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#500 
una2 99/12/22 21:20
オタクな話なんですけど(笑)

コミケってご存知でしょうか?
マンガとかがメインの同人誌即売会のことなんですけど。

この冬の参加サークルのカタログを友人にみせてもらったら
なんと、アシモフのサークルがあったんですよ〜!
びっくり。いままでほとんど見かけたことなかったのに!
かっこいいダニールが描いてあったです。出かける予定なので見に行ってきます!!
それではまた♪



http://www14.big.or.jp/~minx/


#499 
peko 99/12/22 11:42
眠れなかった

初めまして。
pekoと申します。
宜しくお願いします。
昨日『ロボットと帝国』を読みました。

お陰で(笑)朝の5時まで眠れなかったのですが…
グレディアの演説に涙し
ダニールが考え出した「ロボット工学・零条」に歓喜し
そして…エンディングには涙してしまいました。

私はどちらかというとダニールよりは
ジスカルド・ファンだったので…。

誰か〜この悲しみを解って下さい〜
と思い書き込みしました。



#498 
まこと 99/12/22 07:34
『宇宙のちびっこエスパー』

>ウェンデル・アース様
『滅びゆく銀河帝国』は先日のサイトで見つけられたのでしょうか?
アシモフの作品なので、多分「ファウンデーション」なのでしょう。

ちなみに私には同じページにあった『宇宙のちびっこエスパー』アシモフ著、内田 庶訳、偕成社、世界のこどもエスエフ 16 (1970年) が分かりません。この原作が何か分かる方はいらっしゃいますか?

>第一発言者様
「鋼鉄都市」「裸の太陽」、私も心配しています。放映されてはいないと思うし、前に「研究報告」で紹介したNew Amsterdam Entertainment inc.のサイトからは記述が無くなっているんですよね。



#497 
徹夜城(第一発言者) 99/12/22 00:24
妙なところで映画情報に

週刊アスキーを買って電車の中でパラパラと読んでいたら、「バイセンテニアル・マン」の情報に出くわしてしまいました。
「海外ウェブサイトを大攻略」という特集で、「映画サイトで最新洋画の予告をチェック」というコーナーで「バイセンテニアル・マン」を紹介したhttp://movies.com/がとりあげられてます。ちょっと不気味なロビン=アンドリュウの顔が出てますね(笑)。
このページを翻訳ソフトで和訳するという企画でして、その結果は…

「クリスコロンバスにより指示された「二百年ごとです 人」は、タイトル文字、卑しい仕事を実行することを計画する家族のロボットとして購入されるアンドロイド(ロビンウィリアムズ)のライフと時に続いています。2世紀に及ぶ物語において、アンドリューは。人間性、ライフ、および愛情の複雑な事情を学びます」

…となるそうで(爆笑!)。「わかりやすい内容ですね、かなり」とのコメントも(^^)。原作知ってる人間なら原文が想像できるなぁ。



#496 
ウェンデル・アース 99/12/21 20:22
滅びゆく銀河帝国

>まこと様
情報ありがとうございます。
まだまだ知らなかった作品がいっぱいある事が分かりました。
う〜ん、奥が深い。
ところで「滅びゆく銀河帝国」というこども向けの本があるらしいのですが、
中身はファウンデーションでしょうかね?
どなたか知っておられますでしょうか?



#495 
徹夜城(第一発言者) 99/12/21 11:18
「危機」なかなか読み終わらず。

…っていうより読み進まず、かな(^^;)
>まことさん。
貴重な情報、ありがとうございます。しかし「バイセンテニアル・マン」、いささか不安な印象がありますね。一般にはロビン=ウィリアムス主演というところが大きいのでしょうが、アシモフ原作作品としてはどうなのかなぁ。なんか映画との相性は余りよく無さそうな作家かも。

そういえば「鋼鉄都市」「はだかの太陽」のTVドラマは実際に進行しているんでしょうか?とっくにやっちゃったとか?



#494 
まこと 99/12/21 00:41
RE:世界SF全集

>ウェンデル・アース様
世界SF全集のリストでしたら下記のサイトで見れます。

http://www.kt.rim.or.jp/~ameq/sf0/hsfz.htm

日本で出版されたSFについてよくまとまっているサイトです。




#493 
ウェンデル・アース 99/12/20 20:47
世界SF全集

「世界SF全集14 アシモフ」というのを古本で購入したのですが(収録作品は「宇宙気流」と「鋼鉄都市」でした)、この全集の他のラインナップが分かりません。他にどんな作家のどんな作品が収録されいるのでしょうか?また、アシモフの作品はこれだけなのでしょうか?
御存じの方おられましたら教えください。



#492 
アール・ケイ 99/12/19 23:21
買おうかどうしようか

私、まがいものは嫌いでして(笑)。新作ファウンデーションは似て非なるものという気がするのですが、読まないと仲間はずれ(爆)にされそうだしなあ。いずれ近々に…
『バイセンテニアルマン』USA公開、無事始まったんですね。とりあえず良かった。まこと様の感想を読む限り、良くも悪くもロビン・ウィリアムズの映画という感じですね。200年の時間経過表現については私の懸念が当ってしまったようで… まあこの目で確認しましょう。日本公開は来春でしょうか。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#491 
まこと 99/12/19 18:11
バイセンテニアルマン観ました。

(話題が違うので分けました)
バイセンテニアル・マン。封切り二日目の今日、マイナス十度の寒風の中、観てきました。映画館は10館入っているコンプレックスで、客の入りは中ぐらい。人気の「グリーンマイル」は別としても、数週目の「ポケモン」にさえ負けていたかも。客層は子供連れが多かった。

作品の質は、ニュ−ズウィークの評では、トム・クルーズやアル・パチーノやジム・キャリーの新作がクリスマスツリー5本満点の4本だったのに「バイセンテニアルマン」は1本だったので心配していましたが、3本ぐらいはあげてもいいと思いました。(ちょっと贔屓目)

まず、泣けるということだけなら90点。また客がけっこう沸く、笑えるシーンも数多く有りました。大半はロビン・ウィリアムズのギャグですが。
話の展開は、前半アンドリューがロボットの時は比較的原作に近く、かなり良かった様に思います。80点はあげましょう。後半ロビン・ウィリアムズになってからは少し原作から離れます。それはともかく、原作にある生理的にまた社会的に人間化していく際の葛藤や緊張感が薄く、子供むけの”普通の心温まるお話”になってしまっていたのが残念。といっても子供向けでないシーンもあって、その辺が、焦点が定まっていない感じ。というわけで後半は60点。
またアール・ケイ様が前に心配されていましたが、200年間の未来描写はけっこうおざなり。200年間という時の長さがこの作品のミソでもあるので、それも後半の点が低い理由のひとつです。
あと、他にも書きたい事はありますが、今日のところは、この辺で。




#490 
まこと 99/12/19 17:45
「危機」、出ましたか。

>ゆうやま様 始めまして。
>第一発言者様、ウェンデル・アース様、御久し振りです。
ご無沙汰している間に、いろいろあったみたいですね。

ところで「ファウンデーションの危機」、前にも書きましたが、私はちょっと違和感を持ちました。その理由はアシモフの作品に無かった唐突なアイデア、説明過多、文体の違い、それとセルダンのキャラクターです。
「wormhole」、「tiktoks」、「sim」、「memes」といったアシモフの作品に無かったアイデアは、いかにも取って付けたような気がします。新三部作のテーマは心理歴史学の成立にあると思いますが、その話の展開からして絶対必要だったのか?というわけでセルダンを中心に話が進む奇数の章は楽しかったけれど、そうでない偶数の章はちょっと飽きました。
それとベンフォードはSFのSの部分に気を使いすぎではいう気がしました。アシモフは心理歴史学でもロボット三原則でも鋼鉄都市の走路帯でも、科学技術について説明をつけていない穴を幾つも平気でほったらかしにしています。しかし、それを背景に使った登場人物の行動はとても面白い。まあこれは作者の特質の違いなのでしょう。
あと文体は原作ではアシモフの簡明な文体とは違う印象でした。また「危機」のセルダンは心理歴史学さえ達成できれば手段を選ばないような人物に描かれていて感情移入がしづらかった。
どう思われます?。




#489 
ウェンデル・アース 99/12/18 23:29
ファウンデーション

買っちゃいました。
ボーナス出たばっかで気が大きくなってます。
う〜ん、読んでない本がたくさんあるのにどうしよう。



#488 
徹夜城(第一発言者) 99/12/17 23:29
「危機」買いました

>ゆうやまさん。
ようやく「ファウンデーションの危機」買いました。ぶ、分厚い…(汗)
とりあえず「ゴジラ」の新作観た帰りの電車の中で原書で読んだ所まで読みました。
やっぱ日本文の方がいいです。ああ、情けない英語力。
雰囲気としてはかなりアシモフ的(晩年の)といっていいでしょう。しかしこの内容は「序曲」を読んでからでないとダメですね。ネタばれすぎ。
この調子でいつ次作の邦訳が出るんでしょうね。



#487 
ゆうやま 99/12/16 10:38
ファウンデーションの危機!

