ブッタの山に登る


●9日目 9/12 金曜日
久しぶりの朝寝坊のような気がする。もぉ11時近い。
シャワーは気持ちいい…ちゃんと、水が出るのが嬉しい。
少し無くなってきた水を飲む。
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外に出て今ポルポルレストランに居る。
道で昨日のコックさんにあって、連れてきてもらったのだ。
どうやら、あの暗闇の先にあったらしい。。。。

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クッキー(チョコチップクッキー5Ru)を食べる。
まだ、暖かく柔らかくおいしかった。

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ところで。。。。。

東京で11階建てのビルが倒れたと言う。

とんでもない情報をレストランに居た日本語の喋れる、インド人から聞いた。

………………えっ?
マザーテレサも死んだらしい……?
7〜4日前らしい。
カルカッタは、ここから400Kmぐらいか…
バナラスに戻るのと同じぐうらいかな。。
ふぅ〜〜

しかし。情報から隔離されてしまっている事に気が付く。


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日本語を操るインド人に200Ruで前正覚山(ドネスガリ)に
連れていってもらう事にした。ちょっとした、遠出になる。
でも、やる事無いからいいや。
金も…まぁこんなもんだろぉ…

彼いわく。
「お金はガソリン代でいいよ。」

で、200Ru。。。
先払いだ。

「ラケイス」さん。。。と、名前は言ったか…
日本語を話すインド人は…出ていってしまった。。。
ちょっと心配だが、まぁ今更。

しかし。ポルポルレストランと言っても。
やっぱり、竹の梁に布を被せただけだった。
そぉ言えば、昨日行った。川の向こうには竹が生えていた…・

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チャーハンを食う。まぁ、おいしい。
飲み物として7UPを頼んだ。
スーパァマリオなら、この後、7回死んでも大丈夫だ…
つまらない事を考えてしまった…疲れているせいだろう…聞き流してくれ。
まぁ、おれはマリオじゃないし。死んでも大丈夫だとは思えない。
今の俺はクリボーに突っ込んで死にかねない…
?俺は何を書いているのやら…

何気なく、ウエットテッシュでビンの口の所を拭いてみる。
凄い事になっていた。
考えてみれば、この世界の何処にビンを洗う所があるのだろう…
というか、このジュースたちは何処からやってくるのだろうか…

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食べ終わると、直ぐにカワサキのスクータァで山に向かった。
ちなみに今は、山から帰って来て、川の中州で書いている所だ。
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スクータァ(?)に二人のり。。。。。
何故か、連れて行くといっていた日本語インド人じゃなくて。
その従兄弟だという、もぉ一つのポルポルレストランのボスだという
男の後に乗り道をかっ飛ばす。
当然のことながら、ヘルメットなぞ存在しない。
舗装はされているが、所々陥没している道を
リミッター無しのスクータァがフルスロットルは恐いものがある。
川沿いにある、一本道を屋根にまで人を乗っけたバスの脇を摺り抜け、
60〜70Km/hぐらいしか出ていないのだろうけど…
80〜90もしくはそれ以上に感じる…
はねるはねる。。。
しばらく走るとあぜ道に突っ込む。所々雨でぬかるんでいるので、

凄いっす!状態

途中日本人を乗っけた(?)リクシャーとすれ違った。
数人の日本人(男)が、リクシャーの後ろに乗っかり。
不機嫌そうな顔をしてた。
道が、悪いから機嫌が悪かったのだろうか…
それとも…


ホントに何も無い水溜まりだらけの林を走り。
小川なんかをスクータァを降りて押しながら抜けると。
山のふもとに着く。ホントに何も無い急勾配の山だ。
山自体は小さいが。
お山さん、というよりは。
岩石の塊。


スクータァのあんちゃん(スキンヘッド(ボウズ)のコックの兄弟らしい。
そぉ言えば顔がそっくりだ。こっちは髪の毛があるけど・・)
で、スクータァのあんちゃんを残して、標高数百メートルの山に登る。
叩くとキンと鳴るような密度の高い
白に赤い色が入った岩石がごつごつと、
河原のように急な斜面に道を作っている。息が上がる…

