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「高山植物図鑑」登山道の花

ゴマノハグサ科 多年草 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 s0113
s0348
本州中部と北海道に分布し、高山帯の砂礫から草地に生え、背丈5−10cm程度になる多年草。(一・二年草としたものも見られる)
花は穂状に近い円錐・総状集合で、小花は唇形で下唇は3裂している。
ミヤマシオガマとタカネシオガマは区別が難しいが、ミヤマシオガマは先端の花が大きく角の様に伸びるが、タカネシオガマはその様な事は無い、又、タカネシオガマは葉が羽状に1回裂けるだけで、粗く裂けている様に見え、あまり葉が目立たないが、ミヤマシオガマは葉が羽状に二重に細かく裂け、ふさふさとして葉も見映えする。
映像の葉を見て見ると、先端の花に特に変わりは無いし、花に比べ小振りの葉が羽状に裂けているが、その羽根が更に裂けてない。
タカネシオガマ