「南北朝列伝」にようこそ!


◆更新情報◆
今回更新から新規追加項目の索引には「」がついてます。
「今出川」「小田」「津守」「豊原」ほか「太平記」巻2登場人物を中心に54項目追加。(17/5/2)
「和田(みぎた)」「和田(わだ)」氏や「太平記」巻一登場人物と関係者などいろいろ追加。(16/2/27)
「ま」以降の人物のほか小山氏・山名氏・結城氏その他皇室関係者・文化人など一挙48名を追加。(16/2/5)
「ほ」で始まる細川一族など27名を追加。(15/10/17)
「ひ」で始まる日野家関係者など21名を追加。(15/6/25)
「は」で始まる畠山氏・葉室家など13人を追加。(15/3/12)
「に」で始まる二条家・仁木氏・新田氏など26名追加!(14/12/17)
「な」で始まる長崎氏・中院家・中山家・名和氏など23名追加!(14/11/30)
「た」行の人物、外国関係者や千葉・土岐氏など33名追加!(14/8/10)
「し」〜「そ」の人物、四条・島津・少弐・諏訪などを中心に55名追加!(14/7/18)
「け」〜「さ」の人物、河野、西園寺、佐々木、三条氏などを中心に36名追加!(13/2/7)
「き」〜「く」の人物、北畠・吉良・楠木氏などを中心に30名追加!(12/10/7)
小笠原氏、菊池氏を中心に26名追加!(12/9/17)
大内氏、大館氏、大友氏の人々を21名追加!(12/2/2)
上杉氏ばかり「う」で始まる人物を15人を追加!(12/1/20)
伊勢、一条、一色、今川など「い」で始まる人物を17人追加!(12/1/12)
赤橋、赤松、朝倉、足利など「あ」で始まる人物を19人追加!(11/10/20)
持明院統=北朝・大覚寺統=南朝の歴代天皇を網羅!(11/4/30)
一部氏族に系図インデックスを装備。今後充実させていく予定です。(11/4/9)
「大河後半で言及だけされた人物」を懐良親王・山名時氏・足利義満など一挙追加!(11/4/9)
「大河前半で言及だけされた人物」を宇都宮公綱・北条時行など
一挙28名追加!(10/6/12)
ついに大河登場人物ほぼ網羅!映画舞台情報ほか各種情報も大幅に追加修正、「仮」ではない公開!(10/3/8)

<作者からの「ごあいさつ」は凡例の下に移動しました>

◆凡 例◆

人名読み(複数説あるばあいは併記)生没年の西暦(北朝元号/南朝元号)
親族両親・兄弟・配偶者・子の範囲で列挙。
官職朝廷から任じられたもの、自称・通称も含めて。
位階確認される範囲での位階を出世順に。一部近代以降の贈位含む。
建武の新政建武政権のみでの役職。
幕府鎌倉・室町を問わず幕府の役職。各国守護も含む。
生 涯
  その人物の生涯を語る。伝記の長い人物は章立て構成にした。文中の元号表記についてはやや面倒だがその時点でのその人物の奉じる元号を優先し、そのあとの カッコ内に別元号、西暦を示す形をとった。事件の日付は当然当時の太陰暦表記にしたがっているので、一部年末の事件は西暦とのずれが生じる場合がある。
大河ドラマ「太平記」1991年放送のNHK大河ドラマ「太平記」における登場状況の解説。
その他の映像・舞台大河「太平記」以外の映画・ドラマ・アニメ・舞台における登場例。
歴史小説では歴史小説における登場例の解説。
漫画作品では学習漫画・一般漫画を問わず登場例の解説。
PCエンジンCD版1991年にインテックより発売されたPCエンジンCD-ROMゲーム「太平記」でのデータ。
PCエンジンHu版1992年にNHKエンタープライズより発売されたPCエンジンHuCARDゲーム「NHK大河ドラマ太平記」のデータ。
メガドライブ版1991年にセガより発売されたメガドライブROMカセットゲーム「NHK大河ドラマ太平記」のデータ。
SSボードゲーム版1990年に翔企画より発売されたSSGAMES「太平記・血戦楠木正成」のデータ。



ごあいさつ
 
 当コーナー「南北朝列伝」は、日本の鎌倉末期〜南北朝時代〜室町初期のいわゆる「南北朝動乱」関係者を列伝形式で並べて網羅してしまおうという、かなり無茶な企画です。なんで無茶かといえば言うまでもなく、不人気な南北朝時代に関してはそういう企画じたいがまず行われていない、ぶっちゃけて言えば「商業ベースに乗らない」ので、これまでこの手の企画はとくに書籍ではほとんど行われてないんですね。大河ドラマ「太平記」放映時にちょこちょこっとあった、という程度でして、歴史ファン向け雑誌のたぐいでも南北朝時代が取り扱われることはほとんどありません(南北朝を特集した途端に部数が落ちるという恐ろしい噂をどこかで読んだことがあります)

