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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 茶褐色〜黒系 多数枚(裂 s0120
s0533
本州中部や関東に分布、亜高山帯から高山帯の草地に生え、背丈1m程度までになる多年草。
葉は長さ5−10cm卵形から心形で先が尖り、下部の葉は葉柄が有って狭い翼を付け、上部ではほとんど柄が無くなる。
花期は7−9月、花は茎先に1個から数個付き、径15mm前後。総苞は球形で暗紫色、茶褐色の毛が密生する。花色は黒ではなく赤紫で、アザミの仲間の特徴が見える。
タカネヒゴタイは花だけを見ると見分けが出来ないほど似るらしいが、タカネヒゴタイは南アルプスや八ヶ岳に多く、背丈20cm程度で葉が大根葉7の様に切れ込む。
銘々は、蕾の頃に総苞の黒が目立つので、クロトウヒレンなのだろう。
クロトウヒレン