ベンダーも結構長くやっていると、いろいろと質問されることもあるので・・・
聞くまでもないでしょう(笑)
友瀬1人です。
M:tGなどゲーム系の会話については仲間内でプレイしている上で拾ったネタなども突っ込んでますのでその他数名、という感じですが、実質これらは止まってますし。
話題の作成は適時。気になったことをメモっておいて、土日に台詞状にコンバートします。コンバートの実作業〜テスト〜ページ更新などで、日曜の夜数時間はほぼこれに全力を突っ込んでいます。
機能拡張は、主に平日の夜にやっています。
需要の問題です(笑)
KASU 残党では、ペルソナ1体につきいくつかのアーカイブを置いていますが、それは以下のような事情があります。この解説をみて、使い分けてくださるとうれしいです。
とはいえ、以前とは状況も変わっているので見直したいけどね・・・
ペルソナウェアの仕組み上、予告は難しいのですが・・・定期的に運用しているミラージュについては、次回予定を喋るように設定しています。
ミラージュは『毎週数件の話題を提供』というスタイルで定期更新を続けており「毎週日曜深夜にデータアップ。だから毎週月曜に更新すればいい」かたちにしています。原則的に予告なしのお休みはありません。
最近は遅刻が多くなっていますが、1999.Jan から(少なくとも2004.Jul.5 までは)1週だけを除いて欠勤なしで更新を続けています。
ゲームをつけること自体はやぶさかではないのですが、「ミニゲーム」というものはあまり気乗りしないので、結果、あまり作っていません。
せっかくペルソナ==仮想人格相手がいるのですから、ただの運ゲー(じゃんけん)や機械的過ぎるもの(普通のブラックジャック)、ほぼソリテアのパズル(マスターマインド)などはそのままではやりたくないのです。もっと、ペルソナの性格がでるものを作りたい。
・・・で。ルールの凝ったゲームを作ろうとすると・・・「ペルソナを強くする」ことが難しいので(^^;;
一応、雪蘭にはほんとに「ミニ」なゲームも載せていますが、これは以前に行った「運動会」の余波もあります・・・まあ、雪蘭はもともとゲーム専用ペルソナなので、ああいうのもありかな、といったところです。
他のペルソナ嬢の多くがやっているような「挨拶」的なレベルのものであれば、技術的には問題はないので、強い要望があれば検討します。
そういう意味では「ぜひ聞きたい」「声をやりたい (^^;;」という方がいれば、遠慮なくご連絡ください。
現在声をつけていない大きな理由の1つは、
「声をつけると配信データが増えるので、ユーザーさんの通信&HDD に負荷がかかるので避けている」というものです。
また、採用するとしても、その使用頻度はそれほど高くないことが予想されます:例えばクリックするたびに「えっと・・・なんでしょう?」と喋られるのはうっとうしいと思うので。
声を使うのも TPO ってことです。
声と同じような理由で、現状は載せていません。
逆にいえば、要望が多ければ、検討します。
ただし、友瀬には作曲スキルはありません。
そのため、曲自体の準備にも問題があります・・・ある意味「声」よりも困難な課題だと思います。
う〜ん (^^;;
3流お絵かき人ですので・・・ごめんなさい。
まあポリシーとして極力内作でしたいので・・・当面他の人にお願いする気はありません。努力はしますので・・・ご容赦願います。
ミラージュについては、かなり満足してしまっているというのが本音です。
もともと雑談提供目的で、それについては(少ないながらも)定期的にやっていますが、友瀬自身ミラージュに期待している作業は、細かい装飾類を除けば今のところ残っていません。
キャラデリ・RSS対応など、新しいPWS機能はあるにはありますが、対応する魅力がないのです。このあたりは「別館」を参照してください・・・何かネタもらえれば、考えますけど。
ライブラリなどの公開はしているので、これらについての質問については遠慮せずしていただいてかまいません。既存ライブラリ/プラグインの改善・特注的なものについても相談に乗りますし、新しいライブラリ/プラグインのネタなどあれば、できる範囲で検討対応します。
ですが、キャラクター/ライブラリ/プラグインの根本的開発方法の教授のようなことは堪忍してください。
以前:PWSが個人レベルのフリーウェアの時代には、その心意気に乗ってお手伝いの意味もかねて、ずいぶんいろいろと他ベンダーさんのご相談に乗っていました。ですが起業して数年、安定して『お金を稼いでいる』と思われる人にまでボランティアするほど、こちらも余力はありませんので。
