水戸市民球場



 水戸市見川町の総合運動公園の野球場。

 電光掲示のスコアボードにナイター設備もある本格的な野球場で、夏の高校野球では必ずメイン会場となり、プロ野球も時おり行われる、ひたちなか市民球場と並ぶ茨城県の主要球場と言えます。

 2019年の国体では高校野球・硬式の会場となった影響で、2017年秋から改修工事が行われ2018年夏から使用再開。両翼100m、センター122mと広くなりました。同時に住宅メーカーのノーブルホームが命名権を取得し、「ノーブルホームスタジアム水戸」という名称になっています。

アクセス
 ひたちなか市民球場と並ぶ主要球場、と先ほど書きましたが、正直なところ、アクセスの不便さもそちらと並ぶ、というよりそれ以上かもしれない、という野球場でもあります。

 JR常磐線から水郡線と鹿島臨海鉄道が分岐する水戸駅北口の4番乗り場から茨城交通バスの「水戸医療センター行き」か、「桜ノ牧高校行き」に乗って、市民球場前で降りるのですが、8時台から12時台の時刻は以下のとおりです。

水戸駅北口(4番乗り場)発
平 日
休 日
04 35
31
05
05
10
00 37
37
11
02 32
32
12
02 32
32

 とまあ、休日となると1時間に一本程度のかなり少ない便であることがお分かりいただけるかと思います。

 市民球場へ行くバスは水戸の手前の赤塚駅南口の4番乗り場からも出ています。「水戸医療センター行き」か、「桜ノ牧高校経由・智学館中等学校行き」ですが、こちらの時刻は以下のとおりです。

赤塚駅南口(4番乗り場)発
平 日
休 日
00 05 44
00
40
10
30
11
12
00
20


 となれば当然、帰りのバスも少ない事がお分かりいただけるかと思います。こちらの水戸駅行きについては以下の通りです。

市民球場前発、水戸駅行き
平 日
休 日
11
31 53
31
12
33
33
13
03 33
31 33
14
03
15
48
48
16
00 21 41
00
17
01 46
01
18
06
06

 赤塚駅行きは以下の通りです。

市民球場前発、赤塚駅行き
平 日
休 日
11
12
45
13
05
31
14
15
05
16
00 50
17
20
18
20
01


 時間が合わない、という場合ですが、水戸にしろ赤塚にしろ歩くと1時間はかかりますから、次善の策として、桜ノ牧高校行きと同じ水戸駅北口の4番乗り場から出ている茨城交通の「桜川車庫行き」に乗って桜川西団地で降り、前方突き当りの角を左、看板に従って運動公園に行く角を右というルートでもって20分ほど歩くという方法もあります。帰りに逆をやる事も多くなるかもしれません。

 こちらは最悪でも20分に一本くらいの間隔で運行されていますから、それほど苦労はしないはずです。また、現茨城交通のこの系統は、夏の大会など客の多いときには臨時に区間延長して市民球場まで足を伸ばすことがあります。

 あと、2004年4月のダイヤ改正で赤塚駅と茨城県庁を結ぶバスがノンストップで無くなり、この便の桜ノ牧高校前と言うバス停から行く事も可能になっています。こちらの8時台から12時台のダイヤは以下のとおりですが、こちらは県庁への通勤路線なので、土日祝日は全面運休となるのがつらいところです。

赤塚駅南口(4番乗り場)発
全便休日運休
00 30
10
10
11
05
12
05