おそらく、江戸後期から明治初期の東北地方農家の納屋で長い眠りから
覚めた野良着と思われますが、ご縁があって私のところへやって来ました。
縞帳でいつか見かけたような手織りのうつくしいきものです。
あたたかい手触りと繕った針目が、しっかりとつつましく生きたであろう人生を語ってくれています。
古い物の中から使えそうな部分を切取っては剥いでいかれたのでしょう。
たいせつに・・・ たいせつに・・・
この時代、意に沿わない物を捨てる文化は庶民のものではなかったはずです。
物も心もたいせつに繕いながらつつましく生きていたのでしょう。
子供たちもきっと、そんな親の姿に耐えることを学んだのでしょう。
シャンプーで何度も洗いなおしてくださった友人に感謝しつつ
”こころ”もこんな風に繕ったり、洗ったりしながら生きていこうと思います。
2012'
お気に入りの一個を見ているとなにかしら今日はいい日に
なりそうな気がしてくるので不思議です
子供の頃から大好きな紙ふうせん、
ふわりと宙に舞う姿がなんとも
良くて、ポンポンと
楽しんだものです
神にかしわ手を打つように
庭の草をとり、季節の花々を生ける
仏に手を合わせるように
コーヒーを淹れ おいしいものを作る
祈りは必ずしも同じであるはずもなく
これがわたしの祈りのかたち
みやらび
「触れる」・・・ということ
それは
物語のはじまりです
お友達がドングリの帽子を母の古着で上手にくるんで
ストラップによみがえらせて下さいました。 感謝 ! !
お客様が不要になった布のお礼にと丁寧なパッチ仕事で
かわいい飴いれの袋を、もう見ているだけで飴になりたいくらいです。
最近のすてきレパートリーにレオナルド・ダ・ビンチのデッサンから
作られた世界初、ヘリコプターのフィギアには恐るべきダ・ビンチの
頭脳が・・・
もう一つは式場庶謳子さんの版画
たくましく、しなやかで、優しい
お会いしてみたくなる作品ばかりです。
織人メンバーのGoくんに確か可愛い木製の箱をお願いしたら
なんとも頑丈な箱がやってきました。
どんなふうに使おうかと思案してたら、
娘がとっても気に入って手ぬぐい入れに使っています
治療院をやっているためマッサージの際に使います
彼女は目が不自由で、同じ箱は蓋をあけてみないと
何が入っているか判らないのです
おかげで、和てぬぐいも ”ここちよさそう”
G0くん ありがとう!
kaze no minori
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ここちよい
和手ぬぐいが
ラベンダーは素敵ですごい!