像化しようとしております。

ペウリフォイのことをお尋ねしたのも、これを主人公にして話が作れないかと思ったからなのです。
名前だけなので、いじりやすいかな、と思ったもので(笑)

それでは、失礼します。




#1393 
徹夜城(第一発言者) 2006/03/11 11:06
いらっしゃいませ(^^)

>Moff Takaさん
 はじめまして。全然更新してない管理人・第一発言者こと「徹夜城」でございます。
 あ〜やっと書き込みがあった…という状況で…ありがとうございます。

 「袋小路」ですが、早川SF文庫の「アシモフ初期短編集3・母なる地球」に収録されています。それ以前にSFマガジンに載ったもので僕は最初に読みましたけどね。この短編を収録している短編集が他にもあったような気がするのですけど、現時点では未確認です。

 ベル=リオーズの説明で引き合いに出される「ペウリフォイ」につきましては…原書を引っ張り出してきました。その部分を転載しましょう。

 …That he was born in the days of the decline of Empire made it all but impossible for him to equal Peurifoy's record as a conqueror.


>近況
 今ごろになってアシモフの「空想自然科学入門」なぞ読んでおります(^^)



#1392 
Moff Taka 2006/03/10 00:36
はじめまして

初めまして。私はMoff Takaと申します。
一年ほど前からファウンデーションにはまり、だんだんと他のアシモフ作品に範囲を拡大させています。

現在は、トランター帝国シリーズを探して読んでいるのですが、
「袋小路」のエピソードが収録されたアシモフ初期短編集のシリーズは、
日本では「母なる地球」と言うことでよろしいのでしょうか?

先に新トリロジーを読んでしまったので、元ネタ探しをしている状態です。(笑)

又一つ、細かいことですが質問をさせてください。
「ファウンデーションと帝国」収録のエピソード「将軍」の冒頭に出てくる
銀河百科事典からの引用の中で、ベル・リオーズと対比されている征服者、
ペウリフォイ(早川版の日本語表記)の正確な綴りをご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか?

もしいらっしゃいましたら教えて頂きますよう、よろしくお願いします。



#1391 
徹夜城(第一発言者) 2006/01/01 16:19
銀河新年

 毎年毎年恒例でこの挨拶を書き続けて、もう何年になるんだろ(笑)。
 今年こそはこちらも何か更新を…!と思いつつ手が回らない状態で(涙)。

 今年あたり、そろそろ「ファウンデーション」映画化の話が具体化してくるんじゃないかなと思ってます。「アイ、ロボット」の段階で脚本化が「ファウンデーション」に着手していることは明らかになってましたし。
 期待もしたいが不安もいっぱい。どうせなら俺にやらせろと無理なことを言ってしまう(笑)。「ロード・オブ・ザ・リング」みたいに大長編連作で、ってのが一番だけどそれは流石に無理だろうし。
 僕としてはパロディ漫画でも書いて自分を慰めるしかないか、と(笑)。
 では、みなさま、今年もよろしく! 



#1390 
Hikari 2005/11/15 20:24


リンク&ご紹介ありがとうございます。

週末に1点確認したいことがあって序曲を手に取ったら、確認は30秒で済んだのについついそのまま誕生まで読みふけってしまいました。ストーリーも結末も種明かしも分かっているのに読み返して面白いってすごいですよね。
それでは今後ともよろしくお願いします。



#1389 
徹夜城(第一発言者) 2005/11/14 14:06
実に久々

 このところこちらの更新も無い上に管理人自ら話題を提供できなくて、すいませんです。そのうち周期的にアシモフ熱もまた高まるとは思うんですけどね。

 ところで本日は新規リンク先が追加されましたので、その報告です。
 その名も「ヨシャパテ!」というサイト様と相互リンクいたしました。タイトルのとおりで「ベイリ&ダニール」シリーズに特に力を入れたサイトとなっております。二次創作もありますよ。
 こちらもいずれ「依頼じゃベイリ」続編を書くつもりがあるある、と言いつつズルズルと書いていないんですが…(^^;)




#1388 
某A2号 2005/09/25 01:50
Re:1387(アースさん)

前回で終わりのつもりだったんですが、お言葉に甘えて、あとちょっとだけ。
(長文です)

[その1]
>今の大作映画だと撮影だけでも2年というのがざらにある訳です。

前にも書きましたように、「ミクロの決死圏」が「細菌部隊」のパクリだった
とすると、その製作期間は1年半(放送を見てから企画がスタートした場合)から
2年程度(放送前に情報が伝わっていた場合)ということになります。

それに、「ミクロの決死圏」自体、あまり大作という感じもしません。登場人物
は限られてるし、撮影はスタジオ内のセットで間に合う。特撮も、ちょっとした
合成くらい(記憶違いかな?)。

ここで参考までに、いくつか別の映画の例を見てみましょう。

まずは、一寸法師ネタつながり(体内潜入はなし)で、「縮みゆく人間」。
* 「ミクロの決死圏」よりちょっと前の時代の白黒特撮映画。
* 原作小説の発表は1956年。(The Shrinking Man)
* 映画の公開は1957年。(The Incredible Shrinking Man)
→製作期間1年(未満)。

上記と同時代の映画として、「蝿男の恐怖」。
* 原作小説の発表は1957年。(The Fly)
* 映画の公開は1958年。(The Fly)
* 続編映画の公開は1959年。(Return of the Fly)
→正編、続編とも、製作期間1年(未満)。

もう少し新しい、我々に馴染み深い例として、「ウルトラマン」。
* TVとはいえ、「ミクロの決死圏」とほぼ同時期のカラー特撮。
* 30分枠の番組1本の製作に10日程度を要したといわれている。
→劇場用の尺にあわせて単純に3倍すると、1カ月程度で完成できる計算。
 ただし、企画を立ち上げるところから始めたとすれば、この数倍は必要になる
 (だとしても、やはり1年程度あれば充分か?)。

というわけで、繰り返しになりますが、製作期間の面から見ても、「ミクロの
決死圏」が「細菌部隊」をパクった可能性は、十分ありうると私は思います。

[その2]
>ノヴェライズを依頼する時点では脚本が出来上がっていたはず。

これも繰り返しになりますが、「細菌部隊」をパクったのなら、NBCでの放送を
見てからの40日程度でも、それなりの脚本を用意できたものと思われます。
放送前に情報を得ていたのなら、なおさら。あと、アシモフが最初に受け取った
脚本が最終的な完成品だったとも限りませんし。

[私の意見]

以上を踏まえまして、というか、これもやっぱり前に書いたような気がします
けども、私のような素人が簡単に知り得る範囲の情報で、製作期間の面から
パクリかどうかを判断するのは難しいと思います(いえるのは、パクリの可能
性は否定できないということくらい)。
だからこそ、私としては物語を比較したほうが有効と思い、「細菌部隊」の
詳細を知りたいと思ってるわけです(アシモフ伝言板でいう話じゃないですね)。

[おまけ]

そういえば「インナースペース」って映画もあったよな、と思い出しまして、
年表を整理してみたら、ちょっと面白いことに気づきました。

1966/08/24: 映画「Fantastic Voyage」。米国で公開。
 # 脚本はHarry Kleiner。原作はOtto KlementとJay Lewis Bixby。
 # 製作会社は20世紀FOX。
1986/04/16: 手塚アニメ「ワンダービートS」。TBSで放送開始。
 # 「吸血魔団」、「細菌部隊」系列の話。
1987/??/??: アシモフ「Fantastic Voyage II: Destination Brain」。
 # タイトルとメインアイディアが共通しているだけで、前作とは直接
 # 関係ないとのこと。「Fantastic Voyage」というタイトルの使用権を
 # 買った人物の依頼により書かれたものらしい。
1987/07/01: 映画「InnerSpace」。米国で公開。
 # 製作総指揮の1人はSteven Spielberg。
 # 脚本はJeffrey BoamとChip Proser。原作はChip Proser。
 # 製作会社はアンブリン・エンターテイメント。ワーナー・ブラザース配給。

アンブリン側が自社の新作の企画に関して、「ミクロの決死圏」の権利関係を
調査。その上で、訴訟の心配なしと判断して「インナースペース」製作。
それを黙って見ている手はないと、「ミクロの決死圏2」出版。
ちょっと待て、元祖はウチだと、手塚サイドも動いた。
...なんて妄想がふくらみます。

調子にのって長々と書いてしまいました。それでは失礼いたします。




#1387 
ウェンデル・アース 2005/09/20 20:52
レスありがとうございます。

もっと遠慮なく顔をお見せくださいな。A2号様
ここの皆さんを代表して(僭越ながら)、お願いします。

で、本題ですが。
今の大作映画だと撮影だけでも2年というのがざらにある訳です。
ノヴェライズを依頼する時点では脚本が出来上がっていたはず。
そう考えると、企画開始はかなり前になると考えたのですが。
いかがでしょうか。




#1386 
某A2号 2005/09/18 00:53
#1385(ウェンデル・アースさん)へのレス

>そもそも件の映画の製作期間(企画段階含む)はどのぐらいなのでしょう?
>それがわかればあっさり解決しそうなのですが。

ただまあ、ライオンの王様や潜水艦のアニメの件で、知らんぷりを決め
込んだ会社の例もありますから。信頼できる証拠が出てくるかどうか。

それはさておき、私が知ってる範囲の情報を示しておきます。

* 米国NBC、『AstroBoy』、第79話「Mighty Microbe Army」放送。
|第1話から週1ペースで休みなしに放送すれば、1965年3月6日が第79話。
* アシモフが『Fantastic Voyage』のノベライズを引き受ける。
|自伝によれば、1965年4月21日とのこと。
* アシモフによる『Fantastic Voyage』、米国で刊行。
|1966年2月頃か。
* 映画『Fantastic Voyage』、米国で公開。
|1966年8月24日らしい。

これらの情報に関する私の感想は次の通り。

1.原作にあたる映画より、ネタバレを含むノベライズ作品のほうが半年も
 前に公開されたのはなぜか。
 (単なるタイアップなら、もっと時期を合わせるか、遅らせるのでは?)
2.米国版「細菌部隊」の放送が3月6日だったとして、そこからアシモフに
 脚本が示されるまで40数日。即決速攻のパクリ仕事にとっては、十分な
 期間のような気もします。オンエアされた番組ではなく、事前に情報が
 伝わってた可能性もあるし(実際の放送日がもっと遅かったとしても、
 事前の情報もれがあった可能性は変わらない)。

で、私としては、この件については、ストーリーなどの細部の類似性から
追及したほうが有効なんじゃないかと思ってるんですが...