 それは実にもったいない。ハマってしまうとこんなに面白い時代はないんだがなぁ…と僕などは思っているわけです。長らく「太平記大全」コーナーなどで南北朝ファン拡大に努めてきた僕のもとには大河「太平記」を見た方から結構反響もいただくのですが、その多くに「いざ南北朝時代に興味をもって調べようと思っても、初心者向けの南北朝書籍がない!」という嘆きの声があったんですね。う〜ん、確かにそうなんです。戦国・幕末ならくさるほどあり、源平合戦だってそこそこ、古代史だって意外とあるのに、南北朝となった途端にマニア向けどころか初心者むけすらまったくない現状です。

 ないなら作るしかない。僕がやってるサイトのコーナーの大半がその精神からやっておりますので、こうしたお声に「よし、じゃあ俺が作る!」と答えてきちゃったわけです。作る形式にはいろいろとアイデアがあったのですが、ひとまず「人物」から行こうと思ったのです。やはり歴史は人間の織り成すドラマ、何が面白いって、その時代に活躍した人間群像の行動の悲喜劇が歴史の後醍醐味、もとい醍醐味なのであります(笑)。
 どの時代でも歴史人物の人生はそれぞれに面白いものでありますが、南北朝時代の人物たちの面白さはいろんな意味で後年の日本人からすると「日本人離れしている」気 が僕にはするんですね。だいたい島流しにされても脱出したり自ら呪詛を行う天皇や、自ら戦場で剣を振るう皇子様やお公家さん、すぐ引きこもったり出家した がったり腹を切ろうとしたりする将軍様、上皇に矢を射かけたり神社仏閣も焼き払ったりする武士たちなどなど、他の時代にはありえないようなハチャメチャな 行動をする人がやたらに多い。それぞれの欲望や野望の赴くままに一族で敵味方に分かれ、みんなそろって平気で寝返りを繰り返す「昨日の敵は今日の友」な乱 世でもありました。また人間たちの行動範囲のスケールがかなりデカいという特徴も見逃せません。

 この「列伝」には広い意味での南北朝時代の関係者を可能な限り並べ、それぞれの「人生物語」を語ってしまおう、というスタンスで書かれています。だからこそ「人物事典」ではなく「列伝」なんですね。可能な限り「初心者向け」も心掛けたつもりです。それぞれの人生を読んでみることで「こんな人がいたのか!」と驚くところから南北朝に興味をもっていただきたいな、と思います。

 作業を進めるうちに「実在かどうか怪しい人物」がかなりいるということにも気付きまして、それならいっそ「小説等の架空キャラも列伝に加えてしまおう」というさらなる無謀な試みをしてみることになりました。まぁ南北朝時代を扱ったフィクション自体がそれほど多くありませんので…まぁこれはじわじわとデータを追加して行きたいと思います。

 なお、この「南北朝列伝」製作にあたっては、数多くの先達の研究者の方々の書籍、ネットで拾える限りの情報を参照しました。各人物の列伝執筆にあたってとくに参考にした文献はそれぞれの文末に明記してあります。
 各人物に限らず、コーナー全体で参考にしたものとしては、以下のものがあります。ここにまとめて列挙し、感謝の言葉に代えさせて頂きます。

「南北朝列伝」総合的参考文献

「鎌倉・室町人名事典コンパクト版」(新人物往来社)
 …やはり基本。相当数の人物が載ってますし、官位や家系、アウトラインを追うには最適でした。
「歴史と旅・臨時増刊『太平記の100人』」(秋田書店、1991)
 …一部に作家さんが書いてるものがあり、ちょこっと筆がすべってるのもありますが、かなりの拾いもの。「列伝」形式なのが嬉しい。
「太平記百人一話」(青人社、1991)
 … これも列伝形式で、内容的には信用度が高かったです。ちょっと文量が少ないのが難。
小川信監修「南北朝史100話」(立風書店、1991)
 …「100話」のうち11話までがダイジェスト通史。26話までがこの時代の各分野の特徴紹介。そのあとは全部列伝。かなり専門レベルの一冊です。
「歴史読本」1991年4月号「特集『女太平記』南北朝の女性たち」(新人物往来社)
 …南北朝の女性キャラだけに絞った珍しい特集で、女性列伝では大いに参考になりました。
「太平記」(新潮古典文学大系版)
 …欄外の注が半端でなく豊富なので、大いに活用させてもらいました。
岡見正雄校注「太平記」(角川文庫版)
 …巻14までしかないのが惜しまれますが、実は新潮版を上回る膨大な情報量の注と原典資料があり、歴史研究にもかなり有用です。
高柳光寿「足利尊氏」(春秋社、1956)
 …タイトルの通り尊氏人物論ですが、南北朝人物論を網羅してるとも言えます。
佐藤進一「南北朝の動乱」(中公文庫、1965)
 …南北朝通史の決定版的存在。時代概観、こまかいエピソード部分でお世話になりました。
森茂暁「太平記の群像・軍記物語の虚構と真実」(角川選書、1991)
 …古典「太平記」の人間群像の「史実」にこだわった一冊。書状など文献資料面で便利でした。

このほか挙げていけばきりのないほど膨大な量の書籍を参考にしましたが、それは各人物の項目に掲載しています。

また、大河ドラマ以外の映画・ドラマ・アニメ・舞台の情報については、
膨大な収集データを誇る配役宝典inWEBの第六版を参照させていただきました。

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