タイガースらしさって・・・


 とりあえず野村監督が実現するかどうかは日本シリーズ後ということになりました。
 まぁすぐに結論が出るとは思ってもいなかったし、プロ野球最大のイベント、日本シリーズに水をさす行為はしないと思っていましたから、予想できた展開です。
 じっくり考えてもらいましょう。でも、日本シリーズの解説やるんだよねぇ。馬鹿なアナウンサーが、話を振るんだろうなぁ。もし聞かれたら、断固としてそのアナウンサーをしかって下さい、ノムさん。

 さてさて。
 正式な監督要請ということで、賛否両論、巻き起こってます。インターネット上のタイガースファンの掲示板、スワローズファンの掲示板、TVの街頭インタビューやら、新聞での街の声、等々。
 私が肯定派だからかもしれないのですが、タイガースファンの否定派の人たちの一部の声が非常に気になりました。

 一言で言うと、「野村監督はタイガースのイメージにあわない、タイガースらしくなくなる」というものです。

 ちょっと待った。「タイガースらしさ」って何なんでしょう。
 某ニュースの街頭インタビューであるおじさんが言っていました。「阪神は弱い方がらしくてえぇんや」
 「タイガースらしさ」=「弱い」ってこと!?
 違う!断じて違う!確かにここ数年のタイガースは弱いです。ほとんど最下位が定位置になっています。でも、それってタイガースらしいでしょうか?今年の戦い方こそが、タイガースらしくていいんでしょうか?
 私にとってのタイガースのイメージは優勝はできなくても、万年2位だった巨人V9の時代のタイガースであり、優勝した年の猛打タイガースです。
 勝とうが負けようが、強いチーム(巨人)に闘志をもって立ち向かい、頼りないなぁと思わせながらも、痛快な勝ち方を見せてくれる、少なくとも負けることが当たり前のチームではありませんでした。
 確かにいまのタイガースもタイガースであることに違いはありません。だからと言って、いまのタイガースこそが「タイガースらしい」とはとても思えません。

 ノムさんがタイガースのイメージにあわない。当たり前です。初めてタイガースのユニフォームを着ようとしているんだから・・・。(^^;
 思えば9年前、スワローズ監督に就任したときには、全くイメージにあいませんでした。その頃のノムさんは、いろいろなチームを渡り歩いたものの、南海の野村であり、パリーグの野村でしたから。
 でも、いまはどうでしょう。スワローズのイメージはいまや野村野球ですよね。そういうものです。
 「野村データ野球がタイガースのチームカラーにあわない」という意見もありました。
 確かに野村野球はデータ重視でしょうが、単なる管理野球、ファミコン野球とは違うのは、スワローズを見ていてもわかります。
 スワローズの選手たちは、端からみていても、生き生きと野球をしていました。今年、タイガースの選手たちは生き生きと野球をしていたでしょうか?
 自由奔放な野球がタイガースの野球とするなら、むしろ野村野球こそそれに相応しいと思うのですが・・・。

 それから、街頭インタビューの野村監督肯定派の人たちにも一言。
 意図的にマスコミがそういう人ばかり放送したと思っていますが、野村監督になったからと言って、来年即優勝できると浮かれるのはどうかなと思います。
 もちろん、すぐに結果が出ればそれはそれで嬉しいですし、誰が監督しても優勝することを望みますが、本当の意味でタイガースをよくするなら、やはり3年は我慢しないといけないでしょうね。スワローズでさえ3年かかったんですから。
 早急な結果を求めるあまり、ファンの方から足を引っ張ることだけはしてはいけません。そう、野村野球の原点「シンキングベースボール」を導入しようとしたブレイザー監督のときのように。。。。


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1998.10.14新監督は誰だ?
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1998.10.10りが・みりてぃあ野球殿堂一周年!
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1998.10.05ケガと手術の決断
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