「ミクロの決死圏」は昔テレビで見た。「細菌人間」は実際に読んだ。
「吸血魔団」や「38度線上の怪物」は、ネットや書籍で紹介されていて、
「ミクロの決死圏」とは毛色の違う作品であることがわかってる。まあ、
当時の米国人が日本語の作品をチェックするとも思えないので、この辺の
作品は無視してもいいような気がする。問題は「細菌部隊」なんだけど、
今のところはネット上で紹介されてる導入部分の概要くらいしかわかって
ない。私はそれほど熱心なファンじゃないので、DVDとか持ってないし。

以上、冷静なレスをいただけたことがうれしくて、ついついまた出て来て
しまいましたが、今回だけは見逃してください。>掲示板の皆様
# アース博士のシリーズは、ハヤカワの文庫を1冊読んだだけですけど、
# わりと好きです。




#1385 
ウェンデル・アース 2005/09/10 22:58
ミクロの決死圏

そもそも件の映画の製作期間(企画段階含む)はどのぐらいなのでしょう?
それがわかればあっさり解決しそうなのですが。



#1384 
アール・ケイ 2005/09/07 10:17
いえいえこちらこそ逆ギレしてすみません

間違いを糾すことは私も大いに盛んに(笑)やってることなので。

ただどうせならもう少し早くお気付きいただいて糾して欲しかったです(笑)。

AMANOさまもかなりの手塚ファンなのかな?





#1383 
AMANO 2005/09/06 10:26
アール・ケイさん、ならびに伝言板にお集まりの皆様へ

アール・ケイさんの御機嫌を損ねてしまったようで、伝言板の空気を悪くし
てしまい、申しわけありません。
あくまでも、情報源に事実の誤認があることを指摘しただけのつもりだった
んですが、残念です。
古い話を蒸し返す形になることについては、私も大いに迷ったところなので
すが、少なくともここの掲示板のなかでは誰も間違いを正しておられません
でしたので、念のため書かせていただいた次第です。

>間違いを糾すなら、おおもとのほうに抗議してください。

もちろん、あちらの方にもメールさせていただいております。今のところ、
まだ読んでいただけていないかもしれませんが。
あともう一箇所、アール・ケイさんと同じサイトを参照して、あたかもそれ
が確定的な事実であるかのごとく紹介していた方にもメールさしあげていま
す。この方からは返信をいただきました。ブログの過去ログ部分なので、修
正する気はないようですが。
アール・ケイさんに直接メールをさしあげたのは、しばらくここには書き込
んでおられないように見えたことと、あちこちの掲示板に同じ書き込みをし
ているという話があったからです。

以前、京都のことでネットを検索していたときに、「銀閣寺は、昔は銀箔で
飾られていた」と、おおまじめに紹介しているページを発見して驚いたこと
があります。その時と違って、今回は話題が話題だったので、つい間違いを
指摘してしまいました。でも、世の中やっぱり、触らぬ神にたたりなしです
ね。反省してます。

皆様、お騒がせしてすみませんでした。




#1382 
アール・ケイ 2005/09/06 00:24
手塚うんぬんで、たとえどこのどなたさんであっても、横槍を入れてこられることはどうしても(生理的に!)許せんぞーーーーー(爆)

AMANOさま、わざわざメールまで頂戴してありがとうございます
(本音を云うと、酔っ払っているせいもありますが、
「古証文を持ち出して何を云うかー」って気分です(爆笑))。
だから私書いてるじゃないですか。
真偽のほどをはっきりさせられるかたがいらしたら
お教えください、という意味のことを。
だのに、事実誤認うんたら云われるのは誠に心外。
訴えてやる(笑)。
間違いを糾すなら、おおもとのほうに抗議してください。

それはそれとして(笑)、ご教授賜りまことにありがとうございました。

でもね、随分と手塚さんには「かつがれてきてる」んですよ、
ファンであればあるほどね。






#1381 
AMANO 2005/09/05 10:58
『ミクロの決死圏』と手塚作品の関係について

数年前の書き込みに対するレスになってしまうのですが、どうしても
気になるのでお邪魔させていただきます。
具体的には、アール・ケイさんによる、2003年4月23日の書き込み、
「手塚バカの新たなる疑問(#1173)」へのレスです。
有名な話ではあるので、すでにご存知の方も多いかもしれません。

さて、アール・ケイさんが紹介されている情報元のサイトを拝見しま
したが、その情報には誤りがあるようです。

○問題のページ
 http://g-zone.come-up.to/J/f_library/f_movie/FantasticVoyage.html

>しかし鉄腕アトムの海外版である「AstroBoy」が始めて放送された
>のは、オーストラリアのメルボルン。しかも1966年4月。

問題のページでは上記のように説明されていますが、実際には米国NBC
で1963年9月7日から放送されていた模様です。

○資料の一例
 http://ja.tezuka.co.jp/osamu/chronogical/1960.html

ちなみに、日本国内における「細菌部隊」の放送は1964年9月。
「ミクロの決死圏」の米国公開は1966年8月らしいです。
アール・ケイさんがいうような「パイロット版」とは、ちょっと違う
意味になりますが、米国で放送するエピソードを選ぶための内覧会
みたいな段階で20世紀FOXに情報が流れたのなら、おおよそ2年はある
わけで、まあまあ間に合いそうな気がします。

個人的には、わざわざアシモフという大御所にノベライズを書かせた
あたりも、20世紀FOX側のアリバイ工作のようで胡散臭いです(アシモ
フ自身がどう思っていたかは別として)。

なお、映画「ミクロの決死圏」に関しては、かの筒井康隆氏も、それ
とよく似た内容のジュニア向け小説を「ミクロの決死圏」の公開以前
に発表しています(1966年3月から雑誌連載)。こちらは「細菌人間」と
いう作品で、数年前に同題の作品集として単行本化されました。巻末
には、アール・ケイさんが「伝説」扱いしておられるエピソードにつ
いて、当時の手塚先生が激怒していたという筒井氏の述懐も紹介され
ています。

正直いうと、私自身、「細菌部隊」までの3作品については、あまり
よく知らないのですが、わかる範囲で特徴をまとめておきます。

○「吸血魔団」および「38度線上の怪物」
|化学的な手段で縮小された人間が、擬人化された細菌と免疫システ
|ムの闘いに巻き込まれる話。

○「細菌部隊」
|人間の体内でマイクロサイズの宇宙人と闘う話。

○「細菌人間」
|人間の体内でマイクロサイズの宇宙人と闘う話。マイクロ化の方法
|が新発明の光線で、体内で微生物に襲われたり、外科的な手術を行
|なったり、制限時間ぎりぎりに宿主の涙にまぎれて脱出したり。

もちろん、部外者に過ぎない私には、真実を知るすべはありません。
ただ、アール・ケイさんの書き込みが事実の誤認に基づいていること
だけは指摘しておきたいと思います。



#1380 
FRINKEL 2005/06/21 14:27
ブチさん>

> どなたか"Robot Dreams"の日本語訳を教えてもらえませんか?読みたいんですけど英語がダメなんで...お願いします!!

私も気になったので検索すると、『「夢見るロボット」、小尾芙佐訳、SFマガジン 1988年1月号』といった情報が出てきました。恐らく単行本化はされていないのではないでしょうか。
入手はかなり困難そうです。私が出来るのはこれくらいです(^^;スイマセン。



#1379 
FRINKEL 2005/06/21 14:10
"I,robot;The illustrated Screenplay"と格闘中。

初めまして。FRINKELと申します。
私はアシモフ歴半年余りの俄アシモフ・ファンです。…半年ということは、ご想像のとおり映画『I,Robot』公開で平積みされた『われはロボット』が私の初アシモフです。
そして、『ロボットの時代』を読み、現在ペーパーバック版の"I,robot;The illustrated Screenplay"と英和辞書を片手に奮闘中であります。
(ちなみにHNのBarrossoは恐らく脚本オリジナルの登場ロボットの名前です。)

次あたりは『聖者の行進』『鋼鉄都市』と読み進めていこうかと、考えています。
『ファウンデーション〜』シリーズは、なかなか気合いを入れないと一気に読めそうにないので、とりあえず易しいところから…(^^;。

今回、こちらへ寄せて頂いたのも某大型掲示板のアシモフスレでも書かせて頂いたのですが、もしかすると読んだ方もおられるかも知れません(マルチ?)。
先述のとおり、現在"I,robot;The illustrated Screenplay"(脚本;ハーラン・エリスン、画;マーク・ザグ)を遅々と読み進めています。これは上記の初アシモフ本である『われはロボット』のあとがきで瀬名秀明氏が紹介されておられました。1970年代にかつて『I,Robot』の映画化の計画が脚本まで完成しながら、頓挫したと。しかしその内容は素晴らしく原作に沿ったアシモフとエリスンの正に二人の作品であった、というような感想を書かれてあるのを見て非常に気になりました。
あと、イラストのMarkZug氏の絵を氏のHPで見た時に見事に世界観を具現化されている!と感じました。それで購入に至った訳です。

どなたかかつてそれを読んだ事がある、もしくは手にした事があるという方はおられませんでしょうか。もし、居られましたら先達がおられるという事で読み進めていく上で、非常に大きな励みになると思います。

未だ154/317シーンしか読み進めておりません。恐らく中学生レベル英語力しか持ち合わせていない私ですので、内容も3/5くらいしか理解できていないと思います。
しかし、エリスンのオリジナル性とアシモフの世界観、更にマーク・ザグの挿絵が見事に適合した作品では、と思います。

結局…自分が読んでいるという事を、誰かに伝えたかっただけなのかも知れません。
ズラズラと駄文失礼しました。
完読の際にはいずれお邪魔したいと思います。



#1378 
ブチ 2005/06/09 00:49


どなたか"Robot Dreams"の日本語訳を教えてもらえませんか?読みたいんですけど英語がダメなんで...お願いします!!




