13日の土曜日だ……うんなこと、どぉでもいいけど。。。。
しかも、微妙に間違ってるし。。。
朝の五時。日本語を操る日本人が言っていた通り、ガヤーはガヤガヤしている。
通りに面した部屋だったのもあるけど。
八時に寝ようと思ってベットに入ったのだけど。0過ぎまで寝られなかった。
今更だが、東京で16階建てのビルが倒壊した
という話が気になってきてしょうがない。いろいろ不安になる。
あの驚くほどこまめな日本人の建てたビルが
倒したのではなく、倒れただと??一体何ごとだろうか。。。
小さな時から、東海沖東海沖と騒がれて育ったので。
こないだの阪神大震災の時に倒れたビルを思い出してしまった。
う〜〜ん。なんとか、生きて帰っても、
日本までインド化されていたらどうしたものか。。。。
しかし、何故に16階…
5;47着の電車のはずなんだけど
相変わらずインド人の言う事は訳わかんねぇ…
これがそうだの、そうじゃないだの。
これは、ボンベイ行きだ、と言う人まで居たよ。
ボンベイにここから行くって事は、大陸横断するんじゃねぇか?
だったら、行けるんじゃねぇか?
よく判らないが、S7コーチ(車両)を見付けて、席を見付けると、
そこには既に人が…チケットを見せてもらうとその人も、
同じS7−52。
この電車は、バラナシ行きか?と聞くと、そぉだと言うけど…
が、ちょうどいい事に、駅員の上官クラス(服装がキチっとしている)が
駅のホームに数人!その人たちのところに言って聞いてみる。
数人は首を傾げたが、一人がきっぱり
「違う。次の電車だ。」
と言うので日本人は信じちゃうのである。。。
ところで、なんか、今乞食と子供に囲まれて大変な事になっている。
結局、生存競争は弱肉強食で、おじいさん乞食が勝利を収め、
子供達を追っ払ってくれたが。。。。困ったな。一人に上げると、
子供たちがウルサイだろうしな。。。おじいさんに1Ruあげた。
だけど、相変わらず俺の前に子供が四人小枝を持っている。
なんでも、小枝を噛りながら歯を磨くらしいのだが……
あらま、どんどん集まってきちゃった。。。。
こんなん、書いてる場合じゃないや。。
これも、しまった方が良さそうだ……
ふぅ。一時期最大で15人もの人が大人も含めて寄って大変だったが、
今は一人で落ち着いてる。。。。。と、思ったら今右横に一人の女乞食が…
顔は合わせない様にして、一生懸命これを書いている振りでもしてよう。
困ったな、まだ居るよ。。。。書く事無いよ。。。。
無言恐いよ。。。。。
困ったな。。。ほっ、やっと行った。。。。。
?
と思ったら、「タン」をレールの上に吐きに行っただけだった。。。。。。。。
。。。やっと、行った。。。。。。。。
それにしても、こっちの人は良く集まる。。。
ブッタガヤーから来たと言う、二人のインド人
(日本語を操る…ブッタガヤーは英語よりも日本語の方が力強いな…)
話ていたら、蜘蛛のように子供が這ってきた。
足がまったくきかないらしく、体の柔軟さを見せ付けるような、開脚ホフク前進だ。
その子にも(けち臭いが…というか、俺はケチだ!…というか、貧乏だ!!)
1Ruあげたのだが。
おかげで周りに人垣が20人ぐらい出来てしまうのであった。
もはや、バックの上に座り込んでいる日本人と言う見世物なのだろうか。。。
空缶をおいておくべきなのかもしれない。。。
子供が怪訝な目で俺を見ている。
「このひとなんだろう?」
ホントに素朴な疑問をぶつけられている様で、
なんとも考えてしまうが、考えてる余裕なんか無いっスよ。先輩。
五時間近く電車に乗りやっと、バーナラス近くの町の
ムガルサライの駅に着いたようだ。。。。
日本から持って来たメントスはドロドロに解けていてので、
最初に物乞いのために電車に乗りこんできた子供にあげた。
なんか、複雑。
電車が止まるたびに詩吟を唄うかのようなしぶ〜〜い声をだして、
物売りが乗り込んでくる。
中には、トウセイを効かしてやたらめったら
むやみに響く声なのでびっくりするじゃねぇかもぉ。
しかし、声を枯らしてしまったのだろう。伊集院光のように
しゃがれた声で物悲しく「チャ〜イ…チャ〜イ…」と言う人もいて。
あな悲しいや。。。
昼に近づくにつれて。むわっとする空気に変る。
こんなに温度差厳しかったっけ?
