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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 円錐・総状集合 夏〜秋 s0294 本州東北から中国地方の日本海側に分布、ブナ林下や沢沿いなどに生え、背丈20−60cmになる多年草。
花は花茎先端に総状と言うより笠状に近い花序となり、小花を横向きに咲かせ、総苞の長さ10mm前後の筒形で白っぽく、3−5個の筒状花が1組になっている。先が5裂して反りかえる。
葉は互生し、下部の葉には長い葉柄が有り、幅広で大きさ20cm越えになり、基部は切形から腎形でワタリガニの甲羅の形に似ていると言えば似ている。
オオカニコウモリとカニコウモリの違いは、花の付き方で、カニコウモリは長い総状に、オオカニコウモリは頂上に集まって咲く。
コウモリソウの仲間で、蟹の甲羅の様な葉を持ち、葉が大きいからこの銘々らしい。
オオカニコウモリ

辻0308