ファウンデーションの危機読んだ!
グレゴリイ・ベンフォードだというので結構ハードな文体で
くるのかと思えば、ちゃんとアシモフの文体を守っているところが
泣かせた。新しい3部作の開幕らしいが、ファウンデーションの
ファンを新たに開発してほしいものです。永遠なれ!

http://www6.big.or.jp/~7ok-you/


#486 
プロレタリアート 99/12/13 21:12
皆様方さようなら

 >メンシェビキさま

 あなたは二人いますね。
 わたしはすぐに謎が解けました。
 或るお方の復権には賛同いたします。
 それゆえ私はアシモフサイトへの書きこみは今後いたしません。
 また他サイトからのリンクも絶対にいたしません。
 それゆえ御安心して和やかで楽しい会話をお楽しみ下さる様
わたしも願っております。
 以上の次第でわたしはアシモフサイトを去ります。
 知の巨人アシモフ万歳。



#485 
アール・ケイ 99/12/13 20:28
驚異の読書量

【RIKI】さま
貴方様のHPへおじゃまして、さすがのずうずうしい私もオノノキました。
私も学生時代は結構読書した方ですが、こりゃ凄いや、と感服しました、ハイ。こういうことはそちらのBBSに書くべきなのですが、もう躊躇してしまいますよあのサイトは。
しかし15年前にはインターネットなんざなかったなあ。あったら私も…と年齢と立場をしみじみ実感しておりますよ。
(わたしゃ、おちゃらけページで精一杯です)

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#484 
【RIKI】 99/12/10 11:05
どうもです。

 自分の掲示板の方でも情報があり、クラークの第一、第二法則と原文を追加いたしました。
 ついでにファイル名を変更してしまいました(URL:↓)

 クラーク・アシモフの法則ですか…なんか条約ですね(笑)。
 おまけにハインラインまで…。三者間協定ですか?(笑)

 正確な文章と出典が分かるようでしたら、こちらにも追加したいと思いますので、どうか宜しくお願いします。

 ロボット話(ロボバナ)。
 人型の機械とAIと自意識の問題が往々にしてごっちゃになっていたり。
 知性化がボトムアップ型だとロボット工学三原則とか適用させるのは難しそうですねぇ。
 「順列都市」(イーガン)でボトムアップ型の仮想環境が制御きかなくなったように。
 そういや、アシモフ以降で三原則が適応されてない話といえば
 ベイリーの「ロボットの魂」「光のロボット」はどうでしょうか?


http://member.nifty.ne.jp/Riki/book/laws_of_sf.htm


#483 
アール・ケイ 99/12/10 01:32
別バージョン

ええ、確かその後に「でも、ボブ(ロバート・A・ハインライン)にはかなわないなあ」という2人のため息が続きます。おそらく大衆性というか人気度では首の差1つハインラインが抜け出ていたように思います。
法則の話はいろいろあった筈なのですが、既に忘却の彼方にあります。

ロボットAIBOの話ですが、考えてみたら日本の住宅事情がかなり関係しているんじゃないでしょうか。つまり、犬猫が飼いたくても集合住宅では許されない、というような。


http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#482 
ウェンデル・アース 99/12/09 20:55
アシモフ−クラークの法則

>第一発言者様
たしかエッセイにも自伝にも出ていたとも思います。
「アシモフはクラークの事を「世界一のSF作家である」と証言し、クラークはアシモフの事を「世界一の科学啓蒙家である」と証言する」
という別バージョンもあったような。



#481 
徹夜城(第一発言者) 99/12/09 10:23
昨日チャペックのことテレビでやってました

風邪ひいて寝込んでました。ようやく復活。

タイトルに書いたとおりでして、昨日の深夜(正確には今日ですが)、何気なくチャンネルをまわしていたらNHKの「心の旅」という番組でチャペックのことをやってました。チェコを旅しながら彼の足跡をたどるという趣旨の番組だったようです…途中から見たので正確を期せませんが(^^;)。
驚いたのが、彼は「世界を破滅させる兵器」を作ってしまった科学者とそれを奪おうとする権力者をテーマにした戯曲も書いていたんですね。第二次大戦が始まる前の話です。かなり天才的な「SF作家」だったのでは…
ロボットに対する感情、ということでは確かに欧米人は「人間が創造する疑似生命」ということで宗教的な発想も手伝うのか嫌悪感を持つ所がなくはないようですね。アシモフはそれをもっとカラッとさせたといいますか、より「モノ」的に扱って逆に親しみがもてるようにしたとも思えます。もっともR・ダニール以後はかなり「人間」化している気もしますが。
手塚治虫の「アトム」「火の鳥・復活編」は確かにアシモフと比較したロボット論として楽しめますね。放って置いてもロボットに「感情」が芽生えているらしいところは「東洋的」なのかなぁ。

>【RIKI】さん。
初めまして。管理人らしきことをやってる「第一発言者」こと徹夜城です。
ベンフォードの「ファウンデーション」邦訳はもう出てるんでしょうか。原書は持ってるんだけど読み進んでいなくて…(笑)。邦訳をみかけたらやっぱり買っちゃうでしょうね。

法則、といえば。
「アシモフ−クラークの法則」というものも。アシモフとクラークの二人で取り決めたもので、「一番のSF作家は?」と聞かれたら、アシモフは「クラーク」と答え、クラークは「アシモフ」と答えるというもの。そして本人達は「実はそうは思っていない」という法則(笑)。何に出てたんでしたっけ。



#480 
JT 99/12/09 00:51
ロボット観

私の感触としては、西洋って「神の被造物じゃないもの」に冷たい気がします。
ロボット観の違いも、そのあたりにあるのでは?

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#479 
松藤 99/12/09 00:45
ロボットとSF

お久しぶりです。
就職先で僕は今、産業ロボットの勉強をしています。
油断すると煩悩が・・・(爆)

おいといて、ロボットに対する感情の違いは
以前こちらで教えてもらった教育テレビの人間講座の
テキストにも、一言書いてありました。
チャペックの戯曲(初めてロボットと言う言葉が出てきた?)
の影響があるのではないか、とか。
どう、なのでしょう???

話は変わって、僕は某投稿小説のHPに小説を投稿しているのですが、
多分舞台が宇宙(というか宇宙船)という理由で
読んで下さった方には僕の小説をSFとみなしている方が多い様です。
・・・本人はそのつもりはないのですが。
僕自信はアーサー・C・クラークの「白鹿亭綺譚」を読んで
これぞ「サイエンス」フィクション!と思いました。
やっぱりSFの定義っていまいちよく分からないモノです^^;



#478 
ウェンデル・アース 99/12/08 19:42
SFの法則

>RIKI様よろしくお願いします。
SFの法則からは少し外れますが、「レスター・デル.レイの法則」
を思い出しました。
「ほめてある書評だけ読んで、くだらない書評は破く」
法則というより方針ですな。



#477 
【RIKI】 99/12/08 11:58
SFの法則

 思い立ってSFの法則を集めてみました(下記URL)
 アシモフ関係で原文、初出などわかる方がいましたら教えていただけるとありがたいです。
 他にも法則(原則)などありましたらお願いします。

>JTさん
 はじめまして。
 今は評判の「クリスタルサイレンス」を読んでます。
 そういえばベンフォードが引き継いだ(?)新銀河帝国興亡史は面白いんでしょうか?
 ハードカヴァーなのでちょっと躊躇。(「エンディミオンの覚醒」も出た事だし)。


http://member.nifty.ne.jp/Riki/book/rules_of_sf.htm


#476 
JT 99/12/06 23:43
もう9100ですか。

速いですねえ。

【RIKI】さん初めまして(^^
札幌で雪に埋もれているJTと申すものです。よろしく。

最近忙しくて本を読む暇がない(泣)。
そのうち禁断症状が現れるに違いあるまい。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#475 
ウェンデル・アース 99/12/06 20:22
欧米とロボット

AIBOが欧米で受け入れられないという事は
いまだに「フランケンシュタインコンプレックス」が根強いという事でしょうか。
ロボット工学者がヨーロッパの田舎で開かれた学会に出席した折に、
現地のお婆ちゃんに説教されたという話を思い出してしまいました。



#474 
【RIKI】 99/12/06 16:53
はじめまして。

 ネットサーフィンしていて見つけました。
 いやぁアシモフの作品ははまりました。懐かしさもあって思わず書き込んでしまいました。
 よろしくお願いします。

http://www.alles.or.jp/~suzuki/index.htm


#473 
una2 99/12/06 03:24
ごぶさたですの〜。

どもどもです〜
管理人どの>
9000hit超えたんですね♪今年の頭ごろに1000のキリ版踏んだわん♪
とか言っていた記憶があるのですが、ビバざんす!
はかたの太陽、続きでるですか!楽しみにしてますね〜!!