#1377 
Bail Hoshikuzu Channis 2005/05/28 01:19
宇宙の小石

時間旅行と言えば宇宙の小石ですかねぇ・・・
夏の扉も心を打ちますが技巧が凄すぎてなんだか。
Once upon a time にひっかけて Twice upon a Time という
J.P.ホーガンの物語も激涙でした。愛しあう二人が地球を救うために
二人が知り合う前の宇宙にまき戻してしまう・・・
宇宙の小石だけは老人視点で若者の愛をみつめているんですよねぇ。



#1376 
うえの 2005/04/29 23:20
心を読む

はじめまして。(以前から読むのはさせてもらってますが)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000036-jij-soci
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で人の心を読む研究をしてる(?)みたいですね。
まだ第一歩でしかないですが、将来的には、感情が読めたりするんでしょうか?

第2ファウンデーションから妨害がはいらなければいいのですが(笑)




#1375 
ガール・ドーニック 2005/03/25 19:26
スモールワールド

すでに出ている話かもしれませんが、ダンカン ワッツ (著)
『スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法』
という本の翻訳が出ています。これ自体、非常に面白い本なのですが
著者がアシモフのファンだったようで、若いころファウンデーションシリーズに
影響を受けた話とか、ネットワーク研究の初期に鋼鉄都市とソラリアの対比から
研究のヒントを得たエピソードが出てきて、アシモフファンとしても
大変楽しめる本になっています。機会があれば一読の価値はあると思いますよ。





#1374 
徹夜城(第一発言者) 2005/03/17 23:37
テレポーテーションと時間旅行

>ジェゼベルさん
 少々日数が経ってからのレスになっちゃってすいません。
 その、日経サイエンスだかニュートンだかのテレポーテーションに関する記事は僕も立ち読みした覚えが(笑)。もちろん論理的なことはわからないんですけど、こんなことも現実味をもって語れるようになってきたんだなぁ…とSF感覚に浸ったものです。

 このテレポーテーションと時間旅行の理論に出てくるのがあの「量子論」。手軽な入門書程度は読んだことがあるんですけど、理解するのはなかなか大変ですね。「宇宙消失」もそうでしたが、量子理論は最近のSFでは欠かせない要素になってきている観がありますね。
 映画にもなりましたマイケル・クライトンの「タイムライン」も量子テレポーテーションの実験をしているうちに偶然時間を越える道が開けてしまった、という話でした(僕は映画しか見てないですが)。あくまで現代のアメリカ西海岸とフランス中世の某所とを結ぶ一対一限定の時空旅行なんですが、うっかりすると「再現」に失敗して体の中身がスパッとズレてしまい死んでしまうというのが恐ろしい(汗)。テレポーテーションが実現しても僕はやりたくはないなぁ、と思わせるところがあります。



#1373 
ジェゼベル 2005/03/12 10:27
四次元ポケットはできるのか

>四次元ポケット

私としては、できのいい二足歩行ロボットの部分よりも、こっちの制作に取り組んでほしいです。かなり以前に、日経サイエンスだかニュートンだかで、「テレポートと一方通行(過去へ)のタイムスリップは物理学的に可能な段階まできている」という記事を読んだような気がします。(あやふやなのは、物理学的証明の数式がまるきり読めず、肝心な証拠の部分を理解できなかったため)数式がずらりと並ぶ証明、心理歴史学もそんなんなんでしょうか。とまれ、時間という第四の軸への挑戦が、科学的にはできる時代になっているような気がします。

ドラえもんは、ロボット三原則にあてはまるんですかねえ?なんだか、三原則より良心の力の方が大きそうな気もします。確かパタリロに、制作者の命令で人間や他のロボットを狙うロボットがいて、後に改心した話がありましたが、こういうのも三原則より良心の力に左右されるロボットになるのかしら。



#1372 
徹夜城(第一発言者) 2005/03/08 22:56
「ドラえもん」自体はそう遠くないのかも

>ジェゼベルさん
 ご紹介の記事、リンク先も含めて読んできました。「ドラえもん」とはいってもコミュニケーションができる二足歩行ロボットという以上のものではないような…ただ楽しい話ではありますね。
 考えてみると「ドラえもん」そのものは特に凄いロボットではないんですよね。いろんな道具を出してくれると言っても四次元ポケットの中に入れてある未来の発明品を提供してくれてるだけで…道具の選択を誤ってのび太を窮地に陥れたこともあったような気がしますし、むしろ未来世界ではドジで低性能なロボットだったとも思えます。原作漫画でもドラミが一時的にのび太の面倒をみたらドラえもんとの差が歴然で…というエピソードもありました。
 それはそれとしてドラえもんにもロボット三原則は適用されてるんでしょうかねぇ。漫画世界では石ノ森章太郎の「ロボット刑事」にしっかり三原則がある(だいたいこの漫画もダニールをかなり意識してると思う)という例はありました。


>映画関係。
 「ファウンデーション」の映画化は恐らく数年以内には実現してるような気がします。問題は原作をどう料理するかで…「指輪物語」のような体制はさすがに組めそうに無いからミュールとかアーカディ=ダレルとかのエピソードを組み合わせて一本に仕上げる、って感じじゃないかと予想してます。この手の未来史作品はTVドラマやオリジナルビデオシリーズとかでやったほうが原作ファンにはいいかと思うんですけどね。

 実は今日映画「ミクロの決死圏」をDVDで鑑賞してました。アシモフはこの作品のノベライズを担当していて、映画化を前提に続編を書いたこともありました(実現しなかったけど)。その程度の縁ではあるんですが。
 正直なところ科学考証的にはツッコミを入れたくなる箇所が多いのですが、もともと物質を縮小化して体内に注入、って設定自体に無理があるのでそこはしょうがないかと。ですが、原題が「Fantastic Voyage」となっているように「人体の神秘」の映像化という点では今見ても刺激的なSF映画です。東西冷戦下のスパイ合戦が絡んでるあたりは時代を感じなくはないですが、ミステリ仕立てのシナリオはアシモフ好みでもあったかもしれません。
 今だったら「縮小化」ではなくナノマシンで解決する話だろうなぁ…それこそ極少の医療用ロボットを注入する、って筋書きで。


>アシモフ未来史研究報告
 しばし動きがなかったですが、最近「第二ファウンデーション問題」のツリーで新規投稿が出てますね。面白く拝読しております。



#1371 
ジェゼベル 2005/03/07 14:59
GoGo!バンダイ産

ファウンデーションの映画化、とても楽しみです。

別途ロボットネタです。
5年後にドラえもんが完成予定だそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000001-zdn_ep-sci

四次元ポケットはどうなるんでしょう?
期待を膨らませつつも、できのいい玩具どまりだったらがっかりですな。



#1370 
アトム 2005/03/02 19:58
銀河帝国興亡史の映画

私が知ったのは2ちゃんのSFスレでして
銀河帝国の興亡、映画化へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000001-sks-ent
>すでに脚本の一稿は上がっており、キャストの選定に入ってるようだ。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1093017831/228
というデータで確認したのですが、なにやら既に削除されてるのか読めないです。




#1369 
徹夜城(第一発言者) 2005/03/02 00:36
お、決定したんですか!

>アトムさん
 「ファウンデーション」映画化の企画自体は進んでいると聞いていて、「アイ、ロボット」の脚本化が脚本を書いているという話も読んだのですが、とうとう正式アナウンスがなされたということでしょうか?
 僕も今アトムさんの書き込みを見て慌てているところなのですが(笑)、ニュースソースを教えてくださるとありがたいです。



#1368 
アトム 2005/03/01 11:43
祝!映画化記念カキコ

 いつも・・というか時折SF好きの一人として拝見させていただいとります。
アジモフの小説も数あれど(本当にたくさんww)そして映画化された話も
数あれどアジモフの話のうちで私めが一番愛読していた名作
「銀河帝国興亡史」なのですが、
これがとうとう映画化決定したとの話を聞き、
感慨深く初カキコしました。
今の特撮技術とかでどんな映画になるか今から楽しみですよね^^)



#1367 
徹夜城(第一発言者) 2005/01/15 13:24
いまさらですが銀河新年(^^;)

>チャニスさん
 どうも、お返事が遅れまして〜あけましておめでとうございます。
 トップページこそ恒例の「銀河新年」にしておいたものの、なかなか更新作業は出来ませんで…すいませんです。
 10万突破記念でなんかパロディねたでもやろうと企画は立てたんですけど、実行するとなるといろいろ難しくて(アイデア、時間ともに)。

 ともかく今年もよろしくお願いいたします。
 今年はアシモフ関係で何か動きがあるのかどうか…「ファウンデーション」の映画の企画話もあるようですが、実現にはまだ時間がかかりそうですし。



#1366 
Bail Hoshikuzu Channis 2005 2005/01/13 12:12
■||| 銀河新年 |||■

新年あけましておめでとうございます。(え?おそすぎ?)
本年もよろしくお願い申し上げます。



#1365 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/12/29 01:57
有限の存在


有限の存在。ベタな話しで恐縮です。人間からは伝説の存在「永遠のロボット」がいるとして、その「永遠のロボット」は、彼なりの絶対的な人類保護の価値判断により常に人類の為に働いている・・・としましょう。
この話しには2つの誤謬が潜んでいます。

1:人類の為にという無限の価値を持つ判断を高々有限の記憶容量と有限のマシンクロックとに制約される陽電子頭脳が、責任を持って下せるのか。人間ひとりの命の重さですら地球の質量を超えるというのに・・・(人間ならばわかるセマンティックスな比喩です。ロボットにはシンタックスな疑似評価しか出来ますまい)
2:伝説の「永遠のロボット」はいずれマシンの寿命を迎えるに違いない、その後のことを考えないのか?考えたとしてその活動期間の有限性に疑問をもったり、その有限性の為に【時間を切って】計画を早めたり歪ませたりしないのか。人間でいえば焦りとでも擬えられる行動を「永遠のロボット」はしないのか。

