青春 朱夏 白秋 玄冬

青春朱夏白秋玄冬(牡丹亭“と庵”備忘録)より引用

古来、中国人は季節を四つの色にたとえてきた。
春は青、夏は朱(赤)、秋は白、冬は玄(黒)。
このたとえは、当然のように人生を表わす比喩にも用いられる。

土俵豆知識より引用

東方の守護神 龍神(せいりゅうしん=青い龍)
南方の守護神 雀神(すざくしん=赤い鳥)  
西方の守護神 虎神(びゃっこしん=白い虎) 
北方の守護神 武神(げんぶしん=黒い亀)  

ここから「青春 朱夏 白秋 玄冬」の言葉が生まれた。

土俵と方角

方角と色

土俵の図

土俵の房は斜めの方角に吊られている

青房(東北) 
赤房(東南) 
白房(西南) 
黒房(西北) 


土俵の図

青は緑と同じに考えられている。信号の青も緑である。
(緑を見て青という考え方についてはまだ調査中。日本人は他にも緑を青と言ってきた。)
西から撮影。写真左にNHKのカメラ、右に電光掲示板がある。(大阪府立体育会館にて)
土俵の房

キトラ古墳・高松塚古墳の壁画

参考:1300年前>>> 古墳壁画

 北壁には玄武(蛇が亀にからまっている絵),西壁に白虎,東壁に青龍,
さらに西壁と東壁には男女の群像がそれぞれ描かれており,
天井には星宿(天体の図)が描かれていた。
南壁には残る四神のひとつ朱雀が描かれていたものと思われるが,
盗掘によって崩されており,発見できなかった。