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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草

実・種

穂状集合
初夏〜夏

春〜初夏
s0003

s1093
本州中部から北海道に分布、高山湿原に生え群生する事が多く、背丈30−50cm程度の多年草。
花期は雪解け直後、花時期は背丈10cmほど、2−3cmの花穂を出し、黄色っぽい花を咲かせる。
白い毛玉は花後の果穂で、この白い綿毛が湿原に広がる景観は、花の様に美しい。
根生葉が有り、細くて硬くスゲと言うよりイグサの感じで、茎葉は退化したのだそうで、鞘状となっている。
カヤツリグサ科で、似た果穂を持つサギスゲが有るが、白い綿毛が3裂している。
右の花映像は、ワタスゲの花を撮影しに出かけたものの、暖冬のせいか、花が終わった直後のものしか見付からなかったので、仮にUPしておく。
ワタスゲ 種子