なぜか結構来ている質問・・・ペルソナ自体はそんなに人気ないのに(笑)
結論から言うと、雪蘭のソース全体の開示はしたくないです。
非常に見苦しい点が多い&企業秘密(笑)もあるので。
#だって、対戦相手のアルゴリズムがわかったら、面白くないでしょ♪
そのかわり、口頭(といっても文面ですが)では、基本構成・その他もろもろについては挙動説明します。もともと雪蘭の持っている格闘システム LwwP は、非電源ゲーム「ろすとわ〜るず」そのものですので・・・よろしければ、LostWorlds のページあたりから。
・・・って、このセクション自体、歴史的に風化してるな。
ポリシーとか歴史とかの意味があるので、FAQ的に記載強化して残します。
『キャラリナ』は、もともと1998年ころ『春菜プロジェクト』という同人サークル的メンバーが開発していた『ペルソナウェア』という名前のフリーソフトでした。それが2004年7月に『キャラリナ』と名前を変えたのです。
友瀬のページでも少しずつ修正はしていますが、急な変更だったのと、キャラリナの構成上一般ベンダーは急に名前を変える必要性が薄いため、『ペルソナウェア』『ペルソナ』という言葉は残り続けているのでしょう。
もともとフリーウェアで開発されていた『ペルソナウェア』だったのですが、『春菜プロジェクト』メンバーがそれを『商品』として起業することになったことが発端です。商業化にあたって、PWS は機能強化された新バージョンVer1.00として公開(販売)となったのですが、当時はこのPWSそのものが2500円という有料ソフトであったため、
『機能アップなんかいらないから、フリーの古い版(PWS0.93)を使いつづけよう。』
という立場を取ったベンダー・ユーザーがかなり多かったのです。
フリーソフトが有料化するときに通るわりとよくある話ですが、ペルソナウェアの場合サードベンダーペルソナの存在の影響が事態を混乱させていました:例えば「シェアウェアは使いたくないけど、(ベンダーは無料提供している)ミラージュとは会いたい」「好みのベンダーさんがシェア版サポートしないから、わたしもいらない」というようなたぐいですね。また当時の PWS1.00では互換性が悪く、0.9x系用のキャラクターのほとんどがPWS1.00では動かなかったのも拍車をかけていたように思います。
今のキャラリナ(PWS3.xx)では、0.9x系用のペルソナも普通に動作しますし、キャラリナ本体も無料(春菜嬢などのキャラクターが有料)で使える・・・商業化時に強く提案されていたスタイルになっているため、サードベンダーもユーザーも、あまり『0.93系ペルソナ』にこだわる理由はなくなってしまったのですが、ね。
というわけで、以下はその当時の状況のFAQ。
製品版への対応は、どんな感じ?
現状、以下のような方針で作業しています。
- KASU残党の基本方針は「PWS 製品版 に対応する」です。
- うちのペルソナ自体は、当面フリーのままいく予定です。
- こちらとしては、既に PWS 製品版への正式対応を開始しました。
0.93 系に関する開発は凍結:実質、恒久停止しています。- 「ミラージュ」は、2000.Nov.5 に製品対応版を公式公開しています。
機能的には後退しているものの、すでにいわゆる「話題の定期運用」を行っています。機能については徐々に強化していきます。
関連して、0.93用ミラージュ(KASU-X1)は、更新凍結されています。まだアーカイブは残してありますが、これも近い将来削除します。- 「雪蘭」については、現状保留しています。
基本的にはミラージュ同様の展開をする予定ですが、現状まだ製品版対応がなされていません:移植はしたいのですが、現状でも「カラー化」「同システムの別キャラ」などやりたいと言っているのに対応していないのでわかるように、ちょっとパワー的に厳しいです。解説ページは、当面「従来版(0.93系)」「製品版」を平行公開しておきます。
本来なら製品版用のみを公開すべきなのですが、ちょっと作成に手間がかかりそう&0.93 との共通点も多いため、この形にしておきます。- ライブラリは、製品版対応はすでに公開済み。
2000.Nov.26 をもって、0.93対応版の公開を停止しました。
コンバータを使って、0.93系でペルソナ運用を続けることはできないの?
