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#700 
JT 2000/09/01 00:05
告白。

ファウンデーション読んでて、ダニールがいきなり出てきて混乱したことがあります。
あの時はベイリもの読んだことなかったから。

たしかエッセイ集→ファウンデーション→ロボットもの、という読み進め方をしたはず。
やっぱ、珍しいですかね。

>ダニールの目の色
「鋼鉄都市」のイメージが強かったのか、ずっとブラウンだと思ってました。



#699 
陣外 2000/08/31 00:28
ファウンデーション、意欲的に読書中

アシモフ話ではないですが、ダン・シモンズのハイペリオンは面白いですよね!
エンディミオンはお手にとっていますか?
今はエンディミオンの覚醒まで出てますから、一気読みでしょうか?
私は全部、出るのを待っていたので歯がゆかったです。

私はアシモフはロボットシリーズくらいしか読んでなかったのですが
ファウンデーションの5〜7巻にダニールが出ているという事で
意欲的にダニールを求めて読了中です。動機がダメ満載ですね(苦笑)
今、4巻に入りました。面白くなってきました。(2巻が最も読みづらかった……)

所でダニールの目の色は、一体何色なのでしょうか?
鋼鉄都市(文庫190p)に茶色い目と書いてあるのに、はだかの太陽(文庫31p)にはブルーの眸と……。
変な問題提起をして見ました……こういうのはダメでしょうか……?


http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/2728/


#698 
徹夜城(第一発言者) 2000/08/30 23:18
リンクよろしく(^^)

>OKIさん。
はじめまして。全然更新をしていない管理人の「第一発言者」こと「徹夜城」です(^^;)
リンクの件、こちらこそよろしくお願いしますm(__)m。相互リンクいたしましょう。

それにしてもこのところのラッキースターシリーズ等の話題には全くついていけず、歯がゆい限りです(^_^;)。思えば僕もまだまだ未読作品がありますねぇ。
議論がいろいろと出た後で「大トリ」でヘンリーさんがずずいっと出てきて一挙解決、なんて具合にいくとホント面白いんですけどね。アシモフファンとしては。

そのアシモフファンの私ですが、とりえず現在はダン=シモンズに没頭してみてます。「ハイペリオン」の続編「ハイペリオンの没落」を読了。はぁ…長かった。
面白かったことは十分認めるのですが、もうちょっと短くできなかったんかいな、って気がするのも確か。アシモフも晩年作はかなり長いですし、これってSF全体の傾向なのかなぁ。日本の推理小説なんかでも長編化の傾向があるような。



#697 
OKI 2000/08/30 02:03
初めまして

初めまして、OKIといいます。
こちらは以前から拝見していたのですが、初めて書きこみます。
このたび”PRIME RADIANT”というサイトを作りました。
それで、こちらにリンクを貼らせていただきたいと思うのですがよろしいでしょうか。

>「ラッキースターシリーズ」
初めて聞きました。
うーん、読んでみたいですね。
また古本屋を探すのか。

それではしつれいします。


http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/1386/


#696 
だぁく・はんど 2000/08/22 22:14
「木星の〜」のロボット

 実は私は、これしか読んでいないのですが。
確かに、この話はロボットおよび三原則が絡んでいますが、肝心のロボットそのものは、最後に出て来ただけ、だったと記憶しています。
ただ、「ロボットが成り済ましたスパイ」を探す話なので、殺人事件は起こってなかったと思います。
(私も3つ目の長編はこれだと思っていたのですが・・・)

 後、余りはっきりしない記憶によると、もう一つ読んだのかも知れないです。(全く無関係の物かも知れないですが、主人公の名前は確か「ラッキー・スター」だったと思います。)
が、それは、火星で、怪しげなスーツを手に入れてコンビ結成という話だったので、例え本当にラッキー・スター物だったとしても、ロボットは関係なかったはずです。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3642


#695 
ウェンデル・アース 2000/08/22 20:07
もくせいのらっきーすたー

「ラッキースターシリーズ」は今まで三冊しか読んでいないので、ロボットの重要性がどの作品で大きいかというのは良くわかりません。ただ、読んだ中では「木星のラッキースター」がロボットが話しの鍵となっている点と意外性でやや有利かと思います。
しかし、結局のところはよくわかんないですね。
「黒後家倶楽部」物のようにみんなでいろいろな議論を出してみましょうか?



#694 
だぁく・はんど 2000/08/22 08:37
木星のラッキースター

 「木星のラッキー・スター」は、ロボットは出てくるけれど、「スパイは誰か」と言う内容だったはずで、殺人事件は起きていなかったと思います。かなり、あやふやですが・・・。
 「パンツを脱いでください」の台詞に関する事だったら、誰が、何の目的で言って、結果がどうだったのか、をはっきりと覚えているのですが・・・。

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3642


#693 
kenji 2000/08/22 02:53
ラッキー・スターとロボット

 話をややこしくするようですが、「ラッキー・スター・シリーズ」には
ロボットがよく登場します。

(1)『天狼星(シリウス)の侵略』 (1952)
(2)『小惑星(アステロイド)の海賊』 (1953)
(3) Lucky Starr and the Oceans of Venus (1954)(未訳)
(4)『水星基地のなぞ』(1956)
(5)『木星のラッキースター』 (1957)
(6)『太陽系の侵入者』 (1958)

 以上のうち、私が覚えている限りでは、(4)、(5)、(6)に、
ロボットが登場しています。

 従って<ロボットが筋書きのかなめとなる>のはどれか、簡単に断言できないと思います。

 なお上記の訳本の詳細は http://www.kt.rim.or.jp/~ameq/ を参照のこと。



#692 
ジスカルド 2000/08/22 01:04
気になったのでちょっと・・・

初めて書き込みします。いつもは読ませて頂くだけなのですが、気になった話題がありましたので、つい書き込みしてしまいました。
”ロボットものの長編の3作”が話題になっていますが、わたしの結論(正解かどうかは分かりませんが・・・)は「宇宙監視員ラッキースター1 天狼星(シリウス)の侵略」(以下「天狼星の侵略)ではないかと思います。
問題となっている文は「ロボットの時代」の解説文でしたが、そこで引用されている文は「アシモフ博士の世界」61ページの冒頭の文章です。「アシモフ博士の世界」の原書は1979年に出版されているようですから、このときにはまだ「夜明けのロボット」は書かれていません。(1983年の発刊です)
従って、”ロボットが筋書きのかなめとなる”こと、「夜明けのロボット」以前の作品であること、「天狼星の侵略」は1952年発刊であること、内容にロボットが出てきて話のかなめとなっていること、ペンネームがポール・フレンチであること等々を考えるとやはり結論は「天狼星の侵略」しかないと思います。
ただ、アシモフが監修?した電脳惑星シリーズの第2巻の巻頭言に次のようにアシモフ本人が書いています。
”(前略)私の最初のロボット長編三冊は、本質的には殺人ミステリであり、イライジャ・ベイリを探偵としていた。その最初の三冊の内、二冊目の長編「はだかの太陽」は密室ミステリだ。(後略)”
これだと件の長編三編とは「鋼鉄都市」、「裸の太陽」、「夜明けのロボット」になっていまいます。
まあ、こちらの記述は<ロボット長編>と規定していますので、前述の<ロボットが筋書きのかなめとなる・・・・長編三編>とは区別しているのかもしれません。
長くなってすみませんでした。以上お知らせまで・・・。



#691 
エイジス6世 2000/08/22 00:43
ありがとうございます。

陣外ありさ様、ウェンデル・アース様

早速お教えいただきありがとうございます。
ポール・フレンチ名義の「ラッキースターシリーズ」ですか
初めて聞きました。
しかも翻訳は今、怪しいのですか?
ハヤカワでしょうか?創元でしょうか?




#690 
陣外ありさ 2000/08/21 23:33
初めまして

いつも拝見して、知恵を付けて貰っていたのですが、初めて書き込みします。
アシモフはロボットシリーズとエッセイくらいしか読んでないまだまだ初心者です。
今ファウンデーションにチャレンジ中。
まだ、物語にのれない……。

さておき、アシモフの第三のロボット長編の話は
某掲示板で一昨日、ラッキースターシリーズではないか、と論じていたのですよ。
なんだか素敵な偶然だったので、きっかけにしてうっかり書き込んでみました。
……でもこの翻訳本って今手に入るものなんですかね?
1986年発売とかみたいなんですけども。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/2728/


#689 
ウェンデル・アース 2000/08/21 21:08
ポール・フレンチ?

私も「3冊めのロボット長篇」は気になっていました。
アシモフ名義でないとするとポール・フレンチ名義の
「ラッキースターシリーズ」しか思い付かないのですが。
そもそもシリーズ物だし、長篇と呼ぶにはすこし短い気もしますし。
誰か正解を知っておられる方教えください。



#688 
エイジス6世 2000/08/21 20:08
ロボットものの長編

昨日、「ロボットの時代」を読み返していて、ふと気になったことがあります。
水鏡子さんの書かれた解説の所でアシモフ博士がのっています。
ロボットの長編3編とは何を指しているのでしょう?
「鋼鉄都市」、「はだかの太陽」、「?」
もちろん、「夜明けのロボット」と思ったのですが、まだ出版されていなかったのでしょうか?
「ロボットの時代」は1984年に邦訳が出版されているので、その時にアメリカでは、もう「夜明けのロボット」が出ているはずですよね。うーむ。
解説の最後には「3冊目のロボットものの長編ですが、実はアシモフ名義でないのです。翻訳はあります。」とありました。
アシモフ名義ではないロボットもの?分からん!!
どなたか、ご存知でしょうか?
まだ読んでいないものであれば、ぜひ読みたいのですが。



#687 
JT 2000/08/16 23:26
報告。

アシモフ初期短編集が読み終わりました。
ハヤカワで読んでないのはミクロの決死圏2のみ♪
こういうとき、学生って得。



#686 
2000/08/14 22:51
ファウンデーションよみたいけど

多くのレス有難うございました。
いろいろ 読み方があるようですね。
それだけ ファンも多い。
盆明けから 読みますね



#685 
徹夜城(第一発言者) 2000/08/09 10:35
わたしも読む順番

「ファウンデーション」と名の付くものに関しては早川の文庫本にもついている番号通りに読む方が適切なのでは…と感じます。要するに執筆順です。とくに最初の「三部作」に関してはひとまずそこで構想が終わっていたし、「前史」など考えもしなかったわけで、一つのまとまりになってますからね。その後執筆されたファウンデーション・シリーズに関してはその「後日談」「裏話」という性格を感じなくはないです。
ベイリ&ダニールシリーズはそれと並行して順番に読むと良いんじゃないでしょうか。

>のっぽさん
歴史・戦史ものの観点からみると「ファウンデーション」はちょっと根性が要りますね。僕みたいな大学の史学科で歴史哲学とかやらされた身からみると最初の短編集「ファウンデーション」が面白いんですよ。ドンパチ的要素(笑)が入ってくるのは「ファウンデーション対帝国」からですが、アシモフは決してこのあたりをメインにはしませんね。ミステリ色のほうが濃厚です。
アシモフの小説を「とっつきにくい」と感じる人は結構いると思います。僕の周囲にもいましたし。読者を乗せるまでに手間がかかるところはあるかも。まぁしばらくダマされたと思って読むことです(^^;)。

一昨日、シモンズの「ハイペリオン」を読み終えました。やっぱり物語のつくりがうまいですわ、この人。グイグイ引き込んでいくと言いますか…「ファウンデーション」は最初の方は「引き込み」にはちょいと不足しているかも、と思うところがありました。
それにしても、「ハイペリオン」の読後感…「そりゃあねえだろ!」(←読んだ方にはわかるはず(笑))。

>Aliceさん
えーと、新「三部作」は僕も原書全部買ってますが、なかなか読み進みません(^^;)。「Fear」は結局邦訳「危機」が出てしまいそっちを読みました。僕もあれは抵抗というか乗れませんでしたね。「Chaos」はチビチビと進行中。この調子だと年末あたりにやっぱり邦訳が出てしまうのでしょうか(笑)。




#684 
Alice 2000/08/09 09:45
新ファウンデーション3部作よみました?