小さな子供が息を上げながら一人だけ付いてくる。
なんか、可哀相なぐらい必死に付いてくる。
俺が石を拾って見ていたので、
そのこは石を拾って渡してくれた……


登途中カメラのフィルムが無くなった。
カウンターを見ると12…
何処で買ってきたのか…日本から持って来たのだが…
イギリスのフィルムが…重い思いして持ってきたのに…
12枚撮りなんぞ、持ってきた自分が悲しい…


山の中腹に建物があり、祠があった。
まぁ、何気ないホコラだったが。
ここが、ブッタが六年間修行して、悟りを開いた場所らしい。
5Ru払ってろうそくを二本立ててきた。
密閉されているので息苦しい…
それ以外に息苦しものは感じなかった。
きっと、ブッタも何処でもよかったのではないだろうか。
雨風がしのげれば…
これほどの自然があれば、悟るのに6年も掛かるかな。
3カ月もいれば、何かしら悟れるような気がする。
…そぉ思って、つい修行して6年間もいてしまったのだろうか?


仏塔が山の頂上にあるよという事で案内してもらう。
ものすごく険しい。手を付きながら登るといった感じだ。
頂上(?)には四つの仏塔があるという。
山脈のように長い頂上なので
一番近くの仏塔でで我慢して降りてきた。
あまり、長い事いて、スクータァのあんちゃんが帰ってしまったら…
俺は帰れない…そんな、心配もある。

ろうそく売り兼押し売りガイドの彼いわく、
韓国人と日本人チベット人はガイド料として
100Ru払うんだと言うので、20Ru払ってあげた。
ホントは10Ruで充分だと思ったが20Ruの情けだ…

昔カーンに…払っていたガイド料が…今では信じられない…


最後まで付いてきた4〜5歳ぐらいの子供に
一枚クッキーをあげるつもりだった。
が・・降りる時には、4人に増えていた。
クッキーは一枚しか無い…山を降りきったところで、
袋ごと一枚しか入ってないよ…と言いながらあげた

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ところで、川の中州にいるたのだが、雨が降りだしたので、
ホテルの部屋に引き揚げて来たのだが、中州から、橋に登るとき
無茶をしたので腕に切り傷を作ってしまった。
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で、山の話に戻るが…

スクータァのあんちゃんは待っていてくれてた。
ありがたや。。。

帰り、がたがた揺れるスクータからフレームを覗きもせず写真を
幾つか撮った。どんなん撮れてる事やら。
そぉ。途中の似たような岩山に向こう側が見える穴に
丸い岩が挟まっている面白いものがあった。
ちょうど、OKマークの指でゴルフボールを挟んだ感じかな。。。
一体どうやったら、こんなん出来るのか。。。
撮れてるかな…

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で、帰ってきたわけだけど。
実は、スクータァのあんちゃんは社長さん(?)だった(笑)。
彼の経営する、もぉ一つのポルポルレストラン
(さっきの店の隣にある(笑))に入る。
こっちの方が綺麗かな。ペプシ(9Ru)を、飲んでると、
奥に日本人三人娘が居た。
双六のようなものをやっていたが、なんか元気はつらつだったので、
話し掛ける気もせず、挨拶もされなかったので、こっちも特に挨拶しなかった。
その人たちに付き添っていた、日本語ぺラ〜なインド人は
彼女たちが帰ると。俺の方に来た。。。

土産屋をやってるらしい。。。
おぉ!この人がかの有名な地球の歩き方で紹介されていた、
インドの不良か??

面白そうなのでいってみる事にした。
そこは、何やら工事中で
(ものすごい、工事?建替え…?の仕方だったが…あんなふうにやって、家が建つのか…?)
そこを突っ切ると…
オイオイ…
その、工事中の建物の奥にダンジョンのように扉があり…
コンクリートの缶詰のような部屋を通る。
(一瞬殺られるのでわ…ここの棺桶のような部屋で絞められて
工事中のところに人知れず埋められるんだ…とか、思ったり思わなかったり。)

コンクリの缶詰の部屋は、タンスのようなもので、区切られていて。
入り口側には、何故かベットがある。ここで、寝てるのだろうか…
えらく、蒸し暑いのに・・

タンス(?)と壁の間に暖簾のような物が懸かっていて。
隣の部屋につながっている。
隣の部屋には、窓があった。少し安心。
塞がれておりが、裏口らしき物もある。
タンスと思われていた物には、食器戸棚のように民芸品が並べられている。
それとは別にガラス張りのショウケースが二つ。L字型に置かれている。
なのに、白檀で作った彫り物だとか…
なんだのかんだのの商品は外に出ているという…
インド人の考えは判らなかったりする。