この誤謬に対する回答は唯一です。「永遠のロボット」は【人類総体】の判断により命令されることにより第2条によってのみ活動するべきなのです。【人類総体】の判断により命令されることは自動的に第1条を満たす、このように判断されるべきでしょう。

有限の存在たる「永遠のロボット」が、そのことを夢想し、望んだとしても、、その望みの無限性ゆえ、かなわぬ夢なのか、、それとも「永遠のロボット」が人類を作り変えてしまい、【人類総体】たるゲイア(ガイア)なりギャラクシア(ガラクシア)なりを構築することが許されるのかどうか・・・

別の解はもちろんあって、「永遠のロボット」が陽電子頭脳を捨て、彼の存在の中核の全てを生体にダウンロードしてしまうことも考えられます。そのような相手、人間・・個人としてのファロムは、やはり有限の存在ですが、代を重ねることが出来ることでしょう。

ファロムも、ファロムの後継者も有限の存在が有限の期間を重ねて人類を幸福に導くに違いない、そのような判断を「永遠のロボット」がするとしたならば、、ロボットである制約に飽きたのかもしれません。

べたな話しですみません。私達1人1人は有限の存在ですからせいいっぱい生きています。そのことを肯定したいのです。

私も反ダニール派になりさがったかなぁ(笑)




#1364 
徹夜城(第一発言者) 2004/12/27 23:35
10万超え

 すでに昨日のことなのですが、当「アシモフの銀河百科事典」もなんだかんだでアクセス数が10万を突破しておりました。まぁ時折故障するカウンタなので正確は期せませんけど、まぁその辺だろうということで(^^;)。
 ちっとも更新していないのにアクセスだけは伸びているというのも気がひけるところなので、正月にでもなにかやっておきましょうかね。



#1363 
徹夜城(第一発言者) 2004/12/15 23:41
「ロボットの宿題」に関して。

11月からこの手のご質問がぽつぽつといらっしゃるんですよね。

国語の教科書に載ってるロボットに関する文章では実際のロボットからアシモフのロボット三原則をもまとめた内容になっているので、分けて聞くのも難しいのかもしれませんが…

>アポロさん
 インターネットを使ってロボットに関して調べるのであれば、もっといろいろホームページを見たほうがいいと思いますよ。このホームページはあくまでアシモフの小説に関してあれこれおしゃべりするところですから。もちろんアシモフのロボット三原則について詳しい話を聴きたい、とお望みならこの掲示板で多少はお話できると思います。

 実際のロボットに関しては「アシモ」を作ったホンダのホームページですとか、もっと専門的にロボット技術を扱ったサイトがあるように思います。
 あと「ロボット」の語源についても調べてみると面白いんじゃないでしょうか?




#1362 
ウェンデル・アース 2004/12/15 20:55
ロボットと言っても

初めまして。
ロボットと言っても、
小説のロボットについてなのか、現実でのロボットについてなのかによって変わってくるんですけど。
どのようなことについて調べているか、もう少し詳しく書いてくださいな



#1361 
アポロ 2004/12/15 10:53
はじめまして

 はじめまして。私は今学校で、ロボットについて調べています。でも、全然調べることができてないんです(泣)ロボットについてなら何でもいいんです。お願いします。



#1360 
アポロ 2004/12/15 10:52
はじめまして。。。

 はじめまして。私は今学校で、ロボットについて調べています。でも、全然調べることができてないんです(泣)ロボットについてなら何でもいいんです。お願いします。



#1359 
コルサンター 2004/11/30 21:39
三原則

 NHK第二放送(ラジオ)の番組「新基礎英語3」で、アシモフのロボット工学三原則が12/10-11、13-14日に取り上げられるようです(確認済)。ファンとしては嬉しい限りです。
 いや、はっきり言って基礎英語はサボり気味なので、こういったネタが使われると有難いですな…



#1358 
徹夜城(第一発言者) 2004/11/28 00:07
ロビィとは

>なぎさん
はじめまして、管理人の「第一発言者」こと「徹夜城」です。
そういえばこのサイト立ち上げ以来あの絵を掲げてますが、あれについての質問というのはこれが初めてのような…

すでにウェンデル・アースさんがお答えになっておられますが、「ロビィ」というのはアシモフのロボット短編の初期の一本「ロビィ」に登場するロボットです(だからもちろん実在のロボットではありません!)。「われはロボット」というロボット小説短編集の冒頭に掲げられてるお話ですので、手軽に読めますよ。
その小説の中で、ロビィは子守用に開発されたごく初歩的な機能しかもっていないロボットで、会話も出来ずただ赤い目をチカチカ光らせるだけでコミュニケーションをとる程度です。どうも足も手もあるようで、かなり人間型のスタイルにはなっているようですが、実在する「ASIMO」よりもズングリした体型のようですね。ただし少なくとも自立して自分の判断で動いている点はASIMO以上です。

詳しくはこのサイトの「銀河百科事典縮刷版」の「ロビィ」の項目を見てください。小説中ではこの「ロビィ」のお話は1998年の設定になっています。今となってはもう6年前のことになってしまいました。
僕がこのコーナーを開設したのがちょうどその1998年の9月でして、時間的に近かったので「先日少女の命を救ったロビィ」とシャレで載せてみたのが始まりでした。次のアシモフ小説で時間設定が明確なものとしては「堂々めぐり」の「2015年」というのがあるんですが、果たしてそれまでこのサイトが存続しているのかどうか(笑)。



#1357 
ウェンデル・アース 2004/11/27 19:28
ロビィ

なぎさん、初めまして。

ロビィは極初期に製造リースされた、子守りロボットということになっています。
しゃべることは出来ませんし、動作も素早くないらしいです。
作品は「我はロボット」などの短編集に収録されていますが、
変わったところでは漫画家の川原泉のお気に入りの本を紹介している
「川原泉の本棚」にも、前文収録されています。



#1356 
なぎ 2004/11/27 09:42
ロビイについて

はじめまして。
先きたときに少女の命をすくったロボット・ロビイ
とかいてありました。
私はそのロビイのことにかんして、きょうみをもったのですが、
どんなロボットなのか〜などおしえていただけないでしょうか??



#1355 
中西豪@病院 2004/11/21 11:27
それではまず『鋼鉄都市』を

徹夜城さん>

早速のアドバイス、ありがとうございます。

十代半ばで自由国民社『総解説 世界のSF文学』を読み、欧米SFの古典的名作は全部読んだつもりになったクチです(汗)。『銀河帝国の興亡』という、いかにもスペースオペラっぽいタイトルと、読み知った粗筋のギャップにとまどい、ずっと敬遠してきたものでした。長篇を読むのが辛い、ってのは実は諸事雑務に追われる日々で「長篇小説読んでる暇あるか!」という焦燥感からくる思いであって、実は結構現実逃避に読んでるんですよね、歴史小説とか海洋冒険小説とか(苦笑)。
コミケット67も落籤し、年末年始は病院に缶詰状態ですので、ここは一番、アシモフに取り掛かるとしましょうか。以後、この道でもよろしくご指導ご鞭撻のほどを。

>恍惚都市
2001年(描かれた時点からは近未来)、コーコツシティで発生した美少女連続暴行殺人事件を、人間のアジマフ刑事(例の吾妻さんの自画像的キャラ)と、「世界一の電子頭脳を持つ最新型、冷静沈着論理的思考底知れぬ記憶力」を誇る、警視総監曰く「もはや人間などの出る幕はない! 彼こそ理想的刑事だ!」のロボット刑事R・ブキミ(でも先端恐怖症・アル中、その他色々と屈折)のコンビが未解決迷宮入りに導くというトンでもないお話。さあ、『鋼鉄都市』のどこをどうパロっているのか楽しみ(笑)。

R・ブキミ氏は訴える。
「わたしがロボット三原則によって人間に危害をくわえられないのをいいことに、すぐそやってイジメル。どうしてイジメルんだ!」




#1354 
徹夜城(第一発言者) 2004/11/20 22:13
おお〜いらっしゃいませ〜

>中西さん
こちらでは初めまして!いや、実のところビックリしてます(^^;)。
ほうほう、吾妻ひでおさんがそんなの書いてましたか〜(笑)。「恍惚都市」なんてのもあったんだ。「更迭都市」書いた私は少々ホッとしてたりして。いや〜パロディネタはかなりの確率で先行同ネタがあるんで怖いんですよ。

 さて、長編以外でアシモフ小説作品をお求め、ということでよろしいでしょうか?
 やはりスタンダードなところで「われはロボット」から始まる一連のロボット短編小説群を。その全集である「コンプリート・ロボット」もようやく邦訳が出ましたし、それで一気に読むのも手です。値とサイズがいささか張りますが(笑)。
 非SFではなんといっても「黒後家蜘蛛の会」でしょうねぇ。

 もっとも本音を言えば長編をお薦めしたいです。最近僕自身も「鋼鉄都市」「はだかの太陽」と読み直し、細かいところを忘れていたこともあり、アシモフの小説作法の実に隙のない構築ぶりに改めて感動しました。長編の中では比較的短い(アシモフ後期作品はみんな文庫本二冊の大長編なので)ので、お薦めできると思います。

 ついでに書いておきますと…
 昨年もあった現象ですが、ここ一週間ばかり当コーナーのアクセスが急増。昨年首を傾げていたらこの掲示板でご教示いただいたのですが、小学校6年生の国語の教科書でロボットについての文章があり、そこで「アシモフのロボット三原則」が触れられているのですね。ちょうど今ごろ授業でやる時期なので、学校からアクセスしているものと思われます(アクセス解析すると短時間集中型なので明白)。
 僕も先日仕事先の塾で見つけて読みました。もっともここを探す検索キーワードは「アシモ」が圧倒的なんでちょっと複雑な気分なんですけどね(^^;)



#1353 
中西豪(こちらでは初めまして) 2004/11/20 20:57
「おんな〜〜〜」

「編集長 足茂負先生が みえました」
「女 どこだ くそ こんなところに かくしやがって」
「てめ アイデア 出(し)てきたのかよ」
「ねないで自分の科学解説書を読んだのに何も出なかった もうだめだ 女くれ」
「一千年に……」
「一千年に一度しか夜の来ない星の住民は 夜が来た時 どうなると思うね?」
「いっせいに アレ はじめたりして」
「帰ってすぐそれを漫画にするんだ わ ちょっとまて わー」
出典:吾妻ひでお「メチル・メタフィジーク」1.明日なきえすえふ漫画家入門
初出:『SFマガジン』1979年10月号

