検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ユキノシタ科 多年草 円錐・総状集合

5枚(裂
s0287 フキユキノシタなら、東北から北海道に多いらしいが、中部地以北に有り、四国の一部にも分布、沢沿いの岩場などに生え、背丈20−60cm程度になる多年草。
葉は根生し、長い柄が有って、大きさ10cmを越える円心形、基部は心形で縁に大きな三角状の鋸歯が有る。
花茎には軟毛がまばらに生え、その先端に円錐状花序を出し、径5−10mmの白色5弁の小花を咲かせる。
標高1000m辺りの清水が流れる岩間に有り、20cm越えの長い葉の柄、10cm越えの丸い大きな葉、細かい鋸歯も目立っていた。
茎の高さ30cm程度、花の付き方はダイモンジソウだったが、花弁の形が少々変った形になっていた。
散ってしまったものかと思ったのだが、少し残った花を見ると、通常のダイモンジソウの様に、大字形では無く均等な5弁になっていた。
フキユキノシタ