中には一つだけだけど、ちょっとインドにしては
珍しい細工の細かい小さな仏像があり、ふ〜んと思う。
。。。。。まぁ、思っただけで買わないのだけど。
で、見てたら、もっと大きいのアルヨ。と、でかいのが、出てきたが。
ほんとに、でかいだけだった。。。。。。

店の人は言う。

「団体で来た人には、ガイドに賄賂払わなきゃいけないから、
高こうなるけど。君一人だし、信用してるから勉強しますよ……」

。。。。。ふ〜〜ん。
賄賂か。。。。。

というか、信用…信用?何故に信用されなきゃいけんのだ?
というか、勉強という言葉を知ってる時点で君はツワモノだ。

しょうがないので、なんか買うかなという事で。
値段を片っ端から言ってもらって、ムーンストーンとめのうの
ネックレスを350Ruから、300Ruに負けさせて購入する。
窓の所まで行って太陽の光でどれにしようか選ぼうと思ったのだけど。
どれも、そこらへんの石と変らんのでは…
と、泣いたが。
まぁ、いいや。という事で、買った。


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川に入ると。ここの大地が砂を基に粘土質で、石なんかを含んだ
赤土で鉄を含んでいるのか、赤い石ある、土だという事が判ったが…
俺が何を書いているのかみんなは判らないだろう…俺も判らん…
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ところで。ホテルだが、チックアウトもせず住み着いてしまっている。
50Ruぐらい余計に払うべきかな。。。。。

五時ごろのバスでガヤーに戻ろうと思う。
だって、6時頃にさっきの土産屋の店主もろもろの日本語インド人が
乾杯しようとか。うるさいし。。。


五時のバス。。。これかな?
乗り込もうと思ったら。
後ろからホテルの子供に追いつかれて。結局もぉ一日分払った。
60Ru。バスの中に乗ったのに良く見付けたもんだ。
それだけ、おれが目立つという事か。

子供は、一日分50Ru頂戴というので。
あれ、60Ruじゃなかったかな…
と思いつつも。50Ru払う。
けっけっけ。
と、思ったら。
バスが発車する前に乗り込んできて。結局10Ru払った。
おねぇに怒られたのかな。かなり、焦ってた。


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バスの運転席の後ろに座る。
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ガヤーのホテル「サルジャ」に泊まる。チエックイン完了。105Ru
105Ruに見合うほどたいした部屋じゃないが。綺麗といえば綺麗だ。
ホテルのカウンターは二階にあり、三人の男が居て。うち二人は双六を
うっていた。いま、ガヤー地方では双六が流行っているのだろうか…

バスは4Ruでオートリクシャよりも乗り心地がいい。。。。
途中二台ぐらい故障して止まっているバスがあったので
このバスもぶっ壊れるんじゃないか…とヒヤヒヤしたが、
なんとか、着いた。

しかし。。。ガヤーに付いたと言って降ろされたのだが…
何処に降ろされたのだか、検討がつかない…
最悪の道(泥と水(?)でくちょくちょ)を、
とぼとぼドナドナを唄いながら歩いたりするが。
1Kmぐらい歩いたのだろうか。
銃をもった兵士(?)に駅を聞き直す
(それまでにも、何人かに聞いたが、相変わらずの
インド返事でどれもこれも…)
兵士は、リクシャーを捕まえてくれた。。。。
乗る気はなかったんだがな…
と、思いながらも。銃が恐いので、乗る。
乗合リクシャーだったので10Ruで済んだ。
けっこぉ駅まで遠かったので乗ってよかったと思った。
というか、乗らなかったら着かんかっただろうて…
あぁ、兵士さんに感謝だね。


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あぁ…すこし、喉と頭が痛い。。。風邪を引いてしまったかな…クソ。
トイレの電気が点かない…
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駅に着くと、インドでは電車のチケットの予約確認をして、乗車券の他に、
座席を確保しなくてはならないと教わっていたので。
人込みに紛れてとろうとしたのだけど。
リザベーションセンターの方に行ってくれと、
あっさり、あしらわれてしまった。
ここが。。。リザベーションセンターじゃないのか……
ガーーン…
しょうがないので、駅の中をウロウロすると
ツーリストインフォメーションと言うのを見付て、
カーテンをめくってとりあいず入ってみる事にした。
心境的には高校の文化祭で占いの館にでも入る気分だ。
中は以外と広く立派で、ジジイが二人居た。
なんか、校長と教頭の密会を見てしまった気分だ。
じいさんに、チケットを見せて。席を確保したいんだけど。と言うと。