PWS製品版には、その上で 0.93ペルソナを動かすためのコンバータがあります:うちのペルソナもこれを利用して 0.93系のまま運用するという選択肢もあるにはあったのですが、検討の結果、この方法は取らないことにしました。
具体的にいうと、以下のような理由です。
- 将来的な運営環境
- 0.93 PWSは配布停止・サポート終了というのが春菜プロジェクトさんの公式方針であるため、0.93 PWS についていえばこのあと新たなユーザーさんが現れない&致命的なバグに対応できないという問題があります:言い換えると現状以上に 093PWS ユーザーさんは増えないということで、0.93 にこだわる必要を感じません。
もちろん Web の性質上、アングラ的に PWS093 が出回る可能性は多分にありますが『仁義に反する』という友瀬個人的な見解ゆえ、これを頭数にいれて何かをするという気はありません。- 基本性能の差
- まあ、いろいろできそう、ということです。
製品版でできて 0.93 でできない機能がいろいろある以上、0.93にこだわって運用していくよりは製品版でいろいろ試してみるほうが、ベンダー・友瀬として楽しいです。実際にそれを実用化するか否かは別にして。
正直、2000.Sep.27 時点での製品版仕様ではまあそこそこなのですが、 先々の『プラグイン』に微妙に魅力を感じています。
誤解がないように言うと『ランチャー』とか『メールチェッカ』には興味は薄いです。 『プラグインの口』そのものに魅力を感じています。要は、こっちからも拡張パーツを作れそうだね、ということ。PWS1.03 以降では、PWS 自体の改善によって 0.93版ペルソナが充分動作するようになったようです。しかし、これも結局上記を否定するものではありません・・・ユーザさんが製品版を入手する以上、1.00以降向けで作るほうが健全です。
さらに、PWS2.xx以降では、PWS自体が無料(ユーザ登録は必要ですが)になりました。そういう意味ではむしろ、0.93系ペルソナのユーザでも PWS2.xxに乗り換える価値が出てきていると思います:サードベンダー+PWS2.xx系という、0.93系時代と同様な「フリーでサードベンダーペルソナが使える」状況になっているので (PWS1.xx系はPWS自体が有料でしたから、そうは言えなかったわけです)。
0.93系と製品版、両方でペルソナ運用を続けることはできないの?
製品版と093両方を、という要望もあるにはあったのですが、以下のような理由で行いません。
- 開発工数の問題
- 特に『ミラージュ』は、定期的な更新を身上にしているため、0.93系と製品版、両方に対して更新を行っていく労力を避けたいです。
先の基本性能の問題もあり、製品版・0.93版相容れない部分が出てくる可能性は非常に大きいので、余計な手間・気遣いを減らしたいのが本音です。コンバータとの相性コンバータでは、いくつかの条件で、0.93系ペルソナのコンバートがうまくいかないケースがあるようです・・・現時点で、『ミラージュ』『雪蘭』とも、コンバータ上では動かないことを確認しています。
もちろん現状のものを調査して対応することは可能だと思いますが、先に記述したように先々も運用していく気がない以上、無理にコンバータにあわせる気はないです。製品版になったら、ミラージュはどうなるの?
先にも記述したように、移植運用を続けます。
0.93系でのミラージュの各種機能のうち、いわゆる『話題』は少なくとも今までどおりの運用を行います。
また、カレンダー、アラーム、アナログクロックといった機能もサポートします:このあたりは以前に公開した DR6.4 版でご覧になったかたもいらっしゃるかと。新規機能についてはとりあえず、検討中です:いくつか考えはありますが、まだ公開できるほどのものではないですし、そもそもまず基本機能を(^^;
もともと『更新』で機能を追加していけるのがPWS の強みですし。気長にお付き合いしていただけると、嬉しいです。
・・・このセクションも、かなり風化してるな・・・
こちらもポリシーとか歴史とかの記録のため、若干記載強化して残します。
ペルソナウェアの有料化に伴い、当時『春菜プロジェクト』から配布されていた0.93系用PDKが配布停止となり、しかし0.93系用の開発をやりたいという方がいたようで、友瀬のところにもこういう話がきていました。
ですが PDK0.93 の再配布は、旧春菜プロジェクトさんの文書に「再配布禁止」となっているため、ともせから配布することはできません。
公開元だった春菜プロジェクトさんに相談してみてはいかがでしょうか。
またPWS自体が有料だった PWS1.xx系と異なり、現在のPWS3.xxはフリーソフトです(ユーザ登録は必要ですが)。0.93系のペルソナも正常動作しますし、ユーザ・ベンダーとも0.93系PWSにこだわる理由を感じません。この機に乗り換えてはいかがでしょうか?