私と反対意見の方が多いですね(笑)
でも実は私も執筆順の方がいいとは思います。
シリーズの最後に「誕生」を読むとやはり感慨深いものがありますし。
ただ、何回か挫折されてるそうなのでちょっとかわった順番の方が
いいかなと。 あくまで「コツ」としてです(@_@)
ところで私の方は昨日ようやく「暗黒星雲の彼方に」を読み終えました。
ウェンデルアースさんのおかげで(←ありがとうございます)ミラーイメージも
読んで、これでアシモフ博士の書かれた未来史はひととおり読み終えたことに
なると思うのですが・・・新3部作、どう思います?
FearとChaosは読んでまだTriumphは読んでないんですけど
私はかなり抵抗がありました。 とくにFearは。 みなさんはどうですか?
では、長くなってすみませんでしたm(_ _)m



#683 
ウェンデル・アース 2000/08/09 00:02
私の場合・・

小学生向け「我はロボット」から読みはじめたとおもうのですが・・・
基本的に未来史の枠組みはさほど気にしなくて良いと思います。
同一の設定を用いた作品群でありますから、やはりアールケイ様のいう通り執筆順に読まれるのが楽しいかと。
ファウンデーション三部作も中短編集の色合いが強いものですし。
全て読み終わったあとで頭の中で年表を考えるのが楽しいかとおもいます。
ま、気軽に読んでください。



#682 
JT 2000/08/08 23:47
私は……

どういう順番で読んだんだろう(笑)。多分「ファウンデーション」が最初だったと思うのですが、覚えてないです。手当たり次第に読んだので。

で、読む順番ですが、私も「執筆順」に賛成です。「誕生」のラストは、やっぱりファウンデーションシリーズの締めくくりだとおもうので。(ラストがなにかは言わないほうがいいですよね、多分。)
あと、「誕生」でファウンデーション三部作のネタバレが含まれてるのもちょっと。三部作の意外な結末が好きなので「どうなるんだ!」というのを味わって欲しいです。



#681 
アール・ケイ 2000/08/08 17:52
読む順番は…

お邪魔虫アール・ケイでございます。残暑お見舞い申し上げます。
皆さんの不興を買わない程度に(笑)控えめに申し上げます。
ロボット、帝国、ファウンデーションものの読み進め方ですが、私は出来るだけ執筆順に読んでいって、最後に遺作の『…の誕生』を読まれたらいかがでしょうか。何故なら、『…の誕生』がプレ・ファウンデーションシリーズと3部作の間にパッチワークのように 見事にピタッとはまり込む、一種快感のようなものを感じて欲しいからです。
アシモフ博士にはもっと長生きしてほしかったですが、この『…の誕生』が書かれたことによって “アシモフ未来史”が繋がったことは博士にとってもファンにとっても幸いだったと思います。
では失礼致しました。


http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#680 
Alice 2000/08/08 13:35
タイトルわすれてました!

下の↓やつタイトルなかったですね。すいません。



#679 
Alice 2000/08/08 13:34


>のっぽさん
コツと言えるかどうかわかりませんが、私は順番としては
鋼鉄都市→はだかの太陽→夜明けのロボット→ロボットと帝国→
ファウンデーションへの序曲→ファウンデーションの誕生→
ファウンデーション→ファウンデーション対帝国→第2ファウンデーション→
ファウンデーションの彼方へ→ファウンデーションと地球
がオススメです。ファウンデーション3部作は序曲と誕生を
読んだ後の方がより興味をもって読めると思います。
実は私も1度3部作は挫折しちゃったんで(-_-)
でもどっから読んでもおもしろいですよ。
序曲と地球を読むタイミングさえまちがわなければ。
これをまちがえるとえらいことになります(笑)
あとはわれはロボットや宇宙の小石などはいつ読んでもおもしろいですよ。
これからこのシリーズ全部読めるなんてうらやましいです。
がんばって読んでくださいね(^_^)/~



#678 
JT 2000/08/07 23:35
ファウンデーションですか……

私が思うに、「戦記もの」「歴史もの」として読むのはやめた方がいいと思います。
見た感じそう見えるかもしれませんが、「ファウンデーション」の面白いところは「推理もの」の部分だと思うので。
ミュールが登場した後はとくにそう言う色合いが濃くなります。
アシモフの小説の重要な「面白さ」はやはり、「推理」の部分にあると思います。

……単純に私が推理小説が好きで、ミュール登場後のファウンデーションが好きなだけかもしれないんですけど(笑)。



#677 
のっぽ 2000/08/07 21:32
ファウンデーションをよみたいけど

高校と 大学のとき 二回ファウンデーションを読み 挫折しました。
今度は ロボットシリーズを含め 完走したいのですが、なにか コツはありませんか?
特にSFだけ読むわけではありませんが、歴史系や 戦記系がすきです。
アドバイスをよろしくお願いします。

 



#676 
しもつき 2000/08/06 00:37
著作権のこと

徹夜城さんとJTさんの書き込みを読みましたが、う〜ん、
私が思っていたより難しい問題のようですね。同人誌にク
レームが来たこともあるんですか……。私が買った「ミラ
ー・イメージ」の翻訳本も、もしかして厳密にはマズいん
でしょうか?(^^;)

同人誌と言えばもうすぐ夏コミですが、去年の冬コミでア
シモフ本を売っていたサークル様が今回も出ていますね。
アシモフオンリーのサークルではないようですが、アシモ
フ関連の新刊があるといいなぁ。



#675 
JT 2000/08/05 23:45
訂正。

揉めたのは、「訳を載せた」たからじゃなくて、「訳を同人誌として出版した」からです。すいません。



#674 
JT 2000/08/05 23:43
著作権。

唐突ですが私はRPG研究会に所属してます。
で、私がよく使うRPGに「パラノイア」というのがあるんですが。
このゲーム、日本語訳がありません。くわえて、アメリカの方でも絶版状態だそうです。
私がこのゲームを知ったのはコミケの同人誌ですが、その出版しているサークルではいろいろとパラノイアを紹介する本を出してるのに、パラノイアの訳そのものはやってませんでした。
奇異に思って先輩に聞いてみたところ、一度揉めたことがあったとかという話です。同人誌に無断で訳を載せたところ、出版もとからクレームが来たとか。

すくなくとも、RPGではそういう状態のようです。

ガニメデのクリスマス、面白い。

http://i.am/the-computer/


#673 
徹夜城(第一発言者) 2000/08/05 10:00
著作権問題(大袈裟かな)

基本的に、個人間で原文資料をやりとりすることは問題ないと思います。本の貸し借りみたいなものですし。ついでにいえば個人的に翻訳した物をメールなどでやりとりすることも。
ただHPを営業している立場としてはHP上に著作権保有者に無断で翻訳をそのまま載せることは躊躇しますね。現時点で翻訳が出てないんだからいいだろう、という考え方もありますけど、どこかが翻訳権とって出版しないとも限りませんし(ぜひしてほしいとも思いつつ)。
じゃあ同人誌のことはどうなるんだ、となりますが、同人誌よりはインターネットはオープンで誰でも見られるものになりますから、ちょいと扱いが違ってくるのではないかと。まぁアクセス数的には大したこと無いのは分かってるんですが(^^;)。
いちおう気をつけているのは、僕自身があれこれ物書きしてネット上に載っけてる(将来的には本格的なのを載せる気があります)人間で、「著作権」に対して自分自身が深く関わる可能性があるからなんです。

>JTさん
アシモフの未来史に属するもので地球外高等生物が出てくるのは「思わざる勝利」と「袋小路」がありますね。木星人が出てきてしまう「思わざる勝利」はUSロボット社が出てきてしまうので入れざるを得ない(笑)。しかし「袋小路」もそうですが、自分達の世界にこもって宇宙に大きく飛び出しては来ない連中なので「銀河帝国」に影響はないということなんでしょうね。
ついでながら今読んでるシモンズの「ハイペリオン」では銀河連邦が登場し、地球型人間ばかりなんですが、本文を読むと人類が銀河に発展していく過程でさまざまな異星人との遭遇はあったけど滅ぼされていっちゃったように見えますね。




#672 
JT 2000/08/05 01:02
>徹夜城さん。

>ご紹介の「焔の修道士」ですが、確か読んではいます。ただ未来史ものに入れるのは躊躇した覚えがあります。なんでだったかな。読み返してみないと(^^;)。
私も入れるべきではないと思います。アシモフの初期の短編集の特徴として、「地球起源の人類」以外の人類が出てくるからです。ルハジヌーという爬虫類人種が地球を制圧しちゃう話でした。

どうして後期の作品には地球人類しか出てこないんだろう、とおもったら、どうやらキャンベルの知的種族観に関係があるそうです。キャンベルは地球人類が他の宇宙人よりも優れている話が好きだったとか。

アシモフの第二次大戦観とかも見えて面白いですね。

http://i.am/the-computer/


#671 
しもつき 2000/08/04 23:06
「ミラー・イメージ」の訳について

も、ものすご〜くお久しぶりです。ずっとROMはしていたのですが、
以前書き込みしたのはいつだろう……?(^^;)

さて、最近話題になっている「ミラー・イメージ」の翻訳についてですが、
数年前に、コミケでアシモフファンの方が独自に翻訳した同人誌が売られ
ていました。
その本には「独自に訳したものなので、著作権上問題はない」と書かれて
いたので、徹夜城さんが翻訳したものをHP上で公開しても問題はないん
じゃないかと思うのですが……。同人誌とインターネットでは違うのでし
ょうか?
ちなみに、その同人誌の翻訳は「小尾芙佐さん風の文章を目指した」そう
で、「SFミステリ傑作選」のものとはかなり違ってて、正直言って、こ
ちらの方が読みやすいです(^^;)。



#670 
ウェンデル・アース 2000/08/04 20:17
てきすと

>Alice様
メール送ってください。
そのときに、使用環境も教えてください。
うちの機会はMacなのでそのままだと化ける可能性がありますから。
添付ファイルで送り返します。

それはそうと、著作権上は大丈夫ですよね。
売買しているわけじゃないですから。
誰か法律に詳しい人教えてください。




#669 
Alice 2000/08/04 10:54
2002年?