「このチケットは席なんか無いよ」
と言われる………そんな……

で、なんか知らんけど、訪問者リストに名前を書かされた。
名簿にはK沢と、I田という、なんか、
ガヤーに来てからこの人たちの後を追っかけてるのでわ?と
思えるような見慣れた名前の下においらの名前を書く。
で、書くだけ書いて。なんか、お茶請け話でも聞かされそうになったので。
失礼してきた。
急がねば、閉ってしまう。

さらに、ウロウロ。

コンピュータァリザベーションセンターと言う離れの建物を見付けた。
英語の書いてある所にとりあいず並ぶ。
グズグズなのでイライライライラ。。。。。。。。

やっと、おれの番が来たと思ったら。12〜3ぐらいのだろうか…
男の子に割り込まれた…
ちょっと。かなりイライラ君だったので。
肩を叩いて「ドケ」と言うが。
「は?」と言う感じで首を横に振るので。
なんか、理由でもあるんかいな…
などと、思いながら、直ぐに終わりそうだから、入れさせてやろう。
と、ブッタガヤー帰りの優しい日本人を演じてみた。
が。。。
ただ単に割り込みされただけだったみたいだ………
このがき、普通にチケット買ってやがる。。。
クソ…
しかも、なんか文句ばっか言って時間ばっか掛けてるし。

結局俺のリコンファーは1分も掛からなかった。。。
その為に、一時間以上待った男…
待つだけまったので疲れた。


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地球の歩き方で、ホテルを探す。
到着した時ここに止まる予定だった、ホテル「サルジャ」に行ってみたい。
駅を出て右を200mと書いてあったが、実際はそれ以上歩いた…
なんとか、サルジャを発見した。
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くはぁ。
これから、飯でも食ってこようかなと、思うわけなんだな。

少し食い過ぎたかなと思えるほど食った。
外から見てもあぁ、レストランだなと理解できるレストランに入った。
あとから、気が付いたが、地球の歩き方にも載っていた。
「スジャータレストラン」と言う店だった。
はぁ。。。
この店はインドに来て一番おいしかった。。。。。
というか、インドの味としてではなく、日本で出されるカレーのような
味がして親しみが持てた。
カレーとチャパティペプシを頼んだが、
合計で22Ruでどっか間違えてるんじゃないの?
(間違えてるのかもしれない…)というような値段だったし。。。。
カレーは黒板のようなところにお書かれた値段によると14Ru
グリーンピースがけっこぉ入っていて。ジャガイモは二塊入っていた。
辛い!!というよりは、野菜がじっくり煮込まれていて
ほのかに甘かった。これなら食えると判断し。
チャパティー(1.5と書いてあった)の二切れを食べきると、
もぉ二切れ注文した。
チャパチィー四枚は食べ過ぎかなとも思うけど、
二回目に出てきたチャパティはナーンのように白く、ホカホカだった。
(最初のは冷めてちょっと焦げていた。)
あぁ、ジャガイモもホクホクだったし。。
なんか、22Ruだったし。

例のごとく玉ねぎスライスもいらっしゃったが、一応の事を考えて辞めておいた。

久々に飯を「食った」って感じがした。

言う事無いね。

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夜道をグチョグチョになりながら歩いた甲斐いがあったってもんよ。
そぉ言えばこの泥、高校時代のラグビー部新入生歓迎
イベントを思い出すな。
ラグビー部なら、この道を何m滑る事が出来るだろうか…
まぁ、もっともおいらラグビー部じゃないので滑りたいとも思わず、
滑らない様に帰ってきた。

糞尿を豊富に含んだ養分満点の泥は程よく滑り。
インド人もこけていた。ダサ。


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ホテルマンに明日の朝五時ごろに起こしてくれるように頼み。
掛け布団をもらう。。。
もぉ寝ようかな。。。。

オヤスミナサイ。

朝は4:40頃には起きねば。。。。

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そぉ…雑貨屋でトイレットペーパーの売っているのを見かけた。
35Ruらしい。インドでも売ってるんだ…関心関心……?

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