アール・ケイさん>
AIBOはたいへん可愛くないので個人的に不可!なキモチです(笑)。

それはさておき、このあいだニュースで2足歩行のロボットを見ましたです。
むかーしどこかで見たのと違って、大変動きが滑らかで本当に人が歩いているみたいでした。
自分で思考するロボットはまだまだ先でしょうけど、ボディの方だけなら案外早く
ジスカルドタイプのようなものが出てくる日がそう遠くないのかも…?

ではではまた!

ps.
スターウォーズのジェダイ師弟小説(ジュニア向け)を入手してご満悦♪
でも語学力無いので読めないです…辞書辞書!!






#472 
アール・ケイ 99/12/05 23:44
『バイセンテニアル・マン』と『火の鳥・復活編』

え〜恐がらずに書くことと致します。
まあ、タイトルの通りなんですが、このロボット・テーマの2作、話が逆(対)だというはなしです。アシモフの方はロボットが人間になる話。手塚の方は人間がロボットになる話(正確にはサイボーグ化した青年がロボットに恋をした結果、1つに融合する話)です。
別に思想面でこの2人、逆だというつもりではないのです。『バイ…』はいわゆるピノキオ・テーマなわけですが、手塚の『鉄腕アトム』も一種のピノキオものともいえます。でもアトムは人間とロボットの間に立って苦悩しながら最後の一線ではロボット側に立ちます。「神様、いつまでも子供でいさせて、お願い」(正確には違うかも)というセリフにもアトムの思想と限界が感じられます。
私も5万円なら買っただろうAIBOですが、欧米のマスコミは批判的だそうです。ロボットはペットにはならない(ということはまして人間には…)、というのが大向こうの思想でしょうか。日本人がロボットに好意的なのは『鉄腕アトム』や『鉄人28号』が存在したから、という説があります。人間とロボットが共生する、融合するというのは東洋的な思想なのでしょうか。アシモフ博士はやや東洋的なのかな(というより博士は人間に対してもロボットに対するように冷徹だったとも)。いかが思われますか?

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#471 
メンシェビキ 99/12/05 00:37


プロレタリアート氏がご迷惑をおかけして申し訳ございません。
彼は、意見を収集するためなら手段を選ばない人間なので・・・
こまった人です。いつまで”ネット初心者”を自称するんだか。

彼の事を知りたければ↓のアドレスを参照してリンクをたどってください。

http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/8313/past-geo7.html

アシモフファンの皆様には本当にご迷惑をおかけいたしました。
和やかで楽しい談義をお楽しみください。

ベンフォードの銀帝新作はおもしろいんですかねえ。
邦訳は値段高そうですが。2800円でしたか?



#470 
徹夜城(第一発言者) 99/12/03 23:22
9000かぁ。

おっ、9000をいつの間にか越していましたね。
この調子だと正月明けに10000の大台に乗るかどうかと言うところでしょうか。
それまでには何とか更新なり改造なりしておきたいもんだと思っているのですが…(汗)
最近も、早く「はかたの太陽」の続きを描け、と身近な人から言われちゃいまして(笑)

先日書いたアシモフ著の歴史本(おまけに未来予測本)のことですが、全部読み切らない内に返却期限を過ぎてしまい、全体像を把握するには至っていません。ただ、人類史を1000年単位で区切って語るという大きなスケールは気に入りました。
このスケールで巨視的に見ちゃうと、歴史ってこういう風に見えるのかという新鮮さがありましたね。1000年単位でみれば、たとえば、豊臣秀吉も太平洋戦争もみんなおんなじ構造(笑)。こういう見方もあるんですよね。一つの考え方として歴史屋としては感銘を受けました。
アシモフ(いちおう共著のようですが)の書くところの戦後の日本はかなり高い評価ですよ。軍事力を持たず(その後ちょいと持ってますが)経済力をつけて世界の富のかなりの部分を集めた、という視点でした。ちなみに中国についても今後の人類史の大きな鍵を握るだろうと見ています。アシモフの歴史観には人口論がかなり反映されているようで(このへん、どっか心理歴史学的かも)、アシモフの中国史に関する文章はとくに人口の多さに注目していますね。かなり以前から人類の5分の1を占めている、ということで。

なんか歴史話になってしまいましたが、改めてアシモフの博学ぶりには感心しますね。もちろん参考書があるんでしょうけど、それをまとめる総合力からするともともと素養があるんでしょう。
僕はと言えば「ローマ帝国衰亡史」をまだ読破し切れていない始末で(^^;)



#469 
エイジス6世 99/12/03 21:12
悔しいです。

久方ぶりです。
9001Hitでした。悔しいです。
最近、初期短編集1〜3を読みました。
ガニメデのクリスマスは絶品でした。
では、また、参ります。



#468 
ウェンデル・アース 99/12/03 20:28
9000

9000踏みました。
それだけ。

追伸 
最近書き込みが少ないですねぇ、
寂しいです



#467 
ウェンデル・アース 99/11/26 20:35
似非論文

シャーロッキアン風似非論文を「研究」の方に投稿しました。
試料が手許になく仕事の合間に書いたものなんで、
出来の方は今一つですが、感想くださいませ。



#466 
アール・ケイ 99/11/23 11:21
嵐、おさまりましたか(笑)

濃い話になると全くついていけませんもので…
『バイセンテニアル・マン』のことですが、気になるのはその未来描写ですね。アシモフの小説はもともと作品中の状景やファッション、機器などの描写に乏しい気がするんですけど(だからこそ普遍的だともいえます)、映画になればそうはいかないわけで特に『バイ…』は文字通り200年間の劇中時間経過があるんでしょうから、その間の街の変貌も描かねばならないはずですよね。名匠クリス・コロンバス(あっこれはプロダクション・デザイナーの仕事かな)がどう表現しているか心配ですね。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#465 
JT 99/11/22 23:19
8700Hit〜

もうすぐ9000ですね。
私も頑張って年内ハヤカワSFのアシモフ全読破を目指します。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#464 
JT 99/11/21 22:31
報告いたします。

「神々自身」を読み終わりました。
実をいうと、第2章の異星人の話がイメージわかず何度も挫折していました。
さすがダブルクラウン。とても面白かったです。
「意外な結末」も健在で。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#463 
プロレタリアート 99/11/20 16:51
お詫び

 記憶力はもどりました。
 こちらの世界の作法を知らなかったのは誠に失礼いたしました。
 今後は作法を無視することはありえませんのでどうか御許しの
ほどを。
 わたしは攻撃されていてさえもうれしかったです。
 アシモフファンがいることの確信がもてたからです。
>第一発言者さま
 申し訳ありません。
 アクセスできないサイトへの連絡に使用して。
 いつでも削除してください。



#462 
プロレタリアート 99/11/20 16:17
勇者求む

 アシモフ未来史研究報告で100を踏む勇気は私如きにはありません。
どなたか勇気を決して書きこんで頂きたいのですが。
 わたしごときの発するべき事柄だとは思っておりませんが、
どなたかが発言しなければ100を踏むおかたが出無いことを
おそれての愚かな発言です。



#461 
JT 99/11/18 19:52
ふゆ〜ふゆ〜

これを〜ふゆと〜いうのなら〜
いままでのあれは〜ふゆじゃ〜なかったのね〜<音痴。

雪は積もるわみぞれは降るわ。これに比べたら大阪のあれなんて冬ではないです。
ところが、テレビは「初冬」……
とりあえず、独りで泣きます。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#460 
ウェンデル・アース 99/11/17 20:21
8585

8585踏みました。
この調子だとカウンタが一回りするのも
もうすぐですね。
一回りしたらなんかしましょう。



#459 
JT 99/11/12 21:11
う〜んと。

「実現しなかったノーベル賞」は覚えています。
モーズリー博士の話ですよね。第一次大戦に従軍して戦死した。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#458 
プロレタリアート 99/11/12 04:20
調べてから掲載致します