なんか、暑い。。。
車内の空気には流れが無く、2メートル向こうで
タバコを吸うために付けられたマッチの匂いが今ごろ届く。
朝から何も食べていないので流石に腹が減った。
非常食用のカロリーメイトを半分食べる。
今まで上に寝ていた人が俺が向かいの座れる席に移動したので、
下で俺のバックを枕に寝転がりながら本を読み出した。。。。
まぁいいか。。。。
___________________________________
二度目のバルナホテルに到着、別にここでなくても、いいのだけどさ。
駅を出て早々顔見知りの頬に傷のあるホテルマンに見つかり。
リクシャー(オート)を捕まえて(?)結局ここに来てしまった。。。。
シタールも預けた在るし。まぁいいか。
オートリクシャーの親父が明日11:00の約束で150Ruで
(往復待ち時間込みで)サルナートに行ってくれると言うので約束した。
駅からホテルに着く間に。
酷い雨が降り出し。今日の外出は無理そうだ。
途中でミネラルウオータァ買って貰い
(12Ruホテルの近くの俺が前買った店)俺は駅から濡れないで済んだ。
車窓から見たガンジスはやたら静かに流れているように見えたが。
今の雨でまた、流れが速くなってしまうだろう。
そぉ電車の中では、写真をパシャパシャと日本人を満喫していた。
写真を撮り損ねたが、象さんタクシー(?)も発見した。
走る電車に向かって田んぼのあぜ道からちんちんを見せている
ガキどもなんかも居て風景に飽きる事は無かった。
今日の夜はタンドリーチキンを食べる。豪華に。
(だけど、ハーフサイズ…やっぱ、貧乏)もぉ、大分前から決めている、
あの店で食うのだ。。。
しかし。腹減った……
どうしたものか。
しかたないので、高い不味い寂しいの三拍子が揃った、
下の食堂で軽食を食べる。
ここまで、来ておきながらワンタンヌードルスープと、
なんか勧められるままに詰め込みもののプラタ
なんかを頼んだわけだけどさ。
まぁ、さすがホテル……
不味い…
ワンタンメンって…あんた。これは何?
まぁホントに俺好みのワンタンを期待していたわけじゃないけど。
なんか、例のスープによく判らない細切れの麺(????)が
入ってるのが出てきた。
プラタもアブラまみれ…まぁアブラで揚げているんだろうけどさ。
ケチャップも付いてきたので(プラタにかけるそうだ。)
掛けてみたら、最高に俺の口に合わない。
インドのケチャップが甘いと言うのはうすうす気が付いては居たが…
今までそれは、いちごジャムっぽい何かのソースだと思っていたのだけど。。。
トマトケチャップと言う定冠詞を付けて出されると、
ジャム並みに甘く、そして、それが酸っぱいとなると、
何に付けても不味くなるのではないだろうかと心配してしまう。。。。
しかし、これで32Ruもするとは。。。
実際は小銭が無かったので、付けてもらったが。。。
(付けてもらったというのだろうか…おれが、付けてやった?…?