すいません、昨日「まんだらけ」福岡店に行ったら、白蟻に齧られて(どんな居住環境だ)泣く泣く処分した双葉社HideoCollection4、ゲシュタルト作品集『天界の宴』(1985年刊)が小カキコミ有210円で出ていたので、即買いし、当該作品を久しぶりに読んで嬉しくなったので、ついつい書き込んでしまいました。
しかし、私のアシモフ理解は、ここで止まっている感があるなあ(苦笑)。

『天界の宴』には「恍惚都市」(初出:『PEKE』1979年1月号)も収められています。これも、私のアシモフ観を形成すること大、でした。ああ、あと「Dr.アジマフ懺悔録」とかも。

実は科学エッセイ以外のアシモフ作品をほとんど読んでいないことに今更ながら気がついてしまいました。近年、長篇作品を読む気力に欠けてきたい私には、何がお勧めでしょう? SFじゃないけど『黒後家蜘蛛の会』は読みたい気まんまん、なのですがBOOKOFFの百均コーナーで見かけないのが残念です。

http://www11.big.or.jp/~daiba/cgi-bin/tksbbs.cgi


#1352 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/11/06 23:06
エブリング・ミス問題【ネタバレあり】

エブリング・ミス問題【ネタバレあり】、未来史研究報告にて、投稿しました。すごく面白い論議でした。やっぱり徹夜城さんとこは、いいわぁ。感想だけ、こちらへ。ありがとうございます。



#1351 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/11/06 14:04
ほしいなぁ

コンプリートほしいよほしいよほしいよ。でもイナカの地元のきのくにやさんにはなかったよなかったよなかったよ。(壊)



#1350 
徹夜城(第一発言者) 2004/11/02 11:25
「コンプリート・ロボット」買いました

 今さらですが、ようやく大きな書店で置いてあるのを見つけてしばしの逡巡ののち(笑)購入しました。うーん、やっぱ値段が高いですしねぇ(3600円)。それと大半のお話は同じ訳者によるものも含んですでに持っているわけで。
 ま、やはり目玉はなかなか読めない作品だったベイリ&ダニールシリーズの短編「ミラー・イメージ」の邦訳が読めることですね。実は日本語では初めて読んだんですが、けっこう新鮮でした。個人的には「ミラー・イメージ」を「鏡写し」と脳内翻訳してたんですが、この訳では「鏡像」となっていますね。
 ところでこのお話の冒頭でベイリはパイプをふかしておりますが、この辺も古典的な安楽椅子探偵風ではあります。

 本書の最後に収録されてる「バイセンテニアルマン」は「二百周年を迎えた男」と邦題がつけられてましたね。創元版の「リトル・ミス」は「お嬢ちゃま」と翻訳。うーむ、長年「リトル・ミス」に慣れ親しみ、あのエンディングに泣いた身としては「お嬢ちゃま」には違和感ありまくり…まぁ翻訳の違いというのはえてしてそういうものですが。



#1349 
kenji 2004/10/23 14:48
ダニールを演じる

ダニールを演じるのが難しいのなら、いっそのことCGで作るというのはどうでしょう。
もともとダニールは最大限人間らしくみえるようつくられたロボットです。
だったら映像の上でぜんぶCGで作れば、それらしい不自然さ(?)がうまく出るのでは?
「アイ、ロボット」でCGであれだけロボットを作ったのです。
「ヒューマン・フォーム・ロボット」1人ぐらい作れないかな。
「SW」のヨーダをみれば技術的には可能でしょう。問題は費用対効果です。




#1348 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/10/10 04:45
ダニール

ダニールを演じられる人間っているのでしょうか?むむむ。色男なのにセクシーではないような僧侶の色気というか。難しい。。

ところで、第零法則の検証の為、人狼BBSにて、ちょいと自分なりに悩んできました。結果として、零前第1法則こそ真実であるような気がしてきました。第零法則のうち、【全ての知性体全体】を【人類】におきかえる要領です。

http://ninjinia.x0.com/wolf/index.rb?vid=101&meslog=101_ready_0

以上は10月11日午前1時30分より完全公開です。
人狼BBSについて事前にお知りになることをお勧めします。解説は以下に。

http://d.hatena.ne.jp/hyuki/20040918

こんな村にロボットがいたら?の取り組みです。かなり難儀でした。
ご意見を賜りたく。
ではでは。




#1347 
徹夜城(第一発言者) 2004/10/04 13:05
「ファウンデーション」の映画企画

 前からあるある、と言われつつ具体的な話は見なかった「ファウンデーション」の映画化企画ですが、先日見た「アイ、ロボット」のパンフレットのスタッフ紹介の部分をよく読んでみましたら、ちょびっとこの件に言及があるのを見つけました。
 映画「アイ、ロボット」の元になったのはジェフ=ヴィンターという脚本家が書いたロボットSFミステリ「Hardwired」というシナリオなんですが、このジェフ=ヴィンターが今進めている脚本に「ファウンデーション」があるようなんですよ。「アイ、ロボット」と同じ20世紀フォックスが映画化権を持っているようで、その脚色作業を進めているとのこと。
 その文章によると“「ファウンデーションシリーズ」オリジナル3部作の脚色”とありますから「ファウンデーション」「ファウンデーション対帝国」「第二ファウンデーション」までが原作のようですね。しかし何百年もかかる物語を2時間程度にまとめられるとは思えず…僕も何度も書いていることですが原作の一部を抜き取りエッセンスを生かす限りなくオリジナルのお話になるような予感があります。
 僕なら…というのをよく考えるのですが、やはり「ザ・ミュール」ははずせないかな、と。スペクタクルあり、恋愛あり、謎解き・ドンデン返しありでうまく一本の映画にまとめやすいと思うんですよね。ネックがあるといえばありますが…ネタばれなんで書きません。
 それ以外ですと14歳の美少女(?)が探偵役で大活躍する「ファウンデーションによる探索」も映像的な見せ場は多いですね。ミュールの話とこれをミックスさせると原作を生かしたオリジナルの映画として面白くなるかも。

 もっとも個人的には「ファウンデーション」よりも「鋼鉄都市」以降のベイリ&ダニールシリーズの方が映画むきだと思ってるんですけどね。ダニールもCG使わないで済むはずですから予算もそうかからないかと(笑)。



#1346 
徹夜城(第一発言者) 2004/10/02 16:46
「第一発言者」のくせに、おくればせながら

 見てきました。「アイ,ロボット」。
 すでに鑑賞された方も書かれてますが、この内容では「アシモフ原作」と銘打つわけにはいかないだろうなぁ、というところですね。もちろん作り手もわかっていて、あくまで「インスパイアされたもの」と位置づけているのも誠意ある態度といえるかも。
 前にも書きましたが、もともとアシモフのロボットSFミステリっぽい別の映画企画が母体であり、そのあとで「われはロボット」の映画化権がとれたために両者を融合した映画なんですよね。
 ロボットがいた現場で殺人としか思えない状況が起こる、というあたりはむしろ「鋼鉄都市」でしょうね。ロボットに対し不信感を抱いている刑事というのもイライジャ=ベイリそのものでしたし、さらに言えばロボット「サニー」の性格にはどこかダニール=オリヴォーの匂いを感じざるを得ない。また「三原則」を弱められたロボットが見分けのつかない他のロボットに紛れ込むシチュエーションは「迷子のロボット」のそれです。
 
 この作品の映画評をいくつか見ましたが、終盤の「哲学性」(?)を高く評価するものが目に付きました。ネタバレぎりぎりで書きますと、「ロボットと帝国」以降の「第零原則」のアイデアが紛れ込んでいるわけです。ただ、アシモフのそれとはかなりおもむきが違うもので、僕はかえって「安っぽいアイデアだなぁ」と思ったのが正直なところ。
 原作にも登場するキャラ、スーザン=キャルヴィン博士ですが、映画にするとあんなもんかな。愛想がなく人間よりロボットの方に愛着を持っている、というあたりは原作のキャラを生かしてますが、もっと極端なキャラにした方が面白かったかと。

 あとで「未来史研究」の方にも書いて見ましょうかね。この映画に関するネタばれ話題はあちらでお願いする事にしたいと思います。


>Bail Hoshikuzu Channisさん
 やっぱり話題の大作映画の公開とともに原作やアシモフ関係の新刊が相次いでますし、当サイトのアクセス数もここ一ヶ月でかなり上がりました。実は僕のHP全体で「どういうキーワードで検索をかけてきたか」を調査できるようになっているのですが、ダントツで「アイザック・アシモフ」で検索かけてくる方が多いです。
 「トリビアの泉」のオープニングでも有名になったアシモフですが(映画のパンフにもこの件が書かれてました)、先日「トリビア」を見てみたらオープニングにアシモフの顔は出てないような気がしましたが…もう出さなくなっちゃったかな?