 皆様方、おさわがせしました。
 ノーベル賞については自分で一度調べましてから感想を述べさせていただきたいと思います。
 情報をありがとうございました。



#457 
だぁく・はんど 99/11/12 03:41
やっぱり、インターネット未対応

下のアドレス、間違えてました。”www.”が抜けていました。

>プロレタリアート様
 「次元がいっぱい」にはノーベル賞関連は有りませんでした。ただ、メンデルの事が載っていて、その部分で分子生物学について少し述べられていますが。
 DNA→RNA→蛋白質と言うことは、細胞内での蛋白質の合成の事でしょうか。それなら分子生物学の範囲内なので、これだと思うのですが。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3642/


#456 
プロレタリアート 99/11/11 20:32


 わたしの読んだ記事は生化学分野についての記事でした。もしかして次元が一杯だったかも。
しらべたいのですがアシモフの著作が揃っている書店はありませんので歯がゆいです。
 セントラルドグマは後につけられた名でDNA→RNA→蛋白のことです。



#455 
だぁく・はんど 99/11/11 18:10
間抜けな話

 今を去る事1ヶ月前、未来史研究報告に書き込もうとした時「スリーマイル島事件」について何も知らない事に気づいたのです。原発事故か、核実験なのかさえ知らなかったという事に。ここまでなら、よくある話なのですが。(少なくとも私にとっては・・・)
 その後、どうやって「スリーマイル島事件」について調べるかいろいろと悩みました。図書館で調べるのか、本屋で探すのか、とうとう・・・。で、つい先日geocitiesの頭の方に[検索]するページがあったのを思い出し、そこで「スリーマイル」で検索をした所・・・・
 5秒も経たずに見つかりました・・・幾つも・・・・
一ヶ月、毎日、目の前に、答が有るのに・・・頭の中に「インターネット未対応」の文字がちらほら見える今日この頃です。まぁ、ユーモアの起源を調べるよりは「笑える」だけましですが。
 書き込みの方は切りのいい100番を誰かが書き込んだら書き込む積もりです。(それまでもう少し案を練っています。)

>ウェンデル・アース様、JT様、プロレタリアート様
 科学エッセイで、ノーベル賞については「わが惑星、そは汝のもの」に収録の「実現しなかったノーベル賞」が化学(どちらかというと物理化学)について述べていますが、中心仮説または、セントラルドグマという言葉は出てきません。もっとも手元にあるのは早川文庫だけで、しかも3、14が行方不明なので完全とはいえませんが。
 また、量子力学はロボットの頭脳の小型化を制限しています。この様な問題は現実のコンピューターでも起きていた筈です。確か・・・

http://geocities.co.jp/Technopolis/3642/


#454 
ウェンデル・アース 99/11/10 20:24
>ノーベル賞

>プロレタリアート様
お探しの本は早川文庫の科学エッセイシリーズの一遍ですよね。
今手許にシリーズがないので確かなことは言えませんが「我が惑星、そは汝のもの」だったか「たった一兆」だったしかではありませんが。

>JT様
科学史の参考書にするんだったら「科学と発見の年表」などはいかがでしょうか?
エッセイが載っていないので物足りないのですが。

それはそうと、どなたか「科学技術人名事典」を古本屋で見かけた方おられませんかね?




#453 
JT 99/11/10 16:38
人のこと言っといて(笑)。

私が誤解を生むような発言をしてしまったようですね。
科学史の教科書というのは、アシモフのエッセイ集以外に科学史に触れている本を見たことがなかったので、それ以外の科学史の本とアシモフのエッセイを比較対照できないという意味です。
どうもすいませんでした。

それはともかく、中心仮説ですか?覚えがないです……。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#452 
プロレタリアート 99/11/10 01:25
アシモフ話を実社会でできるひとは希でした

>JTさま

>どのようなことについての意見かわかりにくいのですが……
もっと具体的にどのような意見を求めておられるのか教えて下さい。

 生化学賞か医学賞かは忘れましたが人選に関するアシモフの疑問についてです。
 中心仮説(セントラルドグマ)に関する話題だった様な気がするのですが記憶違いのような気もするのでどなたかご存じのかたがいらっしゃればご意見伺いたく思います。


>私の科学史の教科書はあのエッセイだけなので、客観的な意見が言えるとも思えないのですが。

「あのエッセイ」の題名に興味があります。科学史の教科書になるとは素晴らしい著作に思います。ウェンデル・アースさまご紹介の熱力学がでてくる本でしょうか。

>第一発言者さま

ダーウィンと進化論の発案者の名を競って破れたド・フリースがいますが、破れた理由として霊の進化も取り入れていたからだとのTV番組がありました。ところでゲイアの背景にはアメリカのニューエイジ思想があると思います。勿論アシモフは共感していたなどと言うつもりはありませんが。
 歴史年表作りが困難な原因の理由について考察してみました。どなたかがすでに言及されている可能性が高いですが。永遠の終わりの影響でパラレルになってまた合流したのではないかと思うのですが。



#451 
JT 99/11/09 19:52
う〜む。

なんか冗談の飛ばしにくい雰囲気があるような……。

>プロレタリアートさま。
どなたか科学エッセイでのノーベル賞受賞者にかんしてのアシモフの言及についてご意見を伺いたいのですが。

どのようなことについての意見かわかりにくいのですが……
もっと具体的にどのような意見を求めておられるのか教えて下さい。

私の科学史の教科書はあのエッセイだけなので、客観的な意見が言えるとも思えないのですが。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#450 
プロレタリアート 99/11/09 00:06
議論について

 >第一発言者さま

 まるで「発言者会議」みたいです。
 米・露・中・EUが四王国で東南アジアがファウンデーションの影響下の国でアメリカのウオール街が第二ファウンデーションの本拠地ですね。勿論冗談です。


 >ウェンデル・アースさま

 情報ありがとうございました。ロボットの寿命は不確定性原理で決まったような記憶がありますがこれは時代が下ってからの御話でした。



 どなたか科学エッセイでのノーベル賞受賞者にかんしてのアシモフの言及についてご意見を伺いたいのですが。




#449 
徹夜城(第一発言者) 99/11/08 23:22
いやぁ凄い凄い。

うーむ、今日一日で凄いですね。アシモフネタでここまで議論が出来るとは(^^)。
アシモフとマルクス史観の話の続きですが、マルクス史観もダーウィンの進化論にかなり影響をうけた議論でして、自然科学と密接に関わっているのです。ついでながら史学科学生必読本、カーの「歴史とは何か」は相対性理論の時代の歴史観などと言われます。

僕が「ファウンデーション」にどことなくマルクス史観の匂い(といってもあくまで意識していたんじゃないかというレベルです)を感じたのは「発展段階史観」という点にあったように思います。特にホーヴァー=マロウあたりまでですか。

確か早川版の解説だったと思いますが、ファウンデーションに戦後日本の姿を重ねあわせていた人もいました(技術立国と言う点で)。ファウンデーション自体は戦中から書かれているので無関係でしょうけど。
ハインラインは「夏への扉」は好きでしたね。定番かもしれませんが(^^;)



#448 
ウェンデル・アース 99/11/08 21:49
物理化学

>プロレタリアート様

心理歴史学の元になった物理化学とは熱力学と気体の状態方程式です。ここの気体分子の運動は記述できないが、集合としては取り扱いできるというやつですね。
これは本人の証言がありますから、間違いないでしょう。
量子力学につきましては確かDr.がファウンデーションを書きはじめた大学院時代は量子力学の黎明期にあたっていたはずですので、どこまで影響を与えることが出来たかは存じません。



#447 
プロレタリアート 99/11/08 21:14
>アール・ケイさま

>さて、R.A.ハインラインですが、私がヤンキー(語尾を上げないで(笑))といったのは単なる好戦主義者というではありません。根っからのアメリカ人だと云いたいわけです。その作風の変遷も、その人生も、アメリカ現代史と歩みを同じくしているような気さえします。SF大衆作家という言葉があるのなら、ハインラインこそ相応しいと思います。私は訳文しか読んでいませんが。

 賛同致します。ハインラインは愛国者です。

>JTさま

 賛同いたします。







#446 
プロレタリアート 99/11/08 20:33
ゲイアについて

>徹夜城(第一発言者) さま
>セルダン・プラン

>>プロレタリアートさん。
>「セルダン・プラン=マルクス主義」という構図は僕も思いついたことがあります。歴史専攻の学生ですのでいわゆるマルクスの発展史観は必ずかじらされたのですが、つくづく「セルダン・プラン」と似ているなと思ったものです。