お釣ぐらい用意しておいてもらいたいもんだ。)
しかも、舌をやけどしてしまった。。。。それは、関係ないか。。。
ホテルを違うところ泊まってみようかなとか、思い始める。
が…今日はもぉ泊まってしまったし、明後日発の電車でここを発つのだから。
明日泊まった所と駅を行き来するのはあれだしぃ〜
明日は明日で、ちょっと遠出するから荷物預けられないと困るしぃ〜
と言う事で、あっさり諦めてしまうおいら。
___________________________________
ふぅ…やっとホテルまで戻ってきた。疲れがどっと出る。
ホテルを出た俺は、聖地バーナラスの中心地ゴールドウオーリヤーに向かうため、
出口にうわっと群がるサイクルリクシャーの運転手の中から
一番顔見知りのはずの赤いスカーフ?を首に巻いた男を選ぶ。
雨が上がったばかりだったので彼は上半身裸だった。
地球の歩き方に書いてあるゴールドウオーリヤーまでの相場は約20Ruと書いてある。
彼との交渉で18Ruで値段交渉が落ち着いたはずだった。
が…彼は、遠回りをしたんだか、なんだかもぉよく判らないが。
現地に着くなり俺に80Ruを要求し出した。
確か、前に彼のサイクルリクシャーに乗ったことはある。
信じていた物が崩れ去った。
もぉふざけんな状態。殺してやりたかった。
80Ruがどうのこうのじゃない。
物凄い疲れた。
百年分の怒りを込めて睨み付けていたが、そんな事をしていても始まらないし、
精神的ダメージに耐えられなくなりそうで。
怒りに任せて80Ruを払う。
(何故払ったのだろうか?今の俺にも判らない。おそらく80Ruを
要求する彼の視線が何処か悲しげに漂っていたせいなのかもしれない。
金が必要だ。
金が欲しい。
金を持ってるんだ、金を分けてらっても良いはずだというインド人的考え方。
全部を合せて、悲しくなった。
フレンドリーに会話をしていた分、辛かった。
金をくれ!と突き出す彼の手が偉く小さく見えた。
ここで金を払わないとすべてが許せなくなりそうだ。
俺の発音が悪くって80Ruとなったと。自分に非を認めたかったのかもしれない。)
その間も色々な人が入れ替わり立ち代わり、
俺の顔色をうかがって去っていく周りもうざったかった。
80Ruは手元にない。100Ru渡して20Ruお釣おもらう。
お釣はちゃんと貰う。
というか、リクシャーのオヤジも釣りなんか持っていないので。
崩しに貰いにそこら辺の露天商をウロウロしていた。
とげとげした感情のまま、ゴールドーウオーリヤー街の中心地
ダークシュワメードガードに向かう。
以外と近かった。
赤い布切れを首に巻いたリクシャーのオヤジは
「帰りも同じ値段で良いよ。」と
「ここで待っているから」
お金を受取ったとたん笑顔になっていた。
お断りだ。
ガードと呼ばれる沐浴場についたが…なんとも、寂れている…
ここが?
ガンジスの水嵩が上がっているので、半分以上水没してしまったのかもしれないが…
それにしても。。。。
狭い…人が居ない…
独りの座り込んでいる日本人、それを見付けて日本人の女の子二人が喜んで
キャーキャーとインドに似つかわしくない声を上げている。
どうやら旅の感動の再会らしい。が。。
それを見ている、俺の横には自称学生、「僕お金嫌い」のインド人………
はん。ガイドしてやるってさ。
金嫌いだから。金は取らないって。時計を取られるのかしらん…?
ふん。あまりにしつこいんで。離れると、今度は船頭……
明らかにぼったくった値段を言ってくる…次はマッサージ…
4Ru4Ru!!
俺の手を握りマッサージしてくる。あまりにしつこいので、
もぉいいやと言うことで帰ろうと引き返す。
が…例の如くリクシャーの客引き。。。
ついにぶち切れてしまった、怒鳴って殺気立っている東洋の外人は、
一体現地の人には、どぉ見えるものだろうか。
ガードの附近で行方不明に成った日本人が居たと言うが、
よそ者である自分が気分を害するのは間違っているのだろうか?
リクシャーのところを素通りするとなんだかよく判らない小道に入る。
今度は日本語を操るインド人、日本の首相の名前や、神戸の犯人、
中学生捕まったね。などと日本通振りを披露する。
ここまで来るとケナゲだ。。。
面白いので、しばらくニコニコしながら対応していたが、
ある意味ちょっと今の自分には鬼が入っているので、突然睨み付けるとか、
そぉいう事もしてしまうわけで。彼は逃げていった。
その後は、ねじり鉢巻き、肩で風切るモード入って居たので
しつっこく話し掛けてくる奴は居なかった。居たらどうなってたやらチト恐い。
う〜〜ん。お腹が空いているから頭に来るんだ!!と言うことで。
裏路地のどぶちゃが目の前を流れているようなところで1Ruのサモサを買う。
う〜〜ん。口に合うように成ってきた、恐いもんですな。
数キロ当ても無く歩いていると、大通りに出た。
前にも後ろにも進めないとはこの事だ。
縁日や、大晦日の明治神宮を思わせるが、
こっちの人たちはブラウン運動というか、コンプトン散乱というか、
秩序が無いので。余計厄介だ。
道を譲り合えば、なにもここまで酷いことにはならないだろうに……
途中そんな大渋滞の中を金銀の刺繍をした布で覆われた遺体が
数人に御輿のように担がれて直ぐ側を通りぬけていった。
やっぱ親指は隠すんだろうか?
さらにしばらく歩くと、以前雨の日にとことん歩いた時に見た事のある?
