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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 小高木 笠・球形集合 s0040
s0943
本州中部以北から北海道に分布、亜高山から高山帯に生え、背丈3−4m程度までになるのだろう落葉小高木。
葉は互生し、大きさ20cm程度の奇数羽状複葉で、7−11枚の小葉が付き、小葉の大きさ3−6cm程度、小葉の上半分だけに鋸歯(単鋸歯が多い)が有る。葉の表は緑、葉裏は粉緑白色になる。
花期は6−7月、新枝の先に花序を出し、径1cm前後の白色5弁の小花を多数咲かせる。
花後果実は、秋未だ葉が緑のうちから径5mm程度になって赤く色付き、落葉後も遅くまで残る。花も果実もほとんど垂れない。
多くの仲間の有るナナカマドの中では、分布の場所や葉の特徴がはっきりしていて、見分けがしやすいかも知れない。
ナナカマドは七度かまどに入れても燃え尽きないからこの名になったとの説が有るが、難なく燃やす事が出来るらしい。
ウラジロナナカマド