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「高山植物図鑑」登山道の花

イワウメ科 多年草 赤系白〜赤紫 5枚(裂 春先〜春 s0103
s0345
s0404
東北から近畿地方東部に分布、里山から亜高山帯下部の明るい林下に生え、背丈10cm前後になる常緑多年草。
北陸では、日当たりの良い尾根などでは、周囲に残雪が有っても、春早くから花を見る事が出来る。
花径3−4cmで花弁は5裂し、更に細かく浅く切れ込む。花色は白っぽいものからかなり濃いピンクまでが有る。
白いものをシロバナイワウチワとして、別扱いする説も有る。
葉は長い柄が有り、径3−8cm程度で厚みが有り、表面は光沢が有って、縁には鋸歯が有る。
葉の基部が心形になるものを標準とし、クサビ形になるものを変種のトクワカソウとする説も多いが、学会では今のところ、分けないとする説も正しいらしい。
1500mを越す様な場所ではほとんど見られず、低山の定番の花で何処にでもある花と思っているが、見られない山域も多いらしい。
イワウチワ イワウチワ(白)
シロバナイワウチワ、シロバナトクワカソウ
イワウチワ
トクワカソウ