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投稿時間:2002/07/15(Mon) 23:31
投稿者名:徹夜城(第一発言者)
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ネタバレこみ「アンドリュー」感想
映画「アンドリュー」についてネタバレ込みで書いてみます。

僕はこの映画、凄く仏教的「無常観」を出してるなぁ、と思っちゃいましたね。200年生きるロボットの見ている前で次々と愛する人が結婚し、年老い、そして世を去っていく。そして次の世代がまたそれを繰り返す。原作にもあったエッセンスとは思うのですが、このあたり映画はかなり強く出してました。

特にサム=ニール演じる「サー」がいいですね。娘を嫁に出したあたりの寂しげな描写、アンドリューに「独立」を宣言されて理解しつつ泡を食ってしまう場面など、印象に残ります。特に死の床でアンドリューに別れを告げるシーンは絶品でしょう。アシモフ作品読み込んでいる多くの方は、あのシーンに「ロボットと帝国」に描かれたベイリとダニールの別れのシーンをだぶらせたのではないでしょうか。どうも僕は脚本家がそのあたりをヒントにした可能性を強く感じてます。

同様のことが「ポーシャ」とアンドリューの恋愛と結婚にも言えますね。これは映画オリジナル要素ですが、どうもこれって「夜明けのロボット」あるいは「お気に召すことうけあい」をヒントにしたんじゃないかと僕は感じてます。男女が逆ですがセルダンとドースの関係を連想させるところもあります。
正直なところベッドシーンまでやる必要はなかったんじゃないかと思うんですけどねー。原作だと「リトル・ミス」の一言で済まされていることを映画はかなり即物的に表現してしまった、またそうすることで「愛情」をテーマに大きく持ってこようとしたんだろうとは思いますが。「サー」がセックスについてアンドリューに講義した時点でこの展開は予想してたんですけどね(^^;)。
ラストの「死」も愛する人と共にという形でよりメロドラマ調にしてしまいました。まぁあれはあれで感動できるところもありますが。
彼を人間として認めるかどうか会議が開かれるシーンは、原作の空気が出ていて僕は好きでした。あの映画、あれがなかったら「SF」とは言い難いところだったでしょう。

「ガラテア」の登場は賛否両論激しいところかなぁ。余計なものを、と思っていたらオチに使うキャラだったんですね(^^;)。
(2000年05月17日 水曜日 23時42分50秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 23:32
投稿者名:orange
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アンドリュー感想
単純にアンドリューの感想を述べます。

非常に丁寧に製作されているのはわかりました。

ロビン・ウイリアムズの演技の細かさや、世界観世界におけるロボット観など、本当に丁寧に描かれていたと思うのです。

ただ、映画が静かすぎると思いました。

芸術作品にするつもりだったのでしょうか?
静かなる愛の物語にしたかったのでしょうか?

その意図が見えてこないんですよね…。

もっとエンターティメント性溢れる作品に仕上げても良かったんじゃないかなぁ…?と思いました。
何故なら、感情移入しにくい作品になってしまっているように感じたのです。
(2000年06月19日 月曜日 17時02分10秒投稿)