>ウェンデル・アースさん
ぜひテキストお願いします! メールを直接ウェンデル・アースさんの今でてる
アドレスに送ってしまってもかまわないでしょうか? ウェブ上にアドレスを載せるのは
ちょっとイヤな経験があるもんで・・・すいません、わがまま言って m(_ _)m

>第一発言者さん
「2002年問題」ってもしかしてライジとジェシイが初めて出会った年ですか?
実は私、未来史年表を作ろうとしてるんですが(←してるだけで全然進んでないです)
私の年表の中ではあれは「5002年」だと決めつけちゃってます(笑)
ペーパーバックにはただ「’02」としかなっていないし、「ニューヨークが
3000年あって、それから“シティ”が300年」らしいので4900年代か
5000年代のどちらかじゃないかと。 ついでに私の年表ではライジが生まれたのは
4979年になっちゃってます(笑)  



#668 
徹夜城(第一発言者) 2000/08/04 00:27
他の作家の未来史に手を出して

ええ、ダン=シモンズの「ハイペリオン」にとりかかってしまいました(^^;)。銀河百科事典の更新をなかなかしないくせに(^^;)。
まだまだ最初の方なんですが、少なくとも「ファウンデーションの危機」よりは読みやすい印象。おや、アンドロイドが出てきた。

>まことさん
ロボットシティシリーズの情報、ありがとうございます。オーロラが出てくるあたり、確かにアシモフ宇宙なんでしょうけど、犬型宇宙人ってのは…?

>JTさん
ご紹介の「焔の修道士」ですが、確か読んではいます。ただ未来史ものに入れるのは躊躇した覚えがあります。なんでだったかな。読み返してみないと(^^;)。

>Aliceさん
はじめまして。お褒めいただいて光栄ですが、ぜんぜん更新が出来ていません。「バイセンテニアルマン」のパロディ漫画描く話もとんと進んでませんで…構想はバッチリなんですけど、いろいろと(汗)。
「ミラー・イメージ」は僕も英文でしか読んでいません。情報についてはウェンデル=アースさんがお書きですのでご覧下さい。実は勝手に訳してHPにのっけようかなどと不届きなことを考えたこともありますが、もちろん著作権の問題が生じますのでね。
人気投票については今でも受け付けております。ただ、なにぶんにもツリー掲示板のかなり下の方に行っちゃってますよねぇ。別のCGI作って改めてやり直そうかとも思っていて、試みに改造して作ったCGIもあるんですが、単に数を数えるだけで面白くないんです。まだ工夫中というところですね。まぁ掲示板の方でも良いので投票なさってみて下さい。
それと関連することですが、ツリー掲示板「研究報告」は下の方に最新の投稿があったりするので時折覗いてみてください。最近も未来史の「2002年問題」(ああ、懐かしい)に関する投稿がありました。



#667 
ウェンデル・アース 2000/08/03 19:37
ミラー・イメージ

>Alice様はじめまして。

ミラーイメージの邦訳は「SFミステリ傑作選」という文庫本に収録されているのですが、これは絶版です。インターネットの小書店で探されるのが一番早いと思います。
英文は多き目の書店でペーパーバックスを探されると見つかると思います。
または、取りよせが確実だとは思いますが、時間と経費はかかります。
英文版はテキスト化してありますので、もしよろしければ。



#666 
Alice 2000/08/03 12:11
ミラーイメージほしい・・・(>_<)

はじめまして、Aliceといいます。
パソコン直ったらすぐに「アイザック・アシモフ」で検索しようとは思っていたんですけど、
まさかこんなに素晴らしいHPをすぐに発見できるなんて・・・さすがIT革命(笑)
これからちょこちょこやって来る予定なのでよろしくお願いします_(._.)_ 
ところで、タイトルそのまんまなんですがミラーイメージ手に入れたいです。
みなさんどうやって手に入れたんですか?
日本語訳でも、RobotVisionsでもどっちでもいいので入手方法教えてください。
特に札幌付近にお住まいの方お願いします。
ダニール大好きなんでなんとかして読みたいです(T_T)

あ、ところで人気投票ってまだやってるんですか?



#664 
JT 2000/08/02 23:49
おひさしぶりです。

大学が休みに入って、やっと人間らしい生活が営めるようになりました。
……だれだ、大学生は暇だ何て思ってるやつ。
ちなみに私は文系です。
おかしいなあ<お前が思ってるのか。

というわけで、一気に「地球は空き地でいっぱい」「カリストの脅威」を読みました。いま「ガニメデのクリスマス」読んでます。
アシモフの初期短編集とミクロの決死圏2を読み終わればハヤカワ文庫のアシモフは読了。そうなったら創元に手を出すか、それともファウンデーションを読み直すか……

自慢がてらの近況報告はこの辺にして(笑)。「カリストの脅威」にある意味で銀河帝国ものの出発点である中篇「焔の修道士」が載ってました。報告まで。
「アシモフ初期短編集」は面白さでは他のに劣るかもしれませんが、いろいろとアシモフの知らなかった顔を見せてくれてる気がします。



#662 
エイジス6世 2000/08/02 23:34


最近、短編集をいくつか購入しました。
とても驚いたことがあります。
チオチモリンがシリーズだったとは!
一番最初の吸時性の話は読んだことがあったのですが。

さすがアシモフ博士!
すばらしいアイデアです。感動です!
短編集「停滞空間」にある「見よ、いまここに成し遂げる!」という
詩と同じ気分です。
さあ、次の目標は「ゴールド」だ!



#661 
まこと 2000/07/29 00:36
ロボットシティその後

お久しぶりです。

仕事が忙しくなって、しばらくご無沙汰していましたが、ロボットシティのことが話題になっていたので12巻分の展開を書いてみました。長文で申し訳ありません。

第一巻Odysseyでは、記憶を失ったデレクが、悪者異星人アラニマス、犬型宇宙人ウォルラフ、ロボットのアルファ、オーロラ人のキャサリン達と会い、最後にロボット・シティへ着き、第二巻Suspicionではロボット・シティで殺人事件があり、デレクとキャサリンが疑われ、第三巻Cyborgでは事故でロボット・シティに不時着し手術でサイボーグにされてしまったジェフ・レオングが登場し、第四巻Prodigyでは創造的なロボットのルシアスが殺害されたりしましたが、第五巻Refugeではデレクとエアリアルが地球に行き、エアリアルの病気を治します。デレクが地球の走路帯で「こういうところにダニールがいたんだ」と思ったりします。そして最後の第六巻Perihelionではデレクの父親アヴァリー博士から真実を告げられるとともに、アヴァリー博士がロボットシティを宇宙全体に拡散しようとするのを阻止します。

第2シリーズRobot City: Robots and Aliensは、デレク、エアリアル、アヴァリー博士、ウォルラフらが同じように登場しましが、筋書きはデレクの母親のジャネット・アナスタシ博士が創造した、三原則は持つけれど人間とは何かを知らないロボットを中心に進みます。このロボットのもうひとつの特徴は自由に形態を変えられることです。また第2シリーズでは異星人を積極的に登場させることで、異星人の存在する環境でのロボットの行動や、ロボットが仕える人間とは何かという点に焦点をあてたテーマ設定がなされています。

第一巻Changelingはジャネットが三原則は持つけれど人間とは何かを知らない不定形のロボット、シルバーサイドを開発し、犬型の知的生物キンの住む惑星へ送るのだけれども、シルバーサイドは初めて会ったキンを人間だと判断してしまいます。第二巻Renegateは人類より進んだ生物セレミョンスが登場し、シルバーサイドと出会い、いろいろ混乱する話。第三巻Intruderはワッチフルアイ(ルシアス)という別の人間の定義を知らないロボットと、ロボットか人間か区別のつかないキャラクター達がロボットシティに沢山登場する話。第四巻Allianceは人間とは何か確信が得られないロボットたちが再びセレミョンスの惑星に行き、人間の定義について考える話。第五巻Marvericは未発達の文明に対するロボットの影響の話で、キンの惑星でシルバー・サイドを崇める信仰が広がったりします。最後の第六巻Humanityでジャネットは、人間と同じように自ら学んでいく知能を作るという目的が達せられたと感じ、ルシアスをロボット市長にし、ロボット・シティはうまく機能していくことになります。

デレク、エアリアル、アヴァリー博士、ジャネットらに、やっと平和な日々がやってくるのですが、一方でロボット達は、人間にサービスを与え続けると人類に悪い影響をあたえるのではないか、また人類の可能性を伸ばすためには宇宙人と隔離せざるを得ないのではないかということを検討し始めていたりします。

ロボットシティのシリーズはアシモフが試していなかったロボットに関する色々な思考実験をおこなっている点で注目に値するとは思うのですがロボットシティという特殊な環境のなかでは、特殊な答えしか出てこなかったような気もします。ロボットシティというアイデア自体が面白いだけに残念なところです。ロボットシティそのものを細部に亘って描写する話にするか、ロボットに関するテーマをオーロラや地球のような普通の社会で展開させたほうが良かったのではないかという気もします。





#660 
ウェンデル・アース 2000/07/16 00:17
長篇推理といえば。

「象牙の塔殺人事件」がありますね。
化学屋の私としては楽屋落ちがいっぱいあって楽しいのですが。
SFミステリ短編集の「地球は空き地でいっぱい」はどうでしょうか?
HNどうり大好きな1冊です。



#659 
徹夜城(第一発言者) 2000/07/16 00:12
書き込みサボってました(^^;)

あれこれと忙しくて、どうも書き込みする気力が出ませんでした(ネット見てるのは大概夜ですし)。

>森小路さん
その節はお世話になりました。m(__)m
ロボットシティシリーズは、発行されていた当時、手を出そうかな…と思いつつ何となく「不純」なものを感じて手を出さなかった覚えがあります(笑)。そうこうしているうちに入手困難になっちまいました。
英語の勉強といえば、新ファウンデーション三部作の原書読みもなかなか進みません(^^;)。やっぱり翻訳が先に出てしまうのかなぁ。

>クレオンさん
はじめまして。管理人のくせになかなか更新しない第一発言者の徹夜城です。
僕もアシモフの最大の魅力の一つに「どんでん返し」を挙げますね。この点、アシモフと僕はかなり趣味が一致してます。僕は推理ものでもこの「ドンデン返し」が大好きでして。
ややネタバレの恐れもありますが、この点について僕のベストは「ファウンデーションへの序曲」です。身構えていたのにダマされた(笑)。
他の作品となると…やはりはいずみさんも挙げられている「黒後家蜘蛛の会」かなぁ。SFではありませんけど。アシモフの純粋ミステリとしては「ABAの殺人」って長編があるんですけど、僕はそれほど面白いとは思いませんでした。アイザック=アシモフ本人が登場するという楽屋オチは楽しいですが(笑)。



#658 
はいずみ 2000/07/14 13:37
中篇は?

