
「暮らしと木炭 明珍火箸」
木炭が日常使用されていた頃の風景・・明珍火箸の話
「明珍」という名字を耳にしたことがありますか?
それこそ珍しいお名前だと思います。
12世紀半ばに近衛天皇に鎧や轡(くつわ)を献上したところ、
「音響朗々光り明白にして玉のごとく、たぐいまれなる珍器なり」と絶賛され、
「明珍」の姓を賜ったというお話が残っているほど由緒正しい名字なのです。
明治維新で世の中が平定され、甲冑が要らなくなると、姫路藩主、酒井家に仕えていた
明珍さんはその鍛冶技術を活かし、火箸を作ることにしました。
これが大当たり!志賀直哉も著書「暗夜行路」で姫路の名産品として
「明珍火箸」を登場させているほどです。
しかし、火鉢、囲炉裏が使われなくなると火箸の需要も減ります。
☆☆☆☆☆そこで「火箸風鈴」を開発。☆☆☆☆☆
火箸を4本と振り子をつるし、風で振り子が揺れ、火箸に触れて音が鳴る仕組みです。
それだけにあきたらず、日本古来の「たたら製鉄」から生まれる玉鋼(たまはがね)で
火箸風鈴をつくりあげ、その澄んだ音色が明珍本舗さんのシンボルとなり、
NHKでもBGMにそれが使われるほどになっているそうです。
開発のための努力を惜しまない姿勢がご先祖様から脈々と受け継がれている
精神なのかもしれません。詳しくは明珍本舗さんまで。

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