 ついでにユダヤ教と共産主義の類似点を立花隆が「日本共産党の研究」で指摘しています。まあアシモフの話題からすこし外れてしまいますが。

不可とは残念でしたね。

>さらに興味深いのはソ連型社会主義国家運営に限界が見えてきた80年代から執筆再開された「ファウンデーション」シリーズでは「セルダン・プラン」の力が絶対的なものではなくなってきていると言うことです。ガイアのように自然生態系との一体化を構想する辺りも思想史的にあと付けが出来そうな気がします。

 ガイアは汎神論的です。勿論神はでてきませんが霊の存在を仮定したに等しく思います。
最近の臨死体験支持者の世界観に近い世界観です。
ゲイアからきりはなされたゲイアの感想「なんてさみしいんだ」は臨死体験者支持者のあの世での魂の交流に期待する世界観に酷似しております。
誤解を避けるために発言しておきます(第一発言者さま宛てではありません)。
アシモフはオカルトや宗教を信じていなかったと私は思います。



#445 
アール・ケイ 99/11/08 20:10
アシモフとハインライン

え〜 J T 様のご意見に全面的に賛同します。
アイザック・アシモフは小説家としては(当然の事ですが)エンターテイナーだと思います。自作のモチーフとして、ネタとして何を取上げ何を利用すれば読者の喝采を得られるかどうか、自分が書いていて楽しいかどうか、極論すればそれしかDr.の頭の中にはなかったのではないでしょうか。(当時の)最新の科学理論も、イデオロギーも、国際情勢も素材の1つなのです。まあ、それでも、Dr.の人格とか育ちとか思想信条とかは自然と滲み出てはいますけどね、H・G・ウエルズのようにフィクションで文明批評をしようとしたわけではないですよね。
さて、R.A.ハインラインですが、私がヤンキー(語尾を上げないで(笑))といったのは単なる好戦主義者というではありません。根っからのアメリカ人だと云いたいわけです。その作風の変遷も、その人生も、アメリカ現代史と歩みを同じくしているような気さえします。SF大衆作家という言葉があるのなら、ハインラインこそ相応しいと思います。私は訳文しか読んでいませんが。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#444 
プロレタリアート 99/11/08 20:02
 愛国者アシモフ

>ウェンデル・アースさま


>マルクス主義

>心理歴史学についてマルクス主義を土台にしていると言う話が出てるようですが、
Dr.はロシアから逃げ出してきた移民であり、共産主義を文章でも否定されていた用に思います(ちょっと記憶があやふやなので自伝等持っておられる方確認して下さい)。

 周知の事実です。ソ連の人工衛星スプートニクに脅威を感じたのでSF執筆を休止し科学エッセイでアメリカの科学力を高めようとされたのです。

>心理歴史学を思い付いたとき、彼の頭の中にあったのは社会学ではなく物理化学だったと言うのが自伝での本人の話です。

 流体力学と量子力学も参考になっていることは容易に予測できます。

>同学の徒として私はその逸話を真実だろうと思っています。

 具体的に物理化学分野のどの部門が参考になっているのか伺えましたら幸甚に存じます。
 先ほどは失礼いたしました。




#443 
プロレタリアート 99/11/08 19:52






#442 
ウェンデル・アース 99/11/08 19:24
マルクス主義

心理歴史学についてマルクス主義を土台にしていると言う話が出てるようですが、
Dr.はロシアから逃げ出してきた移民であり、共産主義を文章でも否定されていた用に思います(ちょっと記憶があやふやなので自伝等持っておられる方確認して下さい)。
心理歴史学を思い付いたとき、彼の頭の中にあったのは社会学ではなく物理化学だったと言うのが自伝での本人の話です。
同学の徒として私はその逸話を真実だろうと思っています。



#441 
ウェンデル・アース 99/11/08 19:18
カレルチャペックとチェコと・・・

>プロレタリアート様

カレルチャペックを語るときにチェコ人であることがどれだけ重要なのでしょう?
半村良を語るときに日本がどう関わってくるのでしょうか?
個人の業績を語るときに国籍・人種を語らざるをない場合もあるでしょうが、
今回の話の流れではそれは必然の事なのでしょうか?




#440 
JT 99/11/08 15:17
少し見ない間に……(笑)

何やら議論が紛糾しているようですね。
読んでみて気になったのですが、アシモフが使ったからといってアシモフが信じていたという事にはならないという事を指摘しておきます。
アシモフは確かにマルクス主義的な理論を使って歴史を構築しました。
でもそれはマルクス主義が使いやすかったから使ったのかもしれません。
議論の方向性がよく読めないのでこのような指摘しかできないのですが。

ユダヤ系ということについても、彼の人生初期の経験としては大きな意味を持つかもしれません。
それ以上に、難民という形で生まれ故郷を離れ、全く違う文化に移り住んだという事のほうが大きいと思います。

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#439 
徹夜城(第一発言者) 99/11/08 10:31
セルダン・プラン

>プロレタリアートさん。
「セルダン・プラン=マルクス主義」という構図は僕も思いついたことがあります。歴史専攻の学生ですのでいわゆるマルクスの発展史観は必ずかじらされたのですが、つくづく「セルダン・プラン」と似ているなと思ったものです。
特に一個人の未来は予測は出来ないが、対象が大多数になれば数学的にある程度予測が出来るという発想は確かにマルクス型の唯物史観に近いものがあります。しかし突発的な異変には対応できないのも事実。「ミュール」の出現にその例を見ることが出来ます。
実のところアシモフも意識して書いたんじゃないかなぁ…と思って西洋史のレポートでだぶらせて書いたこともあります(もちろん不可でした(爆))。
さらに興味深いのはソ連型社会主義国家運営に限界が見えてきた80年代から執筆再開された「ファウンデーション」シリーズでは「セルダン・プラン」の力が絶対的なものではなくなってきていると言うことです。ガイアのように自然生態系との一体化を構想する辺りも思想史的にあと付けが出来そうな気がします。

それとアシモフ世界に登場した非人間生物ですが、銀河帝国期を描いた「袋小路」という短編にも登場します。



#438 
プロレタリアート 99/11/08 05:14
>ウェンデル・アースさま

>私にはユダヤ人について発言を控えているのではなく
ユダヤ人について発言する必要があるのかと言うことだと思います。

 ではお聞きしますが、カレル・チャペックとチェコと半村良と日本について発言する必要もないのですね。

 >第一発言者さま。わたしのあまり関係のない発言をのこして下さったことに感謝いたします。ハインラインは全くヤンキーとは同感です。しかしわたしはファンです。ベトコンと日本兵が宇宙人なのでしょうが。アシモフの世界では永遠の終わりの結果の異人類しか出てこなかった記憶があります。





#437 
プロレタリアート 99/11/08 04:38
追伸

 下記の論点はユダヤ教とセルダンプランと共産主義の類似点でした。



#436 
プロレタリアート 99/11/08 04:35
ユダヤ教由来の思想について

 ユダヤ教とセルダンプランは教義あるいは理論の上では全く共通点はありません。しかし、別の面から考察すると、ユダヤ教徒は約束の地を神に約束されていることを信じています。ファウンデーション市民はセルダンプランによって将来の銀河の中心となることを保証されていると信じています。わたしは両者の立場に類似点を認めました。
 ついでに言えば、共産主義者は歴史の必然を信じていました。マルクス理論は科学であり、世の中の歴史は理論に従うと考えていました。心理歴史学は科学であり、銀河の歴史は理論に従うと考えるファウンデーション市民は共産主義者に良く似ている立場といわざるを得ないと思ったのですが。勿論、革命思想は問題の外にありますが。

 他サイトからの転載です。あらい理論ですので突っ込みを歓迎いたします。

 



#435 
徹夜城(第一発言者) 99/11/07 23:43
繰り返しは削除しました。

プロレタリアートさんの書き込みについては繰り返し掲載ぶんに限り削除させていただきました。まぁこういう事故自体はよくあることですので。送信して反応がなかった場合でもデータだけは送られているために起こる現象です。
ただ、話題はなるべくアシモフかSFに関わる範囲でお願いします。関わっているのは確かですが、ちょっと話題がずれていった気配もあります。プロレタリアートさんに悪意はないと思いますので、繋がりのことも考えてその文自体のカットはやめました。ただ、よそのサイトで何があったかは存じませんが、ここだけ見ている方に唐突な話題はおやめになった方が良いと思います。

