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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 青系白〜青紫 円錐・総状集合 s0014
s0519
s1255
北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の日当たりの良い草地から少し木陰に生え、花茎の背丈1m近くになる多年草。
葉は径20cm以上になり、長い葉柄が有って卵状楕円形、基部は心形になるのが特徴的で先端は尖る。
花期は7−8月、花茎の先に長さ4−5cmのラッパ形の花が横向きに多数咲く。花色は白から淡紫色、ラッパ状の先端が6裂していて、良く見れば、ユリの花を小形にした感じになっている。
ギボウシの仲間は多く、大きさや花色、生えている場所で区別する様だが、外観で区別するのは困難と思う。
子供の頃、母親は裏の白いギボウシ(ゲビキと云ったが)は食べられないと教えてくれたが、裏の白いギボウシは何ギボウシだったか?、未だ確認をしていない。
銘々は、寺院などの装飾である擬宝珠(ギボウシ)に花の蕾が似ているからとの説明が多いが、似ているのは蕾が見える前の、花茎の先端が擬宝珠に似るから。
オオバギボウシ


オオバギボウシ 花茎先端部