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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 赤系白〜赤紫 6枚(裂 春〜初夏 s0095
s0973
s0371
北海道から九州に分布、里山から亜高山下部に生え、背丈10−15cmの多年草。
花は径5−6cmの6弁で上品な紫色、よく晴れた日は左の映像の様に花弁が反り返る。
葉は2枚(花茎がないものは1枚)、柄が有り楕円で5−10cm、緑地に紫褐色の模様が付くもの、緑地だけのものなどがある。
私の生まれ故郷では、春4月始め頃、家の周囲がカタクリの花で一杯だった。根を掘り起こしてすり下ろし、水で処理をすると片栗粉が取れた。
結婚前「カタクリの花は紫色で寂く嫌い」と言う女性がいたが、その人は嫁さんには向かないかも・・と思ったものだ。
白花品はあちこちで報告されており、さほど珍しいものでは無い(が、私は良い映像が無い)。群生が無い事から、多分、突然変異で時々出現するだけなのだろう。
カタクリ カタクリ(白花)


カタクリにギフチョウ