ま、僕もこの話題でもうちょっと一言だけ。
ユダヤ人が汎世界主義(別に陰謀ではなく)になりやすいのは確かだと思います。マルクスにもそういうところがありますし。アインシュタインもしかり。
ただ僕の持論ですが別にユダヤ人に限ったことではないんじゃないでしょうか。異境に育ったり国境を越えて活動する人間にはよくあることではないかと。などと、やはりそういう存在である倭寇研究者の私なんかは思うのでした(^^;)

>ハインラインはヤンキー
…まぁ「宇宙の戦士」を読む限りはそうかも(笑)。映画化された「スターシップ・トゥルーパーズ」は恐ろしくてまだ見てないです(^^;)。監督もハッキリ言って好きな方ではない方なので。
しかしあれがヒントになって「ガンダム」が生まれたんだから、さすがは「ミスターSF三羽烏」のお一人と言うところでしょうか。



#434 
ウェンデル・アース 99/11/07 22:36
reユダヤ人について

>プロレタリアート様

>ユダヤ人について発言を控える立場が私には理解できません

私にはユダヤ人について発言を控えているのではなく
ユダヤ人について発言する必要があるのかと言うことだと思います。



#432 
プロレタリアート 99/11/07 21:20
ユダヤ人について

 ユダヤ人の定義は複雑なので言及いたしません。
 ユダヤ人は汎世界主義を取りやすく思います。
 私の投稿は御手数ですが一部を残して削除を御願いいたしたす。更新をしたところ何かメッセージがでたのでそのままクリックしたのです。申し訳ありません。
 ユダヤ人にかんして発言を控える立場は私には理解できません。
 アシモフファンは禁忌を持たない立場に思います。



#430 
アール・ケイ 99/11/07 13:13
ユダヤ人とは?という長話

…恐いですねえ、こちらの世界も。私もHPを正式オープンしたんですけど、発言に気を付けねばと思っています。
さて、ユダヤ話というのも小学館じゃないですけど、結構気を遣わざるを得ないネタですね。トンデモ本でむちゃくちゃ書いてるのが山のようにありますが(日本−ユダヤ同祖説なんてのも)、ああいうのはいいんでしょうか。あっこれは歴史BBSで書くべきかな。
「ユダヤ人の歴史」(という本)でも読んで勉強すればわかるのでしょうが、確か「もはや現時点ではユダヤ人、ユダヤ民族というのは明確に他民族と区分けするのは困難である」ということだそうです。ユダヤ教の信者が改宗するとユダヤ人でなくなるのかどうか、とか結局ユダヤ人という定義がはっきりしていないのではないのでしょうか。うーん難しい。
“日系”という時は国籍はその国に属する本人、祖先が日本出身ということですが、“ユダヤ系”という場合は必ずしも別にイスラエルの国籍を持っている訳でもないでしょうし…
ああ、分からなくなってきました。でもアシモフ博士の場合は宗教観はともかく、その出自は大いに意識していたように思います。『屋根の上のバイオリン引き』に描かれているような放浪ユダヤ人の悲劇を祖先から引き継いで背負っていたような… アメリカを誇りに思い、アメリカに感謝し、アメリカ(だけではないですが)の将来を常に心配していた博士ですが、ひょっとしたらアメリカ市民になりきれていなかった寂寥感を特に氏の晩年に感じます。(その点、ハインラインは骨の髄から…というヤンキーですね)
ありゃ、長くなっちゃった…。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#427 
プロレタリアート 99/11/07 12:04
御邪魔なら御削除を

 あるサイトにアクセスできませんでしたので、
 ご迷惑かもしれませんが掲載していただければ幸甚に存じ上げます。

>プロレタリアート様に悪意がないことはわかりましたが、
”書いたとたんに忘れる”のでは、書き込みの内容に対して
責任が負えませんし、議論にもなりません。

文字通りの意味に取られましたら心外に思います。
意識から消え去ることを述べているだけで本当に忘れるわけではありません。

>実生活でも議論してるときに”さっき言った事は忘れた”
などと言ったら、社会的信用は得られません。

>申しわけないですが、”書いたとたんに忘れる”
プロレタリアート様は、記憶力が回復されるまで
私の掲示板への書き込みは御遠慮いただきたいと思います。

書きこみは残念ながら遠慮いたしますが私は発言内容を忘れたことはありません。

>”書いたとたんに忘れる”無責任な書き込みに
レスをつけるのも疲れましたし、時間を浪費します。

 そんなに発言内容に日常生活もあるのに振りまわされる必要性を認めません。
忘れることは無かったのですが、意識の問題でした。

>私自身は、前にも述べましたが、アシモフの作品を
SFとして楽しんでますし、どの宗教の影響があろうが
まったく気にはしません。

わたしも同様の立場です。そもそも気にしないためにアシモフが何人か知らなかったのです。

>アシモフはユダヤ人であることを否定も隠しもしません
でしたし、ユダヤ人ではない何かになろうとした訳でも
ないはずです。

 同様に思います。

>強い反論がでるのは、プロレタリアート様が強硬な主張を
されたからでしょう。もちろん忘れておられるのでしょうが。

 何度も述べましたが、私は自説を忘れることは不可能です。
一度最初から読み返して見ることをお奨め致します。
 わたしは全然こだわっておりませんでした。

 それでは短い間でしたが御世話になりました。色々アシモフについての情報を得られて大変感謝いたしております。今後ともアシモフの応援をされることを陰ながら応援致しております。
 皆様方の益々のご発展を御祈り申し上げております。名残おしくはございまするが、ごきげんよう。




#426 
徹夜城(第一発言者) 99/11/07 10:10
リンクOKです。

>JTさん。
こちらこそお久しぶりです(^^)。そうですか、HPを公開されましたか。リンクの件、OKです。こちらからもリンクさせていただきます。

アシモフのことですが、確かに「ユダヤ系」というべきなんでしょうね。本人も「なになに人」と定義されるのは嫌ったと思います。彼の発言をみる限り「アメリカ人」っぽくもありませんしね。彼の未来像に世界の一体化(さらには銀河規模にまで!)が多く見られるのも、ひょっとするとそういう背景があるのかも。



#425 
JT 99/11/06 22:21
お久しぶりです。

>プロレタリアートさん。
ユダヤ人というのは聞いたことがありますが、あんまり気にしてはいませんでした。
当人はそういう見られ方はいやだったと思うので……。
あと、疑問なのは、「ユダヤ人」っていうのは民族名ではなくユダヤ教徒のことですよね?
そう考えると、アシモフはユダヤ系かもしれませんが、ユダヤ人ではないと思います。

>第一発言者さま。
ご無沙汰してたのはホームページを作っていたからです。
まだ貧弱で、アシモフ関係のコンテンツも入っていないのですが、リンクさせていただけますでしょうか?

http://ha9.seikyou.ne.jp/home/Gustav2-Adolf/


#424 
プロレタリアート 99/11/06 13:17
アシモフについて

 みなさまがたにお聞きしたきことがあります。
 アシモフはユダヤ人とのことをみなさまご存じでしょうか。
 わたしはアシモフファンだったにもかかわらずつい先日この事実
に直面した愚か者です。
 
 永遠の終わりが絶版中とは信じがたき事実です。



#423 
ウェンデル・アース 99/11/04 21:27
文庫目録

早川の新刊を購入したのですが、巻末のリストに「永遠の終わり」が掲載されてました。
復刊の予定でもあるのか、単なるミスか?
早川のホームページの書籍検索では見つからず、ついでに初期作品集などもかかってきませんでした。
絶版近し?
購入されてない方はお早めに購入することをお勧めします。



#422 
徹夜城(第一発言者) 99/11/03 10:23
ユダヤ人としてのアシモフ

>”K”さん。
初めまして(^^)。
アシモフがユダヤ系であることは確かなんですが、お書きのようにご本人はあまり拘泥されなかったところがあるようです。
ロシア系ユダヤ人はロシア革命後大量にアメリカに渡ってますね。こういう異境に育つ人って文化人に向いているのか、アメリカの文化人にこういう人が多いような気がしますね(日本でも在日韓国朝鮮人の文化人が驚くほどいます)。スピルバーグ監督もロシア系ユダヤ人でして、彼も子供時代に母親が禁止されている料理を作っていた話が何かに出ていました。もっともスピルバーグ自身は最近になってかえってユダヤ教徒化が進行しているらしいですが。

