検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 2枚(裂・唇形 s0126
s0506
北海道から本州と四国に分布、低山から亜高山帯の沢沿いに生え、背丈1mを越える程度にまでなる多年草。
茎は四角に角張り、葉は対生し大きさ5−15cmで広めの披針形、鋸歯が有り先端が尖る。
花期は7−8月、茎の上部の葉脇に、3cmほどの淡青紫色で唇形花を、3−4個づつ段になって付ける。下唇は3個に裂け、中央の1個が大きく、紫色の斑点がある。
ジャコウソとよく似るが、ジャコウソウの下唇には斑点が無い。
草に異臭があり、この匂いから銘々されたとか云われるが、異臭と言うほどの事は無いと思う。(木曽川の支流味噌川からの説も有る)
ミソガワソウ