風景の場所に出る。う〜〜〜ん。
さぁ…何をしようか。。。
歩き疲れてから考える日本人。
う〜〜ん。以前に電車の中でインド人がこれを食ってるのを見て、
食ってみたいなぁ…と思っていた物がいまここに。。。。
100g4Ruらしい。
う〜ん、日本で買ったことが無いので相場が分からないや。
でも、買うさ。そぉ落花生。ピーナッツですがな。
新聞紙で作られた、小さな紙パックに落花生を詰めてもらっていると、
またもや怪しいインド人が声をかけてくる。
何やら手帳を見せている。
手帳には
「確かに、このインド人は怪しいけれど、そんなに悪い人じゃありません」
うわっはっはっは。
書いて貰ったんだろうな。。。。
う〜ん、顔を見る。確かに駆け出しのインド人だ。
メモ帳に書き付けられたかつてこのインド人と接触したであろう、
日本人の文の続きを見ると、
この文を書いた日本人は地球の歩き方を読んでいるところを呼び止められ、
何やら怪しい小道に連れ込まれたが、けっこぉ良い人です。
「地球の歩き方に載っかる様に手紙を書いてあげるよ」と、言ったら。
大変喜んでいたが、別に掲載されると…決まったわけじゃないし…
なんか、喜んでたので説明しにくかった…
だれか、英語力のある人説明してあげて。。。。
とのこと。写真まで撮らされたらしい。
1ページ半にわたって書いてあった。他の国の人も居るみたいだ。
えっと、〜〜?
「旅も終わりだったので私はこの人から1000Ru分の服を買いました。」
うむ、なるほどこの人は服屋さんなわけか…
うんうん。
と、読むだけ読んで帰ろうかと思ったのだが、
このちっこいおっさんに早く帰ってもホテルで寝るだけだでしょ、
と言われ。
たしかに、それもそうだし雨は降りそうだし、
このままホテルに引っ込むのも気分悪いしぃ。
もし、このおっちゃんがやな奴だったら憂さ晴らししてこうかなと、
悪魔モード入りながら、付いて行くことにした。
物凄く怪しい裏路地を通りながらおっちゃんからいろんな話を聞いた。
おっちゃん自身に三人の兄弟と四人の姉妹がいること。
おっちゃんの子供は11っ才11ヶ月と言う事で、
一人しか居ないと言う事。う〜ん、月まで知っているって、
大切にしているんだなっと。奥さんはアーグラから来た人で親が選んだこと…・・
___________________________________
うっ…今、ホテルでピーナッツを食いながら書いているんだけど…
今食った粒、ガソリン臭かった…やられた…
まぁ、いいや。話の続きっ…っと。
___________________________________
で、もしおいらがワールドオブヤケッパチに成っていなかったら
途中で身の危険を感じて引き返していたことだろう。
それくらい、怪しい小道を脱出不可能なほどずんずんと入って行く。
おそらく、おっさんも逃げられたことが何度かあるだろう。
だから、こんな身の上話をしながら引っ張ってるんだろうな。
まだ、客引きがへたくそダ。
で、なんだかんだいって、ヘコヘコと付いて行くと、さらに怪しい建物の中に入る。
あぁ……こうして日本人は行方不明に成っているんだろうな…
建物(ビル)は中央が吹き抜けに成っている。
そのおっさん家兼工場?らしきところに連れ込まれる。
表に看板らしき物がぶら下がっていたが、名前は忘れてしまった…
おっちゃんの名前の後にファクトリーが付く簡単な物だったが、
おいら人の名前をどうしても覚えられないタイプの人間なので簡便さ…
11歳11ヶ月まで覚えてたのにな…
部屋兼店?兼資材置き場?なんか、よくわからない、一階の部屋に入る。
四畳半ぐらいかな。もっと狭いかも。靴を脱いで上がり込むと、
入って右側の壁には商売の神さま、
首が象さんのおでぶちゃんガネーシャのタペストリーが掛けてあった。
すす汚れ具合が、風格があってよし。うん。
ガネーシャの向かい側の壁には棚が作ってあり、
洋服とかが布、反物のように積み重ねてあった。
マイワイフが上で作ってるんだヘッヘ・・
って感じで説明しながら商品を見せてくれる。
おっちゃんは商売人じゃなくて職人さんだ。
説明を聞いててそぉ思った。
客引きは下手だけど、
説明にはさっきまでオドオドしてたおっちゃんとは違って
ちゃんと判って説明している。
自分の作った物に責任を持てる人にしか出来ないことだと思う。
……が、部屋の電気が点かないんだよね。
おっちゃん曰く0.5Ruのマッチで蝋燭に火を付けようとするが失敗、
火が点かない…
表に出ると、階上に居る奥さんらしき人にマッチを投げてもらっている。
うん、吹き抜けって便利さね。
で、今度は「このマッチは0.75Ruなんだよ。へっへ・・」
と、「やっぱ75パイサは高級だ・・」と
素朴なことを言いながら、蝋燭に火を付けることに成功。。。。
でも、蝋燭って……あんま明るくないね。
すると、おっちゃんはその蝋燭の明かりで「11年前のだ」と
言うランプを持ち出しシュコシュコっと空気を送り込んでいる。
おそらくその空気圧を利用してガスボンベ代わりに成るのかしらん。
火を付けると、火柱が50Cmほど火柱をあげ、
「火事にならないか?」
と、心配するおいらに
「大丈夫今までずっとでなれてるんだから…」
と言いながらなんとか火を抑え、火を明かりに変えた。
ランプは白色に輝きかなり明るい。というか、とうちゃんあれ欲しいよ!
