「この近所で女性を襲うという連続暴行犯はキミか」 「い、痛ぇ!」 「無駄な抵抗はしないことだ。 ボクには古武術の心得があってね。 暴れれば暴れるほど関節がキマっていくことになる」 「なんだ貴様ッ! は、放せ!」 「ボクはキミが襲った女性の知り合いさ。 彼女に頼まれて張り込んでいたんだ。 言われなくても放してやるよ。警察署の中でね」