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「高山植物図鑑」登山道の花

ユキノシタ科 多年草 5枚(裂 夏〜秋 s0175
s1369
本州中部から北海道に分布、亜高山から高山帯のやや湿った岩礫気味の草地に生え、背丈は10−20cm位になる多年草。
根生葉は長い柄が有り、腎円形から円形で、大きさ2−4cm程度で、基部は心形になっている。柄の無い茎葉も一枚付く。
花径2−2.5cmの5弁白色、仮雄しべが有り、その先端は分裂して黄色球形の腺体を付け、その数が16−20分裂になるのが特徴。本物の雄しべは仮雄しべの間に有り、5本。
よく似たエゾウメバチソウは、遠目には全く区別が出来ないが、仮雄しべをよく見ると9−14分裂している。
コウメバチソウは、背丈10cm程度とやや小型で、仮雄しべは7−8分裂する。
ウメバチソウ