>クレオンさま
はじめまして♪中篇はいかがでしょう。私はロボットフリークなので先日映画化された(とはいえなんともいえない出来でしたが)「バイセンテニアルマン」や、「最後の質問」「ナンバー計画」「お気に召すことうけあい」あたりが好きです。
クレオンさまが挙げられていらっしゃらないものですと『黒後家蜘蛛の会』シリーズなどもなかなか面白いですよ。自分でも謎が解けたりしますから。
…って、「バイセンテニアルマン」以外全部短編じゃん!(汗)失礼しました。

http://plaza25.mbn.or.jp/~chabashirakikaku/asimov/top.htm


#657 
ウェンデル・アース 2000/07/13 20:11
短編は?

>クレオン様
はじめまして。
短編の方はお読みになっておられるのでしょうか?
ある意味ファウンデーション三部作も短編集ですが。
私のマイベスト短編は「火星人の方法」です




#656 
クレオン 2000/07/12 16:35
アシモフ未来史

はじめまして。今後よろしくお願いします。
アシモフに関しては、ファウンデーション・ロボットシリーズ関係ぐらいしか読んでませんが(『神々自身』は読んだが、あまり面白くなかった)、どの作品も1つ1つがすごく良くできていると思います。特に「どんでん返し」は絶妙で、ただひっくり返しているというだけではなく、そうすることで読み進んでいく中でひっかかっていた違和感・疑問点・不整合点が全て解消され、読者を納得させているところはただただ感嘆する他ありません。しかも、それらの全ての話が繋がっているという雄大な構想には本当に驚かされます。
個人的には、『我はロボット』『旧・ファウンデーションシリーズ3部作』『イライジャ・ベイリ・シリーズ』が特に気に入ってます。ラストに関しては『第2ファウンデーション』『はだかの太陽』『ロボットの時代』『永遠の終わり』といったところでしょうか。
アシモフのその他の作品で面白いものをご存知でしたら、教えてください。



#655 
森小路 2000/07/07 00:54
ロボットシティシリーズ おまけ

 みなさん、はじめまして。管理人さん、お久しぶりです。以前、管理人さんが過去ログを紛失された際、控えを取っていたのでお送りした者です。
 さて、ロボットシティシリーズのことですが、私も角川文庫で4巻まで読みました。なかなか話が進まず、正直言っていらいらしながら読んだのに途中で立ち消えになってしまって、非常に残念な気がしたものです。当時まだ学生であった私は、英語の勉強も兼ねるという名目のもと、続きのペーパーバックを買いに行ったところ、確かにシリーズは6巻まででしたが、さらに第2シリーズというものがあって、こちらも全6巻でした。意地張って全部買いこみましたが、結局一行も読まず、今も実家の倉庫のどこかで眠っています。主人公(名前は忘れた)は、12巻もの間、記憶喪失が続いていたら、これは大変だ(笑)。
 ちなみにFoundation's Friendsも買いましたが、これもまだ読んでません、ちゃんちゃん。



#654 
うんこしj太郎 2000/07/04 16:53
アシモフって・・・

アシモフって短編しか読んだこと無いんですよね。このホームページ見つけたのも偶然だし・・・。でも『バイセンテニアル・マン』は良かったねぇ(映画は別、良く出来てたんだけどね)。



#653 
リン 2000/06/28 00:18
久々に

久々に書き込みをいたします。

本日、古本屋さんで「アジモフ博士の地球の誕生」を見かけました。当然買いました。科学エッセイものを見つけたのは久々でした。何年ぶりかで新しいのを手に入れました。これからゆっくりと読みます。

最初の頃は科学エッセイあまり読んではいなかったのですが、今はもっと買いあさっておけばよかったと後悔しております。(当時は金銭的理由から小説を優先させておりました)



#652 
アール・ケイ 2000/06/25 01:12
忘れ難きエンディング

え〜書きこんでいいでしょうか(笑)。私が書いても皆さんどうか“引かないで”下さい。

『永遠の終り』はマイ・ベストSFの1つです。特にあのラストは死ぬまで忘れられませんね。
同じようにラストが光るSFは、アシモフ博士のなら『停滞空間』、時間ものなら広瀬正氏の『マイナス・ゼロ』が思い出されます。
「モノ・マガジン」のロボット特集は私も立ち読みました。『火の鳥・復活編』について語る手塚さんの長女の著書『オサムシに伝えて』は手塚治虫臨終のいきさつを克明に描いていて、涙なくしては読めませんでした。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#651 
アール・ケイ 2000/06/25 00:23
忘れ難きエンディング

え〜書きこんでいいでしょうか(笑)。私が書いても皆さんどうか“引かないで”下さい。

『永遠の終り』はマイ・ベストSFの1つです。特にあのラストは死ぬまで忘れられませんね。
同じようにラストが光るSFは、アシモフ博士のなら『停滞空間』、時間ものなら広瀬正氏の『マイナス・ゼロ』が思い出されます。
「モノ・マガジン」のロボット特集は私も立ち読みました。『火の鳥・復活編』について語る手塚さんの長女の著書『オサムシに伝えて』は手塚治虫臨終のいきさつを克明に描いていて、涙なくしては読めませんでした。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#650 
エイジス6世 2000/06/24 19:59
永遠の終り

長い間、探していました「永遠の終り」をついに手に入れました。
今日の午後からいっきに読了!

読んでいて、何度も裏切られました。
(もちろん良い意味でです。)
感動です。
久々にアシモフ博士の長編を読めたので
有意義な1日でした。



#649 
徹夜城(第一発言者) 2000/06/21 23:13
漫画遅れてます(^^;)

>水音さん。
はじめまして。管理人らしきことをやっている「第一発言者」こと徹夜城です。
当HPを楽しんでいただければ幸いです。更新度は決して高くないですけど(^^;)。
漫画も新作を描くと宣言したままなかなか上がりません。完全デジタル作品(大袈裟)を制作中なのですが、あれこれと演出を工夫したいな、と考えて勉強と試行錯誤もやっているのです。もっとも「本職」も忙しいってのがありまして…
ま、気長にお待ちください

>ペロラットさん
「mono」の特集は僕も読みました。立ち読みでしたけど…(汗)。
「火の鳥・復活編」のところは特に面白かったです。



#648 
水音 2000/06/20 22:38
はじめまして

今日、百科事典の検索をしていて偶然このページを見つけました。卒業旅行の帰りの暇つぶしにと、ファウンデーションの1巻を買ったのが15年前、、以来大ファンです。
手に入る分は大体読みまして、ファウンデーションは、ハヤカワと創元推理と両方読みました。でもって、新作が出るごとに読み返しました。(忘れっぽいので何回も楽しめるお手軽頭です。)ファウンデーションの新作を別の作家が三部作で書きますよね?図書館で見つけて読もうと思ったのですが、なかなか話に入って行けなくて、ファウンデーションへの序曲から読みなおしてから読もうかなあと思っています。読まれた方どうだったでしょうか?
周りにアシモフファンがいないので、このページを見つけてすごく嬉しいです。(じっくり読みたいページも多いし)
パロディマンガが面白かったです。続きを楽しみにしております。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~minechan/


#647 
ペロラット 2000/06/19 01:06
ロボット特集

最近書き込みがさびしいですねぇ。

数日前発売のMONOマガジンで、「ロボット新世紀」と題した特集記事が組まれていました。「」「アンドロイドは恋をするか?」といった記事もあり、もちろん「アンドリューNDR114(何とか観に行けました!)」についても言及がありました。手塚治虫についてもアトムはもとより、ロビタに記事をさいていたり、自動掃除機を「文化女中機」と称したりと以外に濃い内容でした。個人的にはホンダP3やマイクロマシンなどの最新ロボット研究開発についての記事も、面白く読むことが出来ました。(しかし、マイクロ・ロボットはミクロの決死圏よりミクロ・パークの方が思い起こされますねぇ。)




#646 
tmz1973 2000/06/19 00:45
永遠の終り

只今、6/19 am0:45。
いま、「永遠の終り」を初めて読み、終わりました。
いやあ、すごかった。その一言です。
なんか、興奮して眠れないので、書いてみました。
失礼しました。


http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6642/


#645 
una2 2000/06/12 15:27
ミラー・イメージ、それは相場かもです

samさん>

こんにちは〜。1500円、だいたい相場かもしれません。
昨年、ウェブで古本検索をしていたときに、2件ほどひっかかりまして、
そのうちひとつは1300円弱、もう一つは1500円でした。
結局、1300円の古書店はすでに売り切れで、1500円の方は、書店に直接電話して
すぐ押さえたのでめでたく入手となりましたけど…(笑)。
もしかしたら、安い方はウェンデルさんに、先に押さえられちゃってたのかしら?(笑)。

