検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 円錐・総状集合 s0031
s1408
本州中部から北海道に分布、亜高山から高山帯の草地に生え、背丈1m程度になる多年草。
コバイケ・・と思っている人も有るが、では無く「コ(小)バイケイソウ」だ。
葉は広楕円形で平行な葉脈が目立つ、先は尖り基部は鞘状になっており茎を抱く。
花期は7−8月、茎先に大きな円錐状花序を出し、径1cmほどの白色小花を多数咲かせる。
花の付いていない群生はよく見かけるが、花の咲いた群生はあまり見る事が無い。沢山花を付けると数年はあまり花を付けないのだそうで、毎年花の群生は見るのは無理の様だ。
名前がよく似たバイケイソウが有るが、全体に大柄で、花色はかなり緑色がかっており、群生はしない。
新芽が出始めの頃、ギボウシと間違えて食べ、食中毒をしたとのニュースを見聞きするが、食べて不味くはないのだろうか。
コバイケイソウ