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投稿日: 2008/12/14(Sun) 01:42
投稿者スタンネル四世
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タイトルアシモフ以後

アシモフ先生は最終的にガイアという選択肢を出してきましたが、これはよく言われているようなアシモフ先生の最終結論ではないと思います。
ハリ・セルダンはあらかじめプロジェクトを乱す存在を予言して第二を立ち上げた訳ですが、ゆえに第二は言わばセルダンに代わってプロジェクトを成長させる機関なわけです。
そういう部分から、自分はセルダンは成長していく存在として二つのファウンデーションを立ち上げたのだと思います。
理由はもうふたつあって、ひとつは停滞は滅亡のもととなるからです。第二巻でベイタが言っているように、権力者たちは保身のために停滞を強制し、それは文明の崩壊(例えば銀河帝国の不可避の滅亡のように)をもたらすのです。セルダンがこれを考慮していないわけはないので、よってファウンデーションが旧帝国を越えるためには、成長していく組織でなくてはならないのです。
ふたつめは、第一と第二のファウンデーションがあまりにも性質を異にするにもかかわらず、将来的にはひとつになるべき存在だからです。
両者が融合するには、ある程度の歩み寄りと成長が必要になってきます。
おそらくセルダンが構想した未来においては、第一と第二は対立し(一度第三巻で対立しました)、いくつかのセルダン危機を通じて両者とも変容していき、ひとつに融合していくのではないでしょうか。第一、第二どちらかの主導による未来というふうにはならず、結果的には第一・第二の垣根を越えた真のファウンデーションが誕生するのではないでしょうか。
ガイアについてもそうだと思います。書かれることのなかったファウンデーション暦500年以後の未来では、成長能力をもつファウンデーションはガイアと直面し、対立し、最後にはそれをひとつの細胞として取り込み、第二帝国へといたるのではないでしょうか。
このような成長・変化能力こそセルダンが残したファウンデーションの、旧帝国を超える要素なのだと思います。


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