いつも手元に置いておいて、思い立った時にすぐ読み返したいというのでなければ、
図書館のネットワークをご利用なさった方が良いかも。すっごく短い作品ですもんね♪

話変わって〜
「バイセンテニアル・マン」を読み返したくなって部屋中さがしたけど文庫がみつからず、
あきらめてまた買い直しました。まぬけです(涙)。カバーが変わっていてびっくり!
前の、簡素なデザイン画の方が好きだったので、あわわわわ、という感じ。ぎょろぎょろしてて
怖いです〜(涙)。


http://www14.big.or.jp/~minx/


#644 
アール・ケイ 2000/06/11 13:41
しつこい自分が嫌ですが

WATAさま、こんにちはでございます。
かなりベテランのマンガ家の方だと拝察させていただきます。
私が手塚ファンになり、またSFにのめり込みましたのは、中学生時代−70年代後半ぐらいからで、それ以前の話は他の方の書いた文章で判断しているに過ぎないので、同時代の実体験をもって語られるとむろん反論する余地はありません。
私、手塚ファンとしては結構屈折している方だと自覚しております(何せ最初に読んだのが一般的な手塚イメージから最もかけ離れたシニカルな作品である『アポロの歌』ですから)。
氏は多作な分、駄作も多いし、絶対視するつもりは全くありませんが、他の方からそれを云われると黙っていられないとは実に困った性分なんですな私って。
>福島氏が死後すぐに 初めてSFマガジンに掲載された
>手塚先生のSF短編連載は かなりガッカリな作品で つい福島氏が
>絶対許可しなかったのも しかたないか〜と当時思ってしまったのです
たいへん云いにくいのですが、事実誤認をされておいでです。おっしゃっているのは『SFファンシーフリー』のことと思われますが、これは1963年4月号からの連載で、福島編集長時代なのです。手塚のマンガを載せろとのファンや仲間たちの声に抗しきれず、掲載となったようです。(それ以前に福島氏原作、石森章太郎氏作画のマンガを載せたことがあるようですが)福島さんが亡くなったのは1976年で、それ以前にSFマガジンの編集長は退いています。
『SFファンシー・フリー』は比較的軽いタッチの短編集ですが、私は駄作ではないと思います。(「そこに指が」などは当時としては斬新なアイディアであったでしょう)手塚氏はその後『鳥人大系』(1971年〜)をSFマガジンに連載し、SF作家としての本領を発揮します。これはチャペックの名作『山椒魚戦争』に題材を取りながら、人類だけが神から定められた万物の長ではないという手塚のニヒリズムが強く感じられる傑作です。
手塚がSF作家としてどう位置付けられるかは別ですが、福島さんがマンガについて大きな偏見を持っていたということは確かです。それでも福島さんの日本SF界における功績は非常に大きい、ここに歴史の皮肉を私は感じています。



http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#643 
WATA 2000/06/11 10:21
私も手塚Fanですので

ごぶさたしています
前回の私の書き込み 言葉足らずだった様ですね
「バンビ」に関しては 他の方のライオンキングに関してのレスですので
> 現在の権利意識、物差しで昭和20年代の出版状況を批判
しているワケでは ないです 批判ではなくて只、事実としてあった
という事を言いたかったのです

ウェンディ・アースさんの
>私は使い古しのテーマでも人の作品に似ていてもそこから新しく見せられるものをつくり出せればそれでいいじゃないかと思うのですが。

という意見にも私大賛成です たとえば「アルジャーノンに花束を」のアイデアと
同じ実験が 被験者にあたえた影響までほとんど同じ、短編小説を
アシモフかハインライン(記憶ごっちゃですみません)が「アルジャーノン〜」以前に
書いていますが そちらは
あまり評価されず 後年の「アルジャーノン〜」がヒューゴー、ネピュラ賞他
現在までも続く高い評価を受けているように・・・

只、先の書き込みの「火の鳥」に似ている という言葉が アンドリューに対する
批判のように私が感じてしまったのと ライオン・キング訴訟に関した事が
それをバック・アップしているかの様にまたもや感じてしまったので
ライオン・キングに関しては 元アイデアがディズニーから来ている事を
知って欲しかったのです(私はディズニーキライですけど(^^;

手塚先生のSFに関しては 私は<SFとして>は あまり高く評価していません
「アトム」「火の鳥」をはじめとして 人間ドラマが素晴らしいと
思っています 特にヒューマンな方向のモノより 人の悪の面を描いている
作品の独特の毒のある部分が好きです

純粋にSFとなってしまうと 福島氏が死後すぐに 初めてSFマガジンに掲載された
手塚先生のSF短編連載は かなりガッカリな作品で つい福島氏が
絶対許可しなかったのも しかたないか〜と当時思ってしまったのです

長々とアシモフ話と脱線してしまってすみません

しかし鼻から芥川まで 出てくるのはスゴイ話題ですね
なんか 私も鼻コンプレックスが ずっとあって
幼児期に手塚作品に感動して 絵を描こう!と決心して
芥川「地獄変」の映画を観て 絵を描くという事の凄さを感じて
末端の漫画家になった人間ですが 芥川の「鼻」以外には鼻コンプレックス
には気が付きませんでした
アシモフ「鋼鉄都市」シリーズでダニールを連れてきた(?)博士(ダニールの
見た目モデルになった博士じゃない方)には耳コンプレックスがありましたね
そういえば
 




#642 
ウェンデル・アース 2000/06/11 01:28
みらーいめーじ

「SFミステリ傑作選」が1500円ですか。
先日、私がネットの古本売買で購入したときはもう少し安く上がりましたが。
でも、オークションなら妥当な値段かも知れませんね。
「ミラー・イメージ」だけを目的とするのなら高いかも知れませんが、
他の収録作もそれなりに面白い作品が多かったですし。




#641 
Sam 2000/06/11 00:59
ミラー・イメージ

http://pages.ebayJapan.co.jp/のオークションに
商品番号:350599480、12日20:00まで入札可能で
SFミステリ傑作選が出展されていました。
ついさっき見たら\1500だったんですが私は「ミラー・イメージ」だけのために
この値段はちょっと・・・と思ってしまいました。
ほかの皆さんはどうなんだろうと思ったので書き込んでみました。



#640 
LOBO 2000/06/05 12:36
HOMEWORLD

こんにちわ。
お久しぶりです。
話が盛り上ってる所で、なんだか腰を折るようで恐縮なのですが、
ちょっと面白いゲーム見つけました。
半年ぐらい前にSierra社から発売されたPCゲームで「HOMEWORLD」という宇宙艦隊シュミレーションなんですが、
何て言うか、バックグラウンドがファンデーションそのものなんです。
個人的に感情移入ばりばり入って面白かったです(^^;
ネット対戦も少数ながら活発なようなので興味のある方は1度お試しあれ。
と、いうことで。駄文でした〜。



#639 
今夜は冷静なアール・ケイ 2000/06/01 23:43
SFマガジン誌上で…

私が書くと皆さん引かれてしまうようで、申し訳ありません(汗)。
でも書かないと一生(大袈裟)後悔しそうで…(こりゃ病気ですな)。

現在発売中のSFマガジンで、評論家・高橋良平氏が日米ロボットSFを対比しつつ、『アンドリュー…』について論じていますが、私が下に書いていることと酷似しています。
別に盗作ではありません(笑)。
アール・ケイの言ってることがわけ分からない、とお思いの方はご一読を…。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#638 
へろきち 2000/05/31 20:33
願望

はじめまして。
僕もアシモフ、手塚治の著作が好きなので、皆さんのお話を楽しく拝見させていただきました。
で、ふと思ったのですが、「アシモフと手塚に交流があって、合作なんてあったらよかったの
に」と。もしアシモフ原作、手塚治監督のアニメなんてあったら・・・




#637 
アール・ケイ 2000/05/27 23:54
「鼻」といえば芥川竜之介

下の書き込み、ちょっと興奮してしまいました、すみません。
さて、映画の中の鼻の話はこだわりというほどではありませんでしたね。手塚さんは『火の鳥』シリーズで狂言廻し・猿田彦(というキャラクター。演じるは御茶ノ水博士)に巨大な鼻を振り回させていますが、あれは象徴ですなエネルギッシュな生き様の。彼に人類を代表させているわけです。(因みにおなじみヒゲオヤジは日本人の代表として描かれ続けたキャラクターです)
手塚さんが『鉄腕アトム』で描きたかったのはロボットではないというのは、半分は本当です。「ブラックルックス」の巻のように黒人差別をそのままロボット差別に置き換えて描いているようなエピソードなど分かり易すぎるぐらいです。差別されるもの、凌辱されているもの、或いは異形の存在の象徴なわけですが、それだけではないでしょう。人間の、人類の真の友人となることの出来る存在として、ロボットを描き続けたような気もします。
そうですね。アンドリューとアトムは非常に似通った存在といってよいでしょう。
ただ、アトムは(いくども幾度も迷い、迷わされ、悩み、傷付きながら)子供型のロボットとして“生きていく”ことを選択しそれを全うします。アトムは折々に(人間になろうとした)ピノキオを彷彿とさせる場面がありますが、アンドリューと違ってロボットであり続けることにこだわります。(尤もそれは手塚がロボットたちに人権を勝ち得させたせいかもしれませんが)
ピノコっていますでしょ、『ブラックジャック』の。あれ、女の子のピノキオだから“ピノコ”なんですな。でも彼女も迷いながら、BJの妻のような娘のようなあやふやな存在に留まります。
違うものに変わるのではなく(一見変わって見せたりしますが)、自己というものを守りつつ成長していく…それが手塚マンガのキャラクターなのでしょう。


http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#636 
「ちょっと待った」、とアール・ケイ 2000/05/27 23:15
そんなに簡単に言わないで

『アンドリューNDR114』と『どら平太』観て来ました。
それについての感想は映画BBSに書かさせていただきますが、思った以上に良かったです。
それよりも何よりも、です。
事実誤認をたださせていただきます。
@手塚さんはあまり(ぜんぜんとはいいませんが)黄金期の欧米SFの影響を受けていません。あえていうなら戦前のドイツSFの影響を受けたことは確かですが。スタージョンやブラットベリ、ベスター、そしてクラークのアイディアの殆ど剽窃でないかと思うようなマンガを書いた(よくいえばオマージュなんですが)石森章太郎氏(石ノ森ではなくて)のような方もいらっしゃいますが(但しそれでもオリジナリティはあったというべきです)。
A福島正実という方は日本SFにとって大恩人ではあるのですが、とかくクセと偏見が強い方で、編集者として当時の若手の作品を勝手に“手直し”したり、自分が発掘した新人を罵倒したり…。マンガについてもどういうわけか生涯偏見を持ち続けたと云われています。それでもさすがに手塚には一目置かざるを得なかったのですけどね。何せ他のSF作家のほとんど全てが手塚の影響を受けているか自分でマンガを描いた経験があるぐらいですから(小松、筒井、眉村ほか)。
B手塚氏が日本SF作家クラブの創設メンバーに入っていないようですが、その理由は不確かです(そのメンバー表も福島氏の著書からなので若干疑念あり)。第1回SF大会にも参加しているし、メンバーの一員といってもいいほど作家仲間と交流が深かったのです。
少なくとも著作権の問題うんぬんで仲間はずれにされたことはありません。
C手塚さんが『バンビ』『ピノキオ』の未承諾のマンガ化についていささか心を痛めていたことは確かですが、現在の権利意識、物差しで昭和20年代の出版状況を批判するのは如何なものでしょうか。当時は映画や講談の未承諾、勝手な小説化、マンガ化がずいぶんされていたようですし。手塚マンガ自体にも相当ゾッキ本、偽本が出回っていました。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#635 
ウェンデル・アース 2000/05/27 21:01
14444

手塚治虫が日本SF協会に入会を拒否されていたなんてはじめて知りました。
影響受けることってそんなに悪いことなのでしょうかね?
それとも漫画家の地位が低かったのでしょうか?
私は使い古しのテーマでも人の作品に似ていてもそこから新しく見せられるものをつくり出せればそれでいいじゃないかと思うのですが。
今の日本のSF小説ではむしろ、目新しい作品に仕上げようとして失敗していることの方が多いように思われます。




#634 
WATA 2000/05/27 10:49
手塚治虫と??