と、ダダをこねたくなるほどちゃんと光をくれる。
そんな中で見せられた品物は幻想的で純粋に良かったので。
次々に選んでしまった。色を一色しか使って居ないクルタパジャマは高い、
高級だそうだが。
俺には(日本人的には)逆に感じる。
おそらく、単色だけの布を作るのがインドでは難しいという事なのだからだろう…
もしくは、その色にインドのカーストが残っておりのかもしれない。
が、日本においては単色、切り出しの服を作るなんて
手抜きにしか感じないからかな…
前にアーグラで買ったクルタパジャマの所には単色のものしかなかったので、
実は気に入ってない。
が、今回のなんか元祖パッチワーク風の素朴な感じが気に入った。
インドの神々のハンドペインティング
(そぉ行っていたが。多分これは蝋染め?)の風呂敷きみたいなのなんか。
お土産心をくすぐるねぇ。
うんで結局選ぶだけ選んで、金の問題もあるので。
合計九品?ばらしたらモットかな。850Ru。。
850Ru払うから他になんか付けてくれ!
と言うと、ちいさな穴の空いたパジャマをつけてくれた(笑)
さて、この値段はどぉなものだろう。。。
すくなくとも、アーグラーで見せられた、品物より全然まともだし。
安いよね…アーグラ単色のクルタパジャマが50$だぜ。
たしかに、あっちは絹だけど。。。それでもぉねぇ…
あっと、ちなみに。1$=120¥=34Ru………………です
おっちゃんはこぉいう客引きには慣れてないらしく、とても素朴だった。
俺としては、ずっと今のままで居て欲しいが。。。。
おっちゃんの手帳には俺も記帳した。
今日二人目の客だったらしい。(前の日本人に続く)
大儲けやん。こうやって観光客ずれしてくんかしらん……
手帳にはまだそんなに数多くのメッセージがあるわけではなかった。
……ところで、話し飛ぶけどこの落花生ところどころ砂が入っているな…
おっちゃんの所でくっちゃべってたのでどしゃ降りの雨は
ランプが消え停電が復旧するころには止んでいた。
妙に寒々しい電気の光が部屋を照らし出したので、
おいらは濡れてしまったサンダルをつっかけて
おっちゃんファクトリーを後にした。
人格が壊れて、インド人が信じられなくなる前に救われたようだね。
おっちゃんはホテルの人には何処で買ったかは言わないでくれと言っていた
(イロイロ縄張りがあるらしい。。。。
おっちゃんは何処にも属してないからバレタら大変なことに成るらしい。)
大通りまで送ってくれた。
再びそこからとぼとぼと歩き始める。
途中「リュック(?)」と呼ばれる川越の風船煎餅のような物を食べる。
1Ruで二つ、葉っぱの上に乗っけて煎餅に穴を空けると
豆の煮込んだ物を突っ込んで、そこらへんのどぶ水との違いがあるのか?
