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投稿時間:2002/08/03(Sat) 22:16
投稿者名:徹夜城(第一発言者)
Eメール:shuki@mqb.biglobe.ne.jp
URL :http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/TETUYA.HTML
タイトル:
スターウォーズとファウンデーション
「スターウォーズ」にアシモフの小説がなんらかの影響を与えたではあろうと以前から確信していますが、珍しく(?)スターウォーズ本にその件で言及がありましたので、紹介させていただきます。

僕が目にしたのは河原一久著「スターウォーズ快適副読本」という本です。まぁ典型的な便乗解説本といって差し支えないと思いますが、著者がシリーズの熱心な鑑賞者・研究者であることは良く伝わってきますし、なかなか面白い文章もあります。
さて、この本の最初のほうで「スターウォーズ」に影響を与えたSF作品を列挙しているところがあります。「フラッシュ・ゴードン」「火星シリーズ」(バロウズのあれね)「レンズマン」「デューン」と列挙した上で、最後に「さて、いよいよ真打ちの登場である」としてアシモフの「ファウンデーション・シリーズ」が挙げられているのです。
そこでこの著者が両者の類似点をいくつか挙げているわけです。面白かったんで引用しますと(読みやすいように箇条書きに変更してます)、

この作品は2500万もの星系からなる巨大な銀河帝国の興亡を描いているのだが、そのすべての歴史を見つめているのは2体のロボットである(=R2−D2とC−3PO)。

帝国の首都トランターは、惑星の表面全てが建造物で覆われた巨大都市である(=コルサント)。

帝国は崩壊への緩やかな道を歩み始めるが、人類の未来を「個」の単位ではなく「全体」として予測する心理歴史学によって生み出された予言(=統合のフォース)の力で、それを回避しようとする。

銀河を密かに守る、精神感応能力を持った集団(=ジェダイ騎士団)が存在する…。

などなど、細かい点まであげていたらキリがないほどだ。
(引用終わり)


さてアシモフ愛読者はお分かりと思いますが、面白いと思う反面ツッコミどころも多いです。
狂言回し的キャラクターにロボットがいるという指摘は面白いのですが、「2体」としているのは間違いですね。そりゃまぁジスカルドも重要な役割を担っていたけど、少なくとも銀河の歴史をみつめるほどは生きなかった。
それにアシモフがロボットシリーズとファウンデーションを結びつけたのは「スターウォーズ」公開以後のことなのですが…

コルサントにトランターの面影があるというのは「エピソード1」公開時にこのサイトの掲示板でも出た指摘ですね。
「心理歴史学」とフォースの予言は大きく違うんじゃないかと思うんですけどねぇ…アシモフはかなり合理的にあれを設定しているわけで。
「第二ファウンデーション」と「ジェダイ騎士団」の共通性は以前にも誰かが指摘していたような…?精神感応力が決して万能とまではいえないレベルであることも似ているとは思えますね。

投稿時間:2003/07/01(Tue) 05:20
投稿者名:ふむ
URL :
タイトル:
Re: スターウォーズとファウンデーション
はて?
そんな詳細なところで類似点を探すのはどちらにしても非常にナンセンスだと思うが…
互いに影響しあうというのが起こるのはもっと広い意味でしかありえない…
レベルの低い作者の類似版ならともかくとして…
「スターウォーズ」と「ファウンデーション」は似てないよ…
もちろん「ファウンデーション」は絶対に「スターウォーズ」に影響を与えているだろう…
直接的もしくは間接的に…
しかし、それは互いにSFであるのだから当然だろう!
特に「ファウンデーション」は大作なのだから!
しかし…
トールキンの指輪物語はその後のすべてのファンタジーに影響を与え続けているのが絶対的に確かである!
からといって設定やストーリーをマネする必要はないではないか!
大作はその後ほかの作者の作品に世界観などに対する影響が意識的、無意識的にすくなからずあるものだ!