こんにちわ 
アシモフ博士と並んで手塚治虫先生の大ファンでも ありますが
「アンドリュー」に手塚の影響が反映されている事はないと 思います

手塚先生には 申し訳ないのですが 昔の日本の漫画家は
たいへん著作権意識が薄く 外国の映画などを そのまま
漫画に流用するという事が頻繁に行われていました
(現在の日本の音楽業界のように)
かといって  ロボット憲法は手塚先生自身が否定しているので
マネではなく 偶然だと信じています
「ライオン・キング」の時には 「ジャングル大帝」のマネと
多くの人が声をあげましたが 手塚プロだけがノーコメントだったのは
手塚先生自身が アレはディズニーの「バンビ」に影響を受けたと
言っているのをもちろん認識しての事だと思います
「火の鳥」も私は大変好きな作品では ありますが 手塚SFには
海外の既存SF作品の影響が多く見られ、望んでいた日本SFクラブへの
入会を御大、福島正美氏が死ぬまでは許されなかった経緯も手塚ファンとしても
納得できる結果でした




#633 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/27 10:39
また「火の鳥・復活編」

やはりアシモフファンとしては気になる作品なんですよね、これって。僕も「火の鳥」の中でも気に入っている作品です。
トレブさんがお書きの「ロビイのような…」というのは、この「復活編」に登場する「ロビタ」のことでしょう。この「復活編」って二つの時間軸が交錯して展開する話なので説明しにくいんですけど…要するに見た目は単純構造のロボット「ロビタ」が、どこか人間くさくて子どもに好かれ、子守用ロボットになっているような描写があるんです。僕はアシモフの「われはロボット」の第一話「ロビイ」を読んだときに、すぐにこれが「ロビタ」のルーツだと気が付きました。もっとも「復活編」のロビタは心ならずも子どもを死なせてしまい、裁判(ロボットも裁判にかけられる!)の結果死刑となった上、同じロビタタイプのロボットが全員集団自決するという凄まじい話になっています。月面基地に一人生き残ったロビタも主人を殺害し、「自殺」してしまう。そしてそれが猿田博士に拾われて…ってな具合で「未来編」に繋がっていきます。このロビタがなぜ人間のような行動をするのか…は読んでみてのお楽しみ(いちおうネタバレですからね)。
「火の鳥」は言うまでもなく「生命とは何か」を問う大作です。いろんな視点から「生命」を問うていくわけですが、「復活編」は人工臓器やロボットを生命のテーマとして選んだ作品だと思います。そこに人間とロボットの境目のあいまいさが出てくるような…この辺も「バイセンテニアルマン」のテーマと重なってきて、映画の方もそれが濃厚に出てくることになったんでしょうね。



#632 
トレブ 2000/05/26 23:46
アンドリュウ

>ウェンデル・アースさん、第一発言者さん
ありがとうございます。さっそく、「聖者の行進」読みました。傑作です。泣けるロボットもの第1位にランクされました。映画は見ないでおこうと思います。(って今日限りですか...)だって、「夜来たる」の最後に話を追加した人が原作でしょ。ちょっと心配なんで。でも、ネタバレ感想で読んだサーとの最後の会話のところは見てみたいです。
ところで、アシモフと手塚治虫の同一人物説で賑わっているみたいですが、というのは冗談ですがもしかして両氏のファン層はかなりダブっているのではないでしょうか?かく言う私もその1人でアトム、火の鳥はもちろんのこと魔神ガロンも読破しております。しかし、読んだのは15年以上前なのではっきりと内容が思い出せないのです。火の鳥でロビィみたい名前の大量生産型ロボットのなかの1台が人間の感情を持ち始めるというような内容の話があったのを思い出します。(何か、中途半端ですみません。私自身も気になってしょうがない。このころからロボット好きだったんだなと自分に感動してしまいました。)アトムは結構内容覚えてますよ。そんなにアシモフに似ているとは思えませんね。どちらかというとロボット対ロボットの決闘ものという印象が強いです。でも今読み返せば違った印象になるとは思いますが。最後にガロン。子供がロボットの心臓だという話じゃなかったでしたっけ?その子供がファロムみたいでかわいかったですよね。
それでは、だらだらと失礼しました。これから一緒に買った「暗黒星雲のかなたに」を読みます。



#631 
アール・ケイ 2000/05/26 12:00
しばしお待ちを(笑)

手塚さんとアシモフ博士の関係(?)、ロボット話、大いに載りたいのですが、映画観てからの方がよさそうですね。
何とか近々に『アンドリュー…』を見に行きますので(だいたいの映画館では今日限りなんですけど)、観た上で書かさせていただきます。
何か横暴に聞こえましたらスミマセン。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#630 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/25 23:50
鼻かぁ…

>カオリンさん。
うーん、ルパートの「鼻」ですかあ!なるほど、言われてみれば、確かに。
深読みすれば、その人が言っている「説」もありえることだとは思えます。「火の鳥」では鼻の大きい人間が各話に登場し、狂言まわしを演じるんですね。
偶然と言えば偶然と思えますし(僕はどっちかというとこちら)、「手塚治虫」の影を読みとろうとすれば確かにそこにそれが浮かび上がってきます。チラリと見せる場合、影響と言うよりも「オマージュ」というべきなんでしょうが。
ただこちらで喧伝されているほど「手塚治虫」って向こうで一般的に知られているわけでもないらしいんですよね。アニメ化作品ならともかく漫画はそれほど読まれていないはずです(「火の鳥」は基本的に漫画作品ですし)。だからオマージュという線も考えにくいと僕は思っています。



#629 
カオリン 2000/05/25 17:35


イヴさんのお友達と同じ事を言った人がいます。私と一緒に映画を見た人です。その人は、やはり、手塚治虫マンガ(特に「火の鳥」と「鉄腕アトム」と言いました)とテーマが同じだと言いました。それは、聞いてて難しくて、よく分かりませんでした。なんだか、共通点をいくつも
あげていました。私が覚えているのは、アンドリューをより人間に近づけた発明家のルパート(オリバープラット)のセリフで、「容姿にコンプレックスがあり、特に鼻が大きい」という
個所について、友達が言ってました。何でも、手塚治虫は、自分の鼻が大きいことに小さい頃からコンプレックスを持っていて、鼻の大きいキャラクターを必ず登場させる。例えば、アトムの
お茶の水博士とか火の鳥の猿田(と言ってたと思います)とかだそうです。その友達(男性です)は、アシモフではなくても、脚本家か映画監督が手塚治虫の影響を受けていると、断言していました。すみません。カキコが一度失敗しました。



#628 
kaorin 2000/05/25 17:21






#627 
ウェンデル・アース 2000/05/24 21:45
三原則といえば

「ロボット工学三原則」といえば手塚治虫の「ロボット憲法」が対句のように挙げられます。どちらが好きかは人によってことなりますが、だいたいニ派に別れるようです。
それで「憲法派」はこちらの方がヒューマニズム的だと主張されることが多いようです。
手塚マンガというものを考えてみたときに、私は手塚治虫はほんとはロボットを書きたくなかったのではないかと想像します。
おそらく本当に書きたかったものは超人や異人であり、人でありながら人であらざる存在と人間との交流ということが視点にあったのだろうと思います。「三つ目が通る」等の他の作品にもくり返しあらわれるテーマだと思っています。
もし、手塚治虫がいま新しく「アトム的なマンガ」を描くとしたらロボットを主人公にするのではなく、クローン人間やバイオテクノロジーで改造された人間を主人公にするのではなかろうかと想像しております。
皆様はどう思われるでしょうか?



#626 
リン 2000/05/23 23:52
私も見ました

今日、見てきました。アンドリュー。20:00からの上映ということもあってかわずか5名、そのうち(私も含めて)3名がひとりで行っておりました。この時間にひとりで来るなんて同好の士かなとつい親近感が・・・よけいなことはさておき感想を。
映画としては良い映画ではないでしょうか。最初から違和感を感じる場面は多々ありましたが、映画に原作と同じイメージを求めてはいけないと言い聞かせながらみておりました。アンドリューが人間の外見を手に入れてからはロビン・ウイリアムスに対してそれほど違和感を感じませんでした。
オープニングを見ながら思ったのは、何故「バイセンテアルマン」だったのかということです。「鋼鉄都市」の方が見せ場がたくさんあるしミステリ仕立てになっていて興行収入という点でははるかに稼げるのではないだろうかと。このプロデューサーだか監督だかがアシモフのファンなのかなと想像をたくましくしておりました。まあ、勝手な想像ですが。



#625 
アール・ケイ 2000/05/23 23:40
2人の博士−続・手塚とアシモフ

第一発言者さまがお答えになられた通りでございます。
アシモフ博士は「ロボット3原則」、手塚さんは「ロボット法」。前者はプログラム上の法則、後者は法律ですけど。アシモフも手塚もプリミティヴなSF作家であり、東西の両巨頭がこれまた極めてプリミティヴなロボットテーマに挑んで、その分野では他の追随を許さない(多作で書き尽くしちゃったせいもあって)のは恐らく単なる符合ではないと思っています。
アシモフの「ロボット年代記」と手塚の『鉄腕アトム』〜『火の鳥・復活編』が似てしまっているのは、当然だといえるのかもしれませんね。
 ところで評判のよかったアメリカ製のアニメ『アイアンジャイアント』(しおざる様(「ちょんまげランド」のオーナー)は観て感涙されたそうです)は私、未見なのですが、手塚さんの『魔神ガロン』と粗筋がそっくりなのです。これはひょっとして第2の『ライオンキング』かと思っているのですが、何せ『ガロン』は中篇のためもあって知名度が低いせいか誰もこの点指摘しないのですが、両作品ともごらんになられた方おいででしょうか?

