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032 | テラバイトディスク | 2002/03/17 | 2002/10/23 | ||
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株式会社オプトウエアが通常の12cmのCDに
1テラバイトもの情報量を保存する技術開発に成功した。(らしい) テラバイトというとぴんとこないかもしれないが、 1TB(テラバイト)⇒1000GB(ギガバイト)⇒1000000MB(メガバイト) DVD媒体にして200枚分、通常の650MBのCDに換算すると1500枚分である。 ここに記載するまでにかなり時間が経ってしまったが、 年内にも商品化が可能になるという話だ。 (ニュースとして記載されたのが:日経新聞 2002/02/14 日経ビジネス2002/04/29号にも見開きの技術レポートとして詳細が登場。 しかし、ここでも関連情報として一番詳しいのが 2chだというのが現象が…? もっとも最近の関連記事 インプレス ) 大手電機メーカが連合で次世代記録媒体の開発にしのぎを削っているが、 それらの次世代規格を軽く二世代三世代超えてしまうようなこの規格、 恐るべきことに今年中に商品化になる。 私が知ったのは4月の段階であったのだが、 そろそろ一段落し、7月にも評価版を出すとの事なので記事にしてみた。 思えば我が家の最初のパソコンはPC88だった…。 あれはいったいどれくらいの記憶容量を持っていたのだろうか? ワープロソフトを起動するのに、 ガッチャンガッチャンと5.5インチFDを数枚使用した記憶がある。 気が付けば時代はWin3.1、そのころにはハードディスクは大容量の640MB…。 先日壊れたパソコンはHDDがATA66なので、もぉ部品が手に入らずにお陀仏。 一番最近買ったノートパソコンは80GBでしたか?CPUですらギガ単位。 ランダムメモリが一昔前の記憶容量に匹敵します。唸らずにはいられません。 そして、時代はテラの時代。 1997年頃にシナリオを書いた 仮想電脳世界を描いたSFテイストのRPGゲーム [Philic〜過ぎ去った未来〜]では、 毎日発生する数テラ単位のごみに埋もれる町というのを登場させたが…、 いやはや、時代の流れとは早いものです。 架空の設定に追いついてしまいそうな勢い。 わずか16人のベンチャー企業がジャパンドリームを築く。 これから先に待ち構えるのは非常に困難な道かもしれませんが、 技術として実現してほしいという事ではなく、 日本経済のものを作ることを忘れてしまった、 メンタリティの打破として是非とも達成して欲しいところです。 恐らくこの記事は時期をみて追記していくと思います。 関連 フェムト秒レーザー http://www.asahi.com/science/news/K2002010100093.html http://www.kyoto-np.co.jp/kp/people/gakken/gakken32.html フィリップスが硬貨大で容量1GBの光ディスクとドライブを試作 http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20020624302.html 追記(ニュース) 1枚の容量200GBのホログラフィックメモリ記録媒体を開発(2002/10) 米アプリーリス社 記事では世界初とありますが? |
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