#1345 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/09/24 21:04


「アイ・ロボット」本日鑑賞していまいりました。アジモフファンとしては事前に危惧したよりもずっと面白かったですよ。思ったより三原則が前面に出ていました。しかし三原則周辺の「アジモフ風味付けの」ミステリは存在していません。例えば、被害者のロボットの父される博士は果して本当にロボットに殺されたのか?だとしたら第一条はどうなる?犯人が別にいるとしたら動機は?そして手段は?などミステリネタに出来そうなのですが。いかんせんロジカルなテーマは、映画の枠組みの中では論議しつくせないのでしょう。ビジュアルは素晴らしく、SFアクションとして良く出来ていると思いました。これをきっかけに書店にたくさんあるアジモフの小説が沢山売れればいいなぁと素直に思いました。
ネタバレになるといけませんので映画を見つつ考えた事の詳細は書けません。やはりキーは揺らぐ第一条です。

ネタバレとは異なると思いますので申し上げておきます。キャルビン博士は、吹き替え版映画中ではカルビンです。そして、【若すぎるし美人だし感情家であり愛嬌があります。】アジモフ正史としては、、文明のありかたその他を考え合わせると年代があわないかもしれません。
でも、(アジモフの作品にも出てくる)NS型のロボット達が大活躍ですので楽しいかもです。【非】ヒューマノイド型ロボットが、あんなに可愛らしいとは思ってもみませんでしたヨ。



#1344 
徹夜城(第一発言者) 2004/09/15 13:14
もうご覧になりましたか。

>健ちゃんさん
 「アイ、ロボット」、もう先行ロードショーでご覧になったんですね。他の掲示板でもすでに見た方がいらしたので、なにげにこちらも焦っております(笑)。
 まぁもともと「われはロボット」の映画化権がなかなかとれなくて別に進めていた企画が原型だそうですし、また「われはロボット」のあのまんま一本の映画にするのは至難だろうとは思ってました。予告編見る限りでもアクションSF映画のノリで客を呼ぼうという魂胆があるでしょうしね。
 もし「ファウンデーション」が映画化されるようなことがあったら、やっぱり同様なことになるのでは…と思っています。

>スーザン・キャルヴィン博士はかなりイメージ通りで、余計なラブシーンとかなくてホッとしました(^_^;)

この情報には僕もホッとしました(笑)。いやー、安易にやりますからねぇ、ハリウッド映画では。



#1343 
健ちゃん 2004/09/11 21:11
「アイ,ロボット」観てきました

 先行上映という事で上映していたのでさっそく「アイ,ロボット」を観てきました。

 うぅ、確かにアシモフ作品に「インスパイアされた」とか「原典」とかの表現になってるのは
正しいと思いました。あれでアシモフ「原作」とされるとツラいものがあります。
 個人的には、アクションスリラー(?)映画を作るうえでネタ元にしました、という事であれば許容範囲ギリギリくらいかなあ、と(「不思議の海のナディア」の原案が「海底二万マイル」だというのと同じくらい?)。

 スーザン・キャルヴィン博士はかなりイメージ通りで、余計なラブシーンとかなくてホッとしました(^_^;)




#1341 
徹夜城(第一発言者) 2004/09/07 11:45
宣伝番組と雑誌記事

 それにしても宣伝に力が入ってますね、「アイ、ロボット」。
 日曜日夕方にTV東京系で20分程度なんですが「アイ、ロボット」の宣伝番組をやってました。簡単な内容紹介、特撮シーンなどのメイキング映像、そして監督や俳優のインタビューで構成された内容。軽く編集されたものでしたが、案外いいかもしれない…と思わせるものがありました(まぁそれが宣伝番組ってもんでしょうが)。好感度が増した原因はひとえに監督自身が明らかにアシモフおたくとしか思えないフシがあったからです。

 また「ぴあ」系列だったかの映画情報誌でやはり「アイ、ロボット」の特集があり(過去の映画史上のロボット特集なんかもあります)、監督のインタビューが掲載されていました。それでもう少し事情が分かってきたんですが、もともとこの監督、「われはロボット」を映画化したくてしょうがなかったらしいんですね。しかし映画化権がなかなかとれないので、仕方なくアシモフの三原則を使ったほかの脚本による映画企画を進めていたところ、どうにか映画化権がとれたので「われはロボット」と企画を融合させたのだとか。
 また気になるのが、この監督自身「われはロボット」原作に従った映画も作りたいという希望を依然持っているそうで(このへんがウェンデル・アースさんが紹介されていた話と重なるみたい)、今度の「アイ、ロボット」は原作の「われはロボット」の「前章」という位置づけもできるんだとか。前章、にしてはロボットの性能が高すぎる気もするのですが(笑)。

 気になる映画内の「ロボット三原則」の遵守の問題ですが、そのTV番組と記事を見る限りでは、なんだかんだでかろうじて(?)三原則はしっかり守られるようにも見えます。こればっかりは映画を見ないと分かりませんが、単純なロボット反乱ものにはならないような気もします。少なくとも監督自身はかなりわかってらっしゃる、という気もしました。



#1340 
蝙蝠 2004/09/02 23:30
立ち読みで・・・・

 コンプリート・ロボット見つけましたが、ミラーイメージ以外はすでに読んだ物ばかりだったんで、ミラーイメージだけ立ち読みで済ましてしまいました。
 これが文庫本(かなり分厚くなりそうですが)でしたら、購入したかもしれませんが、さすがにあのサイズですと二の足を踏んでしまいました。



#1339 
コルサンター 2004/09/02 18:03
勝手にマニアックな話題を持ちかけてしまい申し訳ありませぬ

>徹夜城さん

>>第三作だけがベスト10入りしてない
 まあ予想通りといえば予想通りの結果なのですけれどもね(汗
 スター・ウォーズファンの中で三作目の「ジェダイの帰還」(エピソード6)を好まない人達が存在しています。理由は、「この辺りからスター・ウォーズの質が落ちている」というものであるとの事。どうもあの大規模な宇宙戦が「単なるレベルの低いドタバタ」と見えるようなのですね。

 逆に、第一作「新たなる希望」(エピソード4)と第二作「帝国の逆襲」(エピソード5)はかなりの評価を受けているようですね。特に帝国の逆襲は、「最後に大騒ぎする他のエピソードと違い、内容に品格がある」と、自称正統派スター・ウォーズファンからの支持が強いようです。

 僕もファンなのですが、エピソード6、悪くないと思うのですがね。やはりあの大小様々な艦艇が入り乱れての艦隊戦は良いですよ。



#1338 
徹夜城(第一発言者) 2004/09/02 11:34
SF映画とSF作家

科学者による映画ランキングですが、いろいろと反響が出ておりますね(^^)
僕などは「科学者」の皆さんも存外「俗っぽい」選出をしたものだなぁ…などと思ったところで。科学者のみなさんもまず「映画」としての出来を評価することにしたんでしょう。科学性・SF性については後回しにしたというところかと。

「ブレードランナー」が1位なのは暗く妙にボーダーレスな未来世界の描写がその後のSF映画全体に決定的な影響を与えているかと思います。それと作品自体のもつテーマ性ですね。「人造人間」テーマということではロボットものに通ずるところもありますし、最終的には人間の人生観そのものを問い直すというところまで行ってしまう哲学性の高さ(これは「マトリックス」にも言えますが)。それでいてメインはハンターと追われる者の追跡アクション劇という、娯楽映画としてしっかり出来てるところが高評価なんでしょう。
「2001年」については既にさんざん言われてますが、映画体験としてこれほど「自分の常識を超越したもの」に出会える作品はないでしょう。その点ではまさに「究極のSF」なんだろうなぁ。わけがわからんと言えばその通りなんですけど(笑)。
「スター・ウォーズ」がハッキリ言っちゃえばSFじゃなくてスペースオペラ。でもその映像そのものはSFのそれでしたし、特撮映画史上においてやはりはずせないと言う評価なんでしょうね。しかし第三作だけがベスト10入りしてないのはちょっと気の毒のような。宇宙艦隊の大決戦ものとしては今のところこれが最高だと思ってるんですけどね。
「エイリアン」が4位というのはちょっと意外でした。SFホラーの大傑作であるには違いないのですがお堅そうな科学者のみなさんがこれを上位に選んだというのは、異星人描写の一つの頂点としての評価も入っているのかな、と。
「惑星ソラリス」も地球外知的生命をテーマに描いたものとして究極の一つかも知れませんね。実は原作小説はまだ読んでないんですが、常識を飛び越えた世界に誘われるという点では「2001」に匹敵する一本でしょう。そういや最近のハリウッドリメイクはまだ見てないなぁ。

…キリがないのでベスト5のみの話にとりあえず今回はしましたが。
アシモフが「未知との遭遇」をけなしたというのは未確認なんですが、あの映画は「UFO信者の信仰告白」という面も強いのでアシモフは嫌ったんじゃないかなぁ。映画自体は僕も傑作と思ってますが、ややひっかかりを感じるところがあるのは事実。そういえばこのランキングに「E.T.」は入ってないですね。
SF作家が自身が原作となった映画に不満をとなえたケースとしては意外にも「ブレードランナー」が挙げられるそうで。詳しくは知りませんけどフィリップ・K・ディックはこの映画に批判的だったとか聞いたんですが…それともディックが批判したのは同じ監督の「エイリアン」のほうだったかな?



#1337 
シベチャリ 2004/08/31 22:39
コンプリート・ロボット !

う〜ん、・・・たまにフラリと寄らせてもらうと、良いことがあるようです(^^::)。
(管理人さん、ごめんなさい・・・)

ソニーからですか・・・近所には黙っていちゃあ入らないだろうなー・・・。

ベスト映画評も楽しいですねー(^^)。
こうしてベスト5が並ぶと、評価の座標が造形・デザインの合理性と独創性にあるように見えますね。必ずしも、と言うか、そもそも、映画に考証の厳密性など期待していないのでしょう(笑)。
そういう視点で見ると、「インディペンデンスディ」なぞのありきたりな造形がほほえましくも感ぜられる様な・・・・。

「永遠の終わり」は、舞台も「暗い」トンネルですし(^_^;)、ミステリ色が濃いので映画化しやすそうな・・・・でも、それって、うちらが望む方向とは違いますけど・・・観ちゃうでしょうねー・・・・だって、ガキの頃、アシモフの作品が画像で見られるなんて夢にも思わなかったのですから!
「宇宙の小石」とか、やってくれないかなー・・・・(爆)。




#1336 
神無葵 2004/08/31 21:58
そういえば未知との遭遇

映画といえば、アジモフは公開当時「未知との遭遇」を全く評価していなかったですよね?
かなり古い事なので自信はないのですが当時のSFマガジン(?)のアジモフのインタビューだったと、・・・「電飾のソフトクリームをいくら見せられても、それは科学的関心とは関係ない」という感じの記事だったと記憶しています。
私自身「未知との遭遇」を見て「・・・???これって面白いの???」と感じていたので「ああ、やはり」と思ったものでした。
?・・・アジモフだったよなあ〜〜〜・・・



