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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 小高木 赤系白〜赤

5枚(裂 春〜初夏 s0057 本州中部から北海道に分布、亜高山から高山帯(日本では一番標高の高い場所に生えるサクラ)に生え、背丈5m越え程度にはなる落葉小高木。
標高の低い場所ではソメイヨシノよりやや遅く咲くと言うが、高山帯に行くと、7月中旬でも満開に出会う事が有る。
葉は花よりやや早く展開し、新芽の時は赤く、花径は2−3cm程度で花弁は白色ながら、中心部や萼が赤っぽいので、葉の色と相まって全体が赤っぽく見える。
他のサクラとの区別点だが、高山帯にまで生える他に、萼や葉に毛がほとんど無いところらしく、内部中心部が赤く見えるのは、その特徴が出ない固体も有るらしい。
気象条件が良く、順調に育てば高木になるのかも知れないが、私は高木に育ったミネザクラは確認した事は無い。
ミネザクラ
タカネザクラ(本名?)