既に 0.93系用の PDK が公開廃止となってから、長い時間がたっており、今更使う状況を思いつかないためです。
0.93系の開発のために、というのであれば、すみませんがあきらめてください。製品化発表から実際に有料化・PDK0.93が廃止となるまで約2ヶ月の時間がありました:『縁がなかったですね』と考えます。
持っていたけれどHDD損傷などで喪失してしまった、というのならお気の毒ですが。
ちなみに、ソフトキーボード以外のライブラリは1.xx向けライブラリに移植してあります。なので、そちらを見ていただければ問題ないと思います。
FAQに書くのはアレのような気もするけど・・・ こちらもポリシーとか歴史とかの記録のため、記載強化して残します。
PWSの有料化に前後して、いろんな理由で似たようなデスクトップアクセサリが乱立・抗争的になったという歴史があります。
『PWSよりも高性能の環境があるから、そっちに移行しよう』
『有料化されるから、コンパチで他のフリー環境作ろう/そちらに移行しよう』
というような話です。個人レベルで移行・検討していたユーザー・ベンダーさんもいましたし、友瀬自身にもいくつかオファーがありました。
友瀬はこれら全体に対する共通の回答として、
『友瀬は、ことデスクトップアクセサリに関しては PWS に仁義を通すつもり』
と言っていましたし、今もそのつもりです。それまでお世話になった相手に、たかがちょっと有料になったからといって背を向けたり、ましてやその相手の商売の邪魔をするようなことはしたくなかったので。
『伺か』は今でも発展しているシステム。
プラットフォームの観点でいえば、基本はPWSに類似:本体側がイベント管理とキャラ表示・吹き出し表示を管理し、ゴースト(『伺か』における1キャラクターのこと)側で表示内容挙動制御というモジュール責任。
仕組み上は独自:ゴーストの基本動作はDLLの形で提供され、本体側が何かイベントを検出したらDLLを呼び出すことでゴーストへのリクエスト発行。ゴースト側(DLL)はリクエストに応じた適当な処理を行った後、要求に合わせたレスポンスを文字列(スクリプト)で返却。本体側がそれを用いてキャラ台詞・絵の表示を実行する、というもの。
それ以外の動作もいろいろあるけど、ここはそれを解説するページじゃないので割愛。
ゴースト開発に関する自由度は高い。というかゴーストの中枢は『SHIORI』と呼ばれる DLL そのものなので、互換I/Fを持つDLLと差し替えることができる==普通の(OS上で動く)プログラム作っているのと変わらないレベルでその気になればなんでもできるはず。
『SHIORI』互換の DLL は自力で作ってもいいし、汎用品もフリーで使える(これらを使うと多くの挙動をテキストレベルで挙動を記載できるが、当然そのDLLの仕様内で限界が発生する)
『何か』に関しては、個人的に遊ぶ玩具としてはまあ悪くないですが、あれ対応で開発する気はありません。
SHIORI(純正/汎用)を使ってやれることは今のPWSでもほとんどできそうだし、逆に独自に SHIORI もどきをつくるくらいなら、自分で1から(独立アプリを)組みます。
ZMemoは、高度な独自スクリプトを動作させることができる付箋紙です:ちょうどPWS有料化でPWS互換の環境を求めていた声と合致したためか、PWS0.93のペルソナを動かせるように対応されています。
言ってみれば、PWS0.93時代の綾織(PWSでのキャラクター記載言語)互換環境だったのですが、その後Zmemo自体がもともと持つスクリプトもペルソナから使えるような拡張がなされたため、『綾織の分派環境』のようなモノになっています。
Zmemo自体は悪くないとは思いますが、良くも悪くも綾織ベースというのが気になります:綾織でできることなら、PWSでいいじゃない?
更に言えば、独自拡張しているのもあまり・・・いちおー綾織は『(あえて)春菜プロジェクト』の作った言語なので、これを勝手に分派させるような状態にするのは、どーも。
別にPWSの肩を持つわけではないですが、どーも理不尽を感じるので。
この手の別プラットフォームの話をすると、すぐそのプラットフォームレベルで比較するように
『PWS は、〜と比べて、動作が重い』
『PWS は、〜に比べて、データが多すぎ』
『PWS は、〜と比べて、低機能』
というような論争をする人がでてきます。これ自体は別に悪いとは思わない:どんなものにも弱点はあるので、そこを指摘することは(各方面の発展のためにも)いいのですが、その多くの例で『プラットフォームそのもの(例えばPWS、伺か)』と『キャラクター部分(例えばPWSキャラクター、伺かのゴースト)』との差異を区別せずに(できずに?)言っていることが気になります。
動作の重さについては、まあプラットフォームの問題が少なからずあると思います。基本的にインタプリタであるPWSキャラクターは、DLL動作している『伺か』のゴーストよりは確かに遅いです。Zmemoに比べればそんなに遜色はないと思います。
データ量について言えば、多くの場合『しゃべるためのWavデータが大きい』ケースのほうが多いです。
機能面についていえば、極端なことを言えば現時点では PWS もDLLによるプラグインをサポートしているので、その気になれば『全体としてできないことはあまりない』です。それを実装する DLLなりキャラクターなりがいないから、見えないだけで。
で、その機能面については・・・『実装できる』ということと、『実装する』ということは別です、と言っておきましょう。このあたりは、友瀬の別館を参照のこと。
このページは 友瀬 遙 によるものです。
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~tomose/persona/per_kasu.htm (tomose@mua.biglobe.ne.jp)