#1335 
コルサンター 2004/08/31 19:51
エピソード3の公開まで1年を切りました。

 下のは送信ミスです。

>徹夜城さん
 スター・ウォーズが3位にランクインしているのですか。ファンである僕は嬉しいのですが、少し意外ですね。
 科学者が好きなSFというのは、アシモフやクラークが書くような科学考証が行き届いている作品であり、スター・ウォーズのようなスペース・オペラはあまり受けないと思っていたので。



#1334 
コルサンター 2004/08/31 19:41






#1333 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/28 22:33
SF映画のベスト10

自分のサイトの他の掲示板にも書いた話題なんですが、関連話と言う事でこちらにも。

イギリスの「カーディアン」紙が科学者60人にアンケートをとり、「科学者が選ぶSF映画ベスト」を選出したそうです。以下、ベスト5までの順位。

1位「ブレードランナー」
2位「2001年宇宙の旅」
3位「スターウォーズ」「スターウォーズ帝国の逆襲」
4位「エイリアン」
5位「惑星ソラリス」

 となるのだそうです。ランク不明ですが10位以内には「ターミネーター」「ターミネーター2」「地球が静止する日」「マトリックス」「宇宙戦争」「未知との遭遇」が入ったそうです。個人的には「ブレードランナー」の1位は大変嬉しい(喜)。
 アシモフがらみですとノヴェライズで関わっただけながら「ミクロの決死圏」なんかは入らないんだな〜と。あと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんかも上位に来て欲しいところでした。
 注目なのが共にベスト5入りした「ブレードランナー」と「エイリアン」は同じ監督であるという点。そう、リドリー=スコット監督なのでありますね。歴史ものやらアクションやら頼まれればなんでも撮っちゃう職人的な監督さんですが、この人の予定作品にアシモフ原作「永遠の終わり」があったりしますので(立ち消えになってなければ)期待したいところではあります。だけどこの人の映画は「暗さ」に魅力があったりするからアシモフとの相性はどうだろうなぁ?と思うところも。

>ウェンデル=アースさん
そうですか、SFマガジン、チェックしておきましょう。
「われはロボット」の9作を映画化、といってもシリーズ連作だけにTVシリーズなんかが向いてそうですね。
それよりはやはりベイリ&ダニールシリーズの映画化が実現してくれないかなぁ。

>kenjiさん
おお、購入されたんですか、「コンプリート・ロボット」!
僕も近いうちに入手しておかないと。そして「アシモフ未来史目録」の「邦訳が出てない」という部分について修正しておかなきゃなりませんね。
映画については僕はやはり見に行っちゃうでしょう。



#1332 
kenji 2004/08/27 21:42
コンプリート・ロボット購入

「コンプリート・ロボット」購入。確かに31篇収録です。
早川、角川の新版も購入し、これで残るは、創元版のみ。
今月はアシモフで散財です。

後は映画をみるかどうするか。
あ、まさか映画のノベライズはないでしょうね。




#1331 
ウェンデル・アース 2004/08/27 21:40
SFマガジン

SFマガジン今月号にプロヤス監督のインタビューが載っています。
読まれた方も多いと思いますが。
その中で、
-「われはロボット」の9話あるストーリィーを映画化したい-
と気になる発言が。
興行成績が良かったら実現するかも。



#1330 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/26 10:28
角川からも

「われはロボット」ですが、創元版の新訳はまだ確認しておりません。その代わり、昨日立ち寄った書店で角川文庫版の「われはロボット」が出ているのを発見しました。やはり映画とタイアップした新訳のようです。解説は手塚眞さんでした。
うーん、やはり映画化恐るべし、なのか。



#1329 
ろく 2004/08/20 22:14
創元

創元からもまた<I.robot>出ましたね、さすが映画化。
自分はハヤカワから入ったのですが、表紙は創元の方が気に入りました。
あと、無駄に字が大きくなっていない所も。
あの表紙は以前のものと変わらないんでしょうか?



#1328 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/17 20:51
そうですか!

>神無葵さん
 そうですか!「ミラーイメージ」収録されてますか!それはやっぱり買いですな。
 内容を読んでみると分かるんですが、「ミラー・イメージ」ってのは「鏡写し」とでも訳すといいんでしょうか。それでももう一つピッタリこない感じもあるから以前の邦訳では原題のままカタカナになったのかもしれませんけど。
 
 ほんとにショート・ショートなアイデアストーリーなんですけど、SFミステリ、しかもロボット三原則にのっとってるところなんかはさすがアシモフ、という一編です。またベイリ&ダニールシリーズの読者としてはやっぱり嬉しい組み合わせですよね。

 余談ながら、今日買った「週刊アスキー」に載っていた唐沢なをき「電脳なをさん」が石ノ森章太郎の「ロボット110番」をパロった「iポッド110番」ってネタになってまして、その中で「iポッド三原則」というのが出てきてちょっとニヤリ(笑)。



#1327 
神無葵 2004/08/17 08:00
ビンゴ

ミラーイメージ収録されてます。
クール!




#1326 
神無葵 2004/08/16 02:16
確認はしてません(再送)

ミラーイメージ!!
全部の作品タイトルは確認してませんでした。残念!
8月30日に発売されてみれば分かる事ではありますが、私にとっても大いに関心のあることなので、夏休み明けの火曜日に確認してみる事にします。
収録されてればいいな〜〜



#1325 
神無葵 2004/08/16 01:56
確認はしてません





#1324 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/15 22:57
「コンプリート・オブ・ロボッツ」

ちょっくら九州まで旅行して、本日帰還しました。
戻って掲示板をみれば、なにやら重大な情報が…

>神無葵さん
 ソニーから出るという「コンプリート・ロボット」ですが、これはアシモフのロボット短編作品の大半を収録した「ロボット集成」の全訳ということなんでしょうか?だとしたら注目すべき点があります。僕は原書の方を持っているのですが…
 内容は「われはロボット」「ロボットの時代」「バイセンテニアルマン」「サリーは我が恋人」などの短編集からロボットもの(あるいは非人間型頭脳機械もの)を集めたものです。そして原書ではこの中に「ミラー・イメージ」も収録されているのです。そう、ベイリ&ダニールの登場する短編。「夜明けのロボット」の中で数学者の事件として言及されているあれです。
 この一編については一度しか邦訳が出ておらず、それを収録したSF傑作選も絶版。国会図書館で捜された猛者もおられましたが、アシモフファン、ことにベイリ&ダニールシリーズのファンにとっては必読の「幻の短編」なのです。かく言う僕も英語原文でしか読んでおりません…(^^;)
 この一編が邦訳されて収録されているとすれば高くても買う価値はあるかと。



#1323 
ろく 2004/08/14 22:00
映画化その他

>ウェンデル・アース様
そう考えると最近復刻っぽい(あくまで<ぽい>がポイントでしょうか)話題作が多いですねえ。
「世界の〜」はともかく、「華氏〜」も、映画評など見ていると少々どうかと思う内容のようです。<I,ROBOTO>は良い方に期待を裏切ってくれるといいのですが。



#1322 
ウェンデル・アース 2004/08/13 20:49
I,robot

早川の新装版が出ていますが、paperbackでも新装版が出ていました。
表紙にウィル・スミスの写真が使われています。

しかし、最近の早川はちょっとした復刊ブームのようです。
レイ・ブラッドベリの「華氏451」やハーラン・エリソンの「世界の中心で愛を叫んだ獣」
帯がなかなか笑えます。




#1321 
神無葵 2004/08/11 20:26
ソニーからロボット物が全部

ソニーからも、映画に便乗して、アシモフのロボット短編31編が収録された豪華本が出ます。「コンプリート・ロボット」3500円以上(笑)。
訳者が小尾芙佐さんなので、早川版と同じ・・・かな?
コレクターの方はどうぞ(笑)



#1320 
蝙蝠 2004/08/10 22:33
新訳版買いました

 今日、会社の帰りにハヤカワ文庫の「われはロボット」と「ロボットの時代」の新訳版を買ってきました。
 帯は映画の宣伝になっていましたが、煽り文句がどうも映画の内容に対して不安を文字通り煽ってしまっているような気がします。
 この宣伝では見に行く気にあまりなれないなと。



#1319 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/07 23:06
あれが、全部です(^^;。

>神無葵さん
 どうもはじめまして。管理人らしきことをやっている第一発言者こと徹夜城です。
 まず「未来史研究報告」の過去ログのことですが、1ページに表示される、あれが全てのはずです。実際長いことやってますが書き込みペースはかなーり断絶気味ですので…。

>ろくさん
 「アイ・ロボット」は大々的に宣伝打ってますし、SFアクション大作として配給元も力を入れている感じですね。早川書房も「われはロボット」の新訳出すのもそれなりに当たりそうな感じがあるんでしょう。
 だけど予告編など宣伝を見る限り「アシモフ原案」ぐらいのクレジットにとどめているみたいですね。やはりタイトルと三原則のエッセンスを取り込んでいるというだけのようで。予告編によるとどうもロボット軍団が反乱を起こす雰囲気だもんな〜。「三原則」を知るアシモフファン、SFファンとしては「原作」とうたわれたくないのも事実ですね。

>shapeさん
 「われはロボット」はあくまで連作短編ですしねぇ。映画化という時点でかなり原作から離れるのは覚悟したところです。
 「ファウンデーション」がいつか映画化されることがあったとしても、大幅に話が変わるんじゃないかな、という気がします。アシモフって理屈っぽい会話が連綿と続くところが多いですから、映像作品との相性はもともとよくないところもありますねぇ。



#1318 
神無葵 2004/08/07 21:58
はじめまして

アジモフは「鋼鉄都市」を最初に、きまぐれに断続的に1冊ずつ読んできた半端者です。
最初「鋼鉄都市」を読んだときには「はだかの太陽」は絶版で、何年かあいて再出版されてようやく読めて、それから何故か「ロボット物」にも「ファウンデーション」ものにもいかずに、単行本でなく「月刊エラリークイーン」に掲載された「黒後家蜘蛛」を読んだり・・・「宇宙気流」は買って5pくらい読んでから5年くらいほっておいた記憶があります。
買わずに、図書館主体だと、比較的新しいもののほうが見つけやすかったりするので・・・

それで、質問ですが未来史研究報告の過去ログって1pしか読めないんですが、読む方法はあるのでしょうか?