というか、小学校の頃、ここまでバケツの水が汚れたら変えましょうね、
と言われるくらいの雑きん汁のような液体を掛けられる。。。
が、突然の事に何が起こったのかわからなかたが、
あまりに汚らしいので一個掛け始めたところで辞めてもらった。
というか、何かけとんじゃい!って感じ。
でも、勿体無いので食べるさ。
どうやら例の汁は生姜汁のようだ。う〜ん。
まぁ、美味しかったが、腹の足しになるような物ではないな。。。
日が暮れる直前にリクシャーを拾い、
20Ruを払いホテルまで帰ってきて、
シャワーを浴び、洗濯をしてこれを書いていたのだけど、
すっかり腹が減ってしまったので飯にいきまぁす。
ホテルを出る時、ホテルマンにシルク見るって言ったろ?
と言われたのでサルナートから帰ってきたら見てやるたい。
と言ったら指切りさせられた。
こっちの人は指切り好きだね。それだけうそつきが多いのかのぉ。
まぁ、確かに「見る」のは約束だな。(*´―`)フッ…
ホテルから出ると顔見知りのすきっぱのオートリクシャーのお兄ちゃんが
「何処行くの?」と男と手を繋ぎながら現れた
(別に手を繋いでいるからって**な訳ではないらしい。
ガイドブックに書いてあった。
町に行けば中年のおっちゃん達がおお手手繋いで歩いていたりする。
こっちの習慣らしい。)
「帰ってきたんだ、ガヤーから〜」
と、この兄ちゃんはおいらを覚えてくれていたらしい。
サイクルリクシャーのオヤジは…まったく。思い出すのも腹立たしいわ。
「明日は違うオートリクシャーでサルナートなんだ」
というと、幾らで約束したの?と聞く。
150Ru(行くだけなら40Ruあたりが相場なのでけっこぉ高め)
と言うと、手を繋ぎながら歩く二人の男は125Ruで行ってあげるよ。
と言っていたが。指切りしちゃったから駄目だよっと言った。
さて、今晩は奮発してタンドリーチキンに挑戦さ。
でも、貧乏なのでハーフサイズ(値段もハーフそれでも50Ru)を頼んで
ドキドキしながら待っているところさ。
タンドリーチッキン………もし、あれが最高の料理なら……
俺は隣でオヤジが食べていた焼きソバの方が好きだ……
どっちの料理ショウで見て期待してたのに……
ガックシ。
ケンタ(ケンチキ。。フラチキ。。好きな様に読んで…)の
1ピースも無いぐらいチキンは殆ど食べるところが無い…
骨をしゃぶっているだけだった……
味付けは、胡椒と塩、しかも、塩辛すぎて食べれたもんじゃない…
付け合わせの玉ねぎが塩辛かったのかもしれないが、ともかく、しょっぱい。
というか、塩を食っているような感じだった…
あぁ………
セロハンテープで貼ってあって、何処でも受取ってもらえなかった
100Ru札を払うとすんなり受取ってもらった。これがインド式ババ抜きか…
計60Ru…しょっぱいだけやん…
近くの前回娘二人が店番をしていた雑貨店でなんか…
食い物を…ということで向かった…
店主お勧めはポテトチップス。10Ru。
ミネラルウオータァ無いの?
と聞いたら、ずいぶんと待たされたけど、
お嬢ちゃんがどこからか持ってきた。あと、3.5Ruの食パン。
う〜〜ん。この値段の格差は何だろう……
白髪黒眼鏡のおじいさんは、落ち着きがあって、なんとなく好感が持てた。
う〜ん、腹減った。明日の朝食もこれに決定。
さっき、この店に来る時物乞いの子供が二人居たので、
さっきは直ぐでなかったので飴玉を用意していたのだが。。。
子供たちは居なくなっていた。
ピーナッツ。外れさえ無ければ美味しい。
この紙切れに包れたちょっと黒ずんだ塩はなんだろう…?
付けて食えと言う事かな??
あと、今ごろ思い出したが。
いや、関係ないけど、町中で見掛けた日本人の女の子の顔って大きく見える。
日本人の中でも顔の大きい人たちを偶然連続して見たのかもしれないが、
インド人が顔小さいからか、それとも日本人の顔が白いから大きく見えるのかな…
しばし、停電…
…いや、まっ、どうでもいいことだけど。
___________________________________
ウエストポーチ 353.25Ru+240円
隠し資産 510Ru+200$現金110$
ウエストバック 4000Ru+50$
4863.25Ru+360$+240¥
(カード無し)
前回収支に比べ −1876Ru
デリーまではたどり着けるだろう………
最初の三日で500$近くを消費したおいらが。馬鹿みたいだ……
何か無ければ日本に帰れるのではなかろうか……