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#624 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/22 23:31
火の鳥「復活編」など

>イブさん。
>先日、アンドリューNDR114を観てきたのですが、一緒にいた人が、
>この作品は手塚治の鉄腕アトムと不死鳥(?)に影響を受けている、
>と言い出しました。皆さんはどう思われますか?
>わたしは、ただの偶然だと思うのですが・・・。

偶然と言えば偶然ですが、全く関係ないわけでもない…っていうところでしょうか。
まず「不死鳥?」とあるのは「火の鳥・復活編」のことだと思われます。読んだ方はお分かりでしょうが、この作品は手塚治虫のライフワーク「火の鳥」においてロボットSFを展開している作品です。主人公の少年が事故死し、人工臓器によって復活するが、脳に人工物が入っているために人間を人間と認識できず、ロボットが美人の女性に見えてしまう。そしてそのロボットの女性に恋をして、しまいには自らも彼女と融合してロボットになってしまうというお話です(ものすごいダイジェストであります)。
つまり「アンドリュー」あるいは原作「バイセンテニアルマン」とは逆コースと言えるわけですね。結果として人間くさいロボットが出来るあたりも連想される所があるでしょう。
しかし原作あるいは映画が「復活編」の影響を受けているかというと、それはないと思います。単純にロボットテーマのSFアイデアの到達点として偶然に似たような発想が出たのではないかと。ちなみに「復活編」は1970年、「バイセンテニアルマン」は1976年に発表されています。

もう一つの「鉄腕アトム」の件ですが、僕は「アトム」をちゃんと読み通したことはないので(断片的にしか読んでません)、明確なことは言い難いのですが、恐らくそのご一緒した方は映画中に出てくる「ロボット三原則」に反応したのではないかと思います。アトムに出てくるロボット三原則については以前この掲示板に議論が出ていたことがあります。手塚治虫自身は自分のアイデアで、たまたま一致したものだと主張していたというんですが…日本の評論家で「ロボット三原則は手塚の発明」と書いちゃってるものもありました。
「ロボット三原則」はアシモフの戦中の作品にすでに出てくるというほど古いものです。素直に考えるとアシモフの発案だったと思います。その後のSFにおいてロボットを扱う小説ではほぼ確実に踏襲されてしまい、いつの間にか「常識」と化してしまったようですが。
「火の鳥」でも「望郷編」に登場するロボットがやはりロボット三原則を唱えてます。「復活編」でロボットが自殺したり殺人を犯すことが大変なこととして描かれるのもアシモフの「三原則」を踏襲したものです。石ノ森章太郎の「ロボット刑事」も三原則を組み込んだ「アシモフ・コード」が搭載されてるそうで。あ、脱線したかな(^^;)。ともかく「火の鳥」におけるロボット描写はアシモフのそれをふまえていることは確かです。



#623 
ウェンデル・アース 2000/05/22 18:53
火の鳥

>イブ様

手塚治の火の鳥の影響ですか?
どうなんでしょう、少なくとも原作には全く関連性は見られませんが。
映画の製作関係者が見ていたという可能性はありますが。
映画を見ていないので、映画を見られた方
どうなんでしょう?



#622 
イヴ 2000/05/22 12:47
ちょっとした質問

はじめまして。
先日、アンドリューNDR114を観てきたのですが、一緒にいた人が、この作品は手塚治の
鉄腕アトムと不死鳥(?)に影響を受けている、と言い出しました。
皆さんはどう思われますか?
わたしは、ただの偶然だと思うのですが・・・。



#621 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/22 00:27
「未来史目録」に短編リストを追加。

上記の通りのことをしてみました(^^)。
「バイセンテニアルマン」のことで問い合わせもあったので、これを機会に作ってみたのです。
「凡例」のところに書いてますがあくまで「未来史」シリーズに直結すると思われるものに限りました。それにしても意外と出てきますね、「USロボット&機械人間社」。「思わざる勝利」とか「三百年祭事件」に出てくるのは今回ようやく気が付きました(^^;)。

それにしても「ロボット集成」の形で翻訳をどっか出しませんかねぇ。文庫本などには収録されていないロボット短編も含まれているようですし。



#620 
ウェンデル・アース 2000/05/21 15:29
スクリーマーズ

「スクリーマーズ」のテレビ放映を見ました。
ディック作品の映像化の中ではかなりよくできていた部類ではないでしょうか。
SF全般を見回しても評価を高くつけたいぐらいです。
やればできるんだといったところでしょうか。



#619 
WATA 2000/05/20 06:05
アンドリューNDR114観てきました

2度目の書き込みです 前回はレス ありがとうございました
「アンドリューNDR114」一昨日観てきました
正直私は ガッカリしてしまいました(^^;
「バイセンテニアルマン」が あまりにも好きだったせいと
ロビン・ウィリアムス作品のファンなモノで 期待しすぎた
せいなんでしょうね

帰りに通り過ぎた 若いカップルは「なんか・・考えさせられるね」と
言っていたので
あ〜でも「ブレードランナー」級をつい期待してしまうんです
これを観るまでは 小説の映画化って ほとんど期待しなかったんですが
「スターシップ・トゥルーパーズ」もアレでしたし
やっぱりムズカシイんでしょうね 黄金期SFの映像化って



#618 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/20 00:25
「バイセンテニアルマン」読み返し

>LOBOさん。
はじめまして。また一人アシモフファンの輪が広がって嬉しい限りです。
もっとも「ネット上には結構いる」と言いましても、僕がどうも本邦初(?)の専門HPを作っちゃってるぐらいなので、まぁ全体では多いとは言えないでしょう。
海外には凄いサイトがありますけどねー。

映画を見たあとで「バイセンテニアルマン」を読み返しました。案外細かいところは忘れているものですね。
アンドリューが「USロボット社」に行くと、スーザン=キャルビンのデスマスク(こわ〜!)が飾られていたとのこと。アンドリューはロボット史の本を書いていたので彼女を良く知っていたという文があります。
それにしても、あの映画、やっぱ早くうち切られるようですね(--;)。けっこうイイと思うんだけどなぁ。見るおつもりの方は気をつけましょう。



#617 
LOBO 2000/05/19 14:27
はじめまして。

はじめまして。
最近「我はロボット」を読み、一気にアシモフのファンになりました。
最近では本屋を見かけるたびにアシモフを探してしまいます(苦笑
身の回りにアシモフを知る人がいないので寂しかったんですが、
ネットには結構いるものなんですね。嬉しいです。
あまり長くなってもアレなので・・。
今度ちょくちょく寄らせていただきます。(^^
それではまた。




#616 
ペロラット 2000/05/18 23:08
やはり…

みなさんお久しぶりです。

「アンドリューNDR114」色々感想が出ていますが、かなりヒューマンな映画になっているようですね。楽しみです。

私は昨日観に行く予定にしていましたが、都合で行けなくなってしまいました。また今度にでも見ようと思っていたのですが、今日見てみると、なんと「26日限り」との札が!
ある程度覚悟はしていたものの、2週間に満たないとは…。これはうちの近所の映画館(三宮・阪急会館)だけの話なんでしょうか。
実質週休1日の私にとっては、観に行けるチャンスはあと一日しかありません。何とかできるといいのですが。



#615 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/17 23:48
研究報告の掲示板

あちらのほうに「アンドリュー」のネタバレ感想を投稿しておきました。
しかしなんだかプログラムの動きが不安定みたいだなぁ…
調子が悪いとまるで反応しないときもありますね。
CGIの変更も考えてはいるんですけど。
ちなみに人気投票プログラムも試作中です。投票は出来るようになったのですが、もうちょっといろいろ要素を入れたいと思ってますので、こちらももう少しお待ちください。



#614 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/16 23:26
僕も観てきました。

「アンドリューNDR114」僕も観てきました。
これ、邦題ですからね、念の為。ちゃんと英題は「バイセンテニアルマン」となっています。

ネタバレは書かずに印象と感想だけ。
期待しないで「話のタネ」のつもりで観に行ったら、凄く感動しました。
いや、その…不覚にもけっこう泣けました。実際に泣いたわけではないですけど涙腺神経(?)を刺激するところはあるとおもいます。あえていえば「狙いすぎだよ」と言いたいところもあったんですけど。
前半はかなりアシモフの原作の雰囲気を出してると思います。後半は…観てのお楽しみ(^^;)。
サム=ニール演じる「サー(お父さんね)」が意外にも(失礼!)名演。肝心のロビン=ウィリアムスですが、名演とは思いつつもう少し若い方に演って頂いた方がよかったような。
総じて印象を言うとホームドラマ。最後は「人間とは?」「人生とは?」という問いかけになってきますね。
ま、ネタバレ事項はそのうち「研究報告」の掲示板にでも。

>トレブさん。
すでにウェンデル=アースさんがお答えになっておられますが、僕もちょこっとだけ。
原作「バイセンテニアルマン」はアシモフの短編集「聖者の行進」(創元推理文庫)に収められています。この中に入っているロボット短編は基本的に「われはロボット」からつづく形になってまして、本作にも「USロボット社」が登場します。ただ映画では「ロボティックス社」になっておりましたが…
「バイセンテニアルマン」の話はベイリ&ダニールの三番目の長編「夜明けのロボット」中に「伝説」として語られていたはずです。ダニールとジスカルドの生みの親、ファストルフ博士の娘がジスカルドと自分の関係を「リトル・ミスとアンドリュー」に例えていました。ですから完全に「未来史」の系譜に入っているわけですよ。

さあて、観賞後30分後。電車の中でパロディ漫画の構想がまとまりました。
感動作をおちょくって世界中から非難を浴びそうな徹夜城です(^^;)
いろいろと演出を考えてますので気長にお待ちくださいな。



#613 
はいずみ 2000/05/16 20:29
見てきました

初日に行くつもりが忙しくて今日になっちゃいました。
うーーーーーーん…。映画には映画なりの面白さがありました、が、原作で一番気に入っているシーンがないのとラストのイマイチさが。今はまだちょっとまとめきれてませんが、落ちついたらまた。
でもとりあえず、妙に人間的すぎませんでした?あのアンドリュー。確かにちょっと早すぎたかな。他の方の感想が理解できました…。(でも稼動したシーンでは感動して涙が出てきちゃったのです)

http://plaza25.mbn.or.jp/~chabashirakikaku/index.html


#612 
ウェンデル・アース 2000/05/16 20:29
アンドリューについて

>トレブ様、はじめまして。

御質問の件ですが、元ネタはバイセンテニアルマン(二百周年を迎えた男)でして、ここにはキャルビン博士が出てはこないものの(ちらりと名前だけ出てきたと思いますが)、U.Sロボット社は出てきます。ネタばれにならない範囲で書きますと、U.Sロボット社製の家事手伝い用ロボットが、ロボット工学三原則についての考察を深めながら二百年かけて人間になる話です。
詳しくは、映画公開が終わってからにいたしましょう(笑)



