失投

ロバート・B・パーカー/菊池光訳

ハヤカワ文庫 1985.10.31 第1刷発行 \520


 あまり洋もののミステリーは読まないのですが、たまたま本屋でうろうろしていたら、表紙に野球のボールの絵が・・・。題名も野球にちなんだもので、ちらっと見て購入することにしました。
 この小説に出てくる私立探偵スペンサーは、その筋(^^;)では有名な探偵のようで、何作かシリーズもので出ているようです。探偵と言っても、事件があって、それを推理力を働かせて解決するって感じの、いわゆる推理小説に出てくるような探偵さんではないようです。一言で言うと力押しですね。最後なんか、とんでもない方法で事件を解決しちゃうんですが、う〜む、こんなんありなんですかね。ネタばれになるから書きませんけど。(笑)
 さて、事件ですが、レッドソックスのエースが八百長をしているかどうかの調査依頼が、球団フロントの人物から依頼を受けます。エースの八百長疑惑ということで、極秘裏に確実な証拠を見つけなければいけないという仕事です。
 大リーグでは、球団専属のアナウンサーみたいな人がいるようですが、その人物も事件に絡んできます。
 知力をこらすというよりも、とにかくスペンサーの人柄(というかパワーですね)で証拠を集めていく過程がおもしろい。
 だから、野球の場面はあまり出てきません。そういう意味では、物足りないかな。(^^;
 チームのエースが、家族を守るために八百長する。よくあるパターンですが、それ以上にスペンサーのパワーに圧倒されてしまいました。

 う〜む、やっぱりラストは強引だなぁ。(^^;
 ミステリものって、あまりネタばれ書けないので、興味があれば読んで見てください。


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