ベイスボイル・ブック

井村恭一

新潮社 1997.12.20発行 \1200


 第9回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
 一言で書くと、謎の南の島にあるプロ野球の記事を書くために送り込まれた記者(だと思う・・・笑)が経験する不思議な物語。
 その島にはプロ野球チームが2つしかなく、しかもその片方のチームは6年間勝ち星なし。(^^;
 その野球を中心に、謎の犬(としか思えない)とか、死んでるはずのおばあさん(?)なんかが絡み、なんかよく訳のわからない世界が延々と続きます。でも、その島ではそれが日常なんですね。
 ま、何がなんだかわかりませんが、ファンタジーですから・・・。こういう話が好きな方は是非読んでみて下さい。結構、好き嫌いがある文章かもしれません。
 個人的には前半の言い回しが、なんか長ったらしくて、あまりよくわからなかったのですが、後半、ずっと負け続けているチームの方のかつてのエース(最後に勝った投手。でも何故か刑務所にいれられている)が話をする辺りからは、謎がいろいろと解けてくるような感じでおもしろかったです。
 最後は負け続けている原因が・・・・・。
 ネタばれになるので、これ以上は書かないでおきます。気になる人は読んでみてね。


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