カード効率に対する検証


マナ換算表 (98.Sep.24)

MtGにおける現象の評価のために、このページでは「Mana換算」という単位を提案します。
MtG におけるさまざまな現象はすべてこの「mana 換算」で表現できるようにします。

この研究は、まだ始まったばかりです。興味のある方のご意見もお待ちしています。


コスト計算
カテゴリ 対象 マナ換算
基本 マナの消費 1mana(消費mana1につき)
効果のもと Instant,Sorcery(カード消費) +2 mana
Permanent(使い捨て) +2 mana
Permanent(再使用可能) -1 mana
その他 Life の消費 1Life 消費につき 1 mana
手札の消費 +2 mana (1枚捨てる毎に)
デッキの消費 +1 mana (1枚捨てる毎に)
Permanent の Tap +1 mana

効果計算
カテゴリ 対象 マナ換算
Life 関連 ダメージ発生 1mana (1 damageにつき) + 1 mana
Life の取得・ダメージ Prevent 1mana (1Life 分につき)
捨て強要 相手が選んで1枚捨てる 2 mana
ランダムに1枚捨てる 3 mana
相手手札を見て1枚捨てる 5 mana
相手のデッキの上1枚破壊 1 mana (1枚毎に)
Draw カードDraw 3 mana
Cantrip(遅れての Draw) 2 mana
デッキ操作 任意Tutor(好きなカードを選ぶ) 5 mana
条件限定Tutor(特定種類カードを選べる) 3 mana
特定カードTutor(特定の1枚を選べる) 2 mana
Mana関連 Mana の色変換 1 mana
その他 土地破壊 5 mana
土地を出す 1 mana
複数の機能をもつ +50%(機能追加につき)
Permanent を出すこと、Creature, 恒久的 Manasource については未検討。

表の見方

カテゴリ:項目の分類です。
対象:換算される対象です。
マナ換算:対象が何マナに相当するかの値です。

例えば「3Life回復」という効果を考えます。これはカテゴリ・対象としては上表の「Life関連・Life取得」に相当します。ここを見ると「1Life分につき1Mana」となっているので・・・この効果は「3Mana相当」となります。


補足

コスト:効果のもとについて

効果のもとは、それが「繰り返し使える」か「使い捨て」によって価値が違うといえるでしょう:もしそれが使い捨てならば、それは「効果のもと自身も消費している」と考えられるはずです。
現在の研究ではカードそのものの価値を「2mana」と設定しているので、使い捨てである instant,Sorcery,Interrupt はその時点で2mana余分なコストを消費していると考えています。 同様の理由で、それ自身のSacrifice をコストに含む Permanent は(本来の意味では「Permanent」ですが)コスト計算においては Instant 相当と考えます。

一般的な傾向

上記の表に反映していないですが、カードの効果には、あるボーダーラインがかあります。

「3」の法則
1枚のカードが生み出す効果に「3」以上の数字が含まれる(もしくは含まれ得る)カードは、強い。3を超えるようなものまず無条件に近い。少々コストが高くても、十分見返りがあるはずです。例えば、 「deal 3 damages」「draw three cards」とか、Power・Toghness が3以上の Creatue。
バランス型のカードは強い。
バランス型のカードとは、「自分に効果があり、それと同じ効果が相手にも起きる」ようなもの。この手のカードは、相手へのメリットの分CCなどが押さえられていますが、本質的に優れています。


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このページは 友瀬 遙 によるものです。

URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~tomose/mtg/thk_chrt.htm (tomose@mua.biglobe.ne.jp)