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イタリア、いい国。
留学経験ある人、現在イタリアに住んでる人とかと比べると微々たるものですが、
また、みなさんがイタリアへ行く際に参考になるかどうかわかりませんが、
私の感じたイタリアです。
 イタリアの基本情報
私の中途半端な知識でなく，ぜひ，「リンク」のページから最新の情報を探してください。
でも，基本的には「日本と比べ，のんびりしていて人間的，どこか一昔前の日本人」といった風情の
イタリアの人々と，偉大な歴史と現実が同居している美しい風景が印象に残る国です。
私は，多忙な日々に耐えられなくなったとき，イタリアワインを飲みながら
写真や図鑑をみて，彼の地を想い出すようにしています。
といいたいところだが，実際はそんなに感傷的な国ではないのです・・・。
いつ寝ているんだこの人達
イタリアの夜は，長い。というかみなさん遅くまで屋外にいらっしゃる。
昼寝をするお国柄だからか，街の広場は夜も昼間と同様に人々でごった返している。
老いも若きもおしゃべりに花を咲かせている。もちろんお酒も入っているのだろうが。
大人だけでなく，子どもも走り回っているのだ！夏休みだから？
それなのに・・朝は早いんだなぁ。まあ，子ども達は学校があるものの，昼の１時頃まで。
その後は帰宅して昼食。シエスタ（昼寝）の後はサッカー教室などに行くのだ。
大人達も，日本のような忙しい企業戦士はいないらしく（ミラノのビジネスマンは別だが）
精神的にも肉体的にも楽なのであろう。宵っ張りにもなるわけです。
あこがれるよなあ，あんな生活。と在伊ビジネスマンの友人に聞いたところ，
「みんな仕事のペースが遅くて。」とのこと。なるほど。
イタリアのビール
イタリアでビールを注文するときは、「ウナ ビッラ ペルファボーレ」。ワインの本場なのはわかっているけれど、のどが渇いたとき、口の中がまったりしたときなど、どうしてもビールが飲みたいときもある。もちろん中学生のみなさんは飲まないように。いや、大人のみなさんもイタリアではどうかなあ。
はっきり個人的な好みを言わせていただこう。あんまりおいしくない。「ああ、このピッツァにエビスビールが合うのに・・」と思ったときがあった。
もう一つ言わせていただくと、たばこのラッキーストライクも味が違っていた。生産国の欄をみると、ドイツ。韓国で吸った値段の安いたばこ（銘柄忘れた）の次に、私の口に合わなかった。
フィレンツェからピサへの快速列車で乗り合わせたおっちゃんは、「ジタンがうまいんだよ」と、延々と同じ話を繰り返していた。イタリア語があまりわからない私だって、身振り手振り吸いっぷりでわかった。
両替・・・
イタリアの店ではお釣りに困ることがある。買い物をし，１０万リラ札で支払いをしようとすると「Ｎｏ！」お釣りがないらしいのだ。靴屋でやすくて履き心地の良い革靴を選んでもらい，こんな事態に陥ったとき，どうすれば良いのだろうか。
私は，店員にポケットの小銭を全て見せ，「１０万リラ札以外はこれしかない！」と主張した。
ということで，７５０００リラの革靴が５００００リラになった。
貨幣がリラだった頃のお話。
危ない国？
海外旅行の決定条件の一つに「その国の治安」が出てくるこのごろですが・・イタリアは結構いいと思う。でも、初めて入国したとき、空港にベレッタのマシンガンを持った兵隊さん（？）たちが並んでいて、びびった。ちょうどそのときは、判事がマフィアに車ごと（道ごと？）爆殺された頃だったので、町にいる警官の数も多かったような気がする。帰国後、テレビのニュースを見ていたらフィレンツェのウフィツィ美術館がテロで被害にあっていた。ちょっと前までそこにいたのに・・・
３年後にまた訪れたら、雰囲気が全然違っていたので、安心。
ミネラルウォーター
旅行ガイドを読むと，「イタリアの水は良くないので，ミネラルウォーターを飲みましょう」と書いてある。今でこそ日本でもミネラルウォーターのペットボトルを目にすることができるけれど，初めてイタリアへ行ったときはショックだった。「水を買うの！？」そう，私は田舎の人です。
よくわからず，ペットボトルを購入した。のどが渇いていたので一気に飲んだ。噴いてしまった。なんと，水は炭酸水だったのだ。小さい頃ジュースかと思い飲んでしまった炭酸水の味，または韓国のコーラ「メッコール」（麦茶の炭酸割り）を一気飲みしたときの感想，そんな想いであった。（向こうのミネラルウォーターは炭酸入りが一般的。）
今，日本で洒落た人はあの炭酸水を飲むらしい。健康にもいいとか。そうかなあ・・なにがいいんだ・・
失敗から教訓を得て，ガス無しミネラルウォーターを買って飲んでいたが，最後は水道水を飲んでいた。
だって，コーラやアイスコーヒーをバールで頼むと，コップに氷が入っているでしょう？あれ元々水道水だもん。
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