アシモフは徹底した無神論者でしたし彼の著作を読んでいても宗教的な匂いはまるで感じられません。しかし、と僕は彼の未来史シリーズをみていて思うんですね。前にも書いたことだと思いますが、彼の未来史に出てくる地球、地球人の描かれ方って、どこか「ユダヤ人」を連想させませんか?また「ミュール」にヒトラーの姿を見いだすことも出来るような気がします。アシモフの初期短編集に挿入される彼の回想には、やはりヒトラーとナチスの台頭はユダヤ人である彼にとって気が気ではなかったという話が出てきます。



#421 
まこと 99/11/03 07:34
バイセンテニアルマンの予告編

ついにTrailerが出ましたね。場所はちょっと長いけど
http://www.film.com/reviews/rev_coming/index.jhtml?review_url=/reviews/rev_coming/991213.html

3分弱ですが、マーチン家に来るところから、海岸のシーン、だんだん人間っぽくなっていくところ、そして最後の手術までカバーしてます。これを見る限りでは、良し悪しはあったとしても、少なくとも「暗闇がやってくる」とは別の次元での評価にはなるでしょう。
まあ、最後のほうはロボットでなくて単なるロビン・ウィリアムスになっちゃってますけど。




#420 
“k” 99/11/03 05:19
初見参デス…

 上記の通りのものです。
 ですから、この場で過去、どんな論議があったか知らずに書いております。
その点、ご理解願います。
 「承前」にして「笑止」なネタなら、せめて“笑って済ませて”くださいませ
 
 小生、
 アシモフ氏の自伝を通読し、「なんでこんなことを…」と奇異に感じ、のち
「ああ、そういうことなのか」と納得したことがあります。
 それは<氏はユダヤ人だった>という事実です。
 もう成人に成られてから、あるいは結婚されて以降、実に多く
<初めて××を食べた>という記述が見られます。
 私は、「なんで、こんなに食べ物のことばかり書くんだろう」と奇異に感じたものでしたが
ふと、ユダヤ教の食の禁忌(コーシャ)に思い至った時に納得致したものです。
 つまり
 ユダヤ教の食の禁忌においては
「肉と乳を同時に食べてはならない」(故に、バターで揚げたフライドチキンはご法度)
「ウロコのない魚を食べてはならない」(故に、甲殻類や貝もご法度)
…と、されているからです。
 アシモフ氏の最初のご夫人は、あきらかにキリスト教徒のようですし、御自身も
父祖の宗教に拘泥は成されなかった様子ですが、氏の御両親は明かに敬虔な
ユダヤ教徒で、アイザック少年に<コーシャ>に反する食物を一切与えなかった模様です。
 だからこそ、成人になったアシモフ氏は、初めて食べた海老や、バターで揚げた鶏肉に
子供のように感激し、自伝にすら書き残したのでしょう。
 ここで宗教教義を云々するつもりはありませんが、
 せめて、翻訳家諸氏には、こういった背景があったのだということを
解説なりなんなりで、他所の宗教には疎い、日本の読者に教示して頂きたかったものです



#419 
ふいごのマロウ 99/11/01 18:04
ちょっとごぶさたです

おひさしぶりです。
よーやっとパソコンがまともに動くようになって、
ドリキャスからお別れできそう・・・
でも、まだ不具合が多々あったり。

アメリカ本国で絶版の
「FOUDATION AND EARTH」
日本では増刷だそうです。

映画「200年男(仮)」は、なんか情宣やる気が
映画会社にあまりなさそうな感じですね。
できは、どうなのかな?
「暗闇がやってくる」と同レベルだったら、どうしよう。

ああ、「暗闇がやってくる」は必見ですよ〜
あれを見れば、どんな映画だって傑作に見えますから。
ビデオが、ポニーからでてたはずです。


http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1493/


#418 
徹夜城(第一発言者) 99/10/30 23:43
こんなのもありました

>アール・ケイさん。
ふむふむ、情報ありがとうございます。それにしても「2000年男」とは…(^^;)
まだ邦題が決定してないんでしょうね。「バイセンテニアルマン」で来て欲しいところですが、意味不明だとして勝手な邦題をつけてくる可能性もありますね。「永久(とわ)の愛に生きて」とか…ってそういう映画はすでにあったな(爆)。映画会社広報部の思惑次第。

で、タイトルの件ですが、今日市の図書館でこんな本を見つけました。
「I.アシモフ西暦3000年の人類・シミュレーションNEXT MILLENIA・輝かしき宇宙・コンピュータ文明への最終選択」
…これ、表紙に書いてある題名(サブ含む)全部なんですよ。いわゆるビジネス本のノリです。見ようによってはオカルト本にも見える(笑)。なんせ出版元が徳間書店ですから。
ほう、と借りだして読んでみました。するとこれがタイトルに偽りアリなんだなぁ。肝心の未来予測は最終章の片隅ぐらいで、本の大半は人類発生から今日まで(アシモフはソ連崩壊は見ずに亡くなってます)の歴史叙述で占められています。
これが面白いんですよ。歴史専攻の僕が読んでいてのめりこむところがあります。いわゆる「世界史」なんでしょうけど、アシモフの視点は「人類全体の歴史」にあります。だからヨーロッパ中心でもないし妙にイデオロギー的でもない。日本や中国への洞察もなかなか鋭い。もっともあちらの歴史本の観点そのままというところもあってオリジナリティに欠けるところもありますかね。そうそう、一応宇宙学研究者との共著です。
そして最後にアシモフは未来への展望・予測を語り始めます。「われはロボット」にも出てきますが、アシモフって世界が戦争を放棄して国家民族を越えて一体化していく未来像を描きますね(本書でも理論的に戦争廃絶への確信を語ります)。ここらへんが最近話題になった「文明の衝突」説なんかと比べ僕が好きになるところです。今思うと「われはロボット」って大変な先進性があったんじゃないかなぁ。冷戦期でしょ、あれって。
もちろん人口問題やエネルギー問題など指摘していきますが、アシモフ博士はおおむね前向き。人類は過去の歴史から学んで宇宙へと飛び出し、未来を積極的に切り開いていこうと呼びかけます。この本のアシモフ経歴をみると、本書がアシモフの死の直前に書かれた遺作としてます。
まぁ詳しくはちゃんと読んでからにしようかな。「歴史」コーナーでもとりあげるかも。



#417 
アール・ケイ 99/10/30 23:06
映画情報

下記はスポニチ芸能情報からの引用です。

ロビン・ウィリアムス 来年公開予定「200年男」でロボットに

 全身金ずくめで見るからに高性能!?そして、どこか温かみを感じさせるロボット――これは来年春に公開予定の「200年男(原題)」に主演した米人気俳優ロビン・ウィリアムス(47)だ。
 家事などのために開発されたロボットという設定で、人間たちと触れ合ううちに感情が芽生え、ついには姿も人間のように変化していくというヒューマンドラマ。今年9月、演技に磨きをかけるため古巣であるスタンダップコメディーに専念すると俳優活動の中止を宣言。それ以前に同作と「聖なる嘘(うそ)つき その名はジェイコブ」(12月公開)を撮り終えていた。93年「ミセス・ダウト」では女装にも挑戦するなど、役づくりに定評がある。

と大したことは書いてありませんが、やっと日本のマスコミにも記事が登場したということです。



http://tokyo.cool.ne.jp/arukei/


#416 
まこと 99/10/28 04:04
もののけ姫、セリーヌ・ディオン

これから北米では「もののけ姫」と「ポケモン」が公開されるので、雑誌等で日本のアニメの特集が盛んです。
特に「もののけ姫」はメディアを使って「日本のアニメは子供向けだけではない」ことと(日本人にとっては当然のことですが)「吹き替えは直訳でなくアメリカ人向けに意訳した」ことをずいぶん宣伝しています。あさって(29日)公開なので、どんな様子か見てこようと思っています。

アシモフの話でなかったので追信:ご存知かもしれませんが(私は昨日初めて知った)、バイセンテニアルマンの挿入歌になるというセリーヌ・ディオンの"Then You look at Me"という曲は、来月発売の彼女のベストアルバムに入っているということです。




#415 
徹夜城(第一発言者) 99/10/28 00:46
アトム映画化

「アトム」の実写映画化の話は去年辺りから聞こえていましたが、ついに実現の運びですか。
大昔のテレビドラマ化以来の快挙?愚挙?
それにしてもハリウッドってアニメや漫画の実写化好きですよね〜。
他の企画に「デビルマン」「マジンガーZ」といった永井豪シリーズや「機動戦士ガンダム」(これ某ゲームでやってヒンシュクかったやつとは別もののようです)なども。
「AKIRA」も候補にありました。同じ大友作品「童夢」はマジで動きだしているようですし…まぁ「マトリックス」なんか観てるとあんな感じかな、と思いますが。
SFではありませんが「もののけ姫」がようやく全米公開。日本のアニメとしては異例のノーカット上映を実現したらしい(むかし「ナウシカ」が切られたのは有名ですね)。子供には見せられない(とされかねない)シーンもあるので論議もあるらしいけど。