#1317 
ろく 2004/08/06 23:17
映画化

今日本屋に行ったら「映画の原作!」って感じで<我はロボット>が平積みされていました。
うれしいような、普段から平積んどけ、というような。・・・やはり嬉しかったですが。





#1316 
shape 2004/08/06 17:50
I, robotは、

I, robot映画化するようですね。
話は思いっきり換えられそうですね。

まあ、原作は、まあ、いえば、動きの少ない頓知と会話の話ですからね。
換えられても仕方ないか。



#1315 
徹夜城(第一発言者) 2004/08/05 23:40
ようこそ、ようこそ!

>ジェゼベルさん
 ようこそ、いらっしゃいませ。管理人のくせにまったく更新作業をせず、なんだか来訪の挨拶の応対ばかりしている感のある管理人の「第一発言者」こと徹夜城でございます。

 おお「黒後家」から入られましたか。そういえば非SF作品からアシモフ入りされた方ってこれまでの来訪者の方にはいらっしゃったかな…?
 「われはロボット」「鋼鉄都市」と来られたとのこと、「はだかの太陽」「夜明けのロボット」「ロボットと帝国」はまだお読みになっておられないでしょうか?まぁ順番についてはさんざここでも議論になってますが…(笑)。
 「ファウンデーション」シリーズがこれから、というのは実に羨ましいです(^^)

><依頼じゃベイリ>の続きを楽しみにしています。
>よろしくお願いいたします。

 …ぐはっ!!
 鋭意努力中です(^^;)。新しいソフトもタブレットも購入したことだし、とりかかるべきなんでしょうねぇ(^^;)。




#1314 
ジェゼベル 2004/08/04 23:22
はじめまして

はじめまして、こんにちは。

今、黒後家蜘蛛の会→われはロボット→鋼鉄都市、
と読み進んでいます。面白い!!!

ファウンデーションはこれからです。とっても楽しみです。

SFは、あと、F.ブラウンや松本零士、田中芳樹も好きです。
追悼というわけではありませんが、中島らもも好きです。
(SFというより、ホラーかしら?)

<依頼じゃベイリ>の続きを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。



#1313 
徹夜城(第一発言者) 2004/07/21 18:40
よろしくっ!

>コルサンターさん
 ようこそ、はじめまして。管理人やってる自称「第一発言者」の徹夜城です。「ファウンデーション」シリーズをお読みなら、この自称に説明は要りませんよね(笑)。
 「ファウンデーション」シリーズからアシモフにはまったというのは僕と全く同じパターンです(^^)。コンテンツ内容は肝心の「ファウンデーション」にはまだまだ手がつけられてませんが、それは追々ということで(^^;)。


 なお、たまには管理人らしく一部改造情報を。
 お気づきの方もおられるかと思いますが、「アシモフよもやま伝言板」の過去ログを最初のものから全部掲載し、なおかつフレームを使って多少扱いやすいようにしてみました。



#1312 
コルサンター 2004/07/21 10:28
はじめまして

 はじめまして。最近ファウンデーションシリーズを読み始めて、すっかりアシモフにはまってしまった者です。
 これからここに良くお邪魔すると思いますので、宜しくお願いします。



#1311 
徹夜城(第一発言者) 2004/07/20 01:32
ネタバレ投稿はできますれば専用BBSに

>shapeさん
ネタばれ関係の質問につきましては、できますればネタばれ専用のツリー型掲示板「未来史研究報告」のほうでお願いします。
投稿、お待ちしております。



#1310 
shape 2004/07/20 00:36
質問

ネタバレしてもいいでしょうか?
良い場合、一番上にネタバレと入れておけばいいですか?



#1309 
徹夜城(第一発言者) 2004/07/15 23:00
なにっ?

>チャニスさん
 ご紹介のサイトの文章、読ませていただきました。アシモフを知ってる者にとっちゃ思いは同じ…というところでしょうか。しかし脚本が「ファイナルファンタジー」の方とはしらなんだ(^^;)。

 それよりも重大だと思ったのは…そこに「永遠の終わり」の映画化も進行中、と書かれていたこと。そういえばだいぶ以前に耳にはしたような…



#1308 
Bail Hoshikuzu Channis 2004/07/15 21:14
人間とロボットが共存していくために作られた法律


第一発言者殿がおっしゃっていた、「人間とロボットが共存していくために作られた法律」に「あれれ」と思う感じ、私もです。

これについては、whoeverさんという方が鋭い分析をなさっています。

--引用させて頂きます--
元々ステレオタイプなロボットや人造人間に対しての「フランケンシュタイン・コンプレックス」を打破しようと作られた「ロボット三原則」なのですが、これを踏まえたうえでの「フランケンシュタイン・コンプレックス」を表現・解決していく論理性がアシモフのロボット物の面白さの一つだったりする訳で
--引用終了--

whoeverさんは、はてなダイアリーに居を構えていらっしゃいます。whoeverさんの日記から以下の情報をGETしました。

公式サイト:(ストーリー紹介あり。右下の日本語をクリック)
http://www.irobotmovie.com/

another予告編:
http://www.apple.com/trailers/fox/i_robot/trailer3/

=====
whoeverさんの該当の日記は以下です。是非ご覧あれ。
http://d.hatena.ne.jp/whoever/20040713#p1






#1307 
徹夜城(第一発言者) 2004/07/04 14:56
「研究報告」に転載

#1306の「いずみたかし」さんの投稿「エブリング ミス博士に関する疑問」ですが、内容が完全にネタばれ込み(ミステリの根幹に関わる)であったため、「アシモフ未来史研究報告」のツリー型掲示板に転載させていただきました。
この「よもやま伝言板」はあくまでネタばれ禁止ですので、ご注意ください。

それはそうとこの問題は僕も以前気にしてたことがありまして…
みなさんも「未来史研究報告」の掲示板を御覧下さい。




#1305 
徹夜城(第一発言者) 2004/06/30 10:00
追加情報

公式サイトはこちらなんですね。
http://www.foxjapan.com/movies/irobot/
昨日僕が見た予告編も見られます。
よく見たらスーザン=キャルヴィン博士だけでなくアルフレッド=ラニング博士も登場してます(どうも殺されちゃうみたいだけど)。全然違う話にしながらも案外原作の要素が残ってるなとも思えます。



#1304 
徹夜城(第一発言者) 2004/06/29 22:09
「アイ,ロボット」予告編

 本日映画館に行って来まして(見たのは韓国製戦争映画ですが)、以前からここでも何かと話題の「アイ,ロボット」の予告編の割と長いやつが上映されてました。
 まぁやはりというか、ウィル=スミスを主演に「ロボット三原則」だけを利用してアクション映画にしたてちゃった、ということのようですね。妙に人間っぽいデザインのロボットが不気味だ…「A.I.」でも似たようなのがいたような。
 予告編ではおなじみ「三原則」が次々と表示されていきます。しかし気になるのが映画館に置かれていた同映画のチラシに「人間とロボットが共存していくために作られた法律」という表現がされていたこと。「三原則対応ロボット」という表現もどうもひっかかります。それと予告編でもチラシでもアシモフの「ア」の字も出てこないのがなぁ…(チラシの方には「鉄腕アトム」から「ASIMO」まで書いてあるんだけど)。
 
 ただ予告編じたいはアシモフファンとしてはやっぱり気になっちゃう内容ですね。「USロボティクス社」というのが出てくるようですし(「アンドリュー」でも「US社」は出てきてましたが)、なんといってもキャルヴィン博士が登場しちゃうところが注目されます。予告編のなかで明らかに「ドクター・キャルヴィン!」とウィル=スミスに呼ばれる女性研究者が映ってました。とくに美女ではなかったけど原作のイメージからするとずいぶん可愛い気がします(笑)。
 キャルヴィン女史だけ見に劇場に行っちゃうかもなぁ…(^^;)



#1303 
徹夜城(第一発言者) 2004/06/28 13:20
新訳なら…

>はなちんさん
 おお、すばやいっ!「われはロボット」もう読まれましたか!
 実は下の書き込みにもありますように、8月に「完全版」と称する新訳版が出ちゃうんですよね…まぁそれを待ってと言うのも、まだだいぶ時間があることですし。
 「われはロボット」を読まれましたら、その続編である「ロボットの時代」(これも新訳版が今度出るわけですが)、「聖者の行進」と読んでいってください。「未来史」につながる短編についてはこのサイトの「未来史目録」をご参照ください。

 「ロボット三原則」が飲み込めましたらそれを駆使したSFミステリーシリーズ「ベイリ&ダニール」の三部作『鋼鉄都市』『はだかの太陽』『夜明けのロボット』へお進みください。ここらでもう抜けられなくなりますよ(笑)。「ファウンデーション」シリーズはそのあとでいいかも…

 ところで、「われはロボット」がベースとお感じになったという、お好きな漫画って何でしょう?


>新訳といえば… 
 「われはロボット」の新訳の件なんですけど、今になって新訳を出したというのはやっぱり「I,ROBOT」という同名映画が公開されることがキッカケなんでしょうねぇ。
 個人的には「鋼鉄都市」については改訂訳を出して欲しいと以前から思っています。福島正美氏の訳はそれなりに名訳なのですけど、いささか古い印象がぬぐえません。特に「スペーサー」を「宇宙人」と訳すのは誤解を招く元になってます(当時としてはそうとでもするしかなかったみたいですけど)。またずいぶん前にこの掲示板で話題になってるんですが、年代表現にも明白な誤りがあります。



#1302 
はなちん 2004/06/28 05:58
連レスごめんなさい われロボ読みました!

みなさんがご紹介してくれた「われはロボット」読みました!読みやすかったです。時間が立つのが早く感じました。(普段漫画ばっかりなので、時間はかかってしまいましたが)でも、面白かったです。私の好きな漫画に通じるというか、こういうベースがあってあの漫画ができたのだなぁと思えるポイントをたくさん見つけましたよ!是非、他の作品も読んでみたいです。では。



#1301 
はなちん 2004/06/27 00:12
オススメ買いました。

みなさん、アシモフの初心者向け本について、
いろいろアドバイスしてくださってどうもありがとうございます。
「読みやすさ」を重視して「われはロボット」を買ってみました。
これから読みます。楽しみです。では。



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