茨城県営球場



 茨城大学にほど近い堀原運動公園にある県営の野球場です。

 両翼が91.5m、センターが117mというサイズの割合一般的な野球場といえそうです。

 高校野球では主要な試合が多く行われていましたが、ある意味、ひたちなか市民球場にその座を追われたようなところがあり、夏の大会に使われても2回戦くらいまで、という時期が続いていました。一時復権したように見えましたが、2021年夏は会場から外されています。

 東日本大震災でスタンドが損傷し、2011,12年と使用不可になっていました。

アクセス
 1971(昭和46)年までなら茨城交通の茨城線という鉄道がすぐ近くを走っていましたが、現在はバスが唯一の交通手段となっています。とはいっても「茨大前営業所」という茨城交通バスの一大ターミナルが目と鼻の先にありますから、ほとんど不自由はしません。

 JR常磐線の水戸駅北口から茨城交通バスの「茨大行き」に乗って行く事になります。

 このバスには3つの系統がありますが(『国立病院経由』は病院の移転に伴い、廃止されました)、その内もっとも多いのが、7番乗り場発着の「栄町経由」です。この便なら終点の茨大前営業所で降りて、向かって左前方よりに5分ほど歩けば着けます。

 他には5番乗り場発着の「新原経由」と、平日のみで本数も少ないですが、「常磐小経由」という系統があり、こちらの場合は終点の一つ手前にある武道館前というバス停で降りると野球場のすぐ目の前に出られます。といっても栄町経由よりややバス路線が遠回りなので、時間は大して変わりません。

 「茨大行き」バスはたいてい 「栄町経由」か、「新原経由」ですが、どちらも概ね10分に一本という頻繁運転なのでダイヤは紹介するまでも無いでしょう。茨城にしてはアクセスの便利な球場といえます。

 それとJR常磐線の赤塚駅北口の3番乗り場から茨城交通バスの「茨大行き」に乗って終点の茨大前営業所で降りるという方法もあります。こちらのバスは平日だと大学の通学も絡んで9時台は頻繁、10時台以降も20分間隔と多いのですが、休日になると10時台こそ割合多いものの他は30分から1時間に1本と少なくなっています。