#611 
トレブ 2000/05/16 13:37
アンドリュー

はじめまして。未来史シリーズが好きでほとんど読みました。FEARも読みました。中でも好きなのは、鋼鉄都市です。
ところで、テレビでよく宣伝しているアンドリューがアシモフの原作だったとはこのページを見て始め知りました。やはり、気になるので情報をたどっていくうちに、始めは物語の雰囲気からしてロビィが原作かなとおもっていたのですが、なんと東京創元社で出しているロボットものらしいじゃないですか。これには、びっくり。だってハヤカワの未来史年表にはそんなことは書いていないのですから。
さて、みなさま。そこで教えて欲しいのですが、この原作はいわゆる未来史とはなにか関係があるのでしょうか?スーザン・キャルビンや三原則との関係は?もしネタバレになるようなら逆に教えてもらいたくないのですが影響がない範囲でお願いします。



#610 
アール・ケイ 2000/05/16 00:21
焦る、あせる、焦〜る

「大河ドラマの歴史」オフ会やチャンバリスト・クラブ(時代劇同好会というよりプロの会)で名作ドラマや日本映画の旧作を見ているうちに、『アンドリュー…』、あと『どら平太』も公開が始まってしまいましたが、油断すると見損ないそう。不入りっぽいしなあ。
そうだ、自分のサイトで宣伝しよっと(笑)。
管理人さま、ここで書くのも変ですが(実は確信犯だったりする)、「大河…」のオフ会にお忙しいところおいでいただきありがとうございました。まあアシモフ博士の未来史ものも大河ドラマ(一般名詞)だから、ここで書くのもお許しを…

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#609 
ウェンデル・アース 2000/05/13 00:18
映像化するなら

「我はロボット」映画化ですか?
確か15年ぐらい前に一度話がありましたがそれっきりですね。
どの話をメインに持ってくるのでしょうか?
やっぱりオムニバスにするんでしょうかね。
「我はロボット」は短編集なので映画よりも連続テレビドラマにしたほうがいいかも。
他の短編集もあわせて「アシモフ劇場」なんてドラマ枠があれば絶対欠かさずに見るのですが。
個人的には映画を作るのなら、「鋼鉄都市」がいいですね。
「ブレードランナー」のような都市の閉息感を全面に出して。
誰か作ってくれないかなぁ。



#608 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/12 23:42
管理人から警告です(笑)

トップページに一行だけ入れておきましたが、いよいよ明日から「アンドリュー」公開です!
私は残念ながら初日には観られません。たぶん月曜ぐらいじゃないかと。
そこで、管理人の権力をふるって警告です(笑)。みなさん、当掲示板にネタバレをお書きになりませぬように。映画に関する投稿内容は慎重にね(^^)。
まぁかなりのかたがストーリーは知ってるはずですけど。どうしてもネタバレかな、と思った書き込みは「研究報告」の方にでも。去年の年末以来書き込みがない状態ですが(^^;)
近々「人気投票」もプログラム作ってしっかりやろうかと思っております。

>あきさん。
そもそも「ファウンデーション」にも映画化の話はありました。「鋼鉄都市」「裸の太陽」もTVドラマ化すると聞いたのですが、現時点では音沙汰がありません。ひょっとしてその企画があの「トータル・リコール」シリーズに変身してしまったのかも…
だいぶ前に書いたネタですが、リドリー・スコット監督で「永遠の終わり」映画化の話もありました。スコット監督は最新作のローマ史劇(?)「グラディエーター」がかなり評判のようですが…

>【RIKI】 さん。
「ファウンデーションの危機」をお読みになったそうで。確かにあの小説妙にくどいというか小難しいところがありますね。アシモフも後期の長編ではかなり小難しいところがありましたけど、もう少しすいすい読めたように思います。
続きの「ファウンデーションと混沌」の原書読解(笑)ですが、なかなか進みませんです。

そういえば「アンドリュー」のCMようやく観ました。ロビンの「首」を持ってるシーンは不気味ながら笑えます。




#607 
tmz1973 2000/05/12 22:01
電脳惑星

こんにちは。

「電脳惑星(またはロボットシティ)シリーズ」。懐かしいですね。
もう、10年近く前ではなかったですか?

で、内容ですが、今思うと、アシモフの世界とは大分違いますね。異星人(非人類)とかでてくるし。そもそも、ロボットしかいない惑星、ロボットシティってところにちょっと無理があるのではないですかね。面白い試みだとは思うんですが。ロボット達がちょっと生意気?(笑)

4巻まではワタシも読みました。っていうか、持ってます。その後は止まってるんですか?でも、謎が多いのは良いんですけど、4巻まで進んでも、ほとんど謎が明らかにならないまま、余計な事件が起こっていくので、だんだん、辛くなっていきました。今、5巻が出ても、話を思い出すのに苦労するだろうな。

長編は苦手です。アシモフは短編が多いところが好きです。夜、布団の中で1話だけ読んでから眠るのがしあわせ。
ちなみにワタシにとっては、電脳惑星シリーズが、アシモフ(このシリーズではアジモフでした)の世界へと導いてくれたので、忘れられない本ではあります。
高校生の頃、市立図書館に行ったとき偶然手にしたんです。何か良い本ないかなと思ってたら、今日、返却された本のコーナーに、ロボットの表紙のこの本が置いてあったんです。まさに運命的でした。
そのときは夢中になりました。でも、作者が各巻違うので、図書館で探すのには苦労した覚えがあります。いろんな作家の連作長編シリーズでしたからね。
でも、アシモフの作品たちを読んだ後では、やっぱり、うーん、いまいちですかね。

さて、いよいよ明日公開の「アンドリュー」ですが、「バイセンテニアル・マン」の最後の台詞には、私も泣きました。うおお。やっぱりみなさんもあれが気に入っていたのか!と嬉しくなりました。
でも、ワタシは、初めて自分を人間として扱ってくれたリトル・ミスを思っての言葉だと思っていたので、映画を観た後では、恋愛感情?だったのか?とちょっと自信がもてなくなりました。
アンドリューが初めてリトル・ミスに会ったのは彼女がまだ幼児のころですから、それはどうかと思うんですけど。

ちなみに、アメリカではクリスマスシーズンに公開されたので、「家族で見られるアットホームな映画」という感じの宣伝が強かった気がします。
ただ、あちらは、一つの映画をいろんな角度から宣伝するので、一概にそうとは言えません。SFだ!というCMもあれば、コメディもあるぞ!とか、恋愛だ!とかいうのもあります。日本のように、コレは恋愛映画です。と決めつけないんですね。だから、いろんな人が見に行こうと言う気になれて良いとおもいます。日本の宣伝の仕方じゃ、なんかぱっとしないB級映画という感じしか伝わってこない気が・・・。

でも、アシモフのロボットがスクリーンで動くのですから、やっぱり、必見です。

第一発言者様、長くてすみませんでした。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/6642/


#606 
【RIKI】 2000/05/12 18:08
角川のロボットシティシリーズ。

 ごぶさたしております。
 GW中に「ファウンデーションの危機」を読みました。日記にはこれからあげますが、総論としてはまぁまぁおもしろかったです。でも仮想人格二人の話は冗長でしょう。ま、ベンフォードだからしょうがないか、と思いました(笑)。次巻はいつ出るんでしょうか?忘れない内に出て欲しいですね。次はグレッグ・ベアかぁ。気になる人は「ブラッド・ミュージック」とか「女王天使」とかベアの作品を読んで予習しておくといいかも。そしてそのつぎはデビッド・ブリン。(そういや「知性化戦争」シリーズも出てないな…)。
 と、前置きが長くなりましたが、角川のロボット・シティのシリーズですね。コレは自分も買っていたんですが、邦訳がでなくなり、途中で終わってしまっています。人気がなかったのか、方針転換なのかは分かりませんが、残念ではあります。
 まぁSFのシリーズモノにはありがちなので(「階層宇宙」とか「ティーターン三部作」とか「エグイザル・サーガ」等々)しょうがないなぁと思うしかないのですが。
 それではまたです。

http://www.alles.or.jp/~suzuki/index.htm


#605 
あき 2000/05/11 13:53
映画化


映画雑誌で読んだんですけど、とある映画監督さん(名前忘れました)が次回作に「われはロボット」を考えているとか。見間違いかと思いました。まだそういう考えがあるという段階みたいですが。ほんとになったらすごいですよね。



#604 
徹夜城(第一発言者) 2000/05/11 00:20
「電脳」シリーズ

>ガーディンさん。
管理人やってる徹夜城です。どうぞよろしく(^^)。
明日は朝一番から仕事なので手短に書きます。
っていうか僕はその「電脳」ってやつはまだ読んでないんですよ。
発売されていた当時、存在は知ってましたけど「アシモフ純正」にこだわったところがありまして(^^;)目も通していないのです。
どなたか読んだ方、感想書いて下さい〜。




#603 
ガーディン 2000/05/09 23:52
「電脳惑星シリーズ」

はじめまして。
「宇宙の小石」を読んで以来、アシモフの大ファンになりました。
ところで、角川文庫から「電脳惑星シリーズ」というのが刊行されてたんですけど、あれって全部出たんでしょうか?
全6巻くらいだと思ったんですけど、4巻までしか持ってません。
内容はほとんど覚えてないけど、結構面白かった気がします。
ロボットシリーズの設定を元に、当時の若手作家が連作したものと思うんですが。
まあ、出ていたとしても、もう手に入らないでしょうね。
これからもちょくちょく遊びに来ますので、よろしくお願いします。



#602 
una2 2000/05/08 03:28
もうすぐ映画〜

久しぶりの書き込みですー

映画、もうすぐですね〜。公開が日劇だというのですごい驚いています。
でも上映期間がなさげな気がする…ので…、わたしも初日にいこうかな?!
と思っています。当日、ばったり会うかもしれませんね<はいずみさん
…いや、でも顔しらないってば(笑)

管理人どの>
壁紙キュートです〜。ああ、ペインター6、うらやましい。しかもアカデミックなんて、
憎いです(笑)。5万円かぁ、買っちゃおうかなぁ…。レイヤーが使えるなら、
フォトショに近い操作も可能でしょうか?以前ペインタークラッシックを使っていたことは
あるのだけど。う〜む。






http://www14.big.or.jp/~minx/


#601 
neo 2000/05/05 19:44
観ました!

 こんにちは。ものすごく久しぶりに書きこみをします。観ました!「アンドリュー」の映像を。番組内で紹介されていたのですが、ロビン・ウィリアムズを起用したあたり、「感動巨編」にしようといていますね。
 スティーブン・キングの小説も映画になると、恐怖映画じゃなくって「感動巨編」に仕上がってしまいますから(笑)忠実な映画化をハリウッドに期待しても無理なんでしょうかねぇ?
 原作とはぜんぜん違うものになりそうですが、楽しみです。
 早速前売り券を購入して、見に行きたいと思います。



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