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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 多年草 濃赤〜濃赤紫 穂状集合 夏〜秋 s0172
s0540
s1502
北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の草地に多く生え、背丈50cm位になる多年草。
葉は互生し、大きさ10−20cmの奇数羽状複葉で、カライトソウと形も大きさも似ている。
花期は夏から10月頃、茎先端に長さ5cm位の穂状の花を付るが、これも多少カライトソウと似ている。
地味な赤紫褐色の花色で、これがカライトソウの明るい赤紫とはかなり違っている。
と云う事で、銘々は、花色があまり綺麗でない事から「我も紅」と主張してこの名かと思ったら、漢字は「吾亦紅」の他に、吾木香・割木瓜などの説が有り、諸説が有る様だ。
しかし、私は「我も紅」から覚えたので、「吾亦紅」説に賛成しておきたい。
ミヤマワレモコウは、専門家では別種扱いされるが、雄しべが長く飛び出しており、ワレモコウより雄しべが目立つものを言うのだそうだ。
分布域などが同じで、中間種も有るので、区別しない事も多い。
ワレモコウ ? ミヤマワレモコウ


ワレモコウ ?