千葉マリンスタジアム



 言わずと知れた、プロ野球・千葉ロッテマリーンズのフランチャイズです。開設以来、高校野球でも夏と千葉開催時の関東大会で使用されていました。もっとも2009年秋と2011年春は使われませんでしたが。

 テレビ通販大手のQVCジャパンが命名権を買い取り、2011年3月から「QVCマリンフィールド」という名称となっていましたが、10年契約だったのに途中で撤退。今度はアパレルオンラインショッピングサイト、「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイが命名権を買い、2016年12月1日から「ZOZOマリンスタジアム」という名称になっています。

 夏は準決勝、決勝など、終盤の主要な試合が行われますが、ロッテの都合もあってどこから使われるかは、準々決勝からのこともあれば、3回戦くらいのこともあってまちまちです。1999年から開会式もここで行われるようになりました。

 高校野球では普通、一階内野席のみが解放されますが、決勝など観客の多い試合では、内野の二階席も解放されることがありますし、さらに観客の多いときは外野席も解放されるときがあります。試合開催時は入口への通路にある売店等が、大抵営業しています。

 その名の通り海に近いため、やたらと風が強く、選手達は苦労していますが、見る方としては助かるかも知れませんね。

アクセス
 最寄り駅はJR京葉線の海浜幕張駅です。そこから案内標識に従って国際大通りを南西寄りに真っ直ぐ行けば、幕張メッセを過ぎた辺りで見えてきます。徒歩せいぜい15分くらいでしょう。海浜幕張は平日・休日を問わず快速列車も止まり、武蔵野線からの直通列車も何本かあって来る列車の本数は多いので、そう苦労はしないでしょう。

 もう一つの方法としては、JR総武本線、京成千葉線(千葉中央行きか、ちはら台行き)で津田沼か京成津田沼の次になる幕張本郷駅の南口、1番乗り場から京成バスの「マリンスタジアム行き」か、「医療センター行き」マリンスタジアムまで行く、と言うのもあります。昼間も6分間隔と、こちらもあまり待たずに済むようです。ついでに記すとこの便は、全長18メートルの連結バスが使われていることがあります。

 JR総武線の幕張駅からは千葉シーサイドバス、稲毛駅からは千葉海浜交通の路線バスもこの球場まで来ています。