#414 
ウェンデル・アース 99/10/27 20:13
空を越えて♪

「鉄腕アトム」実写化のニュースに思わず絶句。
ハリウッドも大概無茶するなぁというのが正直な感想です。
日本でも大昔に実写でやってましたけど。
アシモフ博士が工業製品としてのロボットを土台に世界を構築していたのに対して
手塚先生は人間の友だちとしてのロボット観を作り上げていきました。
その微妙な叙情と味わいをどこまで映画で表現できるかが楽しみです。



#413 
アール・ケイ 99/10/27 18:57
手塚博士とアシモフ博士、またはアトムとバイセンテニアル・マン

報道されておりますように、『鉄腕アトム』のハリウッドでの実写映画化が決定されたようです。
この春あたりから、ニコラス・ケイジ主演で映画化、というとんでもない噂があって気にはしていたんですが、よもや本当に製作するとはねえ…
一手塚ファンとして、うれしさ20%、心配・懸念が80%というところです。正気の沙汰ではないとは思いつつ(かの『ゴジラ』ですら失敗してます)、草葉の陰の手塚さんは喜んでいるだろなと想像もして、結構複雑ですね。
手塚さんとアシモフ博士の因縁?については前にここに書いたことがありますので繰り返しませんけど、かたや「着ぐるみのバイセンテニアル・マン」と こなた「CGのアストロ・ボーイ」のハリウッド・ロボット映画対決というわけです。
まあ、公開の時間差が随分あるので比較されることはないでしょうが、改めてロボットSFの日米の第一人者であった両博士に思いを馳せるものです。




#412 
まこと 99/10/23 14:25
8000は出なかった?

私はなんと「0000」でした。あわてて「更新」したら今度は「8001」
「8000」は結局出ずに終ったのかも知れません。

ところでバイセンテニアル・マンがやっと雑誌で取り上げられましたね。今月のCINESCAPEに写真2枚を含む3分の1頁ぐらいの記事が出てました。12月17日の全米公開予定日はまだ変わっていないみたいです。



#411 
JT 99/10/23 11:00
お久しぶりです。

わたしは7997でした。今日中に8000Hitが出るものと予想されます。



#410 
徹夜城(第一発言者) 99/10/22 23:18
おそらく何かのエラーでしょう。

現時点では次に入る方で7993です。僕は入口に入ることなく裏から数字を見守っております(^^)。
最近どうもサーバーの調子が悪いようで、エラーが多いのです。近頃僕も時間によって自分のサイトに入れない(ファイルの送受信はできましたが)という異常事態が起こっています。カウンターも何か勘違いしたんじゃないでしょうか。あるいは送受信がつまって(って言って良いのかどうか知りませんが)同じ数字の画像を二つ出しちゃう事が過去にもありました。
そういえば最近洋書店で「ファウンデーション対帝国」と「第二ファウンデーション」の原書が唐突にあったので購入しました。注文まではしないところがものぐさですね(^^;)



#409 
だぁく・はんど 99/10/22 20:33
えっ?

あれ?私が来た時のカウンタは何故か7990(8時30分)
負の人数をカウント・・・?後10人???



#408 
ウェンデル・アース 99/10/22 20:14
7999

カウント7999、惜しかった。
次に来た人は8000だ!
おめでとう、良かったね。



#407 
アール・ケイ 99/10/16 23:33
ロビン・ウィリアムスは…

え〜全米では9月末公開、日本では12月公開予定の『聖なる嘘つき・その名はジェイコブ』がロビンの最新作ということになります。(因みにこの映画、戦時下のポーランドを舞台にした「もう1つの『ライフ・イズ・ビューティフル』」というところでしょうか)
『バイセンテニアル・マン』の方はクリス・コロンバス監督ですし、メジャー作品ですから、アメリカでオクラ入りということはまずないでしょう。(デ・ニーロと並んで)ワーカホリックのロビンですが、2000年は舞台に専念するという情報もあります。まあまさか巨額の借金に追われているという話も聞かないし(藤田まことか千昌夫じゃないんですから)、彼には仕事をもそっと選んで欲しいものです。客が分散しちゃうよぉ(少なくとも日本じゃ)
しかし、パブリシティがやりにくいでしょうね。アシモフの、って云ったって集客に繋がるかどうか。どうせならヒットして欲しいんですけどね。
(ホントはTVドラマ向きだと思います。3回シリーズぐらいで)


http://tokyo.cool.ne.jp/arukei/


#406 
una2 99/10/16 14:16
R.daneelさんがいっぱい

こんにちは!お久しぶりです>all

おそくなりましたけど、1周年おめでとうございます★
なにか贈り物でもと思ったけど…まだインターネットの慣習がよくわからない…ううん
勝手におくっちゃってもいいものなのかなあ???

ところで、最近ICQをはじめました!英語ができないので難儀しているのですけど、
お友達に「ダニールでプロフィール検索してごらん、おもしろいよ」と言われて検索をかけてみると…
ダニールさんがいっぱい!しかもr.daneelとか、フルネームクリティカルヒットとかで
なにやらドキドキしてしまいました(笑)。
友達は、スタトレのファンなので「データ」で検索してえらいヒットをだしたと言ってました
なんか楽しいです。

ではでは♪
映画の情報、はやくはっきりするといいですね…

http://www14.big.or.jp/~minx/


#405 
LUNA 99/10/16 12:49
切りのEナンバーに当った事がありません。

破壊神さん、初めまして。私もイライジャ&ダニールのファンなので、ご同輩です。新参者なとこもお揃いですね。(“7777”なんて、何となく羨ましい。)

ところで“バイセンテニアル・マン”ですが、私も巷で何のCMも見ません、聞きません。
つまりこのサイトでしか情報聞かないとゆー事で、一般人――映画やSF好きで、元々自分で調べる人を除いた、という意味――は知らないのではないですか?
つまり、この程度の宣伝&話題性では動員数はあまり期待できそうにないなと・・・。
製作側にはぜひ宣伝に力入れて欲しい所ですね。
上映2週間とかで打ち切りとか・・・ありそーですもんね。



#404 
徹夜城(第一発言者) 99/10/14 23:54
僕もバイセンテニアル・マン気になってます。

>破壊神さん。
はじめまして。管理人らしきことをやってる徹夜城です(^^;)。更新がなかなか出来てないんですが…。まあどうかよろしく。

「まこと」さんもお書きでしたが、「バイセンテニアルマン」の情報の出が遅いのは気になりますね。先日「びでおでーた」でしたか、これから来年にかけて公開するSF映画のラインナップにもこれが出てきませんでしたし…製作が予定より遅れているのかもしれませんね。それで宣伝活動全体が遅くなってるのかな?



#403 
JT 99/10/14 20:15
7800だった。

破壊神さん、はじめまして。同じ新参者同士仲良くしましょう。
わたしは、SFミステリの短編が好きです。「アシモフのミステリ世界」とか。



#402 
破壊神 99/10/14 09:00
7777番目

初めて書き込みさせていただきます。
私は、イライジャ&ダニールが大好きな1アシモフファンです。
まさかアシモフのHPがあったなんて・・・
ある筋から聞いてさっそく寄らせていただきました。
始めてきた時、7777番目でした。
これからもよろしくお願いします。皆様。
つたない挨拶ですが。
では、また後程。



#401 
まこと 99/10/13 02:32
RE:映画のその後

>ウェンデル・アース様
いろいろなサイトで公開日を見ると、12月3日と12月17日の間で二転三転しているのか、読む記事によって違います。

でも、最近、配給元のBuena Vistaが公式サイト(Movies.go.com)にバイセンテニアルマンのページを作ったので、公開日とかは書いてありませんが、それほど遅れることは無いのではないでしょうか。

ただ気になるのは、まだ殆ど宣伝がされていないこと。私が住んでいるところが田舎のせいかもしれませんが、TVの宣伝も、雑誌の特集も、映画館での予告編もまだ見かけません。リトルミスの子役のHallie Kate Eisenbergのインタビューが最新のELLEに載っていましたが、バイセンテニアルマンについてはロビン・ウイリアムズと共演したとしか書かれていなかった

私の気が早すぎるんでしょうか。でも、もうすこし盛り上がってくれてもいいと思うんですけどね。




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